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ダース・クルール(Darth Kruhl)は男性シス卿であり、シスの暗黒卿ダース・クレイト銀河皇帝として君臨していた時代、ワン・シス・オーダーの暗殺者として、多くのシスたちとともにクレイトに仕えていた。クルールはまたダース・マラディの直属の部下であり、彼女が率いるクレイトの銀河帝国の部門のひとつ、シス情報部および暗殺部の指令を実行していた。137 ABY、クレイトのシス帝国のために惑星を征服せよという指示を受け、ダース・クルールはモント・コドルへと派遣された。彼は、この惑星の原住種族であるコドル=ジーの代表者、リカー=ドゥと、平和的に協定の交渉をしようと試みた。しかし、リカー=ドゥは帝国の支配には興味を持っておらず、モント・コドルの氏族たちを統一してクルールの計画を妨害しようと考えていた。リカー=ドゥの企みを知ったダース・クルールは、モント・コドルへ戻ってコドル=ジーの代表者と対峙した。ふたりは戦い、クルールはリカー=ドゥとその息子ジャサーを切り倒す。その後クルールは、リカー=ドゥの宮殿で、別の氏族の指導者カセック=カからの協力を獲得した。

のちにクルールは、ダース・クレイトの統治に対抗する全ての新しい反抗の芽を摘むため、クレイトによって退位させられた皇帝、ローン・フェルの暗殺任務をダース・マラディから与えられた。クルールは、フェルの派閥の本拠地である惑星バスティオンへと送り込まれる。クルールはフェルを奇襲するつもりで、この追放された皇帝の聖域へと足を踏み入れた。しかし、皇帝フェルはクレイトの暗殺者がやってくることを既に察知しており、ふたりはライトセーバー・デュエルを繰り広げることになった。戦闘中、フェルはコンシールドブラスター・ピストルを引き抜き、クルールの腹部を撃ち抜いて、このシス卿の命を奪った。クルールと戦ったあと、皇帝フェルは暗殺計画が失敗に終わったことを見せつけるため、クルールのライトセーバーコルサントのダース・クレイトのもとへ送りつけた。

経歴

モント・コドル占領

KruhlFightsDu

リカー=ドゥを殺すダース・クルール

ダース・クルールは、ダース・クレイトワン・シス・オーダーに属したシス卿であり、シス帝国の部門のひとつ、情報部および暗殺部エージェントとして仕えていた男性である。情報部部長であるダース・マラディの直属の副官だったダース・クルールは、彼女がバウンティ・ハンターケイド・スカイウォーカーに関するすべての情報を聞き出すため、ジェダイ・ヒーラーホスク・トレイリスを拷問していたときにも、その場に居合わせていた。このとき、モフニーナ・カリクストもまたその場に居た。スカイウォーカーを追跡せよというマラディからの命令に従い、カリクストはクルールに付き添われてマラディの研究室から出て行った。

それから間もなく、アウター・リム・テリトリーシスのための足場を獲得するため、マラディのアコライト惑星モント・コドルへと派遣された。クルールの任務は、クレイトの軍隊が帝国基地を惑星に建設できるように、モント・コドルの原住種族であるコドル=ジーからの支援を得ることだった。彼はペレオン級スター・デストロイヤー、<ドーントレス>に乗ってモント・コドルへと赴き、原住種族と会話するために惑星に降り立った。コドル=ジーという種族は、必ずと言っていいほど政治的共謀に儀式的に関係を持っており、クルールは彼らの習慣に則り、コドル=ジーのすべての氏族の支配権を握るリカー=ドゥという名前の有名な氏族長に申し出を行った。しかし、リカー=ドゥはクルールの申し出を断った。この氏族長は、シスの支配を受け入れるのではなく、むしろ何とか自分の民を団結させ、クレイトの帝国に対抗させようとしていたのである。

クルールが答えを期待して戻ってくることが分かっていたリカー=ドゥは、このシス卿に立ち向かう計画を立て、2体のセキュリティ・ドロイドを隠してコドル=ジの寺院で彼を待ち伏せした。クルール卿はリカー=ドゥの反逆に気づき、自ら氏族長と対峙するため、ドロイドを破壊した。短いやり取りの後、クルールは自身の本来の申し出を撤回する。リカー=ドゥはこのシス卿を殺そうと4本のナイフを引き抜いた。クルールもリカー=ドゥを攻撃するために自分のライトセーバーを起動し、帝国に逆らうことは無意味だと説明しながら、相手の4本の腕のうちの1本を切断した。リカー=ドゥの息子、ジャサーが寺院に到着して父親を守るためにクルールに攻撃したが、クルールは彼を切り殺し、無礼な行為は許容されないという例を、リカー=ドゥに示した。そしてクルールは反逆の罰としてリカー=ドゥを殺害する。実はこの氏族長に気づかれないうちに、クルールは既に別の氏族長カセック=カと策謀しており、リカー=ドゥの妻もまた抹殺させていた。カセック=カはリカー=ドゥが断った話について好意的であり、ダース・クルールは前任者と同じ運命をたどらないために、同じ間違いを犯さないようカセック=カに警告した。任務を達成したクルールは、軌道に停泊していた<ドーントレス>へと戻っていった。

