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類似した名称の記事はエンプレス・テタ(曖昧さ回避)を参照

テタ[1](Teta)は人間女性で、5,000 BBYコロス星系を統治したエンプレス(女帝)。コロス統一戦争を主導して、ハイパースペース大戦では軍事司令官として大きな役割を果たした。彼女は裕福な惑星コロス・メジャーの王族の階級に生まれ、やがてコロスの帝国の支配権を握るようになった。戦いで軍隊を指揮し、何度も自身に対する暗殺計画を自ら挫いた彼女は、間もなく“ウォリアー・エンプレス”(Worrior Empress)として知られるようになった。ヤヴィンの戦いの5,000以上前、テタはジェダイの助言者、メミット・ネイディルとともに、星系の他の星々を無法な貧困状態から救い出そうと統一戦争を開始した。テタは軍隊を勝利へと導き、他の惑星で反乱軍を制圧した。マスター・ネイディルや、キレックの戦い戦闘瞑想を使い大参事を未然に防いだジェダイ・アプレンティスオダン=ウーアらがテタを手助けした。

星系を統一した直後、オダン=ウーアはシス帝国の侵略が差し迫っていると銀河共和国に警告した。テタは彼の言葉を聞き入れた数少ない人物のひとりだった。しかし銀河元老院でのテタの呼びかけは失敗に終わる。シスが侵略を開始したとき、コロスは最初の戦場となった惑星のひとつだった。テタの軍隊はシス艦隊の撃退に成功し、彼女は共和国の特別部隊と共に敵をプリマス・ガルードへと追跡した。シスの暗黒卿ナガ・サドウは、そこで艦隊の生き残りを集結させようとしていた。サドウは命からがらシスの本拠地であるコリバンへと逃げ去ったが、テタの軍隊は追撃をつづけ、コリバンの戦いを繰り広げる。戦争が終わると、テタは故郷へと戻り、兵士たちに休息を許した。彼女の統治は175年の間継続し、彼女の情け深いリーダーシップを称え、星系には彼女の名前が付けられることになった。

経歴

統一戦争

Teta unification

統一戦争中のテタ

5,000 BBYより以前、銀河共和国が力を増していた時代、テタはディープ・コアに位置する惑星コロス・メジャーの王族階級の家庭に生まれた。5,010 BBY、テタはコロスのエンプレスになり、宮殿や様々な貴重品を相続したが、単純な贅沢な暮らしを送ることに満足しなかった。彼女の住む惑星系コロス星系は、重要なトレード・ルートであるコロス・トランク・ラインの上に位置し、カーボナイトを始めとするかなりの資源に恵まれていた。しかし、星系内できちんとした秩序が確立されていたのはコロスだけであり、他の6つの惑星の住民たちは無法な貧困生活を送っていた。テタは必要などんな手段をとってでも、これらの惑星を統一しようという試みを開始した。

その生涯の中で、テタは権力の座を狙う者との個人的な戦いを経験し、多くの暗殺計画を生き延び、ときには彼女自身が暗殺者を殺すこともあった。この経験は、コロス星系を統一しようという試みの中で、彼女にとって大きな助けとなった。彼女は戦いの中で多くの抵抗組織と渡り合うことになったからである。コルサントジェダイ・オーダーから派遣された代表者にして、著名なジェダイ・マスターであるメミット・ネイディルはテタのアドバイザーとなった。ネイディルの助けのもと、テタは他の惑星とともに貿易同盟を立ち上げた。テタに支配権を委ね、彼女の管理下に入ることで、コロシアンの星の人々には貧しい生活を捨てる機会が提供された。星系内の惑星の利益になったこの同盟は、多くの星々に受け入れられた。しかしキレックなど、抵抗勢力や海賊によって支配されるいくつかの惑星はテタを認めなかった。彼女は軍隊を指揮し、申し出を拒否した惑星との戦いを繰り広げた。敗北した抵抗勢力は、惑星キレックへと逃れた。コロス・メジャーの兵士たちがキレックに派遣されたが、抵抗勢力に圧倒され、惑星に足止めされてしまう。抵抗勢力の砲台の攻撃有効範囲に入った宇宙船はみな砲撃を受け、破壊されてしまった。テタは惑星地上に救援隊を送ろうとしたが、抵抗勢力は50名の人質を処刑するという対応に出た。彼女は部下に犠牲が出ることを承知しながらも、キレックを包囲することに決めた。

