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トレイス・シンド(Treis Sinde)は人間男性で、137 ABY皇帝ローン・フェルとその亡命帝国に仕えていたインペリアル・ナイトである。彼はマスター・シゲル・デアとともに、ダース・クレイトシス帝国の戦力を削ぐため、惑星ダック上空の造船所で完成間近だった、新しいアドバンスト・スター・デストロイヤー、<インペリアス>に破壊工作を行った。爆弾を設置し終えた後、彼らはこのデストロイヤーが銀河同盟ガー・スタージ提督によって拿捕されたことを知った。爆弾のことをスタージに知らせると決めたシンドとデアは、ローグ中隊の一員でモン・カラマリパイロットモニア・ガーンを救出する。彼女を連れ、ふたりはさらに直前の戦いで捕まった他の同盟軍の捕虜を解放し、惑星を脱出して同盟軍艦隊と合流するためシャトルを盗み出した。彼らが脱出の準備をしていた時、クオレンシス卿ダース・アザードが彼らを妨害する。シンドはこのシス卿と戦い、デアとガーン、同盟軍パイロットたちが脱出する時間を稼いだ。シャトルの脱出中にデアが引き起こした爆発を利用し、シンドはアザードとの戦いを切り上げ、地下へと潜り、クレイトの虐殺宣言に対抗して立ち上がったモン・カラマリのレジスタンス勢力と出会った。

モン・カラマリ・レンジャーと手を結び、シンドは彼らに軍事的戦略、戦術を助言し、惑星の海床に逃れていたモン・カラマリの難民の手助けをした。数か月後、シンドは惑星バスティオンの皇帝フェルと連絡を取ることに成功する。フェルはできる限り早く帰還して新しいインペリアル・ナイトを教育するよう彼に命じる。彼はダックでの活動が困難だと感じていたが、皇帝により命令に従う心構えをさせられた。しかし、この時、シスの科学者ヴァル・アイセンが、モン・カラマリの難民を見つけ出して生命エネルギーを吸い取るため、怪物シー・リヴァイアサンを作り出していた。この存在を知らされたシンドは、はじめ、惑星で活動する少ないレンジャーの部隊を守るため、難民を犠牲にするよう、戦士たちに助言する。レンジャーのリーダー、タンクワー大佐がそれは絶対にしないと明言すると、シンドはリヴァイアサンを倒すための計画を打ち出した。レンジャーたちがアイセンのAT-ATスイマーを攻撃する間、シンドはデビルスクイッドの大軍を指揮し、モン・カラマリを襲う6本の触手の怪物を相手にすることになった。シンドはデビルスクイッドをリヴァイアサンにけしかけ、デビルスクイッドが住処にしているデビルズ・クレバスの深みへと引きずり込ませた。レンジャー・グラトーへ戻ったシンドは、フェルに惑星を出るために輸送船を確保することは不可能だと報告する。フェルは彼に、不可能が困難になったときでいいから戻って来いと告げ、シンドのかつての弟子であるシゲル・デアを、彼をバスティオンに連れ戻すために派遣した。

マスター・デアと一時対立し、デアに同行してダックを訪れたジェダイ・マスターアサク・ダンが、代わりにモン・カラマリ・レンジャーを導き助ける役目を引き受けようと申し出た後、シンドはバスティオンに帰還することになった。シンドは新しいインペリアル・ナイトを教育する役目も引き受けたが、皇帝フェルがアガマーに向かう時、彼も同行した。アガマーでは、シス帝国に対抗するための同盟関係を築こうと、帝国とジェダイ・オーダーの代表者が話し合いを持つ予定だった。アガマーへの旅の途中、フェルは、新しいナイトの教育だけがシンドをバスティオンへ呼び戻した理由ではないと告白する。フェルは自分が堕落することを恐れており、そばで助言をしてくれるシンドを必要としていたのだった。アガマーで、シンドは仲間のナイトたちとともにジェダイの代表団と会合を行うフェルを護衛した。会合が終わりに近づいていた時、ダース・クレイトの銀河帝国の帝国情報部部長、ニーナ・カリクストが現れ、シスが会合のことを知っており、フェルを捕まえるか殺すために既に到着していることを警告した。続いて発生したワン・シスのメンバーとの戦いの中、シンドはインペリアル・ナイトのリーダー・アンタレス・ドレイコを助け皇帝を戦いから遠ざけた。シンドはのちに、タイヴァスにあったジェダイ秘密のテンプルをシス=帝国軍から守るために派遣された帝国軍を指揮した。また、彼はコルサント戦いでは旗艦ジャグド・フェル>に乗り込んだ。

経歴

インペリアル・ナイト

マスター・トレイス・シンドは完全に訓練されたインペリアル・ナイトであり、皇帝フェル2世とその子、ローン・フェルの両方のもとで、フェル帝国に仕えた。後者は、アプレンティス(弟子)時代にともに訓練を受けた仲だった。130 ABYシスの暗黒卿ダース・クレイト帝国の支配権を奪いシス帝国へと再組織化を行う以前、シンドは宇宙船<イントレピッド>に乗り込んで未知領域の任務に赴いていた。彼の指揮下には、スルイシ技術者ボア・アルセック主任がいた。皇帝フェルがダース・クレイトによって皇位を強奪されると、シンドは137 ABY惑星バスティオンに拠点を置いた亡命帝国に加わり、再びフェルに仕えた。ある時点において、彼はシゲル・デアをナイトになるまで訓練しており、やがて彼女はマスターに昇格している。訓練試合において、彼女はライトセーバーの技術では師のシンドに勝っているほどだった。

