- 「今日は分離主義同盟にとって素晴らしい日となるだろう。これから新兵器のテストを行う。吾輩が開発した、まさに大量破壊兵器と呼ぶにふさわしい代物だ。この兵器はあらゆる生物を死滅させるが、一方、機械には何の影響もなく無害なのだ」
- ―ロク・ダード将軍[出典]
デフォリエーター(Defoliator)はクローン戦争中に開発された生物兵器である。効果範囲内のあらゆる生命体を一掃することができ、バトル・ドロイド等の機械類にはまったくの無害だった。デフォリエーターは専用のデフォリエーター配備タンク(DDT)によって運搬・発射された。
特徴[]
独立星系連合のロク・ダード将軍が開発したデフォリエーターは、生命体にのみ作用する大量虐殺兵器である。この兵器は弾頭のカプセルと、砲台を載せた改造型の装甲型強襲用戦車によって構成された。デフォリエーターを満載したカプセルは、着弾と同時に爆発し、炎の衝撃波を発生させた。効果範囲内の有機物は衝撃波によって跡形もなく消し飛ばされたが、ドロイド等の機械類には無害だった。しかし、デフォリエーターには偏向シールドを突破できないという欠点があった。
歴史[]
クローン戦争中の22 BBY、ニモーディアンのロク・ダード将軍がデフォリエーターを完成させた。ダードは惑星マリダンで最初のテストを実施し、デフォリエーターがB1バトル・ドロイドに無害だったことをドゥークー伯爵に報告する。その後、ダードは生命体に対する破壊力を証明すべくルアメンの村で2度目のテストを実行しようとしたが、ジェダイ・ナイトのアイラ・セキュラとアナキン・スカイウォーカー、パダワン・アソーカ・タノたちに計画を阻まれた。彼らはシールド発生装置でルアメンの村を防衛し、デフォリエーター配備タンクを破壊してダード将軍を逮捕した。
20 BBY、裏切者のアサージ・ヴェントレスを始末するため惑星ダソミアへ派遣されたグリーヴァス将軍は、ナイトシスターとの戦いでデフォリエーター・タンクを使用した。分離主義勢力はデフォリエーターを使ってナイトシスターの砦の前に広がる森を焼き払ったが、配備タンクはヴェントレスによって撃破された。