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「ウリックよ……暗黒面との戦いは長く、我らにも相手の正体が少しずつ見えてきた。しかしあらためて念を押しておく――ジェダイの道と破壊にいたる道……この2つは相反するものだ」
―集会で発言するマスター・ソン[出典]

デネバの秘密会議(Conclave on Deneba)は、3997 BBY旧シス戦争クラース聖戦のさなかに惑星デネバで開かれたジェダイ集会である。クラースによるフォースのダークサイドの脅威を話し合うため、多くのジェダイが一堂に会した。彼らは、1年前に惑星オンダロンで発生したフリードン・ナッドの反乱で、ダークサイドの危険に終止符を打ったと思い込んでいた。およそ1万人ものジェダイがデネバのメルー山の谷にある円形会場に集結すると、ジェダイ評議会の代弁者を務めるマスターオダン=ウーアは、伝説のシスの暗黒卿銀河系の表舞台へ帰還するという古代の予言について述べた。他にも多くのジェダイがこの会議で発言し、ウリック・ケル=ドローマシスの秘密結社クラースを滅ぼすため彼らの組織内に潜入してはどうかと提案した。この作戦は論争の的となり、彼の師匠だったマスター・アーカ・ジェスや、老齢のマスター・シャヨトなど、大勢の出席者がすぐさま反対意見を口にした。その後、遅れてやって来た参加者が着席するまでしばらく休憩時間をとった後、話し合いは再開された。

遅れてやって来たジェダイのひとりに、クレヴァキのマスター、ヴォド=シオスク・バスがいた。そしてマスター・バスが到着したのとほぼ同時に、クラースによる秘密会議への奇襲攻撃が開始された。ライフ=ポッドが会議場へと降下し、その中から危険なクラース・ウォー・ドロイドが放たれた。着陸したドロイドはすぐさま参加者たちを攻撃し、アーカニアンのマスター、アーカ・ジェスをはじめとする多くのジェダイが戦いの中で命を落とした。師匠のに衝撃を受けたウリックは、クラースへの潜入任務を実行する意思を固めた。彼はたくさんの警告を受けながらも、クラースの本拠地であるコロス・メジャーへと旅立った。

背景

エンプレス・テタにおける事件

JfleetDeneba

デネバに集まる何千というジェダイの宇宙船

3998 BBY惑星オンダロンフリードン・ナッドの反乱と呼ばれる一連の戦いが発生した際、アーカニアンジェダイ・マスターアーカ・ジェスは、ジェダイ・ナイトから成るチームを率いて戦った。古代のシスの暗黒卿フリードン・ナッドは、肉体的なを迎えた後も4世紀近くにわたってフォースダークサイドの力でオンダロンを影響下に置いていた。ナッドの精神を破ったマスター・ジェスは、オンダロンの人々をダークサイドの支配から解放した。ジェダイは、フリードンナッドの反乱を鎮圧したことで、ダークサイドの脅威を食い止めたと思い込んだ。

3997 BBYエンプレス・テタ星系で暴力的な政治クーデターが発生したという情報がジェダイのもとに届いた。この政変の首謀者は、惑星エンプレス・テタの王位継承者サタールと、そのいとこアリーマ・キートだった。サタールとアリーマはフリードンナッドの反乱の最後の戦いのさなかにオンダロンに居合わせ、古代のシス魔術に関する知識を手にしていた。ふたりは手に入れたばかりのシスの魔法で武装し、シス魔術師による秘密結社、クラースを設立する。星系内における支配力を確立するため、クラースはクーデターに最後まで抵抗していたテタンの惑星、エンプレス・テタを包囲攻撃した。

エンプレス・テタ星系の事件とオンダロンでの反乱に何かつながりがあるのではないかと疑ったマスター・ジェスは、仲間のナイトたちとともにテタンの星系の防衛任務を請け負った。銀河共和国からの支援を受けたジェダイたちは、エンプレス・テタに平和を取り戻すため、クラースの勢力と交戦する。しかし、ジェダイと共和国の連合軍はクラースが使うシスの力に困惑し、敗北を喫した。クラースが銀河系各地へとダークサイドの支配力を広げる可能性を考慮したジェダイ・オーダーの指導者たちは、シスの暗黒卿の復活が現実のものになりつつあるという古代の予言を懸念し始めた。その結果、数百の間行われていなかったジェダイの集会が開催されることになった。

