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ダース・ヴェイダーのライトセーバー(Darth Vader's lightsaber)はシスの暗黒卿ダース・ヴェイダーが所有したライトセーバーである。オビ=ワン・ケノービとの対決ジェダイだった頃のライトセーバーを失った後、ヴェイダーは赤いブレードを放出する新しい武器を制作した。

特徴[]

シス卿ダース・ヴェイダーライトセーバーは、彼がジェダイ・ナイトだった頃のライトセーバーと似ていたが、より暗いの合金を素材にしていた。円筒形のグリップの中には赤いカイバー・クリスタルが内蔵されていた。柄の下部は黒いうね状ハンドグリップになっており、中央部に黒いパワー・セル・チェンバー、放出部に傾斜型エミッター・シュラウド(覆い)があった。中央部の少し上にある赤い装置はブレードのパワーと長さを調節するためのスイッチだった。そのほかに、複相フォーカス・クリスタルや高出力ダイアチウム・パワー・セル等の部品が使われていた。[1]

歴史[]

制作までの経緯[]

ダース・ヴェイダーはシスの暗黒卿ダース・シディアス弟子になった後も、しばらくの間ジェダイだった時に制作したライトセーバーを使い続けた。しかし彼は惑星ムスタファージェダイ・マスターオビ=ワン・ケノービとの対決に敗れた際にこの武器を失った。[5] 黒い装甲服に身を包んだサイボーグとして復活した後、ヴェイダーはシディアスから、ジェダイを殺してカイバー・クリスタルを奪ってくるよう命じられた。赤い刃を放つ新しいシス・ライトセーバーを作るためには、ジェダイからクリスタルを奪い取り、赤く染める必要があったのである。ヴェイダーはオーダー66を生きのびたジェダイ・マスターのキラック・インフィラオルドリームのリバー・ムーンで見つけ出し、シディアスの命令通り彼を殺してセーバーを奪った。その後、ヴェイダーはムスタファーのシスの洞窟ダークサイド儀式を行い、インフィラの緑色のクリスタルを赤く変容させた。[6]

ヴェイダーは赤く染めたクリスタルをインフィラのライトセーバーに再設置し、しばらくはこの柄を自分の物として使用した。[6] 彼は尋問官たちとの訓練や、旧ジェダイ・テンプルにおけるジョカスタ・ヌーとの対決でこのライトセーバーを使用した。しかしジェダイの生存者を探すためカバリアを訪れた際、待ち伏せしていた賞金稼ぎチャナス・チャの攻撃でインフィラの柄が破壊されてしまった。カバリアでの戦闘が終わった後、ヴェイダーは専用スターシップコルサントに戻る間に、自らの手で新しいライトセーバーの柄を設計した。[2]

シス卿の武器[]

ヴェイダーはこの武器を使ってケイナン・ジャラスエズラ・ブリッジャー[7]アソーカ・タノ[8]、オビ=ワン・ケノービ[3]モリトアイオリン・アスタルテ兄妹[9] といった多くの敵とライトセーバー・デュエルを繰り広げた。エンドアの戦いで実の息子ルーク・スカイウォーカーと戦った際、ヴェイダーのライトセーバーは第2デス・スターのシャフトの底へ落下していった。[1][10]

制作の舞台裏[]

2015年に発売された設定資料集『アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科』には、ダース・ヴェイダーがシディアスから与えられた赤いカイバー・クリスタルを使ってライトセーバーを作ったという記述がある。しかしのちに正史コミック・シリーズ『スター・ウォーズ:シスの暗黒卿』でヴェイダーのセーバー制作に関する経緯が描かれ、『アルティメット・スター・ウォーズ』の設定は覆された。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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