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「こんな田舎町に住んでるからって、みくびらねえでもらいたいね。帝国の機動歩兵がキャンプの用意をはじめたら、何のためかくらい、あっしらにだってわかりますよ」
―ヒルヤード・シティにて、帝国軍の少佐に対し、チン[出典]

チン[3](Chin)は人間男性密輸業者で、タロン・カード組織の主要メンバー。惑星マーカー出身のチンは、古くからカードに仕え、最も信頼を置かれていた仲間のひとりだった。彼はマーカーにあるカードの本拠地で、作戦部長として働いた。マーカー固有の野生生物の専門家であるチンは、カードがペットにしていたヴォーンスクルーを訓練して飼いならし、また、イサラミリの枝から降ろす方法にも熟練していた。彼はヴォーンスクルーのスタームドラングの飼育や、カードの主要宇宙船ワイルド・カード>への搭乗など、カードの組織で幅広い役割をこなしていた。チンはスローン戦役の勃発から終焉までカードのために働き、10年後カーマス・ドキュメント危機の時代も組織に所属していた。熟練したエンジニアかつ砲手として、チンは任務中に通信コンソールに配置されていることが多かった。ベテランの密輸業者であるチンは、9 ABYの時点で既に中年になっており、その後は組織に新しく加わったメンバーたちに対し、祖父のような態度でに接していた。

経歴

タロン・カードの部下

「チン!こいつらを外に連れてってくれ」
「いいですとも。さあ、来い。散歩に行くとしよう」
―チンにペットの世話を命じるタロン・カード[出典]
Myrkr

チンの故郷、マーカー

人間男性、チンは、惑星マーカーの出身だった。彼はこの惑星に拠点を置く密輸業者タロン・カード組織に所属していた。カードのもっとも古い仲間のひとりだったチンは、出身惑星の固有野生生物に関して広範囲な知識を有しており、それをカードのために活用していた。カードは固有種のヴォーンスクルーを2匹捕まえ、それぞれにスタームドラングという名前をつけてペットにしていた。チンはこの捕食動物を飼いならし、カードのボディガードとして訓練する役目を与えられた。また、チンはイサラミリ(マーカーに暮らす謎の多い生物で、フォースを無効化する特性を持っていた)についても知識があり、この動物を殺すことなく、から降ろす方法を知っていた。こうした役割に加え、チンは基地の保安と作戦の監督も担当していた。

8 ABY、チンはカードの宇宙船、<ユワナ・バイヤー>のハイパードライブに細工を施し、アイソン・コリダーの惑星ヴァロナットに着陸するための正当な理由をでっちあげた。カードは、ヴァロナットで活動しているガムガロンという名のクリッシュ犯罪王が、モロディンハンティングサファリを隠れ蓑に使い、より違法なビジネスを行っているという噂を耳にしていた。そのためカードは、それが実際にどんなビジネスなのか、自分もそれに加担することは可能なのかを調査しようと考えていたのだった。チンは宇宙船のパワー・フラックス・コネクターを接続から4段階外し、普通のハイパードライブ整備士でも、この細工に気づくまでに1はかかるだろうとカードに保証した。しかし結局、ヴァロナットの整備士(その正体は、元皇帝の手マラ・ジェイドだった)は、あっという間にこの細工を発見した。その後、ジェイドはこの惑星で起きた一連の出来事の中でカードの命を救い、彼女はカードの組織に加わることになった。

スローンの脅威

「ただ簡単にひっぱり降ろすってわけにはいきません。殺さずにね。現段階のイサラミリは定着期にある――住みついている枝の芯まで届くほど、鉤爪が長く伸びています」
「で、きみは適切な方法を知っているのだな?」
「部下の何人かは知ってますよ。よろしければ、一人そちらのシャトルに合流させますが」
―イサラミリを木から降ろす方法について帝国軍のギラッド・ペレオン艦長と話し合い、部下のチンを協力に向かわせると申しでるタロン・カード[出典]
Chin walkies