デネバへの到着

ThonArca

盟友ヴォド=シオスク・バスについて話し合うソンとアーカ・ジェス

ジェダイ・マスターたちは、クラースが権力を握った背景でダークサイドの力が重要な役割を演じていたという事実を受け、ジェダイが紛争に介入することは果たして正しいのか否かについて議論するため、集会の招集を決断する。およそ1万人にものぼる、全てのジェダイ・マスターとナイト、パダワンたちが銀河系の各地から惑星デネバへと集められた。マスター・アーカ・ジェスとウリック・ケル=ドローマ、娘のヴィマを連れてやって来たノーミ・サンライダー、そしてチュークゼイのマスター・ソンたちもこの会合に参加した。サンライダーとケル=ドローマは、エンプレス・テタ星系で行われた戦いから戻って来たばかりだった。彼らは共和国宇宙軍を率いてテタン領域でクラースと対峙したが、シスの幻影に紛れ込んだ本物のCX-133ケイオススターファイターの特攻攻撃に苦しめられた。ケル=ドローマは戦いで負傷し、共和国艦隊は戦略を立て直すために撤退を余儀なくされた。ジェダイたちはこの敗戦について検討し始めたが、会議が始まろうとしていたため、会場である円形の討議場へと移動した。

会議

秘密会議招集

「クラースの戦力を考えると、戦争はかなり長期化するだろう。ジェダイが数多く死ぬことになる。そんな犠牲を払って何が得られるというのだ? 敵を数千殺したところで、肝心のクラースは勢力を温存したまま生き延びることだろう」
―会議で意見を述べるウリック・ケル=ドローマ[出典]
TelepathicTalk

フォースのテレパシー能力を使って大勢のジェダイに語りかけるオダン=ウーア

ジェダイの集会は、メルー山の中央のくぼんだ谷に設けられた巨大な会議場で行われた。ジェダイの最長老で、最も賢い人物として知られるドレイソスのジェダイ・マスター、オダン=ウーアがステージに立ち、秘密会議を統括するジェダイ評議会の代弁者としての役割を果たした。集会がまさに始まろうとしていた時、マスター・ジェスはウリックたちにドレイソスの特徴(このヒューマノイド種族は、通常の会話手段としてテレパシーを使用する)について注意を促した。ジェスの言葉が終わらないうちに、彼らの心にオダン=ウーアの声が響いた。はじめはうろたえたものの、ジェダイたちは落ち着きを取り戻して熱心にオダン=ウーアのスピーチを聞いた。ドレイソスのマスターは、暗黒卿の復活に関する予言と、エンプレス・テタ星系の惨状について説明した。彼は、フリードン・ナッドの反乱の時と同じように、ダークサイドの脅威に立ち向かうため更なる戦力を派遣するべきか否かという問題を参加者たちに提示した。同時に、ウリック・ケル=ドローマがステージへと近づいた。

ウリックの作戦

DaceCayQrrrlDeneba

会議に参加したデイス・ディアス、ケイ・ケル=ドローマ、カール・トック

「本件には特別な対応が必要である。私の知るかぎり、暗黒面がこれほどまでに勢力を伸ばしたのは初めてのことだ。これ以上拡大させてはならぬ。なんとしても根絶せねば。唯一有効な対策は、ジェダイの代表がクラースに忍び込み、暗黒面の秘密を探り出すことだ」
―ウリック・ケル=ドローマの提案[出典]

