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類似した名称の記事はナブーの戦い(曖昧さ回避)を参照
「陛下、この侵略には裏があります。本来ならフェデレーションがここまでやる道理はありません。彼らはあなたを殺すつもりでしょう。私の直感がそう告げています」
パドメ・アミダラ女王に対し、クワイ=ガン・ジン[出典]

ナブーの侵略(Invasion of Naboo)、別名ナブー危機(Naboo Crisis)はクローン戦争の10前に発生した銀河史上の重大事件。銀河共和国による通商ルートへの課税に抗議したトレード・フェデレーション惑星ナブーを侵略した。この事件の黒幕はナブー出身のシスの暗黒卿ダース・シディアスだった。表向きにはシーヴ・パルパティーンという名の元老院議員として通っていたシディアスは、この事件を利用して現職のフィニス・ヴァローラムを失脚させ、最高議長の座を手に入れようと画策していた。

フェデレーションによるナブー封鎖が始まると、ヴァローラム議長はジェダイクワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービを派遣して交渉に当たらせたが、フェデレーションは特使を暗殺しようとした。ジェダイは占領が始まったナブーの首都シードに潜入し、パドメ・アミダラ女王を救出して惑星から脱出させた。船を修理するために立ち寄った惑星タトゥイーンで、ジェダイはアナキン・スカイウォーカーという名の奴隷の少年と出会った。ジンはスカイウォーカーこそジェダイの予言にある“選ばれし者”だと信じ、奴隷生活から解放してコルサントへ連れ帰ることにした。タトゥイーンを離れる直前、ジンはシディアスの弟子ダース・モール襲撃を受けた。これはジェダイにとって約1,000年ぶりとなるシスとの遭遇だった。

アミダラは元老院の対応の遅さに業を煮やし、ヴァローラム議長に不信任案を提出した。シディアスの計画通り議長選挙が始まったが、アミダラは自ら問題を解決すべくジェダイを連れてナブーに戻った。女王は原住民のグンガンと同盟を結び、大草原首都シード、惑星軌道の3カ所で戦いを起こした。モールは戦いのさなかにジンを殺害したが、弟子のケノービによって倒された。スカイウォーカー少年の活躍で侵略部隊のバトル・ドロイドは機能を停止し、アミダラはフェデレーションのヴァイスロイヌート・ガンレイを捕まえた。一方、パルパティーンは事件の裏で議長の座を手にし、ジェダイ・オーダー打倒と銀河帝国創設を見据えた壮大な計画の基盤を固めた。

背景

「通商連合は自由貿易ゾーンの独占権を得ようとしている。わたしの故郷であるナブーでも、王がプラズマの輸出をめぐって通商連合や辺境域の銀行家と衝突した」
シーヴ・パルパティーン議員[出典]
TF Battleship.png

ナブー封鎖艦隊

銀河共和国の後期、フィニス・ヴァローラム銀河元老院最高議長を務めていた時代、銀河系の辺境では不平不満が募り、緊張が高まりつつあった。ニモーディアンの幹部たちによって率いられたトレード・フェデレーション(通商連合)は自由貿易ゾーンの独占を図り、共和国の法律の抜け穴を巧みに利用してアウター・リム・テリトリーまでその勢力範囲を広げた。また、彼らは元老院に代表議員を派遣しており、政界での影響力も高まっていた。ヴァローラムの任期は2期目に突入していたが、共和国の首都惑星コルサントでは、彼が次の選挙に勝つことは出来ないだろうという見解が広まっていた。ヴァローラムに代わる議長の候補として、当時から既に惑星ナブー代表のシーヴ・パルパティーン議員の名がささやかれていた。[2]

世間には知られていなかったが、パルパティーン議員の正体はシスの暗黒卿ダース・シディアスだった。シスが支配する帝国の設立を目標に、シディアスは最高議長の座を手中に収めるための計画を進めていた。シディアスはシス卿としてヴァイスロイ(総督)・ヌート・ガンレイに接触し、トレード・フェデレーションを味方につけていた。元老院を揺さぶり、ヴァローラムを失脚させるため、シディアスは惑星ナブーを封鎖するようガンレイに指示した。ナブー封鎖の建前は、共和国で議論の的になっていた辺境領域の交易ルートに対する課税への抗議だった。[1] また、フェデレーションは以前にもプラズマの輸出を巡ってナブーのと対立したことがあった。[2] シディアスの指示通り、ナブーは大規模なフェデレーション艦隊によって封鎖された。元老院で議論が紛糾する中、ヴァローラム最高議長は事件を調停するためにふたりのジェダイを密かに派遣した。[1]

