- 「ローグ・グループ、ハープーンとトウ・ケーブルを使え」
- ―“AT-AT転倒マニューバ”の指示を出すルーク・スカイウォーカー[出典]
電磁ハープーン(Electromagnetic harpoon)[1]、あるいは磁気ハープーン(Magnetic harpoon)は[2] トウ・ケーブル(Tow cable)と一緒に用いられる牽引用の道具である。デュラスチールでできた短いロッドのハープーン(銛)と、数十メートルにも及ぶ高張力の編組ケーブルからなり、ロッドの先端部には強力な電磁ディスクが付属していた。ディスクにはケーブルを通して電力が供給されており、ハープーンが船体や貨物コンテナといった標的に当たると、電磁石がロックされ、ケーブルで簡単に巻き取れる仕組みになっていた。[1]
ハープーンとトウ・ケーブルは、ハープーン・ガンと呼ばれる[3] 空気圧砲から発射された。[1] インコム社が製造したT-47エアスピーダーには貨物そりを運搬するためのユブリキアン社製Mo/Dkパワー・ハープーンおよび牽引ケーブルが備わっていた。[4] T-47のハープーン・ガンは機体後方に設置されており、通常は後部座席のシステム・オペレーターが操作した。[1] ハープーンは本来武器ではないが、人やドロイドを倒したり、障害物を動かしたり、大きな生き物や乗り物に絡めたりするといった活用方法もあった。[1] 反乱同盟のローグ中隊はホスの戦いでハープーンとトウ・ケーブルを駆使し、銀河帝国のAT-ATウォーカーの脚にケーブルを絡め、転倒させることに成功した。[5]
登場作品[]
- ヤング・ジェダイ・アドベンチャー – スターシップ・ショー
- クローン・ウォーズ – マレボランス襲来
- Star Wars バトルフロント
- スター・ウォーズ:ジェダの灰塵
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 (初登場)
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ:カード・トレーダー
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- スター・ウォーズ ビジュアル・ディクショナリー新完全版
- スター・ウォーズ/ビークル・クロスセクション完全版
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 Starships and Speeders
- ↑ The Adventures of Luke Skywalker, Jedi Knight
- ↑ アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- ↑ スター・ウォーズ/ビークル・クロスセクション完全版
- ↑ スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
他言語版