オダン=ウーアから許可を受け、ウリック・ケル=ドローマは参加者たちの前でスピーチを行った。ドレイソスのマスターは、フォースを使ってケル=ドローマの言葉を全員に伝達した。彼はまずはじめに、過去の出来事や、ジェダイがクラースに対して間違った対処をしていたことを説明した。ジェダイの行っていたことは過ちだったと考えるケル=ドローマは、圧倒的な軍事力を戦いに投入しても、ダークサイドを完全に排除することは不可能だと感じていた。ケル=ドローマは、例えテタン領域でダークサイドの勢力を破っていたとしても、ダークサイドが銀河の他の場所で根付いたり、再び拡散することを防ぐのは無理だと信じていたのである。しかし多くのジェダイは、戦いに敗北して戻って来たばかりのケル=ドローマに疑問を抱いた。彼らは、より多くのジェダイを率いて戦いに参加すれば、勝利を収めることが出来るのではないかと考えていたのである。しかしケル=ドローマは、温めていた作戦を参加者たちの前で発表した。彼はクラースと直接対立するのではなく、彼らの間に潜入するのが得策だと考えていた。ケル=ドローマは、二重スパイの役目を果たすジェダイをひとり選出し、クラースに忠実なふりをして密かに敵のやり方を学ぶことで、彼らを滅ぼしてはどうかと提案した。

ウリック・ケル=ドローマが思いもよらぬ提案をしたため、集会は大騒ぎになった。マスター・ジェスを含む大勢のジェダイが、ダークサイドを倒すには直接対決するしかないと述べ、ケル=ドローマの愚かしい提案に忠告を発した。また、ケル=ドローマとともにオンダロンで戦ったジェダイ・ナイト、ショアネブ・スールデイス・ディアスもまた、彼の提案に反対した。年老いたジェダイ・マスター、シャヨトは、ダークサイドを内部から破壊することの危険性について語った。マスター・ジェスもシャヨトに同意し、ダークサイドを完全に破壊することは不可能だが、かつて惑星アンブリアナス湖に闇を封じ込めたマスター・ソンのように、制圧することは可能だと説明した。さらにジェスは、たとえひとりのジェダイがダークサイドに打ち勝つことが出来なかったとしても、他のジェダイとともに光の壁をつくり出すことが出来れば、一致団結することにより闇を撃退することが出来る、と続けた。この時、数人のジェダイが遅れてデネバに到着したため、一時的に会議が中断されることになった。

フリードン・ナッドの影

PsychicVodo

フリードン・ナッドの霊体が弟子にまとわりついていることを察知したヴォド=シオスク・バス

デネバの会議に参加していなかったジェダイはごく少数だったが、そのほとんどは、とても離れた場所からやって来たため遅れていただけであり、会議の休憩時間中にデネバに到着した。遅刻者のひとりに、マスター・ヴォド=シオスク・バスがいた。このクレヴァキのジェダイ・マスターは、弟子の中で最も優れた才能を持っていたエグザ・キューンが、ダークサイドの知識を追い求める旅に出るため師匠のもとを去ってしまったことに、ひどくショックを受けていた。デネバに到着したバスは、マスター・ジェスの姿を探す途中で、兄ウリックに意見を述べていたケイ・ケル=ドローマと出くわした。短い会話を交わした後、バスはマスター・ジェスと合流し、エグザ・キューンと彼が抱くダークサイドへの憧れについて、歩きながら話し合った。その時突然、バスとジェスはフォースを通して激しい呼びかけを感じた。バスはすぐにその声の主が弟子エグザ・キューンであることに気づいた。バスをはじめ、呼びかけを耳にした他のどのジェダイも知らなかったが、この時キューンはフリードン・ナッドの霊体の力によってひどく痛めつけられ、ダークサイドに誘惑されていた。助けを求めるキューンの声と、マスター・ジェスの助言に従い、バスはフォースに触れて弟子のために瞑想を行った。キューンが外部に助けを求めていることを知ったナッドの霊体は、ヴォド=シオスク・バスの存在に注意を向けた。バスが感づいたときにはすでに遅く、ナッドはフォースを通してこのジェダイ・マスターを攻撃した。バスは押し返されてしまい、エグザ・キューンとのフォースの接触も断たれてしまった。もはやキューンの力になることは出来ないと考えたバスたちジェダイは、集会が再開されようとしていた会議場へと戻った。