紛争

ジェダイの調停者

「戦争を招くような行動は慎んでください」
パドメ・アミダラ[出典]
Dioxis.jpg

最高議長の調停者、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービ師弟

議長の調停者であるジェダイ・マスタークワイ=ガン・ジンと、彼のパダワンであるオビ=ワン・ケノービは、カンセラー級スペース・クルーザーラディアントVII>に乗ってミッド・リムの惑星ナブーの軌道に浮かぶフェデレーションのルクレハルク級貨物船サーカク>を訪れた。ガンレイは表面上は特使を歓迎したものの、すぐにシディアスにホログラム通信で連絡を取り、ジェダイの到着を知らせた。ガンレイの部下ドールテイ・ドファインはジェダイに怖気づき、封鎖を中止すべきだと発言してシディアスに叱責された。ガンレイはナブー封鎖が違法行為なのではないかと疑問を抱いていたが、シディアスは自分が合法にすると請け合い、ニモーディアンにジェダイ暗殺を命じた。

<ラディアントVII>は<サーカク>内のハンガーで破壊され、乗り込んでいたジュディシアル部門メンバーは全員命を落とした。ガンレイはジェダイのいる部屋に毒ガスを放ち、念のためバトル・ドロイドを送りこんだ。しかし、フォースの技で毒ガスを生き延びていたジェダイは、バトル・ドロイドを破壊してガンレイのいるブリッジへ向かった。ガンレイはブリッジのブラスト・ドアを封鎖したが、クワイ=ガン・ジンはライトセーバーでドアの破壊に取り掛かった。しかし、シールドを起動した2体のドロイデカが到着したため、ジェダイは退却を強いられることになった。その後、ジンとケノービは<サーカク>のハンガー・ベイでバトル・ドロイドの侵略部隊を発見した。フェデレーションがナブー侵略を企てていたことを知ったジンは、ナブーや議長に警告する必要があると考え、侵略船に忍び込んでナブーを目指した。

占領

「予想外の成り行きだ。計画を早めるとしよう。軍を上陸させるのだ」
「閣下、法的に問題は?」
「わたしが合法にする」
―ダース・シディアスとヌート・ガンレイ[出典]
TheedAttack.png

首都シードの占領

ナブーの女王であるパドメ・アミダラはヴァイスロイ・ガンレイや副官ルーン・ハーコに連絡を取り、フェデレーションの行き過ぎた行為を非難した。ガンレイはジェダイの特使など到着していないとしらばっくれ、女王との通信を終えた後、ナブーの通信妨害を行った。フェデレーションは本格的に侵略を開始し、バトル・ドロイド軍が地上に降下した。ドロイド部隊を率いる司令官OOM-9は、着陸船のどれかに紛れ込んでいるはずのジェダイを見つけて抹殺するよう命じられた。

一方、ナブーの森に降りたったクワイ=ガン・ジンは、原住種族グンガンジャー・ジャー・ビンクスと遭遇した。ビンクスは侵略軍から命を救ってくれたこのジェダイ・マスターに“命の借り”を負った。ジンはビンクスを厄介者扱いしたが、女王のいる首都シードへ向かうため、彼の力を借りることになった。ジンとケノービはビンクスの案内でグンガンの水中都市オータ・グンガを訪れ、ボスルーガー・ナスに協力を求めた。グンガンは人間のナブー人と仲が悪く、今回の侵略事件にも関わろうとしなかったが、ジンはフォースマインド・トリックを使ってナスを説得し、水中を移動する乗り物ボンゴを譲り受けた。また、ジンは成り行き上ビンクス(彼は本来オータ・グンガに戻ってはならない追放者だった)をナスから救い、旅に同行させることになった。彼らはオピー・シー・キラーコロ・クロー・フィッシュサンド・アクア・モンスターといった海の脅威を切り抜けながら、ナブーの水中を通って首都シードを目指した。

OOM-9a.jpg

トレード・フェデレーションに捕えられた女王の影武者サーベ

一方、シード宮殿ではアミダラ女王たちがトレード・フェデレーションの軍隊に捕えられた(このときアミダラ本人は王室の侍女に扮し、影武者のサーベが女王の衣装を身に着けていた)。ヴァイスロイ・ガンレイは侵略を合法化する協定書への署名を迫ったが、女王たちが脅迫に屈する前に、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービがシードに到着した。彼らは女王を連行していたバトル・ドロイドを倒し、シード宮殿の格納庫に潜入した。女王はナブーを離れるのを渋ったが、ジェダイの説得を受け、シオ・ビブル総督を故郷に残してコルサントの銀河元老院へ向かうことになった。

ジンとケノービは格納庫を制圧し、リック・オーリーをはじめとするナブーのパイロットたちを解放した。ジェダイと女王一行はナブー・ロイヤル・スターシップを奪回してシードから飛び立ち、フェデレーションによる封鎖を突破した。その際、ロイヤル・スターシップはルクレハルク級バトルシップの砲撃で深刻な損傷を負ったが、アストロメク・ドロイドR2-D2の活躍で窮地を脱した。彼らは逃亡に成功したが、ハイパードライブ発生装置が故障したためコルサントまで飛ぶことができず、修理部品を手に入れるためアウター・リム・テリトリーの惑星タトゥイーンに立ち寄ることになった。

