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「まず、そなたはジェダイ聖堂に向かうのじゃ。奴らの不意を突く。なすべきことをなせ、ヴェイダー卿。ためらうでない。情けは無用」
―ダース・シディアス[出典]

ナイトフォール作戦(Operation: Knightfall)は19 BBYクローン大戦終結直前に発生した出来事で、ジェダイの大粛清の最初の戦闘である。ジェダイ・マスターメイス・ウィンドゥの殺害を手助けし、シスの暗黒卿ダース・シディアス(表向きの顔は銀河共和国最高議長パルパティーン)の教えを受け入れたジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカーは、フォースのダークサイドに転向して“ダース・ヴェイダー”の名を与えられた。その直後、ヴェイダーは第501軍団クローン・トルーパーを率い、コルサントジェダイ・テンプルを襲撃する任務に着手する。テンプルでの虐殺と、クローン兵たちにジェダイ将校殺害を命じるオーダー66の発令によって、銀河系各地でジェダイの大粛清が始まった。テンプルが炎上する中、建物にいたジェダイのほとんどは襲撃者の手で抹殺され、粛清が始まってものの数で、ジェダイ・オーダーのほとんどが一掃された。

戦闘中、ヴェイダーは銀河系各地にいるまだ生き残っていたジェダイたちにビーコンを発信し、クローン大戦が終結したためテンプルに戻って来るよう指示した。ビーコンに従ったジェダイは皆、待ち受けていたクローン・トルーパーによって攻撃され命を落とした。クローン兵の中には、ジェダイに扮装して奇襲を仕掛けたチームもいた。ジェダイの生き残り、マスター・オビ=ワン・ケノービヨーダは、テンプルに潜入してビーコンを操作し、生き延びた他のジェダイに姿を隠すよう指示する内容に書き換えた。ナイトフォール作戦の後、ジェダイの死体はジェダイ・テンプル・パブリック・エントランスの前で積み上げられ、焼却された。

背景

「銀河共和国元老院の名において、議長、あなたを逮捕する」
「わたしを脅すか、マスター・ジェダイ?」
「元老院が処分を決める」
「元老院はこの私だ!」
「もう違う」
―パルパティーンとメイス・ウィンドゥ[出典]

初めて会ったとき以来、最高議長パルパティーン(その正体は、シスの暗黒卿ダース・シディアスだった)は、ジェダイの道を歩み始めたアナキン・スカイウォーカー少年に興味を持っていた。パルパティーンはスカイウォーカーの将来の決断に影響を与えるため、父親代わりのような存在として彼と接していた。スカイウォーカーはパルパティーンに絶対の信頼を置き、惑星タトゥイーンタスケン・レイダー虐殺したことや、パドメ・アミダラ元老院議員結婚し彼女のお腹に子供がいること、そして彼女が出産時にヴィジョンを見たことなど、自身の最大の秘密を議長に打ち明けるようになった。19 BBYクローン大戦が終結に近づいていた頃、パルパティーンはジェダイ・ナイトに成長したスカイウォーカーを、モン・カラマリ・バレエ団の『白烏賊の湖』が公演されていたギャラクシーズ・オペラ・ハウスに招いた。そこで彼は“賢者ダース・プレイガスの悲劇”をスカイウォーカーに聞かせ、アミダラを死から救うシスの技術が存在することを教えた。その後、パルパティーンはそのフォースのダークサイドの力の使い方を知っていることを認め、スカイウォーカーは彼の正体がシス卿であることを悟った。スカイウォーカーは意外な事実にショックを受け、ジェダイ・テンプルに戻ってジェダイ・マスターメイス・ウィンドゥに真実を報告した。シスを逮捕するため、ウィンドゥはマスターのチームを率いて議長の元へ向かった。

