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ドゥークー

Count Dooku headshot gaze.jpg
ドゥークー
人物の情報
出身

セレノー

誕生

102 BBY (67BrS)、 セレノー

死亡

19 BBY (16:5:19)、インヴィジブル・ハンドコルサント上空

身体の情報
種族

人間

性別

男性

身長

1.93メートル

髪の色

茶色

目の色

茶色

年代と政治的な情報
時代

帝国の勃興時代

所属
師匠
弟子
「最高のパダワンじゃったぞ、ドゥークーは。最高の失敗作となりおった!」
ヨーダ[ソース]

ドゥークー[1]Dooku)は銀河共和国末期のシスの暗黒卿

 銀河で最も力のある裕福な家の一つに生まれ、優れたジェダイ・マスターとして、クワイ=ガン・ジンコマリ・ヴォサパダワンとして教育した。しかしながら銀河共和国ジェダイ・オーダーに幻滅し、シス卿ダース・シディアスの誘惑に堕ちる。暗黒卿ダース・ティラナスDarth Tyranus)の名を得て、オーダーを去り、その後、故郷セレノーで伯爵の称号と財産を継いだ。カミーノクローン計画を陰で操ったり、独立星系連合を立ち上げクローン大戦を引き起こすが、最後はシディアスの裏切りでアナキン・スカイウォーカーに殺害される。

目次

経歴 編集

ジェダイ(102 BBY~32 BBY) 編集

少年時代 編集

102 BBY、ドゥークーは惑星セレノーの豊かな貴族階級の家庭に誕生する。ドゥークーは貴族の後継者だったが、両親は息子の高いフォースの能力を誇りに思い、進んで彼をジェダイ・オーダーへと引き渡した。ドゥークーは幼くしてコルサントジェダイ・テンプルジェダイの修行を開始したのだった。ジェダイの訓練を積む中で、ドゥークーはプッシュ=フェザーといったゲームでも才能を発揮した。彼はこのゲームで他のどの生徒にも負けなかったが、ジェダイ・マスターヨーダにだけは敵わなかった。

89 BBY、13歳になったドゥークーはサーム・セルリアンパダワンになる。セルリアンはジェダイ・カウンシルのメンバーであり、歴史家として知られたマスターだった。当時のドゥークーの友人のひとりにローリアン・ノッドという人間がいる。しかし、ノッドは自分よりも先にパダワンになっていたドゥークーに嫉妬していた。ドゥークは、ジェダイ・アーカイブからダーク・ホロクロンを盗んだノッドに、ホロクロンを適切な場所へ返すよう説得していた所をオポー・ランシセスに発見された。ドゥークーはノッドとともに盗みを働いたとして共犯の濡れ衣を着せられてしまう。最終的に、ドゥークーの潔白は認められたが、この出来事は彼に大きなショックを与え、友情に不信を抱くようになってしまった。

ジェダイ・ナイト、そしてマスターへ 編集

ドゥークーは約20歳にしてジェダイ・ナイトへ昇格し、自分のパダワンにクワイ=ガン・ジンを選んだ。初期の任務の中でドゥークーとクワイ=ガンは、ジェダイ・オーダーを追放された後海賊になっていたローリアン・ノッドと出会う。ドゥークーは自分を裏切ったかつての友人と戦った。

数々の任務を経て、彼の弟子クワイ=ガンもジェダイ・ナイトに昇格する。この頃には、ドゥークーにも新しい友人が増えていた。メイス・ウィンドゥサイフォ=ディアスらである。当時のジェダイの中でもトップクラスのライトセーバーの腕前だったドゥークーは、じきにジェダイ・カウンシルの一員にまで上り詰めるであろう"オールド・ガード"の1人として数えられていた。

また、彼はクワイ=ガンの次の弟子としてコマリ・ヴォサを選んだ。

シスへの関心編集

 ドゥークーは、親しい友人であったメイス・ウィンドゥと何度も持論について話し合った。シスの謎を隠したり禁ずるべきではない、強き意志と知性のある者が研究して理解すべきだとメイスに語っていたという。他にもジェダイ評議会と異なる見解を示したが、他のジェダイは同調しなかった。

 ライトセーバーの達人となり、実戦で活躍し、多くの抗争を解決し、リビング・フォース(生けるフォース)を深く理解していた。私生活ではシスの記録を封印したシス・ホロクロンに興味を示し、その結果しだいにフォースのダークサイドの染まっていった。

ガリドラーン編集

ガリドラーンで戦うドゥークー

ドゥークーとコマリ・ヴォサを含むジェダイの部隊は、惑星ガリドラーンマンダロリアンと衝突する。これはマンダロリアン同士の内戦だったが、惑星の総督の依頼を受けて、ジェダイ・オーダーが介入したのだった。ドゥークーはこのジェダイの部隊のリーダーであり、ジャンゴ・フェットが率いていた真のマンダロリアンと激しい戦いを繰り広げた。