インペリアスへの破壊工作

アドバンスト・スター・デストロイヤーインペリアス>が惑星ダック上空の造船所で完成間近であることを知った皇帝フェルは、ダース・クレイトのシス帝国にこの戦艦を使わせまいと、破壊工作を行うことにした。シンドとマスター・シゲル・デアが、戦艦破壊のためにダックへと派遣される。<インペリアス>へと潜入した二人は、3セットの爆発物を仕掛けた。彼らは最初の2セットが発見されることを予想していたが、最後の1セットは見つからない自信があった。彼らは船の武器システムが、慣らし航海の際にオンラインになると爆弾が爆発するように前もって仕組んでおいた。彼らはダックのモン・カラマリたちに濡れ衣が着せられないよう、船が惑星を離れてから爆発させたかったからである。

しかし、銀河同盟残存勢力ガー・スタージ提督が、<インペリアス>を拿捕して手に入れるという大胆な作戦を実行する。スタージは旗艦インドミタブル>を失ったものの、作戦を成功させ、船をダックから持ち去っていった。シンドは銀河同盟にも爆弾は見つけられないだろうと考え、破壊工作のことをスタージに警告することに決めた。銀河同盟の提督もシスと同様彼らの敵、と考えていたデアは同意しなかったが、シンドはフェルがスタージと同盟を結びたがっていることを知っており、提督に警告をすることで、互いの関係を良くしてフェル皇帝と交渉するよう説得できると考えた。

ダック脱出

Sinde and Dare

ダックで捕えられていた銀河同盟のパイロットたちを救出するシンドとデア

スタージのもとにたどり着くため、彼らは銀河同盟のメンバーと接触し、デュロスの提督に伝言をしてもらう必要があった。銀河同盟三頭政治のメンバーで元元老院議員であるギアル・ガーンの姪、モニア・ガーンを探し出したシンドとデアは、彼女をストームトルーパー中隊の処刑から救い、状況を伝えた。ガーンはローグ中隊の隊員であり、スタージがダックを攻撃した際、ダックの防衛システムを操作して利用する役目を果たしていた。彼女はインペリアル・ナイトたちをスタージのもとへ連れて行くことに同意したが、戦いで捕えられた他のパイロットも救出するならば、という条件を付けた。デアは彼女たちにとって必要のない、リスクの高い役目に否定的だったが、ガーンはパイロット救出に成功すれば、スタージに誠実な印象を見せて説得できると、シンドを促した。

ローグ中隊パイロットのロントを含む銀河同盟兵士たちを救出すると、シンドはすぐに全員で惑星を出る計画を実行した。彼はパイロットの3人にストームトルーパーの装甲服を着るように命じ、デアはシス帝国の中尉のふりをした。彼らはハンガー・レベルまで移動し、デアがマインド・トリックを使い、彼女たちは囚人を運ぶためにクオレンシス卿ダース・アザード個人用シャトルに乗るのだと信じ込ませた。シンドはシス帝国側の乗組員を倒すのを手伝い、銀河同盟のメンバーを船に乗せ、飛行準備をさせた。しかし不運にも、アザードがフォースに支障を感じ、シャトルのところへやってきてしまう。シンドはシャトル後方の昇降ランプで立ち止まり、アザードがライトセーバーを起動して迫ってくるのを見守った。彼はデアに状況を知らせ、シャトルを出発させてスタージに会いに行くよう命じると、アザードを足止めするため、シャトルから飛び降りた。

シス卿との対決

KnightVsAzard

ダース・アザードと戦うシンド

シンドはハンガー・レベルはアザードと戦い、このシス卿が警告信号を出せないようにした。戦いの途中、デアはフォースを使ってシャトルに付属していた燃料タンクを操作し、後部の砲台の先に運んだ。そしてデアは同盟軍のパイロットに燃料タンクを撃つよう命じ、ハンガー・レベルで大爆発を引き起こし、脱出を確実なものにした。シンドはこの爆発を利用してアザードとの対決を引き上げ、ハンガー・レベルの端から飛び降りて退却する。シンドは転落を生き延び、モン・カラマリのレジスタンス・グループのひとつと遭遇した(彼らは、<インペリアス>拿捕を支援した罰として、ダース・クレイトが行ったモン・カラマリ評議会大虐殺に対抗し結成された、数多くのレジスタンス・グループのひとつだった)。シンドの自己犠牲精神により、デアやガーン、同盟軍の捕虜たちは銀河同盟艦隊と合流することができ、スタージにアドバンスト・スター・デストロイヤーに隠されている爆発物のことを警告できた。これはフェルの帝国とスタージの艦隊の間に生まれる同盟関係のきっかけとなる。

レンジャーたちへの助言

シンドはレンジャー・グラトーという秘密の基地を拠点に活動していた、モン・カラマリ・レンジャーたちと仲間になった。このインペリアル・ナイトはレンジャーたちに戦いの戦術をアドバイスし、海床の秘密キャンプに隠れていたモン・カラマリの難民の防衛に手を貸した。しかし、シンドはレンジャーがシス帝国をダックから退けるための資源を持っていないことを理解していた。レンジャーたちは単に、銀河系の誰かが彼らの行為に同調し、手を合わせて侵略者を追い払ってくれる時が来るまで戦っているだけだったのだ。シンドは亡命帝国から切り離されており、皇帝フェルは彼から音沙汰が数か月間ないため、その生存を疑問に思っていた。しかしマスター・デアは、シンドがまだ生きていると主張した。