Tragedy

スカイウォーカーにダース・プレイガスの物語を語るパルパティーン

コルサントのオフィスで、シディアスはウィンドゥと3人のマスター(キット・フィストーサシー・ティンエージェン・コーラー)たちと対峙した。スカイウォーカーが現場に駆け付けたとき、シディアスはウィンドゥを除くマスターたちを殺していたが、一対一の勝負で追いつめられていた。ジェダイに対する義務よりもアミダラの命が大切だと判断したスカイウォーカーは、シスを殺させまいと、ウィンドゥの利き腕を切断した。パルパティーンはウィンドゥを殺し、から放り出す。その後、スカイウォーカーはシディアスにシスとしての忠義を誓い、“ダース・ヴェイダー”の名前を与えられた。シディアスは、実はアミダラの命を救う術を知らないことを慎重に認めたが、ともに協力してその手段を見つけ出すことをヴェイダーに約束した。次にシディアスはジェダイ・オーダー銀河共和国を脅かす存在だと宣言し、この“脅威”を排除するためヴェイダーにジェダイ・テンプルを襲撃する任務を与えた。第501軍団の大規模なクローン・トルーパー分遣隊は、ヴェイダーの任務を援護するため、惑星ウータパウ戦場からコルサントに移された。

しかし、シディアスはヴェイダーがテンプル襲撃に参加した本当の意図を知らなかった。アミダラを救うことが出来ないという真実をシディアスが告白して以来、ヴェイダーは彼に操られていることを理解していた。ジェダイ・オーダーの規範から愛する者を救う上で、オーダーがマスター・ウィンドゥの死の前後関係を知らない状況は有利だと考えたからこそ、ヴェイダーはオーダーの破壊を手伝ったのである。ヴェイダーはジェダイが滅びたのち、新しいマスターに逆らって銀河系を支配するつもりでシス卿の計画を手助けしていた。ヴェイダーは、オーダーが殺人者による統治に抵抗するに違いないと考えていたが、その手段によって銀河市民に安定をもたらそうと考えていた、ヴェイダーは、テンプル襲撃の夜の行動は、目的を実現させるために必要不可欠だと決意していたのだった。

ヴェイダーが任務に備えていたとき、シディアスはオーダー66を発令した。この指令には、銀河各地の共和国のクローントルーパーが疑問を持たず躊躇なく従うことが義務付けられていた。彼らに与えられた命令は、ジェダイの司令官を共和国の名において殺害することだった。数のうちに多くのジェダイがかつて忠実な部下だった兵士に殺されたが、攻撃を生き延びた者もいた。

ジェダイ・アーカイブの主任司書ジョカスタ・ヌーは、テンプル襲撃当日の夜に何か怪しいものを感じ取った。彼女はやがてナイトフォール作戦であることが判明する襲撃からパダワンジン=ロー・レイスを守るため、彼に惑星下層の詳細なマップを持たせ、コルサントの下部レベルに向かわせた。

襲撃

「我が弟子よ、見事な働きであった。では、ヴェイダー卿よ、わが帝国に平和をもたらしに行け」
―ダース・シディアス[出典]
Knightfall1

ジェダイ・テンプルへと行進する第501軍団

第501軍団の隊員は、ヴェネター級スター・デストロイヤー数隻でコルサントへと輸送され、スター・デストロイヤーは作戦の間中都市の上空に留まっていた。クローン兵と共に静かにテンプルの門に進んだヴェイダーは、ジェダイ・ゲート・マスタージェロックと対面した。ヴェイダーは彼に、テンプルの現在の指揮官であるジェダイ・マスター・シャアク・ティの所在を尋ねた。ティがテンプルの中で瞑想しているという情報を得ると、ヴェイダーはゲート・マスターを殺し、クローンを率いて建物の中に進んだ。テンプルの内部で、ヴェイダーは最高議長パルパティーンの政権を転覆させようというオーダーの策略は失敗したと宣言し、ライトセーバーを起動したジェダイにフォースとひとつになるよう言い放った。このジェダイを殺し、ヴェイダーはホールを大股で歩み進んだ。彼は遭遇した全てのジェダイを殺害し、ジェダイ・テンプルを守っていたマークスマンHコンバット・リモートもひとつ残らず破壊した。

