FANDOM


Tab-canon-black-ja  Tab-legends-white-ja 
「攻撃続行!」
―デイヴィッシュ・クレイル[出典]

デイヴィッシュ・クレイル(Davish Krail)は、仲間たちからポップス(Pops)の愛称で知られた共和国再建のための同盟のベテランBTL Yウイング・スターファイターパイロットである。彼は同盟軍に加わるまでに20年近くの飛行経験を持っており、旧友のガーヴェン・ドレイスと共に惑星ダントゥインの反乱軍基地で活動した。彼はいくつかの戦場でYウイング中隊の指揮権を与えられたが、やがてジョン・ヴァンダーが率いるゴールド中隊の隊員になった。

0 BBYデス・スターヤヴィン星系に入ったとき、クレイルはほかのパイロットとともに、ジャン・ドドンナ将軍の敵バトルステーション破壊作戦に参加した。クレイルとヴァンダー、タイリーはステーションの排熱孔への最初の攻撃を行った。しかしトレンチ・ランを飛んでいたとき、彼の仲間はシスの暗黒卿ダース・ヴェイダーによって撃墜されてしまった。クレイルはXウイング・ファイター部隊であるレッド中隊の指揮官、ドレイスに脅威を報告したが、その直後に攻撃から離れようとしたところをヴェイダーによって撃ち落とされた。

経歴

反乱軍

少なくとも20 BBY当時から、デイヴィッシュ・クレイルはスターファイターに乗り込んでいた。彼はその経歴の中で、多くの戦いに参加していた。彼は長年にわたって同じヘルメットを使い続け、やがてそれはもはや使い物にならないほどぼろぼろな状態になってしまった。パイロットとしての初期のキャリアにおいて、クレイルはガーヴェン・ドレイスと親しくなった。クレイルはドレイスとともに、清められた航空騎兵隊で活躍した。共和国再建のための同盟に加わるころには彼はベテランのパイロットになっており、ダントゥインに置かれた同盟軍の基地BTL Yウイング・スターファイター中隊の指揮権を与えられた。この基地では、クレイルの旧友ドレイスもともに活動していた。

クレイルはライル・トーシンといった若いパイロットたちを指揮し、やがて同盟軍における年長パイロットとなり、“ポップス”(おじさんの意)の愛称で知られるようになった。彼はやがてジョン・ヴァンダーが率いるYウイングのゴールド中隊に配属され、“ゴールド5”のコールサインでヴァンダーのウイングマンとして飛んだ。クレイルは自分で自分のYウイングのメンテナンスや修理を監督していた。反乱同盟がダントゥイン基地からの退却を余儀なくされたとき、クレイルとその仲間たちは衛星ヤヴィン4グレート・テンプルへと移動した。

ヤヴィンの戦い

「こちらゴールド5。僚機が2機やられた!」
「了解」
「後ろにつかれてる!」
―デイヴィッシュ・クレイルとガーヴェン・ドレイス[出典]

0 BBY、同盟軍は銀河帝国超兵器デス・スターを攻撃、破壊する準備をした。この宇宙ステーションの技術的なリードアウトは、プリンセスレイア・オーガナによってグレート・テンプルに届けられ、同盟軍最高司令部は攻撃作戦を練ることが出来た。デス・スターの弱点を知ったジャン・ドドンナ将軍は、スナブファイターを使ってステーションに接近し、ステーション表面の溝を飛んで幅2メートルの排熱孔プロトン魚雷を撃ちこむという作戦を立てる。計画がうまくいけば、魚雷はバトルステーションのシャフトを進んでメイン・リアクターに達し、超兵器全体を破壊する爆発を引き起こすことになっていた。Yウイングが攻撃飛行に最も適していたため、排熱孔への最初の攻撃はゴールド中隊が行うことになった。しかしヤヴィン4へと情報を持ってきたオーガナとその仲間たちは帝国軍によって追跡されており、デス・スターは反乱軍基地を攻撃するためヤヴィン星系へとやって来た。

デス・スターがヤヴィン4へと迫ってきたため、ドドンナにはほとんど選択の余地は残されておらず、ドレイスが指揮するXウイングレッド中隊、ヴァンダーのゴールド中隊、メリック・シムブルー中隊、そしてグリーン中隊がステーション攻撃のために派遣された。クレイルは通常通りヴァンダーの指揮下に入り、同盟軍の戦闘機部隊はステーションに接近した。クレイルと中隊隊員が指揮官に続いて目標のシャフトに向かって飛ぶ中、ドレイスとその“レッド・ボーイズ”はバトルステーションの防衛攻撃を引き受けることになっていた。これに対し、帝国はTIL/LNスターファイターによって構成されるブラック中隊を送り出し、同盟軍の戦闘機と戦わせた。TIE戦闘機がレッド中隊と交戦している間、ヴァンダーとクレイル、タイリーはデス・スターの排熱孔に向けて側溝での飛行を開始した。