テタがコロス・メジャーの首都シナガーから軍隊を出撃させようとしていたちょうどそのとき、マスター・メミット・ネイディルが若きドレイソスジェダイ・アプレンティスオダン=ウーアとともに彼女のもとにやってきた。オダン=ウーアは、戦いでの経験を得るために、その師ウールーによってコロスに派遣されていた。オダン=ウーアは、テタとネイディルに彼が研究の中で知った戦闘瞑想と呼ばれるジェダイのについて話した。この能力を使えば、敵軍の士気を弱め、味方に勇気を与えることで、自分の軍隊の勝率を高めることが可能だった。テタはネイディルやフォースを信頼し、戦闘瞑想がより流血を少なくする手段だと主張するオダン=ウーアに、キレックに赴いて能力を使用する許可を与えた。オダン=ウーアとメミット・ネイディルは戦闘瞑想を有効に利用し、抵抗勢力のリーダー、ラバン司令官は降伏した。7つの惑星はようやく統一され、テタはコロス星系に平和をもたらしたのだった。

元老院への警告

テタとジェダイの助言者たちは英雄としてシナガーに戻り、抵抗勢力はひとまとめにされ、監獄惑星ロニカへと追放された。勝利を祝うパレードが開催され、ネイディルは長く続く平和によって、コロスは銀河系で最も豊かで、最も影響力の強い星系のひとつになるだろうと語った。パレードが終了した後、テタは官僚的な問題に着手し、銀河元老院で演説を行うためにコルサントに向かう予定を立てた。キレックの戦いから数後、彼女は宇宙船の修理ドックを所有するハットアールバと対面した。アールバの顧客のふたり、ジョリゲイヴ・ダラゴン兄妹が彼の宇宙船1隻を盗んでコロスから脱走したため、このハットは彼らがそれ相応の罰を受けることを期待していたのだった。ふたりの会話は、オダン=ウーアの到着によって中断される。彼はテタとネイディルに、予知夢と思われる夢を見たことを話した。それによれば、長い間全滅したと考えられていたダーク・ジェダイの逃亡者の一団、シスがまだ存在しているという。オダン=ウーアはシス帝国が共和国に対する脅威だと信じ、彼らが侵略を企てていると考えた。ネイディル自身はフォースで予測が出来なかったが、オダン=ウーアの言うことを保証し、嘘ではないと語った。エンプレスは間もなく行われる元老院での演説の中でこの問題を扱うことに同意したが、元老院議員たちが耳を課すかどうかを疑問に思った。

Teta Nadill

テタとネイディル

3日後、ふたりのジェダイとその他の顧問数名を引き連れ、テタはコルサントの元老院ホールに向かった。オダン=ウーアはヴィジョンについて自ら元老院議員たちに説明しなければならないと考えていたが、より多くの政治経験を積んでいる者の発言のほうが説得力があると考えたテタは、彼女が代わりに報告を行うことに決めた。テタは元老院議員や、彼女の言葉を聞くために集まったジェダイの一団の前で、オダン=ウーアが経験したヴィジョンについてのスピーチを行った。しかし大部分の議員は共和国の脅威に対して懐疑的だった。彼らは、若いジェダイが見た悪夢よりも、共和国には切迫した問題が山積みだと考えていたのである。スピーチが失敗したと考えたテタだったが、オダン=ウーアに彼のヴィジョンを信用すると告げ、コロス星系を守る準備をしなければならないと語った。コロスに戻り、テタが軍隊を再集結させる中、ふたりのジェダイは古代の文書を精査した。間もなく、テタはシスがどれほどの軍を集めて攻撃してきても大丈夫なほど、巨大な防衛網を敷いた。