勇敢な作戦

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アルファ中隊のシートルーパーと戦うシンド

シンドは、帝国が水中で使用する戦闘マシーン、アクレイ級移動要塞シー・ライオン>をレンジャーが使うクラカーナ・ファイターで追跡し、奪う計画を考案する。シンドは、レンジャーたちが何としても必要としている移動可能な戦闘プラットフォームを、アクレイが提供してくれると考えていた。しかし、彼らが追跡していたアクレイが難民キャンプと出くわし、シャーク水中ファイターとともに襲撃を始めると、レンジャーは計画を断念し、同胞を守るために、早まった攻撃を開始してしまった。シンドは水中用のバトルスーツを着て、ライトセーバーを使い<シー・ライオン>が放ったアルファ中隊シートルーパーとの戦いに加わる。シートルーパーとの戦闘中、シンドは敵の死角を奪うためにインクボムを使い、ライトセーバーとフォースで素早く彼らを倒していった。

また、シンドはフォースを使って自分の体をアクレイの戦闘およびフライト・デッキへと進め、帝国軍とこの戦闘要塞の中で戦い始めた。戦闘中、ブラスターの弾がアクレイの燃料タンクに当たり、デッキに爆発を引き起こして船体を破壊し、水が要塞内部へと入ってきた。爆発に巻き込まれたシンドは、デッキの反対側に投げ飛ばされた。回復したシンドは、数年前<イントレピッド>で一緒だったスルイシのチーフ、ボア・アルセックと対峙する。アルセックはブラスター・ライフルをこのインペリアル・ナイトに向けながら、なぜ仲間の帝国軍人を攻撃するのかを知りたがった。シンドは然るべき皇帝に仕えているのだとアルセックに語るが、アルセックは自分は単なる一人の男でなく王権に仕えていると反論した。彼は上官の命令に従うし、命令に従うことは義務だと語る。シンドは自分にも義務があると答え、アルセックを殺したくないと頼んだ。爆発によって既に致命的なけがを負っていたアルセックは、銃を撃った。シンドは弾をアルセックに向けて偏向し、彼を殺す。

レンジャー・グラトーに戻ったシンドは、レンジャーのリーダー、キャプテンタンクワーがアクレイ戦闘要塞を追い払った活躍を誇った時、このモン・カラマリを非難した。要塞が同胞を虐殺する場面を傍観することが出来るわけがないとタンクワーが反論すると、シンドはモン・カラマリに、彼らには優先事項があったことを思い出させた。シンドは彼らが帝国を任すことはできないと語り、彼らの真の目的は、外部からの支援が駆け付けるまで生きながらえることだと告げた。タンクワーは、シンドとの個人的な会話において、意見の違いはあれど自分たちは協力者に恩知らずではないと話した。シンドはこのモン・カラマリに、かつて部下だったアルセックを殺さなければならなかったことについて話す。任務に対する忠義と服従について話し合い、タンクワーはこのインペリアル・ナイトに、フェル皇帝が彼にレンジャーへの協力をやめるか裏切るよう命令したら、どうするかを尋ねた。シンドは困っている人々を助けることが出来るのが嬉しいと彼に語る。彼はモン・カラマリに深い敬意を抱いているので、背信行為を選ぶことは絶対にないと、タンクワーに話した。

次なる脅威

ダックでさらなる虐殺を行うため、ギヴィンの科学者ヴァル・アイセンシー・リヴァイアサンを作り出した。この怪物はモン・カラマリの生命エネルギーを吸い取って、死に追いやることが出来た。帝国駆除キャンプ28に監禁していたモン・カラマリで怪物をテストしたあと、モン・カラマリの民の虐殺の任務を課されていたダース・アザードは、レンジャーたちをおびき出すためにリヴァイアサンを難民のもとへと進ませた。アイセンとアザードはAT-ATスイマーに乗ってリヴァイアサンと同行し、デビルズ・クレバス付近へと到着する。そこで、彼らはレンジャーのションマイアドリファーの乗るクラカーナ・ファイターと遭遇した。ふたりのモン・カラマリは怪物の情報を何とか集めたが、アドリファーのファイターはスイマーに撃ち落とされてしまった。リヴァイアサンは脱出しようとしていたアドリファーの生命エネルギーを吸い取り、このレンジャーを殺した。ションマイは何とか逃げ切り、レンジャーズ・グラトーへと戻っていった。

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レンジャーズ・グラトーにおけるシンドとタンクワー

シンドの援助と引き換えに、レンジャーたちはバスティオンのフェル皇帝と連絡をとれる通信装置を作り上げた。フェルはシンドに、新しいインペリアル・ナイトを教育するため、できる限り早く戻ってくるよう命令する。シンドは彼に、ダックで重要な仕事をしているのだと語り、この行動は亡命帝国とモン・カラマリの間の同盟関係成立につながるかもしれないと語った。フェルは彼に、モン・カラマリは伝統的に反乱軍新共和国に仕えており、帝国とは手を結ばないと話す。フェルはシンドが、一番最初の機会を掴んで帰ってくるものだと思っていた。

タンクワーはこの会話を聞いており、彼とシンドのあいだで短い論争が行われた。タンクワーは、フォースに仕えるのであれば、ダックに残って事態を良くするべきだと考えてシンドに訴えかける。シンドはこれに対し、インペリアル・ナイトは秩序と安定を象徴する帝国に仕えることが、フォースに仕えることだと信じているのだと説明する。ションマイが一人でパトロールから帰ってきたという知らせで、議論はさえぎられる。ふたりは報告を聞きに向かった。ションマイはリヴァイアサンと遭遇したことを説明し、この怪物が難民キャンプに向かっていると報せた。タンクワーは即座に、クラカーナで戦える準備をするようレンジャーに命じた。