KrailTrenchRun

トレンチ・ランを飛ぶヴァンダー、クレイル、タイリーのYウイング

3人のパイロットはトレンチ(側溝)への効果を開始し、ヴァンダーは排熱孔の場所を示した。トレンチに入ったヴァンダーは、クレイルとタイリーに戦闘機のパワーを全て前部偏向シールドに回すよう指示を出した。トレンチ内部で敵の砲撃に悩まされたヴァンダーは、クレイルにトレンチ内に防衛砲台がいくつぐらいあるか推測するよう言った。トレンチ・ランを飛行しながら、クレイルは合計でおよそ20基の砲台が存在すると推測し、ヴァンダーの指示に応えた。敵の砲台は、ステーションの表面とタワーに点在していた。防衛攻撃が急に止むと、排熱孔に近づいたヴァンダーはターゲッティング・コンピューターを起動した。クレイルは後部偏向シールドを使うよう提案し、仲間に背後からの敵戦闘機の攻撃に気を使うよう言った。

その直後、ヴァンダーは敵の戦闘機が3機、彼らの背後に現れたことを確認した。敵機のうちの1機は、シスの暗黒卿ダース・ヴェイダーが乗るTIEアドバンストx1だった。3人の反乱軍パイロットは敵の戦闘機を交わすことができず、同時に攻撃を行いながらも、目標の排熱孔に向けて飛び続けることを余儀なくされた。新しい敵がトレンチに加わり、ロード・ヴェイダーはタイリーを撃墜した。ヴァンダーはうろたえ、トレンチが余りにも狭いため回避的な飛行が制限されていると語った。クレイルは標的に集中するようヴァンダーに嘆願し続けたが、彼より若いリーダーは、互いに密接し過ぎていると主張し、クレイルに隊形を緩めるよう要求した。しかしヴェイダーはヴァンダーにすぐに狙いを定めたため、この指示は無駄になった。

KrailKaput

破壊されたクレイルのYウイング

ゴールド・リーダー・ヴァンダーも撃墜され、事態はクレイルのような経験豊かなベテラン・パイロットにも手におえない状況になってしまった。ヴェイダーによって背後をつけられながら、たったひとりで飛ぶことになってしまったクレイルは、トレンチから離れ、レッド中隊指揮官のドレイスに連絡を取り、ゴールド中隊の失敗を伝えた。その直後、クレイルはヴェイダーとその僚機によって追撃された。撃墜される寸前、このベテラン・パイロットは敵が背後から迫っていることをレッド・リーダーとの通信で口にした。クレイルが殺された後、ドレイスも間もなくヴェイダーによって撃墜された。しかしレッド中隊のパイロット、ルーク・スカイウォーカーが宇宙ステーションの破壊に成功し、反乱同盟に大きな勝利をもたらしたのだった。

個性と特徴

「敵のレーザー砲は何門くらいだ?」
「およそ20門。要塞の表面とタワーの上です」
―ジョン・ヴァンダーとデイヴィッシュ・クレイル[出典]

経験豊かな男性で、戦闘機パイロットのデイヴィッシュ・クレイルは、他の中隊隊員がパニックに陥ってうろたえていたときも、断固とした態度を保ち続けていた。ヤヴィンの戦いにおいて、タイリーがダース・ヴェイダーによって撃ち落とされたとき、ヴァンダーは自分自身の安全を案じて、目的を見失い始めた。より年長者のクレイルは、上官のヴァンダーに任務に専念するよう注意した。任務を成功させることは出来なかったが、クレイルはその最後の瞬間まで、同盟軍のために仕え続けた。同盟軍におけるキャリアの中で、彼は同じぼろぼろのヘルメットを使い続けた。彼は戦いに赴くとき、顎紐をつけていなかった。

制作の舞台裏

ジョージ・ルーカス監督の映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』において、グラハム・アシュリーがデイヴィッシュ・クレイルを演じた。ただしこのキャラクターが初めて登場した作品は、アラン・ディーン・フォスターが書いた映画の小説版である。小説の中でこのキャラクターは“ポップス”と呼ばれた。小説版では映画でゴールド中隊とされている部隊をレッド中隊と呼んでおり、そのためこのキャラクターも“レッド5”(映画ではルーク・スカイウォーカーのコールサイン)と呼ばれている。『A Guide to the Star Wars Universe』の第1版でも同様に、このキャラクターはレッド5とされている。同書の第2版(邦訳:『スター・ウォーズ・ユニバース』)では小説版と映画の違いが説明されている。クレイルは映画で“ゴールド5”と呼ばれているが、ガーヴェン・ドレイスが一度彼のことを“ゴールド・リーダー”と呼ぶ場面がある。

登場作品

参考資料

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。