両軍に多くの死者を出し、ガリドラーンの戦いはジェダイの勝利に終った。だが、ドゥークーはジェダイの軍事介入のきっかけである総督の依頼が、総督の個人的な理由によるものだったと後で知ることになる。この頃からドゥークーは、ガリドラーンの総督の企みによってジェダイと戦った戦士、ジャンゴ・フェットに興味を持つようになる。

また、この戦いで20人のマンダロリアンを殺したといわれているドゥークーのパダワン、ヴォサは、ダークサイドに堕ちてオーダーを去る。

ジェダイ・オーダーを去る編集

ジェダイ・マスターのドゥークーと友人のサイフォ=ディアス

虐殺とも言えるガリドラーンの戦闘に参加した後、ドゥークーの心はそれまでよりいっそうオーダーから離れていた。また、彼は銀河系に広がるダークサイドについて、当時の主なジェダイ・マスターと意見を交し合うようになった。友人のサイフォ=ディアスもそのうちのひとりである。

ドゥークーのジェダイとしての軸が揺れ動いていることを、元老院議員パルパティーンは察知していた。のちに最高議長となるパルパティーンの正体は、シスの暗黒卿ダース・シディアスだった。彼はドゥークーの評判、技能、そしてセレノーの貴族出身である彼の財力に目をつけ、ナブーの戦いより前に彼と秘密の会合を開いた。ドゥークーはこのとき、ジェダイとしての道を踏み外し、シスへと傾いたと考えられる。

シスの考えへと染まりながらも、ドゥークーはしばらくオーダーにとどまった。そして、ナブーにおける戦いで最初の弟子クワイ=ガンが死んだ後、ドゥークーは堕落した銀河共和国とジェダイ・オーダーを非難し始める。この頃、ドゥークーの存在はジェダイ・カウンシルにとって悩みの種となっていた。

だが、ドゥークーは突如としてオーダーを去った。彼は故郷のセレノーへもどり、世襲財産と伯爵の称号を受け継ぐ。その後ドゥークーは、一時的に歴史の表舞台に姿を現さなくなった。

自分の意思でオーダーを去ったジェダイは、ドゥークーの脱退により合計20人となった。彼らはジェダイの間で"失われた20人"と呼ばれるようになる。

暗黒卿ダース・ティラナス編集

ドゥークーのシスとしての活動。

シスの命令編集

そもそも、ドゥークーがジェダイ・オーダー銀河共和国に幻滅していたのは、周囲の人物なら知っていたことだった。だが、彼とシスとのつながりはパルパティーンとの秘密だった。

クワイ=ガンの死の前に秘密裏に行われていたパルパティーンとの会合では、ドゥークーは彼の考えに影響されたものの、シスになったわけではなかった(当時、パルパティーンには弟子のダース・モールがいた)。また、パルパティーンがダース・シディアスであることも知らなかった。ドゥークーがダース・シディアスからの直接の接触を受けたのはクワイ=ガンの死後である。ダークサイドの道を歩み始めていたドゥークーは、自分とシディアスの考えが一致していることに気づく。シスダース・モールの手でかつての弟子クワイ=ガン・ジンが殺されたにも関わらず、ドゥークーは驚くほど簡単にシディアスになびいてしまう。

ドゥークーはシディアスの弟子として、暗黒卿ダース・ティラナスの名を授かる。

ドゥークーがオーダー脱退後、故郷で財産を受け継いだのもシディアスの計画の一部である。

また、ドゥークーがオーダーを去った直後、サイフォ=ディアスカミーノクローン軍団を注文した。サイフォ=ディアスの注文を唯一知っていたパルパティーンは、ドゥークーにかつての友人を殺し、クローン・トルーパーの計画を影で操るように支持した。ドゥークーは忠実にこの命令に従い、サイフォ=ディアスを殺害する。彼はカミーノ星系を含む30以上の星系ジェダイ・アーカイブの記録から削除し、ディープ・コアを通り抜けるジェダイの秘密のハイパーレーンの情報を盗んだ。以降、ドゥークーはティラナスの名目で、ジェダイに気づかれないようにカミーノにクローンの代金を払い続けた。

歴史の裏舞台での活動(32 BBY~34 BBY)編集

ドゥークーはジャンゴ・フェットに仕事の依頼をする

ジェダイ・オーダー脱退後、一度歴史の表舞台から姿を消したドゥークーだったが、決して活動をしていないわけではなかった。ドゥークーはコルサントザ・ワークスと呼ばれる無人の工業地域で、パルパティーンからシスの訓練を受け始める。