スタームとドラングを散歩に連れて行くチン

5かと半月後、銀河帝国スローン大提督旗艦インペリアルII級スター・デストロイヤーキメラ>がマーカーを訪問した際、チンはカードの本拠地で作戦本部長として働いていた。スローンが率いる帝国の軍隊は、マーカーのジャングルからイサラミリを回収しようと考えていた。スローンの計画についてより多くの情報を得るため、カードは<キメラ>のギラッド・ペレオン艦長と連絡を取り、イサラミリを安全に枝から降ろす方法を部下に指導させる、と申し出た。ペレオンはカードの寛大さに礼を言い、チンはダンキンとともにスキップレイ・ブラストボートに乗って帝国軍に合流した。カードは、チンとダンキンが詳しい情報を帝国のシャトル乗組員から聞き出してくれるだろうと確信していた。少なくともカードは、帝国がマーカーを去るまでの間、部下に彼らを監視させておけることに満足していた。帝国艦隊が惑星を離れた後、チンとダンキンは調べてきたことをカードに報告した。[2]

帝国軍の訪問の直後、<ワイルド・カード>はディープ・スペースジェダイ・ナイトルーク・スカイウォーカーを救出した。彼の乗るT-65 Xウイング・スターファイターは、<キメラ>との遭遇でハイパードライブに損傷を負っていた。帝国はスカイウォーカーを積極的に捜索しており、彼の首には生け捕りでAurebeshSans-Serif credit30.000の賞金が懸かっていた。帝国と新共和国現在進行中の紛争から中立でありたいと考えていたカードは、スカイウォーカーの捜索に参加することを拒んでいたが、偶然このジェダイと遭遇してしまったことで、彼の立場は危うくなった。カードがスカイウォーカーをマーカー基地に連れ帰った際、チンは2名の組織メンバーとともに、建物のグレート・ルームにいた。スカイウォーカーがカードに近づいたため、彼のペットのヴォーンスクルー(彼らは獲物を探すためにフォースを利用する)は、ジェダイの存在に反応してうなり始めた。カードはペットをなだめようとしたものの、2匹は引き下がろうとしなかった。そのため、カードはチンに、ヴォーンスクルーたちを散歩に連れて行くよう命じた。スカイウォーカーを保護すれば、帝国からは新共和国に味方したと思われることになってしまうため、カードは彼をどうすべきか判断に迷った。そのため、彼はスカイウォーカーを一時的に“ゲスト”として扱うことになった。[2]

それからしばらくして、チンはジェイドやウェイドウォーンザカリス・ゲント(いずれもカードの組織の仲間)らとともに、新共和国のハン・ソロランド・カルリジアンを交えたカードの夕食に同席した。ソロとカルリジアンは、新共和国の合法的な貨物運搬事業のために、カードに宇宙船貸し出しの協力を求めていた。カードは中立を理由に申し出を断ったものの、礼儀としてふたりを夕食に迎えたのだった。食事中、カードはスローン大提督が再びマーカーにやって来たことを知らされる。大提督は、軍艦の確保や、スカイウォーカー捜索についてカードと話し合おうとしていた。新共和国の重要人物が基地にいることが知られないよう、彼はソロとカルリジアンを隠し、チンに帝国のゲストを適切に迎え入れるよう指示した。[2]

Chin and Solo

スカイウォーカーとジェイドを救出するため、ハン・ソロを帝国に“引き渡す”チン

大提督のマーカー訪問中、スカイウォーカーはブラストボートに乗って基地から脱出し、追跡するジェイドの乗り物とジャングルで衝突した。カードは、この事件が身内の問題だと主張してスローンの追及をやり過ごそうとしたが、スカイウォーカーがカードのゲストなのではないかと疑っていた大提督は、この状況に興味を持った。<キメラ>でマーカーを去る前に、スローンはジャングルからの生存者を待ち伏せするため、ストームトルーパーチャリオットLAVの軍隊をヒルヤード・シティに配置した。カードは、スカイウォーカーがマーカーにいることをソロやカルリジアンに明かし、スカイウォーカーとジェイドを帝国から救出するための作戦を立てた。チンと3人の組織のメンバーは、ソロに手錠をかけ、ヒルヤード・シティで帝国軍の少佐と対面した。チンたちはソロをジャングルで見つけたと嘘をつき、帝国軍が何かを探し回っている様子なので、報酬目当てで連れてきたと主張した。帝国の少佐は、ソロの正体を知らないまま引き取り、この囚人が価値のある男であれば、あとで報酬を与えるとチンに約束した。ストームトルーパーがチンから回収したブラスターが爆発した後、カルリジアンとカードの手下エイヴスは、捕虜を回収しようとする帝国軍を待ち伏せした。[2]

