ドライデンの書斎(Dryden's study)は犯罪組織クリムゾン・ドーンの表向きの指導者ドライデン・ヴォスの執務室である。ヴォスはカレヴァラン・スター・ヨット<ファースト・ライト>の最上階近くに書斎を持ち、戦利品と称してさまざまな古代の遺物、芸術品を飾っていた。10 BBY、<ファースト・ライト>が惑星サヴァリーンに寄港していたとき、ヴォスはコアクシウムを巡るトラブルからこの書斎でハン・ソロと戦いを繰り広げた。最終的にヴォスは副官のキーラに裏切られて命を落とし、クリムゾン・ドーンの新たな代表者となったキーラは、書斎の装置を使って影の指導者であるモールに連絡を取った。
概要[]
ドライデン・ヴォスの書斎は彼が所有するカレヴァラン・スター・ヨット<ファースト・ライト>の最上階近くに位置しており、オフィスとして利用されていた。部屋の中央には丸テーブルが設置され、好みに合わせて感触や温度を調整できるコンフォーム・ラウンジチェアが向かい合うように配置されていた。このキャビンには窓が張り巡らされており、素晴らしい眺めを堪能することができた。[2] 別のフロアと書斎の行き来にはターボリフトが使用された。[1] 洗練された贅沢さの象徴ともいえる<ファースト・ライト>のパーティ・ラウンジとは対照的に、この書斎はあからさまな富の象徴であり、ありとあらゆる銀河系の珍品が展示されていた。[3] ヴォスはこうした宝物を丹念に監督しており、書斎は彼にとっての個人的な博物館でもあった。書斎の品々は、古代の神秘的な遺物、権力の座に就いて指導力を発揮した人物の像、古代の武器、初期の星図、宇宙航行が始まる以前の部族の遺物、古代テクノロジーという、6つのテーマごとのギャラリーになっていた。これらの品は入手時の状態を維持するためグレイズマー=キディアン社製ユニットが発生させる透明の保護フィールドで守られ、一定の温度と気圧が保たれていた。[2]
ヴォスの書斎の陳列品は彼の収集品の一部に過ぎず、タナブやビブロス、ケイト・ニモーディアといった星々の倉庫に他の貴重品が保管されていた。ヴォスはその時の気分で展示品を入れ替え、また新たな戦利品を手に入れるためにバイヤーや遺物品ハンターに礼金をはずんでいた。10 BBY当時、ヴォスの書斎にはマイタグ・クリスタルでできた暴君ジムのマストヘッド、ゴドアンで崇められた踊る女神像、ラファの生命クリスタル、マンダロリアン・ラリー・マスターのアーマー、議長コンティスペックス1世の遺灰を収めた聖櫃、ラカタンの亡霊の箱、シス・テンプルから盗み出された黒曜石、復元されたシス・ホロクロン、オルデラニアンの天球儀、伝統的なノーグリのナイフセット、デュロの失われし王のミイラ化した手、古代ナビ・コンピューターのデータ板、フェルーシアのセルリアン・ドロック、エントロピー・フィールドを発生させる基盤の上に仮死状態で置かれたトラン・マリエルのラニップ、モフ・ドゥールサー・トリッガントからの贈り物であるタオジンの幼虫[2]、ドワーフ・ヴァイノック、ゴーティ=チキン[4]、アウトラノイの花瓶[5]、その他宝石、毛皮、王冠などが展示されていた。[3]
登場作品[]
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (初登場)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 小説版
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー コミック版
参考資料[]
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド
- Easter Eggs on the Set of Solo: A Star Wars Story and Composer John Powell! スター・ウォーズ公式YouTube チャンネル
- Every Creature in the Star Wars Movies - Star Wars Kids YouTube 公式チャンネル (backup link)