しかし、怪物がリヴァイアサンであると認識していたシンドは、レンジャーのいかなる攻撃も通用しないことを分かっていた。彼は怪物の起源(シスの科学で造りだされた生き物であること)をレンジャーに話し、戦いを挑むことは命を捨てることだと説明する。タンクワーは激怒し、難民を犠牲にしなければならないのかどうかをシンドに尋ねる。シンドはより大きな利益のために、そうすべきだと答えた。彼はモン・カラマリのレンジャー部隊は数少なく、そのどれも失われてはならないことを指摘する。タンクワーは、シンドのやり方(帝国のやり方)はモン・カラマリのそれとは違うと答えた。レンジャーの姿勢に折れたシンドは、リヴァイアサンを倒す可能性がある作戦を考案した。レンジャーとクラカーナがリヴァイアサンに何もしなくても、AT-ATスイマーを攻撃すれば、怪物を退散させることが出来るのではないかと彼は推測した。同時に、2人か3人のレンジャーで難民をデビルズ・クレバスに連れて行くのである。クレバスにはその名の通りデビルスクイッド(モン・カラマリを捕食する6本の職種を持つ生き物)が棲みついていることから、レンジャーたちはこの考えにたじろいだ。シンドはフォースを使ってデビルスクイッドを操り、リヴァイアサンを攻撃するつもりだった。タンクワーは、なぜ今になっても彼らを助けてくれるのかとシンドに尋ね、シンドは、タンクワーと彼が友人だからだと答えた。

海の怪物

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リヴァイアサンと戦うシンド

タンクワーがレンジャーを率い、ヴァル・アイセンとダース・アザードの乗るAT-ATスイマーを攻撃する中、シンドは水中用アーマーに身を包み、多数のデビル・スクイッドをコントロールした。彼はそれらをリヴァイアサンに向けて放つと、デビルスクイッドは触手を使って怪物を襲い、肉や鱗を引っ張ってクレバスへと引き込んでいった。シンドは自らライトセーバーで怪物を攻撃する。リヴァイアサンは彼の生命エネルギーを吸い取ろうとしたが、この怪物はモン・カラマリだけを殺すように育てられており、シンドのアーマーはダメージを負うが、彼自身はほとんど傷つかなかった。デビルスクイッドがデビルズ・クレバスの深みにリヴァイアサンを引き込むと、タンクワーはアーマーが故障していたシンドを救いだした。ションマイが身を犠牲にし、シャーク・ファイターを発信させるためシールドを解除したAT-ATスイマーに突進したため、レンジャーたちはこの乗り物を破壊することに成功していた。

レンジャーズ・グラトーに戻ると、シンドはシスがリヴァイアサンを復活させたことを警告するため、バスティオンでも警戒態勢を取ってもらうよう、再びフェル皇帝に連絡した。フェルは報告を聞き、その後シンドのバスティオンへの帰還について尋ねた。シンドは、帰るための宇宙船がいつ到着するのかと尋ね返す。フェルが割ける船がひとつもないと言うと、シンドは宇宙船がなければ惑星を離れるのは不可能だと答える。フェルは、かつて彼の父親がシンドは頑固者だと言っていたことを思い起こし、「不可能」が「困難」になった時でいいから帰ってこいと告げた。報告を終えた後、シンドはタンクワーと顔を合わせた。彼はリヴァイアサンとの戦いは真の勝利ではなく、単に1日生き延びて戦い続ける権利を得ただけだと注意した。シンドが惑星に留まったことに安心したタンクワーは、帝国とは仲間ではないが、少なくともシンドは友人だと語った。

それから間もなく、マスター・デアはシンドを連れ戻すようフェル皇帝から指示を受け、ダックに赴いた。ダース・クレイトが惑星ハド・アバドン戦いで死んだ可能性があるという報告を情報部から受け取っていたフェルは、(もし本当にクレイトが死んだのなら)ワン・シスに対する抵抗が大きな可能性を持つと信じるようになっていた。スタージ提督の銀河同盟残存勢力艦隊と一緒だったデアは、<アライアンス>(<インペリアス>から改名されていた)で、同盟軍が拿捕した帝国シャトルを使わせてほしいと要請する。スタージは、トグルータジェダイ・マスターアサク・ダンも同行させるという条件付きで同意する。

再開と帰還

彼を連れ戻すというデアの任務を知ったシンドとタンクワーは、指定された集合地点に向かった。シンドはデアを歓迎するが、一緒に戻る気はないという意思を伝え、この元弟子を驚かせた。シンドは、フォースがレンジャーのもとに残り戦いを続けるよう告げていると信じており、それがバスティオンに戻って新しいインペリアル・ナイトを訓練するよりも重要だと考えていた。デアは皇帝フェルの命令には従わなければならないと主張し、ライトセーバーを起動する。シンドは、彼自身がライトセーバーの戦闘法を訓練したデアに、戦いをはじめないよう嘆願するが、デアは頑固であり、彼女と一緒に帰るか、ダックで死ぬかと迫る。インペリアル・ナイトの義務が皇帝フェル個人に対する忠節だとデアが考えていることに失望し、若いインペリアル・ナイトの多くが、彼らの本来あるべき姿を見失っていると感じたシンドは、彼女との対決に臨んだ。

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互いに剣を向け合うシゲル・デア、アサク・ダン、トレイス・シンド

ふたりが戦いを始めると、マスター・ダンもライトセーバーを起動して戦いに介入した。ダンはふたりの気を引き、自分はデアに同意するとシンドに告げた。もし、若いインペリアル・ナイトたちが大切なものを失っていると感じ、インペリアル・ナイトの義務は皇帝フェルと同様にフォースにあり、皇帝自身よりもフォースの意思に従うべきだとシンドが考えているのであれば、バスティオンに戻って彼らを正しく訓練することが彼の義務だと、ダンは語った。ただ、マスター・ダンもレンジャーには助けが必要だと考えており、シンドに代わって自分がダックに残ると申し出る、ダンの申し出の中に懸命さを感じたシンドは、これを受け入れた。彼はタンクワーに別れを告げて、デアとともにダックを離れる準備をした。