ヒルヤード・シティで新共和国の者たちに露骨に協力してしまったカードは、スローンから隠れ続けることは出来ないと判断し、マーカー基地を捨てることにした。帝国が基地を襲撃する中、チンやカードたちの乗った<ワイルド・カード>は、マーカー星系小惑星の裏に隠れた。チンは、船内で落ち着きを失ったカードのヴォーンスクルーをなだめようとしたが、2匹は船のブリッジでマラ・ジェイドを睨みつけた。カードは、ジェイドは友人だとペットに告げ、チンに2匹をメイン・ホールドで散歩させるよう言った。チンは倉庫には荷物がいっぱいで歩かせる場所などないと文句を言いつつも、指示に従った。カードたちは知らなかったが、スタームとドラングは無意識にフォースを使うジェイドに反応していたのだった。[4]

その後、カードの組織は惑星リシに立ち寄り、カードが非常時用に設置していた基地を活用した。リシに滞在中、マラ・ジェイドはカードとその組織のメンバーを探していたバウンティ・ハンターデンジャー・ロスと遭遇した。ジェイドはこのバウンティ・ハンターを始末したが、カードは再び別の場所に移動せざるを得なくなった。カードはラクトンという名の部下に基地の解体を命じ、チンたちに備品置き場の機材を荷造りしなおすよう指示した。[4]

新共和国に対するスローン大提督の軍事作戦は、帝国が新しい兵士たちを次々と生産できるスパーティ・クローニング・シリンダーや、伝説的なドレッドノート級重クルーザーカタナ艦隊を獲得したことにより、激しさを増した。カードは帝国から追われる身となり、仕方なく新共和国を手助けすることになった。スローンのクローニング・プログラムに関する情報を手に入れるため、カードが惑星チャズワの帝国駐屯軍への潜入を試みた際、チンもチャズワ星系に向かう<ワイルド・カード>に乗り込んでいた。この星系で、彼らは元密輸業者で昔なじみの、サミュエル・トーマス・ギレスピーと再会した。ギレスピーの<カーンズ・プライド>は、惑星ユキオで帝国の侵略を逃れていたが、2隻のランサー級フリゲートによって追跡されていた。<カーンズ・プライド>を救うため、カードはチンとラクトン、そして同じく乗組員のコーヴィス貨物船ターボレーザーの準備をして戦闘態勢に入るよう指示する。チンはランサー級艦とターボレーザーで戦い、密輸業者に援軍が到着すると、帝国の軍艦は撤退した。[5]

カードは惑星ヒジャルナに新しい本拠地を設置し、チンもこの基地に配置された人員のひとりだった。帝国に対抗する密輸業者のグループを組織するため、カードはヒジャルナの砦で会合を開催した。メンバーが集合する中、<ワールド・カード>の近くでドラングとスタームを散歩させていたチンは、宇宙船の近くの影の中を移動する何者かを目撃した。チンはすぐにこれを報告し、カードとエイヴスが<ワイルド・カード>へと急いだ。チンは<エザーウェイ>(カードの別の宇宙船)のクルーを何人か呼び出して船内の南端の部屋から捜索を開始し、ダンキン率いる別のグループが北端の部屋から侵入者を探した。捜索の結果、侵入者は見つからず、チンは何かを見間違えたのだろうと言って謝罪した。カードは謝る必要はないと告げたが、実際に誰かが侵入した可能性を捨てていなかった。実際、チンは見間違いをしておらず、<ワイルド・カード>にはナイルズ・フェリアデフェル手下が潜り込んでいた。その後、トローガンにあるホイッスラーズ・ワールプール・タップカフェに集まった密輸業者たちは、帝国による攻撃を受け、協力して敵に抵抗した。密かにスローン大提督と手を結んでいたフェリアは、密輸業者たちの支配を企むカードが、帝国による攻撃を仕組んだに違いないと主張した。密輸業者のリーダーたちの話し合いの中で、カードはフェリアの主張の矛盾を暴き、無実を証明した。[5]