デネバの戦い

Blue Glass Arrow 詳細はデネバの戦いを参照

しかし、会議が再び始まる前に、何百というライフ=ポッド軌道からデネバの地上へと降りそそいだ。ポッドに積載されていた危険なクラース・ウォー・ドロイドは、会議に参加していたジェダイを襲撃した。ポッドが開いた際、ジェダイは何の準備も出来ていない状態で激しい戦いに巻き込まれることになった。マスター・ジェスは、皆でフォースを使い防衛シールドをつくることを提案したが、ケイ・ケル=ドローマは既に手遅れだと述べた。ケイはT-12使用人ドロイドに周辺を調査するよう指示したが、命令を受け取ると同時に、ドロイドのプログラミングが変更された。全ての使用人ドロイドは、ジェダイ殲滅という新しい指令を受領したのである。クラース・ドロイドは激しい攻勢を仕掛けたが、それでも戦いに勝利したのはジェダイだった。しかし、マスター・アーカ・ジェスは戦闘中にウォー・ドロイドによって殺されてしまった。

その後

「わたしたちはいまこうして集まっていますが、規模こそ違え、そのむかし惑星デネバでも同じようなジェダイ総会が開かれました。ジェダイ騎士の大多数が集まって銀河に脅威をおよぼす暗黒面について話し合ったのです」
11 ABY、ジェダイの歴史を説明するティオン[出典]
HuggingBrothers

潜入任務の前に抱擁を交わすケル=ドローマ兄弟

戦いの後、マスター・ヴォド=シオスク・バスは自身のホロクロンにこの日の出来事を記録した。バスはマスター・ジェスの死を語り、ウォー=ドロイドによる攻撃にクラースが関与していたという新事実についても説明した。一方、ウリック・ケル=ドローマはマスター・ジェスを死なせてしまったことに強い罪の意識を感じ、亡き師のローブを回収した。マスターたちの警告を無視し、彼はクラースへの潜入作戦を実行すると誓った。サンライダーは、そのような考えは悪い結果をもたらすだけだと言ってウリックを引き留めようとしたが、失敗に終わった。ケイもまた兄を引き留めようとしたが、ウリックの気は変わらなかった。

ジェダイはオッサスへ戻り、ウリックとサンライダーはそこでエンプレス・テタ星系に関する詳細な情報を探した。ケル=ドローマは、敵について理解を深めておくため、クラースとその故郷の星系について、できる限りの数を割いて研究を行った。グレート・ジェダイ・ライブラリーに赴いた彼とサンライダーは、マスター・ウード・ブナーに歓迎される。ブナーはエンプレス・テタの包括的な歴史をケル=ドローマに提供したが、同時に彼の軽率な決断に警告を放った。また、ブナーはウリックとサンライダーをジェダイの古代の守護者、マスター・オダン=ウーアに引き合わせた。オダン=ウーアは珍しいシス・ホロクロンをふたりに見せ、ダークサイドに転向した古代のジェダイの物語を語って聞かせた。しかし、若きウリック・ケル=ドローマの意志は変わらなかった。ウリックは、マスターたちの賛同は得られなくても、理解さえしてもらえばそれでいいと語った。マスターたちは彼の決心の強さを理解し、彼を妨害しようとするのは愚かなことだと考えた。ウード・ブナーとオダン=ウーアはウリックの任務を承認し、去って行った。

オッサスを離れる前、ウリック・ケル=ドローマは弟のケイと会話を交わした。ケイはいまだに、兄が愚かな決断を下したと思い続けており、二度と彼と会えなくなるのではないかと心配していた。ウリックの決意は固かったため、兄を思い留まらせようとするケイの試みは全て無意味だった。ウリックはすべてが良い方向に向かうだろうと保障し、兄弟は抱擁を交わした。翌朝をサンライダーとともに過ごしたウリックは、テタ星系へ出発するためスターシップの準備を行った。サンライダーからの度重なる援助の申し出を断り、ウリックは彼女とキスを交わした後エンプレス・テタへと旅立った。デネバの会議の後、ジェダイは3986 BBYエクシス・ステーションの秘密会議まで総会を開かなかった。