デアとともにバスティオンにモドッタシンドは、インペリアル・ナイトを訓練する立場に就いた。帰還して間もなく、彼はマスター・ガナー・クリーグアズリン・レイの訓練戦を監督する。マスター・レイは惑星ハド・アバドンでシスの軍隊と戦った時重傷を負っていたが、アウトロー技術者のバンサ・ロークによる、生命維持に特化した特別アーマーで命を救われていた。それから、そのアーマーは元インペリアル・ナイトでマスター・アーマラーホグラム・チョークによって再設計され、改良された。シンドは、レイのアーマーを完全にテストする必要があるため、気楽に戦っていたクリーグを注意した。

アガマーの和平会談

帝国と銀河同盟、そしてジェダイ・オーダーは、シス帝国を倒すために共同戦線を築く必要性を認識し始め、帝国のジェダイは惑星アガマー会合を持つことになった。皇帝フェルはペレオン級スター・デストロイヤードーントレス>に乗って会合に出発する。旅の途中、フェルとシンドはライトセーバーのスパーリングを行った。フェルとの会話から、シンドは彼がダックから呼び戻された理由は、インペリアル・ナイトを訓練するためだけではないと推論する。フェルは自分が堕落することを恐れていることと、コルサントから追放されてからの7年間が苦難だったことを認めた。ラクオルを作り出すことが出来るシスの遺物ムーア・タリスマンをフェルが手に入れて使おうとしていたことを耳にしていたシンドは、本当にそれを使うつもりだったかとフェルに尋ねた。フェルは銀河を救うためにフォースのダークサイドを使うことは正しいのかと問い、シンドはフェルが次のクレイトになってしまうのは余りに大きな犠牲であり間違いだと答えた。彼はまた、皇帝がダークサイドに転向したとき、皇帝を殺すのがインペリアル・ナイト(皇帝の娘プリンセスマラーシアも含め)の義務であることを再確認した。フェルはシンドに、彼がそれほど自由な考えの持ち主でなかったら、インペリアル・ナイトのリーダーに任命していると言ったが、シンドは、フェルの面倒を見るのに忙しすぎるので、リーダーはアンタレス・ドレイコのままにしておいてくれと語った。

Sinde on Agamar

アガマーにおいて、シンドと仲間たち

アガマーで、マスター・シンドとフェルは、インペリアル・ナイトの同僚たち、アンタレス・ドレイコ、ガナー・クリーグ、シゲル・デア、マラーシア・フェルとともに夜を明かすキャンプを作り、会合のために朝を待った。シンドはジェダイ代表団の存在を感じとり、それをドレイコに伝える。ドレイコは、バスティオンを離れることで皇帝が彼自身と娘を不必要な危険にさらしていると考えていた。シンドとドレイコは、階段周辺のセキュリティの準備について議論を交わす。会場への攻撃を心配するドレイコに、シンドは秘密の保持によって彼らは安全だと保障する。襲撃の可能性を踏まえ、話し合いはドレイコの意見に優先的に終わる。ドレイコがプリンセスに愛情を抱いていることに気づいていたシンドは、困難な選択肢を迫られた時に決断することが出来るかと、このインペリアル・ナイトのリーダーに聞いた。ドレイコは義務は理解していると言い、逆にシンドはどうなのかと聞き返す。シンドは忠誠が皇帝のもとにあると答えた。

次の朝、皇帝フェルとインペリアル・ナイトは、ジェダイ評議会ウィフィッドのジェダイ・マスター、カクルークが率いるジェダイの代表団と顔を合わせた。会談の中、ふたつの組織は同盟関係形成に合意し、フェルはジェダイと銀河同盟がバスティオンを避難地として使うことを認めた。会談が終わりに近づいたころ、マスター・ドレイコは会場に接近するに乗った侵入者の存在を感じた。獣とその乗り手が間近に迫って来たので、マスター・シンドは銃撃を命じた。マスター・クリーグとデアがブラスターで銃撃し獣を殺すと、乗り手は発砲をやめるよう嘆願した。皇帝フェルは、その声の主がダース・クレイトのモフ評議会高位モフ帝国情報部の部長、ニーナ・カリクストであることに気づいた。彼女は敵だったが、フェルは銃撃をやめるよう命じる。カリクストはライトセーバーを向けられながらも、シスが彼らの会談に気づいており、皇帝を捕まえるか殺すためモフラルフ・イェイジ率いる特殊部隊派遣されていることを、集まったインペリアル・ナイトとジェダイに急いで話した。ペレオン級スター・デストロイヤーウォー・ハンマー>を旗艦とする特殊部隊がフェルの<ドーントレス>と軌道で戦い始め、カリクストは生き残るつもりならば逃げなければならないと語る。