Chin and Karrde

ウェイランドで、スタームとドラングの手綱をカードに渡すチン

スローンと新共和国の戦いの終盤、スローンのクローン・シリンダーを破壊するため、スカイウォーカーとソロ、カルリジアン、ウーキーチューバッカ、マラ・ジェイドたちから成る小規模なチームが惑星ウェイランド派遣された。カードは銀河系首都惑星コルサントで、新共和国の評議員レイア・オーガナ・ソロからこの任務のことを聞いた。オーガナ・ソロは、スローン大提督がクローン製造の際にイサラミリを使い、反フォース・バブルを生成することでクローン・マッドネスの誕生を未然に防いでいることを知っていた。そのため彼女は、任務に向かったスカイウォーカーが、イサラミリの影響でフォースから切り離されてしまうだろうと考えていた。兄を救うため、オーガナ・ソロは<ワイルド・カード>に乗ってウェイランドへと向かった。チンも<ワイルド・カード>に同船し、この貨物船が惑星に到着した後、新共和国のチームを追跡するためにカードのヴォーンスクルーを船外に連れ出した。それから間もなく、チームはタンティス山のクローン施設を破壊し、スローン大提督もビルブリンギの戦いで暗殺され、軍事作戦も終結した。[5]

その後の活動

カード: 「そんなふうにトゴリアンを驚かすのは、少しばかり危険だとは、誰も思わなかったらしいな」
オードノル: 「よしてくださいよ、船長。こいつは害のない冗談です。マラがブリッジにいるときは、黙ってやらせてくれますよ」
チン: 「それに、これは長いしきたりのひとつでもある。ビリーの連中も、あなたが彼らに加わったときは、似たようないたずらを仕掛けたでしょうが、船長?」
―タロン・カードと<ワイルド・カード>の乗組員オードノル、そしてチン[出典]

スローン危機の終結後も、チンはタロン・カードの組織に留まり続けた。彼はまた、カードが組織した密輸業者同盟の一員でもあった。カードがジェクト星系でビジネスを取り仕切っていたため、マラ・ジェイドが<ワイルド・カード>の指揮を執った際、チンを含むこの宇宙船のクルーたちは、実業家のジャ・バードリンに捕えられた。バードリンの娘、サンシアドラクナムシェイ・プレイシュによって捕えられており、バードリンは娘を救うためにカードの手助けを求めていた。カードがいなかったため、バードリンは代わりにジェイドに話を持ちかけた。彼女は協力を断ろうとしたが、バードリンが<ワイルド・カード>のクルーを殺すと脅迫したため、仕方なく任務を引き受けることになった。ジェイドが惑星トプリスに向かい、サンシアの救出を成功させる中、チンと<ワイルド・カード>のメンバーは、カードとノーグリコマンド(レイア・オーガナ・ソロから貸し出された兵士たち)によって救出された。

19 ABY、<ワイルド・カード>の乗組員として活動を続けていたチンは、たいていの場合、宇宙船のブリッジにある通信コンソールに配置されていた。元密輸業者ブースター・テリックの宇宙船、<エラント・ヴェンチャー>と合流するためノスケン星系に向かっている途中、チンたち<ワイルド・カード>の乗組員は、新人メンバーのトゴリアンフシシにいたずらを仕掛けて反応を楽しむことにした。彼らは、宇宙船がハイパースペースを飛び出して目的地に到着した瞬間に、テリックのインペリアル級スター・デストロイヤーが目の前に出現したらフシシが驚くだろうと考えた。カードはトゴリアンを驚かすのはいい考えではないと語ったが、チンたち乗組員は、思いがけない事態に遭遇した場合、新メンバーどういった対応をとるかテストする必要があるという理由をこじつけ、カードを説得した。彼らの“入会式”は予定通り行われ、フシシはデストロイヤーに驚いたものの、すぐに与えられた役目をこなすため、業務に戻った。[6]

数十年前皇帝パルパティーンの命令でカーマス爆撃された際に、この惑星のプラネタリー・シールドの破壊にボサンのエージェントが関わっていたことが明らかになると、ボサンの故郷ボサウイ緊張に包まれた。この事件は惑星カーマスをほぼ居住不可能にし、惑星の住民カーマシ銀河系の各地に散らばっていた。誰のも流すことなく事態を解決するためには、カーマス・ドキュメントと呼ばれる文書のたったひとつのコピーが必要とされたが、それは帝国の手中にあった。しかしカードは、古き師、ジョージ・カーダスの書庫にならば、カーマス・ドキュメントも存在するのではないかと考えた。カードは<ワイルド・カード>で辺境のケイソル宙域に赴き、惑星エクソクロンを目指した。チンも<ワイルド・カード>に乗り込み、宇宙船がペンブリックIIデイアークを経由し、最終的にエクソクロンに向かうまで、通信コンソールに配置されていた。目的地に到着したカードの一行は、地元の連合宇宙艦隊を手助けし、レイカス率いる奴隷業者軍団と戦った。チンは、<ワイルド・カード>から戦いを指揮するトレイ・デイヴィッド提督と、惑星の地上にいるホーザオ・ダール最高位提督の通信を中継した。カーダスが謎の多いエング=ティーを戦いに介入させたことで、エクソクロンは勝利を収める。結局カーダスはドキュメントのコピーを所有していなかったが、カーダスが提供した価値のある情報は、新共和国と帝国の和平協定の実現に繋がった。[7]