クローン・コマンダーCC-1119の指示のもと、トルーパーたちはテンプルのアーチ状のホール内部に散開し、ヴェイダーはジェダイ・アーカイブを通過して通信センターを占拠するため、クローン兵の小規模な部隊を連れ立った。そこでは、大戦を裏で操作していると疑われていたシスの存在を研究していたシャ・クーンという名のジェダイ・ナイトが、作業に疲れて眠っていた。彼女は、テンプルに立ち込める煙と戦いの中で目を覚ました。アーカイブを包囲するホールのクローン兵に驚きながらも、彼女はフォースを通して彼らの意図を知り、テンプルの中を闇雲に逃げた。

クローン・ユニットのひとつは、ライブラリーに近づきながらヴェイダーに連絡を取り、彼のもとに再び集まろうとしていることを報告した。ヴェイダーは2名のジェダイと戦ったが、彼らは互いにフォース・バリアを投影し合い、シス卿の攻撃から身を護っていた。ヴェイダーはクローンが駆け付けるまで戦い続け、援護を得て彼らを殺した。次にヴェイダーは、脱出を阻止するために宇宙船を破壊するようコマンダーに指示した。別のクローン分遣隊とともにテンプル・ライブラリーに入ったヴェイダーは、ジョカスタ・ヌーと対面し、最高議長の命令に従って通信室に入室させるよう要求した。彼女は入室を認可する権限を持つのはジェダイ評議会だけだと答え、ライトセーバーを起動する。ヴェイダーはフォースを使ってライトセーバーをヌーに突き刺し、彼女の命を奪った。脱出を試みる宇宙船が全て破壊されたことをクローンが確認すると、ヴェイダーはジェダイの脱走と、援軍の到着を阻止するため、全ての出入り口を封鎖するようクローンに命じた。兵士たちが配置につく中、ヴェイダーは隠れているジェダイを狩りだすため、ライブラリーの中を捜索した。

シャ・クーンは、フォースを通してヌーの死を感じた。それと相前後して、彼女は虐殺の実行者がスカイウォーカーであることを確認し、彼がライトサイドから転向してシス卿になっていることも知った。この事実は生き残りにかける彼女の意志を高め、事前に教わっていたジン=ロー・レイスも脱出に使った通路を利用してテンプルを離れた。

作戦遂行

テンプルのロビーに突入したクローン兵はジェダイやテンプル保安部隊の激しい抵抗を受けたが、最終的に最高評議会チャンバーの敵を一掃した。その後、ジェダイの秘密の情報やシスの秘密を敵に渡すまいと、ホロブックの棚を破壊しようとしていたジェダイを阻止するため、クローン兵たちはライブラリーを鎮圧するよう指示を受けた。情報を確保した後、クローン兵はシスとジェダイの知識を詳述するホロクロンをアーカイブから回収するために戦った。彼らはこの記憶装置を、待機していた低空強襲トランスポートに積み込み戦場から運び去った。

あるザブラクのジェダイは、虐殺中にヴェイダーの前でレイ・シールド防衛システムを起動し、シールドに守られた部屋に姿を隠した。シールドが無効化されると、ヴェイダーはこのエイリアンのジェダイを殺害したが、彼とクローン兵の部隊はホールでジェダイ・スナイパーの一団に待ち伏せされた。クローンの提案で、ヴェイダーは大きな像を倒してジェダイの戦士を押しつぶし、学習室への道を切り開くためにその残骸を使った。学習室で、ヴェイダーとクローン部隊はジェダイの生徒や数名のジェダイ・ブルートを抹殺した。クローン軍を倒すためにテンプル内部でジェダイ・インターセプターが発進したとき、ヴェイダーは対空砲台を徴発してそれらを撃墜し、最後の戦闘機を破壊し終えると、ジェダイ評議会の塔のてっぺんにある通信センターを目指した。彼は通信センターでビーコンを操作し、戦争が終わったのでジェダイ・テンプルに戻って最高評議会の管轄下に入るようジェダイの生存者たちに指示を出した。この罠にかかったジェダイは、待ち伏せするクローンによって殺された。一方、ジェダイのシン・ドローリグは上層階のクローン兵を看破した。ヴェイダーはドローリグと戦うため、近くのクローン・アサシンに命がけでビーコンを守るよう指示する。