その後すぐに、オダン=ウーアの師であるウールーがテタに連絡を取り、惑星コロスのネイディルやオダン=ウーアと合流してもいいかと尋ねた。彼もまた脅威を予感しており、問題を弟子と協議しようと考えていたのである。ウールーが到着すると、テタが派遣したネイディルによって呼び戻されたオダン=ウーアは、師との再会に驚き、喜んだ。ウールーは彼女たちに、共和国がシスと戦争になれば破壊的な結果を招くだろうと語った。その後テタは、シスと戦うために宮殿の中庭に集まった軍隊を彼らに見せた。数日の間、ジェダイたちはシスの歴史を学び、テタは軍隊の準備に努めた。この期間に、ジョリ・ダラゴンという若い女性がからテタの部屋へと忍び込み、エンプレスに重要な話があると主張した。テタははじめ、ダラゴンが暗殺者だと勘違いし、警備兵の到着を待っている暇はないと思い、武器を手にした。しかしジョリ・ダラゴンはテタに危害を与えることなく、シスに関する情報を口にし始めた。テタは警備兵に立ち止まるよう合図する。ダラゴンは、彼女とその兄がシスの惑星コリバンにたどり着いた顛末を語り、シスの暗黒卿ナガ・サドウによる侵略が差し迫っていることを説明した。ダラゴンの話はオダン=ウーアのヴィジョンの裏付けとなり、ネイディルは今度こそ警告が伝わることを期待し、ジェダイや元老院に事態を伝えるためコルサントに向かった。同時にコロス艦隊は交戦に備えた。

ハイパースペース大戦

メミット・ネイディルが間に合わないうちに、サドウの最初の艦隊がコルサントを攻撃し、別の部隊がコロス星系にも攻撃を仕掛けた。テタはオダン=ウーアやジョリ・ダラゴン、主任軍事司令官のヴォンテージと会い、シスの侵略軍全体を寄せ付けないよう伝えた。ヴォンテージはコロスの艦隊では惑星を守るのに十分な力がないかもしれないと発言したが、かつてキレックで抵抗勢力を率いていたラバンが、テタからの大赦と引き換えに、シスとの戦いに手を貸すと申し出た。もし申し出を受け入れれば、テタの軍隊はいくつかの惑星から手を引くことが可能になった。キレックでの彼らの頑なな戦いぶりを思い返し、テタは協力を受け入れ、ロニカに追放された抵抗軍兵士がキレックに戻れるよう手配した。しかし、シスの侵略軍はラバンの援軍よりも先に到着するだろうと考えられていた。オダン=ウーアとウールーはキレックでの戦いを監督するために派遣され、テタはアーマーヘルメットを着込み、牙のある獣にまたがってコロス・メジャーでの戦いを指揮した。彼女は兵士たちの前で短いスピーチをし、命を懸けてシナガーを守るよう告げた。そのとき、シスの特別部隊が到着して都市を攻撃したが、コロスの砲台は彼らを寄せ付けなかった。

Empress Teta

ハイパースペース大戦中、コロス・メジャーにおけるテタ

テタの優れた司令技術や、ゲイヴ・ダラゴン(シスの司令官になった、ジョリ・ダラゴンの兄)が艦隊を捨てたおかげで、テタの軍隊はシス軍を撃退することに成功する。テタとジョリ・ダラゴンによって導かれ、様々な惑星からやってきた共和国の宇宙船とともに、コロス艦隊はシスを追跡して巨星プリマス・ガルードにジャンプした。シス・メディテーション・スフィアに乗るサドウは、シス軍にこの場所へ集まるよう指示を出していた。サドウの手下だと思われていたゲイヴ・ダラゴンは、スフィアからコムリンクを介してテタたちに接触を取り、サドウが全軍隊を使って共和国を攻撃するつもりだと教えた。彼によれば、シス帝国本土は完全に無防備であり、サドウが攻撃するチャンスを完全に潰せる可能性があるとのことだった。テタが情報に基づいて行動する前に、サドウは多くの生き残りを率いて作戦を始動した。サドウは旗艦コルセア>を使い、プリマス・ガルードを超新星へと変えた。サドウは自分がコリバンに逃げるために、仲間の艦隊の多くを犠牲にする。

エンプレス・テタの軍隊にも若干の被害があったが、サドウ自身の宇宙船にも大きなダメージがあった。ゲイヴ・ダラゴンは超新星爆発で命を落とす前に、コリバンの座標をテタに送ることで罪をあがなった。共和国艦隊はハイパースペースを通ってコリバンに到着したが、そこでは既に大きな戦いが繰り広げられていた。サドウのライバルであるルド・クレシュ(サドウはクレシュが死んだと思っていた)は、サドウを待ち伏せしてその艦隊に更なる痛手を負わせていたのである。クレシュの旗艦はすぐにサドウによって破壊されたが、彼の軍はテタが率いる共和国艦隊によって滅ぼされた。第二次コリバンの戦い(ハイパースペース大戦)戦いが終わると、テタは敵に脱出手段はないと考え、サドウに降伏を求め、その生き残った戦士と宇宙船を破壊しなかった。しかしサドウは最後のトリックを残しており、忠実なマサッシの戦士に船の艦長を殺してバリケードを作るよう命じた。サドウは自分が生き延びるために、残りの宇宙船を犠牲にした。テタは彼を追跡するため最速の宇宙船を派遣する。サドウは<コルセア>の独特な兵器によって、デナライ・ノヴァの太陽フレアを操作した。爆発を利用し、サドウはハイパースペース・ジャンプしたことを隠した。テタは敵がんだと誤解した。