また、サイフォ=ディアスが残したクローン計画を進める任務も残っていた。彼はクローン軍の遺伝子提供者としてふさわしい人物を選抜するよう、マスターから支持を受けた。ドゥークーは遺伝子提供者の選抜と、当時シスのちょっとした脅威になっていたカルト集団、バンド・ゴラの始末を同時に達成する案を思いつく。バンド・ゴラのリーダーはダークサイドに堕ちたドゥークーのかつての弟子、コマリ・ヴォサである。彼は何人かの賞金稼ぎにヴォサの殺害を依頼し、見事成功した人物を遺伝子提供者に選ぼうと考えたのだ。この依頼に成功したのはジャンゴ・フェットだった。ガリドラーンの一件以来、ドゥークーが目を着けていた人間である。ジャンゴは大金を受け取って遺伝子提供に応じる。

司令官の準備編集

ドゥークーとそのマスターは、未来の銀河共和国との戦争で、自分たちがドロイド軍を率いることを既に計画していた。つまり、クローン・トルーパーは共和国が使うよう、この時点で決定していたのだ。ドロイド軍はトレード・フェデレーションを始めとする企業が提供する。彼らに必要なのはそれを率いる指揮官だった。 ダース・シディアスが目をつけたのはハク戦争の英雄グリーヴァスである。シディアスはドゥークーに、グリーヴァスを仲間に引き入れるように指示する。

ドゥークーは不運な事故を装い、グリーヴァスを仲間に引き入れることにした。事故で彼を通常の医療技術では再起不能な状態にし、サイボーグにして助けてやる代わりに仲間に加わるという条件を持ちかけるのだ。彼はこの計画に成功し、グリーヴァスは事故自体がドゥークーの企みとは知らないまま条件を呑んだ。グリーヴァスのサイボーグ化、そして彼の兵器を揃えるのには莫大な資金がかかったが、インターギャラクティック銀行グループサン・ヒルがドゥークーに協力した。

分離主義者のリーダー(24 BBY~22 BBY)編集

独立星系連合設立編集

クローンやドロイド軍などの計画が進むなか、ドゥークーは満を持して歴史の表舞台に立つ。彼はラクサス・プライムで共和国を非難し、共和国から離れ、彼の新しい政府、独立星系連合に加わるよう多くの星系に呼びかけた。分離主義運動の始まりである。

分離主義は次第に銀河中に広まっていく。ドゥークーは6つの巨大企業を味方につけ、資金的な援助を得る。これは彼の活動に欠かせないものだった。彼らの活動は銀河共和国が無視できないほどの、大きな脅威となっていった。連日新しい星系が独立星系連合に加わる。共和国内では連合に対立するための軍隊設立法案が提出される。ドゥークーとそのマスターにとっては、まさに思う壺であった。

ジオノーシスの戦い編集

処刑を見守るドゥークーとヌート・ガンレイ
Blue Glass Arrow.svg 詳細はジオノーシスの戦いを参照

ドゥークーはジオノーシスで自分を支持する6大企業のトップたちと会合を開く。この会合はジャンゴ・フェットを追跡してジオノーシスにたどり着いたジェダイ・ナイトオビ=ワン・ケノービに発見される。オビ=ワンは捕まったが、その前にジェダイ・カウンシルに連絡を取っていた。ドゥークーはオビ=ワンに自分たちに加わるよう説得する。オビ=ワンは死んだクワイ=ガンの弟子であり、ドゥークーにとって孫弟子に当たる存在だった。だが、オビ=ワンはこの勧誘を拒否する。

ジオノージアンの法に従い、オビ=ワンと彼を助けに来たアナキン・スカイウォーカー、そしてパドメ・アミダラには死刑が言い渡され、猛獣アクレイリークネクスーを使った処刑が行われることになった。

ジェダイとクローンの介入 編集

処刑は、パドメ・アミダラの死を願うヌート・ガンレイの思った通りには進まなかった。3人は猛獣をうまく退け、手枷から脱出したのだ。ドゥークーはこのトレード・フェデレーションの総督をなだめ、闘技場にデストロイヤー・ドロイドを投入した。このとき、メイス・ウィンドゥを始めとする200人超のジェダイが闘技場に姿を現す。彼らの登場は闘技場に混乱と、より激しい戦闘を招いた。やがてアリーナは単なる処刑からジェダイとバトル・ドロイドの戦いに発展する。戦闘中ジャンゴ・フェットが命を落としたものの、流れは圧倒的にドゥークーに有利だった。ドゥークーはウィンドゥに降伏のチャンスを与える。しかしこのときまたしても邪魔が入る。ヨーダクローン・トルーパーを引き連れて戦場に姿を現したのだ。クローンの奇襲で劣勢を悟ったドゥークーは、アリーナを脱出する。