主な参加者

オダン=ウーア

Blue Glass Arrow 詳細はオダン=ウーアを参照
Odan-Urr6 (Conclave on Deneba)

セレジアンのジェダイ・マスター・ウールーから訓練を受けたオダン=ウーアは、やがてジェダイ・オーダーでもっとも年長かつ賢いジェダイのひとりになった。学習熱心な若きパダワンだった頃、オダン=ウーアはジェダイの伝説や歴史を研究し、古代の忘れ去られたフォース技術を学んだ。彼はエンプレス・テタの統一戦争で重要な役割を演じ、ジェダイの戦闘瞑想と呼ばれる稀有な能力を使用した。この頃、オダン=ウーアはエンプレステタその人の個人的アドバイザーになった。5000 BBY、オダン=ウーアは伝説のシス帝国による攻撃が間近に迫っているという、予言的ヴィジョンを経験した。予知通りハイパースペース大戦が始まると、オダン=ウーアはジェダイ・ナイトとしてテタや銀河共和国とともに戦いに参加した。シスが敗北した後、オダン=ウーアは廃棄されたシスの軍艦の残骸から、シス・ホロクロンを発見した。戦争の後、オダン=ウーアはオッサスにグレート・ジェダイ・ライブラリーを設立し、大事なシス・ホロクロンやその他の古代遺物を保管した。やがてオダン=ウーアはマスターに昇格し、デネバで秘密会議が開かれた当時まで、6世紀近くにも渡ってジェダイの会合を統括していた。また、彼はデネバの会議の代弁者の役目を務めていた。

ウリック・ケル=ドローマ

DenebaUlic

有名なジェダイ・ナイトだったウリック・ケル=ドローマは、弟のケイとともにアーカ・ジェスに師事した。マスター・ジェスのパダワンだった頃、ケル=ドローマは惑星オンダロンの外交任務に派遣された。彼はケイやトワイレックのジェダイ、トット・ドニータとともにオンダロンに赴いたが、外交任務は失敗に終わってしまう。彼らはオンダロンのビースト大戦に巻きこまれ、アマノア女王とそのダークサイドの派閥を破るため、ビースト=ロードオロン・キラ協力することになった。ビースト大戦の後、ケル=ドローマたちジェダイはアマノアの夫で魔法使いのオムミンやフリードン・ナッドの霊体と戦った。オムミン王に対して勝利を収めた後、ケル=ドローマたちはダークサイドが完全に破滅したわけではないことに気づき、エンプレス・テタ星系に赴いた。マスター・ジェスの弟子たちは、エンプレス・テタ星系の防衛任務を引き受ける。ジェスはケル=ドローマとノーミ・サンライダーを現地に派遣し、銀河共和国と連携してテタンの惑星を守ることになった。しかし、ジェダイと共和国はコロス・メジャーの戦いでクラースに敗北し、ケル=ドローマは重傷を負った。この任務の失敗を受け、ジェダイ・オーダーは惑星デネバで会議を招集し、ケル=ドローマは聴衆の前でクラースへの潜入作戦を発表した。会議の参加者たちが反対意見で一致したにも関わらず、ケル=ドローマはダークサイドを内部から打倒するという考えに固執した。