その後

Teta Korriban

コリバンで艦隊を再招集するテタ

後の時代にハイパースペース大戦として知られるようになる、大きな犠牲と悲しみをもたらした戦争が終わると、テタは生き残った兵士たちにコロスに戻って傷をいやすよう命令した。コロスにおいて、彼女はオダン=ウーアと対面する。彼はキレックで勝利を収めたが、マスター・ウールーはマサッシの戦士たちの攻撃を阻止するために、自身の命を犠牲にした。ネイディルはコルサントからシスを撃退することに成功したが、コルサントの建造物には大きな傷が残った。テタの帰還から数日後、ネイディルもシナガーに戻ってきた。

テタは戦争がもたらした被害を悲しんだが、ネイディルは悲観的な彼女を慰め、全ては再建・修理が可能だと語った。テタはオダン=ウーアにコロスに留まって顧問を続けてくれと頼んだが、彼は惑星オッサスグレート・ジェダイ・ライブラリーを建てるという目標があると語り、要請を断った。オダン=ウーアはサドウの宇宙船の1隻からシス・ホロクロンを回収しており、誤った者の手にこうした危険な知識が渡ることを危惧し、ホロクロンの安全な保存場所を造ろうと考えていたのである。テタは帝国統治に復帰した。戦争終結から間もなく、彼女のもとにジョリ・ダラゴンがやって来た。シスの脅威を挫く試みに貢献したダラゴンに、テタは何か望みはないかと尋ねた。ダラゴンの唯一の願いは、コロス・メジャーの戦いで死んだハット、アールバの修理ドックの所有権を得ることであり、テタはそれを認めた。

サドウを破るうえで大きな活躍をしたテタは、コルサントでも高い評判を得た。その結果、コロスはより強力で影響力の強い惑星となり、1世紀の間にライバルである惑星カイキエリウスの人気に差をつけた。テタはその後もコロス・メジャーの支配をつづけ、やがて175歳となったときに星系の歴史書を著した。この文書はその後オダン=ウーアやウード・ブナーの所有物となる。彼女はしばらくして他界するが、その後も記憶され続けた。数世紀経った後も、星系の住民たちは、コロスの惑星を統一し侵略者を撃退した、半ば伝説となっていたエンプレスを忘れていなかった。彼女の名誉を称えコロス星系の民衆はこの惑星系を“エンプレス・テタの星系”と呼び、やがて“エンプレス・テタ星系”の名で知られるようになる。この星系はもっとも豊かで影響力のある領域となった。

エンプレス・テタのクラウン・ジュウェルズは彼女の後継者たちによって保存され、やがて銀河系の不思議のひとつに数えられるようになった。テタの後継者たちは、彼女ほどの成功を収めることはなかった。3,997 BBY、テタの末裔アリーマサタール・キートキートマグダ・キートを倒し、共和国への攻撃を開始した。これはのちにクラース聖戦として知られるようになる。彼らの戦いはシス大戦とも連動し共和国を荒廃させた。このころ、テタの支持者はエンプレスのクラウン・ジュウェルズの多くの宝を盗んで隠し、その後これらは何千年も発見されることはなかった。結局クラースはジェダイによって倒され、星系もかつての栄光を取り戻す。帝国期、惑星エンプレス・テタは銀河帝国によって征服され、貴族はカーボナイト採鉱の権利を奪われてしまう。帝国はディープ・コアの探索の拠点としてこの惑星を利用した。銀河皇帝が敗北すると、星系も再び豊かさと経済的な安定を取り戻した。

個性と特徴

Teta headshot

エンプレス・テタ

テタは戦争の指揮と外交の技術の高さで知られており、彼女は何の不安もなく前線へと軍隊を指揮した。公の場に姿を見せるとき、テタはたいてい儀式的なアーマーを身に着けた。その治世の中で、彼女は何度も反乱軍兵士や、彼女の権力を狙う者たちとの戦いを指揮した。