マスターと子供たちの虐殺

「マスター・スカイウォーカー、クローンたちが反乱しました。どうすればいいんです?」
―ダース・ヴェイダーに殺される直前のソアズ・バンディーム[出典]
CinDrallig

ベネイの首を絞めながら、シン・ドローリグと戦うダース・ヴェイダー

ドローリグを追跡する前に、ヴェイダーは多くのブリーフィング・ルームのひとつ、第一の知識の間に進み、ドローリグの弟子だったセラ・ケトと戦った。ケトは第一の知識の塔の訓練用ベランダを見渡すバルコニーに飛び乗り、柱を切り崩したが、ヴェイダーは柱の転倒する向きを変え、彼女を押しつぶした。

ジェダイ・テンプルが陥落したことを悟ったジェダイ・マスターの生存者たちは、ナイトやパダワンたちをテンプル地区から逃がそうとした。テンプルのベース部分に移動したヴェイダーは、ドローリグが千の泉の間ライトセーバー・コンバットの修行をしていた訓練生たちを逃がそうとしているのを発見する。ドローリグの訓練生、ベネイウイー・マルローを殺した後、ヴェイダーはドローリグや残りのパダワンと切り結んだ。しばらく戦った後、ドローリグはパダワンたちを後退させ、シス卿と一対一の決闘に臨んだ。ヴェイダーはドローリグを肩から切り裂いて殺害する。ヴェイダーに同行したクローン部隊は、ドローリグが守っていたパダワンのほとんどを射殺した。また、訓練生の一団を守るよう指示されていたザブラクのジェダイも、ヴェイダーと遭遇して敗北し、命を落とす。

クローン・トルーパーは攻撃を続け、ダース・ヴェイダーはシャアク・ティを彼女の部屋で発見した。シス卿と対決して彼の方向感覚を失わせたティは、パダワンの一団や彼らのマスターと共にテンプルから脱出し、コルサント・アンダーシティの通路で少数の生き残りの安全を確保した。クローン軍団特殊作戦旅団のリーダーだったアーリガン・ゼイは、グリーヴァス将軍分離主義勢力ドロイド軍団最高司令官にして、ジェダイ・ハンター)の死を聞きつけてテンプルに戻ったが、ホール内部での戦いに巻き込まれた。テンプルから逃げ去ったゼイは、アーカ・バラックにあるオフィスに戻り、アドバンスト・レコン・コマンドーキャプテン、“メイズ”の助けを借り、惑星外へと逃れた。また、襲撃の生存者の中には、恐れをなして逃げ去ったジェダイ・カズダン・パラトゥスや、ジェダイ・ナイトのジャックス・パヴァーン記録の最後の管理人たちがいる。

制圧

「ジェダイ聖堂を、クローン軍団が襲うのを見た。それでヨーダを探したのだ」
―ベイル・オーガナ[出典]
Jedi Purge

テンプルのジェダイを皆殺しにする第501軍団の隊員

一方、第501軍団は4つのジェダイ評議室を確保し、メイン・ホールでテンプル保安部隊と戦った。シン・ドローリグとの対決から戻ってきたダース・ヴェイダーは、自分が隊員と共に殺したジェダイの死体からホロクロンを回収した。トルーパーたちが銃撃をホールに集中させると、生き残っていたジェダイを率いる3人のジェダイ・マスターは、残っていた者たちと共に第501軍団を撃退する最後の試みを開始した。ジェダイたちはクローンに思いがけない一撃を与えたが、結局3人は反撃に遭って仲間たちと共に命を落とした。

より多くの生存者を見つけるため、ヴェイダーは最高評議会のタワーを登った。最高評議会の部屋には、訓練生のクランがまるごと隠れていた。シア・レタップジェスウィー・エレたち共に隠れていたソアズ・バンディームという名の少年は、自らヴェイダーの前に姿を現した。スカイウォーカーがシス卿になったことを知らないバンディームは、彼にどうすればいいかを尋ねたが、ヴェイダーはライトセーバーを起動し、クランの全員を殺害する。