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シスと戦うトレイス・シンド

しかしカリクストの警告は遅すぎ、ワン・シスのメンバーたちが水中から現れ、ライトセーバーを起動してジェダイとインペリアル・ナイトに戦いを挑んだ。マスター・ドレイコは皇帝を守るようナイトたちに命令を出し、シンドも敵に備えた。皇帝の周りのナイトだけでなく、あらかじめアガマリアンの農民に扮装していたナイトもシスの前に立ちはだかった。マスター・カクルークもジェダイたちに皇帝を守るよう指示し、ワン・シスと戦う。戦闘が激化すると、マスター・ドレイコは皇帝を避難させる場所へすぐに移ろうと、シャトル<ディフェンダー・ワン>を呼ぶ。シャトルがやって来たので、シンドとマスター・カクルークは、戦闘員を乗せ始めている船までの道程で敵を倒した。皇帝はシャトルに乗ったが、マラーシア・フェルとアズリン・レイ、ジェダイ・マスター・ラシ・トゥームはまだ地上に残っていた。ワン・シスのスターファイターが迫りくる中、シンドはドレイコに、皇帝は何としても死なせてはならない、私情を差し挟むなと思い出させた。敵が砲撃するのを見たドレイコは、3人を置き去りにして離床するようシャトルに命じた。<ディフェンダー・ワン>はスター・デストロイヤー<ドーントレス>が維持していた通り道を使って惑星を脱出したが、<ドーントレス>自体は<ウォー・ハンマー>の攻撃で破壊されてしまう。

プリンセス誘拐

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追悼式典に参加するシンド

バスティオンに戻ったあと、シスの宇宙船が帝国の惑星のドロイド機雷ネットに侵入したという警告がなされたが、シンドはこれに答えたインペリアル・ナイトのひとりだった。宇宙船は適切な認証コードを送信したため、シンドは、捕まえられたインペリアル・ナイトからシスが奪ったコードなのではないかと考えた。しかし、この宇宙船はアガマーから脱出するためにマスター・レイとラシ・トゥームがシスから奪ったものだった。ふたりは、シスにプリンセスを誘拐されてしまっていたが、彼女がコルサントに連れられたという情報をもたらす。のちに行われた皇帝との会議で、シンドはプリンセスが首都惑星からシスの拠点であるコリバンへと移されたことを知る。シンドの考えでは、1000隻の宇宙船でも彼女をコリバンから救い出すのは不可能だったが、皇帝はプリンセスが拷問で情報を喋ってはいけないと理解していた。そこで、皇帝はドレイコに、彼女を救出するか殺してしまう計画を、3時間で立案せよと命じた。ドレイコはガナー・クリーグとトワイレックのジェダイ、シャドー・ヴァオとともに、巧みにコリバンに潜入してプリンセスを救い出すが、ドレイコ自身はシスに捕えられてしまった。プリンセス救出の後、シンドはドレイコ(死んだと思われていた)や、アガマーで倒れたナイトたちの栄誉をたたえる式典に参加した。

秘密のテンプル防衛

間もなく、ダース・クレイトが生きていることが判明した。数か月間の不在期間があったにもかかわらず、このシス卿はハド・アバドンで負った傷をフォースで癒し、シス帝国の支配権を奪回した。かつてインペリアル・ナイトのメンバーで、のちにシスに加わったダース・ハヴォックは、コリバンで囚われの身のドレイコを拷問した。ハヴォックは彼から、ジェダイが惑星タイヴァス秘密のテンプルを建てていることを知った。ハヴォックは情報をダース・クレイトに報告し、クレイトはモーリッシュ・ヴィード大提督にテンプル攻撃任務を課した。ドレイコはカーボナイト凍結され、はぐれ者のジェダイ、ケイド・スカイウォーカーの監禁場所に運ばれた。解凍されたドレイコは、拷問を受けて秘密のテンプルの位置を漏らしたことを認めた。ジェダイ評議会は同盟仲間の銀河同盟とフェル帝国に連絡し、タイヴァスでシス帝国に対抗する作戦が建てられた。ジェダイがシスの地上軍と戦う間、スタージ提督とフェル皇帝は艦隊で援護することになる。マスター・シンドは同盟軍と落ち合う帝国軍を指揮した。シスが地上での攻撃を開始すると、ジェダイはスタージ提督に信号を送り、提督は艦隊にタイヴァスへとジャンプするよう指示した。ハイパースペースを出ると、シンドは帝国軍の宇宙船に砲撃を命じる。

Sinde-Yage

フェル帝国側に離反すると語るモフ・ラルフ・イェイジの通信を受け取るシンド

彼らの宇宙船はシス=帝国艦隊に大きなダメージを与え、アーデント級ファスト・フリゲートイントルーダー>を一斉攻撃で破壊する。スタージ提督は同盟軍がシスを罠にかけることが出来たと言い、シンドに攻撃するよう仕向けた。しかしシンドは、まだ勝利したわけではないと、スタージを注意する。同盟勢力が戦闘を始めたため、クレイトも用意していた罠を展開した。クレイトはスカイウォーカーのもとへドレイコを解放した後、同盟とフェル帝国がタイヴァスを防衛するであろうことを予期しており、新しく作ったシス・トルーパーを同盟およびフェル帝国軍待ち伏せのために待機させていた。クレイトの信号により、ドラゴン・シップアニヒレーター級スターファイターの艦隊がハイパースペースから現れ、同盟勢力の宇宙船を襲った。シスの船がシールドを通過した後、同盟軍のバトルクルーザースターランナー>は最初の集中砲火によって破壊された。シンドはスター・デストロイヤーを守るため、全てのスターファイターを呼び戻し、敵が何者なのかを正確に知ろうとした。