テタは賢く、慈悲深い指導者だと考えられていた。彼女はコロス星系内の他の惑星に住む貧しい人々たちに同情の気持ちを示し、宮殿と莫大な富を持つ立場でありながら、人々のために星系の星々を併合しようと試みた。テタは統一戦争の間、可能な限り血が流れない方法を選び、最期まで大きな尊敬を集めていた。キレックの戦いのときのように、危険な状況に部下を派遣しなければならなくなったとき、テタは大いに悩んだ。しかし、テタは自分の指揮下にある全ての者たちが愛国的であることを期待し、彼らが彼女と同様、帝国の善のために命を懸けてくれることを望んでいた。

彼女は優れた軍隊司令官であり、至近距離での戦闘にも長けていた。統一戦争やハイパースペース大戦において、彼女は常に前線で兵士を指揮した。テタは人を信用する性格だった。彼女はフォースに触れることが出来ず、それに関する経験も希薄だったが、統一戦争の最後の戦いにおいて、助言者のメミット・ネイディルやオダン=ウーアを信用し、ウーアが学んだばかりのフォース・パワーをラバンの抵抗勢力に対して使用することを許可した。その後、テタは“ジェダイの言いなり”という彼女に対する評判が、自身の発言力を弱めることを理解しながらも、オダン=ウーアとメミット・ネイディルの要請で、元老院にオダン=ウーアが見たヴィジョンについて報告した。ハイパースペース大戦中、ラバンが帝国と共に戦うと申し出たとき、彼女の軍事顧問であるヴォンテージはこれを拒否すべきだと進言したが、彼女はかつての海賊を信用し、申し出を受け入れた。

テタは根っからの戦士だったが、優秀な政治家でもあり、その要領を心得ていた。コルサントを訪問した際、このエンプレスは元老院にヴィジョンについての報告を自ら行おうとしていたオダン=ウーアに、報告は自分にまかせるよう持ちかけた。テタの方が政治経験が長いため、他の政治家たちによりよく働きかけることが出来ると考えたのである。テタは慈悲深い女性であり、目の前の敵に対しても悪意を抱くことはなかった。コロス・メジャーの戦いの前にラバンが彼女に協力を申し出たとき、テタは顧問の進言を退け、シスとの戦争への、ラバンの軍隊の支援を快く受け入れた。ジョリ・ダラゴンがエンプレスの部屋へと忍び込んだとき、テタは最初は戦いに備えた。しかしこの若い女性の窮状について聞かされると、テタは寛容にも警備兵を追いやり、彼女の話を最後まで聞いたのだった。

制作の舞台裏

テタというキャラクターはトム・ヴィーチによってつくり出され、彼の『Dark Empire endnotes』(未邦訳)の中で初めて言及された。その後ヴィーチとケヴィン・J・アンダースンによる未邦訳コミック・シリーズ、『Star Wars: Tales of the Jedi』の『The Freedon Nadd Uprising』、『Dark Lords of the Sith』、『The Sith War』には「エンプレス・テタ星系」が登場した。テタ本人について言及されるのは『Dark Lords of the Sith』である。アンダースンはこれらの作品の前篇に当たるストーリーの中にテタを登場させ、ダリオ・カラスコ・ジュニアがキャラクターのイラストを担当した。

それ以来、テタは拡張世界の様々なリファレンス・ブックで言及されている。多くは未邦訳だが、『スター・ウォーズ・ユニバース』や『スター・ウォーズ・エンサイクロペディア』、『スター・ウォーズ 全史』、『スター・ウォーズ アルティメット・ビジュアル・ガイド 特別篇』は翻訳、出版された。

登場エピソード

  • Tales of the Jedi: The Golden Age of the Sith (初登場)
  • Tales of the Jedi: The Fall of the Sith Empire
  • Tales of the Jedi: Dark Lords of the Sith 1: Masters and Students of the Force (言及のみ)
  • Tales of the Jedi: Dark Lords of the Sith 4: Death of a Dark Jedi (言及のみ)
  • Star Wars: Knights of the Old Republic (言及のみ)
  • Star Wars: The Old Republic (言及のみ)
  • 運命の道 (言及のみ)

参考資料

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ウーキーペディアにはテタに関する9枚の画像があります。

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。