ジェダイと親しいオルデランの元老院議員、ベイル・オーガナは、炎上するテンプルに接近し、評議会タワー・ハンガーのランディング・プラットフォームに着床した。ハンガーを警備していたクローンに、テンプルを離れるよう促された後、オーガナ議員は若きパダワン、ゼット・ジュカッサが殺される場面を目撃した。クローンたちは目撃者に発砲したが、クローン・サージェントフォックスは議員を放っておくよう命じた。若きジュカッサの殺害を受け、フォックスはこの夜にこれ以上人を殺すことはないと考えたのだった。

戦いが沈静化してくると、ヴェイダーの進捗状況を確認するため、ダース・シディアスがテンプルにやって来た。ヴェイダーは師のもとに跪き、この暗黒卿から祝福の言葉を与えられた。シディアスはヴェイダーに、3年間にわたって共和国と戦ってきた分離主義勢力の指導者たちを抹殺するため、惑星ムスタファーに向かうよう命令した。分離主義者たちは、戦争を終えるための話し合いをするという名目で、この惑星に集められていた。

その後

「子どもまで皆殺しです」
「このパダワン殺し、これはクローンではない。ライトセーバーを使っておる」
「誰です?誰がこんなことを?」
―ジェダイ・テンプルに潜入したビ=ワン・ケノービとヨーダ[出典]
Flaming Temple

炎上するジェダイ・テンプル

火は夜通し燃え続け、ギャラクティック・シティの市民は燃え盛るジェダイのシンボルをショックを受けながら見守った。元老院の組織は、元老院緊急事態対応チームを招集し、コルサントを厳戒令下に置いてテンプルの区画を封鎖した。周囲のスカイレーンもまた封鎖され、交通網をテンプルから別の方向に誘導した。コルサント・レスキュー隊はテンプルを焼き払おうとしている炎の消火を禁じられ、テンプルに近づこうとする全ての宇宙船は反逆の意図を持っているとみなされた。コルサント保安部隊(CSF)は逃亡を試みるジェダイを捜索するためクローン兵たちに加わり、シナーカン・ブリッジ・エクステンションを使ってテンプルを脱出しようとするジェダイのグループが現れると、CSF将校は彼らと戦う第501軍団を援助した。

テンプルを去った後、ヴェイダーは妻のアパートを訪ね、テンプルの破壊について説明し、ジェダイが共和国に対する反逆を行ったのだと語った。ヴェイダーは任務に向かうことを彼女に伝え、他の元老院議員とは付き合わないようにと警告した。

全体の出来事は、多数の部外者たちによって記録、録音され、テンプルが燃える様子はホロネット中のニュースで常に取り上げられていた。こうした報道は、ナイトフォール作戦以降、数日間続いた。しかしこれらの報道は漠然としており、説明がなされないままオーダーの様々な状況について推測が並べ立てられ、多くの混乱と、事実とかけ離れた誤報を生んだ。

テンプルを鎮圧した後、クローンたちは死者の数を数えはじめた。ジェダイのヨーランド・フィーアリ=アラーンはクローン・トルーパーによって殺害されていた。ジェダイ・ナイトのオラーナ・シオンも当日の夜に死んだと推定されたが、彼女の死体ははっきりとは特定されなかった。ジェダイに加え、その場に居合わせたジェダイ・ナイトの保安部隊や、テンプルの保安部隊、テンプル従業員の大半もナイトフォール作戦中に殺害された。

テンプル襲撃の翌日、テンプルの火がまだ消し止められていないときに、銀河元老院ではパルパティーンが招集した緊急の会議が開かれた。この議会の中で、パルパティーンはジェダイがクーデターを謀って銀河系の支配権を乗っ取ろうとしたという嘘や、当日の夜の出来事を元老院議員たちに説明し、ウィンドゥたちが押し入ってきた際に密かに録音していた音声記録を、ジェダイが令状もなく共和国の国家元首を逮捕しようとしたことの証拠に使った。彼はテンプルが制圧されたことと、クローン・トルーパーが銀河の各地でジェダイ・オーダーを一掃したことも説明する。聴衆を自身の目的に誘導するため、パルパティーンは、クローン大戦そのものが、共和国を弱体化させて銀河を支配するためにジェダイが仕組んだものだったと語った。パルパティーンは、こうした試みを妨げるため、銀河共和国を解体し、唯一の、絶対の権限のもとで統治される統一政府、銀河帝国の建国を宣言した。

