ダース・トラヤ[1](Darth Traya)は人間の女性で、暗黒大戦期のシス卿であり、シス三頭政治の暗黒卿。シス卿になる前はクレイア(Kreia)という名前だった。ジェダイ内戦の後、ダース・レヴァンのシス帝国の残存勢力を支配した。
マンダロリアン戦争が始まる前、クレイアはジェダイ・マスターで、ジェダイの歴史家だった。クレイアのかつてのパダワン、ジェダイ・ナイト・レヴァンがマンダロリアンとの戦争に参加し、クレイアの生徒たちも彼に付き従って去って行ったことが原因で、ジェダイ最高評議会は罰として彼女を追放した。ジェダイ・オーダーを離れたクレイアは、レヴァンの後を追い、フォースのこだまに引き寄せられてシスの惑星マラコアVにたどり着いた。そこでトライアス・アカデミーを発見したクレイアは、ダークサイドに転向し、シス卿になった。その後、ジェダイ内戦のさなかに、トラヤはフォースの傷を負った存在を探し、ダース・サイオンとダース・ナイアリスを見つけ出して弟子にした。彼女はジェダイを打倒するため、弟子とともにシス卿の三頭政治を形成した。
しかし、サイオンとナイアリスは師のトラヤを裏切り、彼女からフォースとの繋がりを奪った。ジェダイとシスの両方から追放されてしまったトラヤは、各々の目的のためにフォースに利用されてしまっている両勢力を憎悪し、銀河系を彼らの影響下から永久に解放できないものかと考えるようになった。彼女は再び“クレイア”を名乗り、かつてマンダロリアン戦争でジェダイ将軍として戦ったミートラ・サリックを探し出した。サリックが自分の目標達成のため役に立つと考えたトラヤは、彼女を“助け”、再訓練した。トラヤはジェダイの粛清の策略を練りつつも、サリックを利用する計画を進めていた。
トラヤは、ジェダイ・マスターのゼズ=カイ・エルやヴルック・ラマー、ケイヴァーを捜索していたサリックを手助けする。サリックは、マスターたちをダントゥインのジェダイ・エンクレイヴ跡地に集結させた。サリックがマスターたちと対面した際、トラヤは自分がシス卿であることを明かし、エンクレイヴの跡地でマスターたちを殺害した。その直後、トラヤはテロスIVにある秘密のジェダイ・アカデミーへ赴き、ジェダイ・マスターのアトリスをダークサイドに誘惑した。サリックは、アトリスを再び転向させ、テロス上空の戦いでダース・ナイアリスを破った後、マラコアVでトラヤと対決した。戦いに敗れたトラヤは、トライアス・アカデミーの深奥で命を落とした。
経歴
生い立ち
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個性と特徴
力と能力
登場エピソード
- The Old Republic: Revan (言及のみ)
- Star Wars: Knights of the Old Republic II: The Sith Lords (初登場)
- Star Wars: The Old Republic (作中の文書内で言及されている)
参考資料
脚注
- ↑ カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。