このとき、ドゥークーはパルパティーンの究極兵器の図面を、ポグル・ザ・レッサーから受け取っている。これはジオノーシスで秘密で進められていた計画だった。

ジェダイとのライトセーバー・デュエル 編集
アナキン・スカイウォーカーと戦うドゥークー

アリーナから脱出したドゥークーは宇宙船を隠してあるハンガーへと逃れた。ドゥークーはそこで彼を追ってきたオビ=ワンとアナキンに戦いを挑まれる。ドゥークーはまずオビ=ワン・ケノービを倒し、アナキンと戦う。才能はあるが感情的なこの若者は、ドゥークーにとって扱うのは容易かった。ドゥークーはアナキンの右腕を切り落とした。このとき、ハンガーにヨーダが到着する。ヨーダはフォースを使ったドゥークーの物理攻撃やライトニングを退けた。ふたりはジェダイ・テンプルで修行していた頃以来初めてライトセーバーを交わした。だが、ヨーダはドゥークーの10倍近く年老いていたとはいえ、それでもまだドゥークーを圧倒する力を持っていた。ドゥークーは倒れているオビ=ワンとアナキンを陽動に使い、命からがら逃げ出した[2]

ジオノーシスを脱出したドゥークーが向かった先はコルサントだった。彼は工業地域ザ・ワークスでダース・シディアスと落ち合い、彼に無事に運んできた設計図を手渡す。

クローン大戦(22 BBY19 BBY編集

「よい知らせです、閣下。戦争が始まりました。」
「素晴らしい。全てが計画通りに進んでいる。」
ダース・シディアスとダース・ティラナス[ソース]

最後の戦い編集

新しい政府への計画編集

ダース・シディアスとダース・ティラナスは、"新しい政府"を作るための綿密な計画を立てた。まず、シディアスこと最高議長パルパティーンがグリーヴァスに捕まる。そこへ駆けつけてきたアナキン・スカイウォーカーに、ドゥークーはわざと敗北し、共和国の捕虜となる計画だった。捕虜になれば、ドゥークーがこれまでに結んできた同盟国との条約も白紙になる。アナキンは英雄となり、のちにはシスの弟子になる。パルパティーンは新たなる政府を作る。ドゥークーの理想主義は、その政府に役立てられる。これがティラナスの理想的な計画だった。彼はこの頃には悪人を演じるのに疲れており、むしろ面目を失わずアナキンに捕らえられることを臨んでいたのだ[3]

予定通り、パルパティーンとドゥークーの乗った<インヴィジブル・ハンド>にアナキンとオビ=ワンが駆けつける。将来邪魔になるオビ=ワンのほうは、このとき始末する手はずだった。

<インヴィジブル・ハンド>編集

だが、ドゥークーの計画は多くの点で失敗だった。まず、ドゥークーが"わざと"敗北を演じる余裕がないほど、アナキンとオビ=ワンは強くなっていた。ドゥークーはやっとのことでオビ=ワンを仕留めたが、殺すことは出来なかった。しかも、アナキンの強さは彼の想像を上回っていた。ドゥークーは両腕を着られ、アナキンの前に屈服する。

この次の出来事が、ドゥークーの計画の最も大きな間違いだった。本来ならここで、ドゥークーはアナキンに捕まり、共和国の捕虜となるはずだった。だが、あろうことかパルパティーンはドゥークーを殺すようアナキンに指示する。アナキンはまだ最高議長がシスであることを知らず、理解していなかったが、パルパティーンはドゥークーを目の前にして彼を裏切ったのだ。ドゥークーも死を直前にしてそれを悟った。パルパティーンにとっては、ドゥークーの死を含め、全ては計画通りに運んでいたのだ。ドゥークーはアナキンに首を切り落とされて死亡する。

舞台裏 編集

ドゥークー伯爵を演じたクリストファー・リーエピソード2撮影時には高齢で足腰が弱くなっていたため、ライトセーバー戦ではアップや止まっているシーン以外はスタントマンが行い、後で顔の部分だけクリストファー・リーのものに差し替えた。この手法はエピソード3のライトセーバー戦でも行われた。

アニメ『クローン大戦』やゲーム作品などではコーリー・バートンが声を演じている。

登場 編集

邦訳作品での登場

脚注 編集

  1. カタカナ表記は小説版『エピソード3/シスの復讐』に基づく。
  2. 全史』の記述による
  3. 小説版『エピソード3/シスの復讐』の記述による。

参考 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集

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