ジェダイの侵入

ケノービ: 「聖堂と連絡は取れないのですか?」
ヨーダ: 「ジェダイに引き上げのシグナルを発しておる」
オーガナ: 「全員、ジェダイ聖堂に戻れという内容だ。戦争が終わった、と」
ケノービ: 「早く戻らなくては。シグナルを信じたジェダイが、罠にはまって殺されます」
―オビ=ワン・ケノービ、ヨーダ、ベイル・オーガナ[出典]

テンプル襲撃の後、オーダー66を生き残ったヨーダオビ=ワン・ケノービは、全てのジェダイにテンプルへの帰還を命じるメッセージを受け取り、これは罠に違いないと判断した。臨時議会の開催により、テンプルに駐在していたクローン駐屯軍のほとんどが元老院ビルに配置換えされていたため、ふたりのジェダイ・マスターは手薄な警備を利用するために議会中にテンプルに戻った。彼らは散乱し、まだ火が消えていないテンプルと、ホール内に横たわるクローンとジェダイ双方の死体を目にする。テンプルの柱は壊れ、壁は粉砕され、通路の全てが崩壊し、図書館の本棚はばらばらになっていた。

しかしテンプルには、まだ多種多様なクローン・トルーパー(標準的な兵士の他に、スナイパーブレイズ・トルーパーヘビー・ガンナーなどが配置され、中にはジェダイに扮装した囮チームもいた)が残っており、ヨーダとケノービを待ち受けた。ヨーダと共にかつては味方だった兵士を倒したケノービは、テンプルのビーコン室に辿り着いた。そこでケノービは、ビーコンを守るためにヴェイダーが残した暗殺者のグループと遭遇する。彼らを倒した後、ケノービは全てのジェダイに身を隠すよう命じるメッセージを送信した。ヨーダとケノービは、スカイウォーカーがシン・ドローリグやパダワンたちを殺害し、シス・マスターと会話する様子を記録したホロクロンを発見する。ケノービは、自分のパダワンだったスカイウォーカーが虐殺を指揮していたという事実に衝撃を受けた。その後、ケノービはジェダイ・テンプルの炎上を遠くから目撃したアミダラの宇宙船に密かに乗り込んだ。アミダラは夫のスカイウォーカーがいるムスタファーに赴き、ケノービは惑星でかつての弟子と決闘を繰り広げた。

ヨーダとケノービが去った後も、クローン兵士たちはテンプルの清掃を続けた。彼らはジェダイの死体を積み重ね、アーカイブの名簿と照らし合わせて死亡者の目録をつくり、テンプルのパブリック・エントランスの階段で死体のほとんどを焼却した。火葬場の前にはすぐに群衆が集まり、この夜の出来事に混乱した。ダス・ジェニアシャデイ・ポトキンコフィ・アラーナといった数名のジェダイが、ケノービがメッセージを送信したにもかかわらず、この群衆の中に紛れ込んでいた。ジェダイ・マスターのカイ・フドラと、コルサントへの旅で彼に同行したパダワン、ノイラー・ナーは、コムリンクを捨てていたため、姿を隠すよう命じる警告を受け取ることが出来なかった。数少ないジェダイの生き残りのひとりはテンプルの階段に飛び込んだが、即座にクローン兵に殺されて死体の山に加わることになってしまった。彼の死は集まっていた人々を驚かせ、群衆は散り散りになった。

マーカナ

「これは暗号を使ったテンプルからのバースト送信だ」
「解読できる?」
「単純な913とは違うからな。少し待ってくれ。ハイ・カウンシルは、すべてのジェダイをコルサントに呼び戻している」
―ローン・シュラインとボル・チャタク[出典]