女王の逃亡

Blue Glass Arrow.svg 詳細はタトゥイーンの対決を参照
「ついにジェダイの前に姿を見せる時が。復讐の時が来ました」
「弟子としてお前には全てを授けた。奴らなど敵ではない」
―ダース・モール[出典]
Sidious Maul.png

シディアスとモール

Moff Jerjerrod 2.jpg

皇帝陛下は工事の遅れに強い不満をお持ちだ…

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元老院の論戦

「銀河共和国の代表である皆さん。私の心は重くふさがっております。ナブーは今、トレード・フェデレーションのドロイド軍団により―」
「異議あり!証拠はありません。言いがかりです!必要なら事実の確認に、ナブーに調査団を送られたい」
―アミダラとロット・ドッド元老院議員[出典]

ナブーの戦い

Blue Glass Arrow.svg 詳細はナブーの戦いを参照
「では総督、話し合いとまいりましょうか」
―クイーン・アミダラ[出典]

個人用のエネルギー・シールドブーマで武装した歩兵、カドゥにまたがった騎兵、シールド発生装置を積んだファンバから成るグンガン・グランド・アーミーは、ナブーの大草原でトレード・フェデレーションのバトル・ドロイド軍団と相対した。コマンド・バトル・ドロイドOOM-9率いるフェデレーション軍は、装甲型強襲用戦車で砲撃を開始したが、グンガンのシールドに攻撃が通用しないことが判ると、大型兵員輸送機から大量のB1バトル・ドロイドを出動させた。ドロイドの歩兵は徒歩でエネルギー・シールドを通過し、グンガンへ総攻撃を開始した。ドロイド軍の攻撃でシールド発生装置が破壊されると、キャプテンルース・ターパルスはグランド・アーミーに撤退を命じた。

グンガンが陽動作戦を展開している頃、アミダラ女王の部隊はシード宮殿に奇襲攻撃を仕掛けた。ジェダイのクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは、ライトセーバーで敵の銃撃から女王たちを防衛した。彼女たちはシードの格納庫へ侵入し、N-1スターファイターブラボー小隊を出撃させることに成功した。ジンとケノービは、格納庫に現れたシス卿ダース・モールを倒すため、女王の部隊とは別行動を取ることになった。アナキン・スカイウォーカー少年が乗るN-1スターファイターは女王たちを悩ませていたドロイデカを破壊したが、オートパイロット・モードを解除できないまま宇宙空間へと飛び立つことになった。

ジンとケノービは格納庫の隣にあるパワー発生施設でダース・モールとの対決に臨んだ。シスの暗黒卿ダブル=ブレードライトセーバーを駆使してジェダイの師弟を一度に相手にした。戦闘中、ケノービはモールに蹴飛ばされ、下の階の通路に落下した。マスター・ジンはモールと一対一の対決を繰り広げながら、パワー発生室へと移動していった。モールはジンを圧倒し、ケノービの加勢が間に合わないうちに、このジェダイ・マスターの胸に刃を突きたてた。ケノービはマスターを倒した敵相手に必死の攻撃を繰り出し、ダブル=ブレードのライトセーバーを両断した。しかし、モールは刃が1本になってもジェダイに引けを取ることなく戦いを続けた。ケノービの攻撃を防御した直後、モールはフォースでジェダイ・パダワンを背後の溶解炉の穴へ押し飛ばした。ケノービは溶解炉の側面にある突起にかろうじて捕まり、窮地に陥った。しかし、彼はフォースを使って飛びあがり、ジンのライトセーバーを使ってモールを素早く切り裂いた。胴から真っ二つになったモールは、穴の底へ落下していった。

ナブーの軌道では、N-1スターファイター部隊がドールテイ・ドファイン船長のドロイド司令船を破壊するために熾烈な争いを繰り広げていた。リック・オーリー隊長が率いるブラボー小隊のメンバーは、司令船のターボレーザー砲ヴァルチャー・ドロイドの激しい抵抗にさらされた。ナブーの戦闘機の火力では司令船のシールドを突破することができず、彼らは苦戦を強いられた。遅れて戦いに加わったスカイウォーカーは、R2-D2の助けを借りてオートパイロット・モードを解除し、砲撃の合間を飛びぬけた。彼はドロイドのレーザー砲に被弾しコントロールを失ったが、偶然にもシールドが一時解除されていた司令船の格納庫に突っ込んだ。スカイウォーカーが格納庫の中で放った攻撃は反応炉に命中し、司令船全体を破壊する連鎖反応が発生した。スカイウォーカーが船内から飛び出した後、司令船は内部からの爆発で破壊された。ドロイド司令船の破壊により、ナブーの地上に配備されていた全てのバトル・ドロイドが機能を停止した。大草原で降伏を強いられていたグンガンたちも、ドロイドの停止が意味する事実に気付き、勝利を喜んだ。

その後

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登場作品

参考資料

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 出典:スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
  2. 2.0 2.1 出典:ターキン(上巻:163~168ページ)

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