新しく到着したシス軍は友軍と敵軍の区別なく、彼らにとって邪魔な宇宙船をすべて攻撃した。戦いが荒れ狂い、ジェダイはオーダーの大部分を脱出させようと、秘密のテンプル建造に使用した宇宙船を発進させる。シスのダース・ローダーは、その船の中で若者を載せていた1隻を標的に選び、スカル中隊ガン・イェイジ少佐に船を破壊するよう命令した。イェイジは子供を殺すよう命じるシスに名誉を感じず、彼女のスターファイターでローダーを攻撃して殺害する。イェイジはタイヴァス軌道のスター・デストロイヤー<ウォー・ハンマー>に乗る父親、モフ・イェイジに連絡を取り、フェル帝国側に離反する意思を告げる。このデストロイヤーに乗っていたシスが、イェイジ少佐を殺すようシス=帝国軍に命じるが、モフ・イェイジは即座にこのシスを殺し、娘の離反に加わり、他の宇宙船と艦長たちにも離反を呼びかけた。マスター・シンドはイェイジの加盟を受け入れ、皇帝に代わって彼を帝国艦隊に迎え入れた。シス軍は連合艦隊と秘密のテンプルの攻撃を続け、最終的にジェダイ・マスターのトラ・サアバンサ・ロークが大量のフォース・エネルギーを放出する。このエネルギーは敵の船を一掃し、ジェダイの宇宙船をタイヴァスから逃がした。脱出の機会を見たスタージ提督は、同盟勢力の船に緊急ハイパースペース方位へと逃げ、バスティオンへ戻るよう命じた。

コルサント攻撃

タイヴァスでの戦いから3日後、バスティオンにおいて、シンドと皇帝フェル、ホグラム・チョーク、スタージ提督、ジェダイ・マスター・ティリ・キュアは、ケイド・スカイウォーカーの宇宙船<マイノック>の乗組員が戦闘中に捕えた、ダース・クレイトのシス・トルーパーの医療診断結果を見た。死ぬ前、このトルーパーは同じような兵士がほかに何百万人も存在し、クレイトに仕えていると明かしていた。ホグラム・チョークの勧めもあり、皇帝フェルはシスがタイヴァスの報復攻撃が出る前に、即座にコルサントを攻撃しなければならないと、スタージとジェダイ評議会を説得する。ケイド・スカイウォーカーが率いるジェダイとインペリアル・ナイトで構成される攻撃チームが、<マイノック>に乗りコルサントへ潜入し、軌道の防衛力を無効化することになった。シンドは、最も忠実で信頼できるナイトをそばに置きたいという皇帝フェルの要望で、帝国の旗艦<ジャグド・フェル>に配置された。ニーナ・カリクストからもたらされた情報を使い、攻撃チームはコルサント潜入に成功する。カリクストがフェルにアガマーで警告をしたことはシス帝国側に発覚しており、彼女の暗殺命令が出ていた。カリクストはモーリッシュ・ヴィードによる暗殺計画を生き延び、フェル帝国と銀河同盟の連合軍に加わった。攻撃チームは軌道の防衛力を無効にする任務を完了し、連合艦隊はコルサントの地上防衛勢力とクレイトのシス・トルーパーが乗るアニヒレーター級スターファイターと戦うことが出来るようになった。

攻撃チームの成功があったにもかかわらず、シスの軍隊は連合艦隊にとってあまりに強敵過ぎた。皇帝フェルは戦いに負けてしまうと考え、コルサントの生命を種族を問わず全て滅ぼすことが可能な毒物(クレイトのシスのひとり、ダース・マラディが作り出したもの)を放とうと考えた。マラディは帝国軍に捕まり、ケイド・スカイウォーカーの命、そして彼女の安全と引き換えに、フェルのために毒物を作り出すことに同意していたのだった。だが実際は、マラディが捕まることはクレイトが仕組んだことであり、フェルに毒物を与える策略だったのだ。クレイトと彼のシスは皆、毒物に対する免疫があった。シス卿を殺すため惑星一つを犠牲にすることを厭わず、一度にクレイトとその勢力を排除しようと、フェルはコルサントで毒物を使おうとした。フェルが準備をし始めると、シンドとプリンセス、そしてアンタレス・ドレイコは、彼に毒物の射出機構から離れるよう嘆願した。フェルはフォースを使って娘とシンドを隔壁へと吹っ飛ばした。ドレイコはとうとう、皇帝がそうであるように、彼も皇帝ではなくフォースに仕えるべきであると理解に至り、皇帝と対決する。皇帝がダークサイドに転向した場合の誓いを果たし、ドレイコは皇帝を殺害した。コルサントでは、スカイウォーカーがダース・クレイトを殺害したため、シス・トルーパーは皆気が狂い、ダース・ニルはすべてのシス=帝国軍に惑星から撤退するよう命令した。勝利をつかんだ連合軍は、銀河系を統治するため、銀河同盟三頭政治を設立する。その構成メンバーは、新女帝マラーシア・フェル、ジェダイ・マスター・カクルーク、ガー・スタージ提督だった。

個性と特徴

138 ABYの時点で、トレイス・シンドは皇帝フェルにもっとも長く仕えていたインペリアル・ナイトだった。彼の肌は小麦色であり、髪の毛と顎髭は完全な白色だった。ほかのインペリアル・ナイトたちと同様、皇帝と亡命帝国への貢献を誓っていたシンドは、銀河系情勢の大局を見ることができた、分別のある実際的な男性だった。しかし彼の信念は、インペリアル・ナイトは皇帝に忠誠を誓っているがそれはすなわち皇帝と同様フォースに従うということであり、皇帝の意思に従うわけではない、というものだった。シンドはフォースの意思に従うためには直接の指令すら拒絶する考えであり、彼自身の弟子シゲル・デアを含む多くの若いナイトたちはこれに戸惑った。彼らはフォースよりも皇帝への忠節を重んじていたからである。

<インペリアス>に破壊工作をするとき、シンドはモン・カラマリたちが非難されないように、惑星ダックから離れたところで爆発させる予定を立てていた。シゲル・デアは非帝国民は厳密には全員が敵であるという考えだったが、シンドは違った。彼はデアに、より大きな展望を持つ必要があるとしばしば忠告した。デアは必ずしも賛同したわけではなかったが、シンドの知恵と決断を尊重していた。彼はまた、モン・カラマリ・レンジャーが帝国とシスを負かすことができないと完全に気付いており、彼らに外部からの援軍が到着するまで生き延びることに集中するよう助言した。