ジェダイのビーコン・メッセージは、アウター・リム・テリトリーの惑星マーカナにも届き、ジェダイ・マスター・ローン・シュラインが通信を受け取った。マスター・ボル・チャタクと彼女のパダワン、オリー・スターストーン、そしてシュラインは、オーダー66の発令後に味方だったクローン部隊に襲撃されたが、最初の攻撃を生き残った。受け取った命令に従うため、シュラインたちはマーカナ・シティに移動し、惑星を脱出するための輸送船を発見した。しかし、宇宙船を確保する前に、彼らはテンプルからの2度目のメッセージを受け取った。3人は前回と矛盾する指令に動揺したが、それについて深く考える暇もなく、クローン兵の捕虜になった。シュラインとスターストーンは脱出に成功するが、チャタクはダース・ヴェイダーによって殺害された。その後の数日で、生き残ったふたりは初代銀河帝国が誕生したことと、ジェダイ・オーダーがもはや存在しないことを知った。オーダーを立て直すために、シュラインとスターストーンは虐殺を生き延びた他のジェダイを探すことに決めた。

混乱

Burning of the Temple

煙が立ち上るテンプル

テンプルでの大虐殺の後、噂は爆発的に広まった。アナキン・スカイウォーカーとヴェイダーが同一人物であることは一般に知られていなかったため、スカイウォーカーが他のジェダイと共にヴェイダーや第501軍団と戦ったという噂も流れていた。スカイウォーカーは他のジェダイよりは長く生き延び、共和国軍の猛攻撃にひとりで立ち向かった末、子どもたちのグループを守りながら死んだのではないかとされていた。クローン大戦において共和国軍に将校として仕えたニック・ロストゥは、スカイウォーカーが一般大衆の認める銀河最大の英雄であるばかりか、全オーダーの中で最高の人物だと評価していた。ロストゥは、スカイウォーカーが死んだことが、共和国がパルパティーンの独裁下に陥った要因だと考えていた。しかし一方で、人々はジェダイが銀河系支配を企んでいたと説明する、新しく銀河皇帝になったパルパティーンの主張を信じていた。彼はテンプルにおけるジェダイ虐殺やジェダイの大粛清を正当化するためにこの嘘を利用し、第501軍団は議長逮捕を試みたジェダイに道理を説くため、テンプルに派遣されていたのだと主張した。この主張によれば交渉を拒否して攻撃を始めたのはジェダイであり、パルパティーンは反逆者を始末したクローンたちを褒め称えた。

ジェダイ・マスターのマイノス・フェルコーナはオーダー66を生き残り、他の多くのジェダイと同じように惑星クラリンに隠れ住んだ。彼はジェダイ・オーダーが銀河の敵であるというパルパティーンの主張に幻滅し、デジタル・ジャーナルに真実を書く決心をする。このデータパッドには皇帝が権力を握ったことについての彼の感情もつづられていた。フェルコーナのメッセージはのちに発見され、クラリンのホロネットにアップロードされた。

アウター・リム・テリトリーの宇宙船、<グレイ・ピルグリム>では、パダワン・マリス・ブルードとそのが、ナイトフォール作戦とオーダー66によって引き起こされたフォースの中の乱れを感じた。ふたりはジェダイ・テンプルに連絡を取ったが反応はなく、ブルードの師は答えを探すために弟子を残して旅に出た。ブルードの師はダース・ヴェイダーによってジェダイ・オーダーが滅ぼされたことを伝えた後、姿を消してしまう。ブルードはヴェイダーに対する復讐を誓ったが、マスター・シャアク・ティに発見され、行動を共にすることになった。ふたりは惑星フェルーシアに落ち着き、数年間一緒に生活した。しかしブルードの中には、復讐に燃える心がまだ消えていなかった。