個性と特徴

「きっと何かと錯覚したんだ。すみませんでした、船長。ほんとに悪かったです」
「謝ることはないさ。誰だってときには間違いを犯すものさ。これが間違いだとしての話だが」
―<ワイルド・カード>で侵入者が見つからなかった際、チンとカード[出典]
Chin

フロッフリ=スタイルの髪型のチン

チンは白人種の人間の男性で、黒いの毛をフロッフリ=スタイルの髪型にし、あごにやぎ髭を生やしていた。惑星マーカー出身のチンの喋り方には、“ヒー”(hee)や“ハイ”(hai)といった地元の訛りが入り、文章からは単語が完全に欠落していることがあったものの、意図は伝わっていた。タロン・カードに最も長く仕え、彼から最大の信頼を置かれていたチンは、カードが日常的に頼りにしていたメンバーのひとりだった。技術的な面に優れたチンは、<ワイルド・カード>で砲手から通信士官に至るまでの無数の任務をこなしていた。また、熟練したハイパードライブ・エンジニアでもあったチンは、ハイパードライブ・エンジンに細工を施し、自然な故障、あるいはずさんな修理の結果の故障に見せかけることができた。チンはマーカーに生息する生物に親しみがあり、カードのもとでもその知識を活用していた。また、彼は他のものたちにイサラミリを木の枝から降ろす方法などを教えていた。

チンは9 ABYの時点で中年の男性であり、それから10年後にはまるで祖父のような態度でカードの組織の新規メンバーの世話を焼いていた。またチンは、<ワイルド・カード>のブリッジに新しく配置されたメンバーを迎える、伝統的ないたずらを楽しんでいた。カードは口に出さないもののチンを信頼しており、自身のペットの世話を彼に任せていた。比較的辺境の惑星出身だったチンは、都会に住んでいないという理由でその知識を疑われた際に憤慨した。

制作の舞台裏

Possible Chin

『Star Wars Adventure Journal 17』で描かれた人物。チンの可能性がある

チンは、ティモシイ・ザーンが手掛けた最初のスター・ウォーズ小説で、スローン3部作の1作目『帝国の後継者』で初めて登場したキャラクターである。チンは続編にあたる『暗黒の艦隊』や『最後の指令』にも登場した。『Star Wars Adventure Journal 1』に掲載されたザーンの短編小説、『First Contact』(未邦訳)でもチンの名前が言及され、アンソロジー『Tales from the New Republic』の『Jade Solitaire』(未邦訳)にも登場した。その後、チンはハンド・オブ・スローン2部作の『過去の亡霊』と『未来への展望』にも登場している。現段階で、チンが登場する正史作品は、いずれもティモシイ・ザーンの著作となっている。また、チンはスローン3部作のコミック版にも登場する。『帝国の後継者』コミック版では中年男性という説明に合った外見となっているが、『最後の指令』コミック版では、より若い男性として描写されている。『Jade Solitaire』は、もともと『Star Wars Adventure Journal 17』に掲載される予定だったが、ウエスト・エンド・ゲームズ社は発表前にこの号の発売を中止した。このストーリーには、ジェイドとともに<ワイルド・カード>のブリッジにいる男性の画像が掲載される予定だった。この場面でジェイドとともに言及された人物はチンだけであるため、画像に描かれた人物はチンであると思われる。しかし『Star Wars Adventure Journal 17』が公式に発売されることはなかったため、この画像の正史設定はあいまいなままになっている。

登場エピソード

発表中止作品

  • SWAJsmall "Jade Solitaire"―Star Wars Adventure Journal 17

参考資料

Wiki-shrinkable
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脚注