シンドはまた、より大きな利益を達成するために他を犠牲にすることについて、良心の呵責を持たなかった。実際に、レンジャーのキャプテン・タンクワーがリヴァイアサンからモン・カラマリの難民を守らなければならないと知らせたとき、彼は、これはレンジャーを隠れ家から引き出す計画であることは明らかだと告げた。しかし同時に、このナイトは任務達成のためなら自分自身を犠牲にする精神も持ち、銀河同盟とフェルの亡命帝国の間に生まれる可能性のある同盟関係のために、スタージに<インペリアス>に仕掛けられた爆弾の情報を教えることが重要だと考えた時には、自分自身のダック脱出を後回しにし、自ら時間稼ぎのためにダース・アザードと戦った。

シンドは例え相手から嫌われるようなことになっても、自分の考えを口にすることをためらわなかった。実際皇帝フェル2世は、息子のローン・フェルに、シンドは頑固者だと語ったことがあった。しかし、シンドはフェル皇帝に対し、その命令が自分の考える道徳に反していると感じた時でも、恭しい態度をとっていた。

有能な戦士であるシンドは、水中でも地上のように戦うことができた。シンドはまた指揮官としての才能が有り、実際に未知領域の帝国の任務へと派遣されたことがあり、マスター・デアとの2人組でチームをダックに導く任務も与えられ、さらにタイヴァスのジェダイ・オーダーを支援するときには艦隊の指揮も任されている。彼はさらに鋭い戦略家かつ戦術家であり、<インペリアス>に爆発物を複数仕掛けたり、アクレイ級戦闘要塞を占領したり、リヴァイアサンを倒すための特別戦略を編み出したり、目的達成の計画をいくつか考案していた。彼はフォースに付いての良き教師であり、シゲル・デアをナイトの階級まで訓練し、モン・カラマリ抵抗勢力の戦いを手伝っていた時、皇帝フェルからは新しいインペリアル・ナイトを訓練するよう頼まれていた。

シンドとローン・フェルはともに見習いとして訓練を受けた時代からの、親しい友人だった。フェルは、7年間に及ぶ戦争による腐敗と、ムーア・タリスマンを手に入れたいという願望によって自分がダークサイドに誘われているのではないかと恐れた時、経験豊かなナイトの知恵と助言を借りようと、シンドをそばに呼び寄せた。皇帝に対するシンドの忠義は絶対であり、フェルも黙ってこのナイトを信用していた。しかし、皇帝がそうしているように、シンドはフォースに献身することを誓っており、皇帝をダークサイドへの転向から救うつもりでもあった。フェルがコルサントで、クレイトとそのシスを滅ぼそうと、オメガ・レッドを放って自分の仲間も含む何億もの罪のない人を巻き添えにしようとした時、シンドは彼に立ちはだかり、考え直すよう嘆願する。フェルはシンドを攻撃し、結局アンタレス・ドレイコがフェルと戦って彼を殺すことで、大量虐殺は止められた。

力と能力

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バブルを作り出して<シー・ライオン>の燃料タンク爆発から身を守るシンド

シンドは完全に訓練されたインペリアル・ナイトであり、フォースを使って攻撃してくる相手を吹き飛ばす能力にも熟練していた。彼はライトセーバーの使用にも精通しており、ほかのインペリアル・ナイトが使用しているものと同じデザインのライトセーバーを使い、飛んでくるブラスター・ボルトの偏向や、シス卿との対決などで使用していた。また、彼のライトセーバーは水中でも機能した。シンドはプロテクション・バブルを作り出して危険から身を守ることができ、<シー・ライオン>の燃料タンクが爆発した時にこの能力を使っていた。また、彼にはアニマル・フレンドシップの力もあり、デビルスクイッドの大群を指揮してシー・リヴァイアサンを攻撃させていた。

制作の舞台裏

このキャラクターは、ジョン・オストランダーが書きアラン・ロビンソンがイラストを担当したコミック、『Star Wars: Legacy 22: The Wrath of the Dragon』で初めて登場した。彼のストーリは、『Fight Another Day』や『Divided Loyalties』に続いた。どちらの作品も、やはりジョン・オストランダーが書いたものだが、イラストはオマー・フランシアデイヴ・ロスの担当となった。その後、ジャン・ダーセマによる『Star Wars: Legacy 43: Monster, Part 1』にも登場するが、このとき彼は配色のミスで、茶髪で明色の肌をしたインペリアル・ナイトという風に描かれている。のちにジョン・オストランダーが配色のミスであることを明かし、このキャラは確かにシンドであると説明した。その後の作品では、シンドの配色は元に戻っている。シンドはやがて『Legacy』シリーズのレギュラーキャラクターとして定着する。

彼が登場する作品は、2012年現在、いずれも邦訳されていない。

登場作品

  • Star Wars: Legacy 22: The Wrath of the Dragon (初登場)
  • Star Wars: Legacy: Fight Another Day
  • Star Wars: Legacy 35: Storms, Part 2 (Mentioned only)
  • Star Wars: Legacy 42: Divided Loyalties
  • Star Wars: Legacy: Monster
  • Star Wars: Legacy 49: Extremes, Part 2
  • Star Wars: Legacy-War 1
  • Star Wars: Legacy-War 3
  • Star Wars: Legacy-War 4
  • Star Wars: Legacy-War 5
  • Star Wars: Legacy-War 6
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