その遺産

テンプルでの虐殺から数か後、シディアスはライブラリーの貯蔵室のどこかに隠されていると思われるシス・ホロクロンの噂について調査するため、ヴェイダーをテンプルに派遣した。しかしヴェイダーは、シディアスが彼を派遣した理由に別の意図を感じていた。彼は、彼がテンプルでしたことをあえて思い出させるために、再び現地に送り込まれたのだと推測していた。熟考の末、ヴェイダーはテンプルで行った虐殺が、ジェダイとして行った任務と何ら変わりはないと判断した。彼は能力の及ぶ限りでベストを尽くし、多くのジェダイを殺したことに後悔を感じていなかった。実際、ヴェイダーはこの虐殺がジェダイのために果たしたどの任務よりも正当なものだと感じていた。ヴェイダーの予想通り、シディアスはヴェイダーに過去の事実を受け入れさせ、それを乗り越えてより強くなり、弟子としての立場に落ち着かせるため任務を与えいていた。しかしこの任務でヴェイダーの感情はよりいっそう曇ってしまい、シディアスは彼にどう対処したものか迷った。

その頃、コルサントでは新しい政府に対抗するために、ウィップラッシュと呼ばれる新しい組織が誕生した。彼らはナイトフォール作戦を生き延びたテンプルの労働者を何人か援助し、ジェダイ・ナイトやパダワン見習いも数名、彼らの庇護下にあるという噂もあった。ウィップラッシュは、帝国から政治的に好ましくない“国家の敵”のレッテルを貼られた者たちを、地下マグ=レヴと呼ばれる避難システムで運び、惑星外への脱出を手伝った。ウィップラッシュに保護された人々の中には、自らも組織に加わる者がいた。

襲撃の後、戦いに関するあらゆる公式記録は削除された。ジェダイ・テンプルは、パルパティーンが権力を手に入れた記念碑として、また、彼の敵に対する警告として、ジェダイ・ライブラリーを例外としてほとんど手つかずのまま残された。ライブラリーの中身は略奪・回収されるか、修復の余地がないほどに破壊された。ナイトフォール作戦によってもたらされた建物の破壊が、帝国によって修復されることはなかった。唯一、襲撃後のテンプルには離着陸用のプラットフォームが付け加えられていた。壊れたハンガーの代わりに取り付けられたこの離着陸場は、建物の横に位置していた。テンプル内部の多くの通路は瓦礫によって永久に封鎖され、建物は死んだジェダイから回収したライトセーバーの貯蔵に使われた(その中には、トゥルー・ヴェルドのライトセーバーもあった)。好奇心の強いジェダイの生存者をおびき出すため。帝国はテンプルがジェダイの刑務所として使われているという噂を広めた。ジェダイのファイ=トア=アナや、元ジェダイ・パダワンのフェラス・オリンは、この嘘に騙された。ニュー・ジェダイ・オーダーの誕生によってジェダイが再建された際、19 ABYに活動したマンダー・ズーマといったジェダイの公文書係は、アーカイブの残骸から回収されたドキュメントの複製を見つけ出し、本物かどうかを検証する任務を与えられていた。

アナキン・スカイウォーカーが所有したアストロメク・ドロイドR2-D2は、ヴェイダーとクローン兵がドローリグやパダワンたちを殺す様子を記録した、短い映像を盗み出していた。55年後、スカイウォーカーの息子、ルークは、R2にこの記録を再生させた。40 ABY、ルークの甥であるジェイセン・ソロは、シス卿になることについて葛藤を抱えていた。彼はナイトフォール作戦の際の祖父の意図を理解するため、新しいジェダイ・テンプルフロー=ウォーキングの技術を使った。ソロはヴェイダーが多数のジェダイを殺害する様子を見守ったが、クローン・トルーパーにブラスター・ライフルの銃口を向けられ、本来いるべき時間に押し返されてしまった。

138 ABY、ナイトフォール作戦当時ジェダイだったダース・クレイトは、オーダー66の後に感じた死にゆくジェダイの叫びや極端な殺意を、フォースを通して思い返した。このときクレイトは、シスのテンプル(ナイトフォール作戦の149年後ジェダイの虐殺の際にシスの手に堕ちた、かつてのニュー・ジェダイ・テンプル)を襲撃するつもりでいた。裏切り者の代弁者ダース・ウィーロックを殺すつもりだったクレイトは、呼びさまされた過去の殺意と、現在抱えている殺意を比較した。

登場作品

非正史作品

参考資料

脚注

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