アーカ・ジェス

Blue Glass Arrow 詳細はアーカ・ジェスを参照
DenebaArca

アーカニアンのアーカ・ジェスは、ウリックとケイ・ケル=ドローマ、そしてトワイレックのトット・ドニータのジェダイ・マスターだった。自身がナイトだった頃、ジェスは4050 BBYヒアブ=ツウィス戦役に参加し、ヒアブ=ツウィス・コリダーから悪名高いネローリ・マローダーを一掃するため戦った。それから35年後、ジェスは大ドロイド革命で重要な活躍を果たす。彼はこの紛争で、ドロイドの内部メカニズムをフォースによって不能にする、ほとんど知られていないフォースの能力を使用した。オンダロン星系のウォッチマンになったアーカ・ジェスは、惑星オンダロンの不安定な内部情勢を調停するため、3人の弟子たちを現地に派遣した。弟子たちが外交任務に失敗したため、マスター・ジェスもオンダロンの紛争に介入し、アマノア女王と彼女のダークサイド軍団を鎮圧するため戦闘瞑想の技術を使用した。ジェスと弟子たちは、アマノアの夫であるオムミン王や、暗黒卿フリードン・ナッドの霊体が台頭した際に、再びダークサイドと戦うことになった。最終的に、ジェスと弟子たちはオムミン王に打ち勝ち、オンダロンからダークサイドの脅威を取り払うことに成功した。しかしジェスは、シス魔術がオンダロンを離れ、エンプレス・テタ星系で新たに根付いたことに気づいていた。ダークサイドの脅威を話し合うため、大勢のジェダイがデネバに召集された際、ジェスはクラースに潜入するというウリックの作戦に対して反対姿勢を崩さなかった。

シャヨト

Blue Glass Arrow 詳細はシャヨトを参照
Shayoto

老齢のジェダイ・マスターだったシャヨトは、4800 BBYガンクの大虐殺や、それから500年近く後ヴァルター・カタクリズムも経験した、長命の人間だった。シャヨトはシスの陰謀に非常に精通しており、クラースへの潜入作戦を提案したウリック・ケル=ドローマに強く反対意見を唱えた。はじめはジェダイの集まりの中で見落とされ、無視されていたシャヨトだったが、最終的にアーカ・ジェスから発言権を与えられ、ようやく意見を口にすることが出来た。すると彼はハイパースペース大戦をはじめとする過去の紛争について語り、師匠の師匠から教わった百年の闇について説明した。シャヨトはこの古代のジェダイから、ダークサイドがいかにして悪行を実行するのかを聞かされていた。彼は、ダークサイドは完全に秘密裏に行動し、敵の守りが最も薄いときだけ攻撃を行うことを学んでいたのである。デネバの会議において、シャヨトはダークサイドの危険と策略、そして彼らが過去にどのようにして文明を崩壊させたのかを、ウリックや集まったナイトたちに警告した。

制作の舞台裏

デネバの会議は、未邦訳のコミック・シリーズ『Star Wars: Tales of the Jedi』の『Dark Lords of the Sith 3: Descent to the Dark Side』で描かれた。このコミックの作家はトム・ヴィーチケヴィン・J・アンダースンで、イラストはクリス・ゴセットが担当した。ヴィーチとアンダースンは、このコミックでアーカ・ジェスの死を描いた。これは、ウリック・ケル=ドローマがダークサイドへと転向するきっかけとなる、重要な転機となった。

『Tales of the Jedi: Dark Lords of the Sith』のオーディオ・ドラマ版でもデネバの会議が描かれている。ジョン・サイガンがウリック・ケル=ドローマ、グリニス・トーケンがノーミ・サンライダー、ジム・ウォードがアーカ・ジェスの声優を担当した。既に発表されていたコミックのストーリーに、より詳細な内容が付け足されている。コミック版のシャヨトの台詞を、オーディオ版ではアーカ・ジェスが発している。

『The Complete Star Wars Encyclopedia』(未邦訳)では、デネバの会議でヴォド=シオスク・バスがエグザ・キューンに殺害されたと誤って説明されている。正しくは、コルサントにおける戦いで殺害された。

登場作品

  • Tales of the Jedi: Dark Lords of the Sith audio drama
  • Tales of the Jedi: Dark Lords of the Sith 3: Descent to the Dark Side (初登場)
  • Tales of the Jedi: Dark Lords of the Sith 4: Death of a Dark Jedi (間接的に言及)
  • Tales of the Jedi: Dark Lords of the Sith 5: Sith Secrets (言及のみ)
  • Adascorp Fiscal Period Financial Report and Outlook: Field Report: Project Black Harvest (間接的に言及)
  • Star Wars: The Old Republic (作中の文書内で言及)
  • フォースの覇者 (初言及)
  • CasusBelliLogo "Le facteur X" – Casus Belli 115

参考資料

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