バスティオンの任務

KruhlLightning

バスティオンでローン・フェルと戦うダース・クルール

カセック=カからの忠誠を確実なものにした後、クルールはモント・コドルのかつての総督人間ヴァイカー・ドーン(彼はレディ・マラディの秘密工作員だった)から接触を受けた。ドーンの手助けのもと、クルールは帝国の要塞惑星バスティオンへと潜入するよう指令を受けた。この惑星は、ローン・フェルの追放された帝国が最新の基地として使うため、防衛を強化していた。クルールに与えられた指令は、長引いていたフェルの追放された帝国によるレジスタンス運動に終止符を打つため、皇帝フェルを暗殺せよというものだった。クルールは知らなかったが、ダース・マラディは彼の任務は失敗に終わるだろうと予想していた。彼女はフェルの民衆へのさらなる潜入を行ったうえでフェルを殺すつもりだったのである。マラディの眼には、クルールは単なる囮としてしか映っていなかった。<ドーントレス>に乗ってバスティオンに到着すると、ドーンは自分と彼の宇宙船のクルーが離反するふりをすることで、フェルの帝国軍人たちの気をそらした。その一方で、ダース・クルールはスター・デストロイヤーを離れ、追放されたフェル皇帝の居場所を探り、惑星への潜入を行った。

クルールはペレオン・ガーデンズ瞑想している皇帝フェルを発見し、この暗殺目標の死角からライトセーバーを振り下ろそうとした。しかし、フェルは既にクレイトの暗殺者がバスティオンに到着していることを察知しており、クルールに対して瞑想の妨げになると言い放った。フェルはよく訓練されたナイトであり、インペリアル・ナイトの護衛たちを呼び出してクルールと戦わせようともせず、自らこのシス卿と戦うことを選んだ。どちらも相手に最善を尽くせる状況ではなかったが、ふたりの男は対決に臨んだ。フェルの前腕にライトセーバーを当てたとき、クルールは自身の武器が使えなくなってしまったことに驚いた。皇帝フェルは、純粋なコートシス鉱(接触したライトセーバーを即座に無能にしてしまうメタル)から作られた籠手を装備していたのである。しかしクルールは諦めることなく、フォース・ライトニングの攻撃をフェルに放った。フェルは、これをライトセーバーで受け止めることを余儀なくされた。クルールはフォースを使いフェルに瓦礫を投げつけ、丸腰での勝負に挑んだ。彼はフェルと何度か殴りあったが、この皇帝はホールド=アウトピストルを取り出し、クルールの腹部を撃ち抜いて、この暗殺者の命を奪った。フェルはクルールが死ぬ間際に、暗殺がもし成功していたとしても、クルールがバスティオンを離れることはできなかっただろうと語った。フェルは死んだクルールの武器を取り上げ、これをドーン総督へと送り、総督を除く<ドーントレス>のクルー全員の処刑を命じた。フェルはドーンにライトセーバーを持たせ、ダース・クルールによる暗殺計画が失敗に終わったことを説明させるため、彼をクレイトのもとへ送る。ドーンはライトセーバーをダース・マラディに渡したが、彼女は総督とクルールがフェル暗殺に失敗した罰として、ドーンを殺した。

個性と特徴

ダース・クルールは袖の短いローブを着ており、頭の真ん中に髪を残し、残った両側面はそり落としていた。シス・オーダーのほとんどのメンバーと同様、彼の体の眼に見える部分は赤と黒でデザインされたシス・タトゥーに覆われていた。彼は、シスの暗黒卿に何の疑問も持たずに忠実に従うという、ワン・シスのをかたくなに支持していた。クルールは自分自身の個人的な安全や、命には関心を持っていなかった。彼の目的は、ダース・クレイトの意思に仕えることだったのである。

クルールは残酷でかつ無慈悲であり、そのために敵からは軽蔑されていた。クルールのこうした性格は、氏族の長であるリカー=ドゥがシスへの忠誠を拒否した後、その息子を彼の目の前で殺害し、その後リカー=ドゥ自身を殺害したことからも明らかである。クルールはまた、敵対者に対して陰謀を企てることでも知られていた。彼はカセック=カに、帝国によるモント・コドル占領に対する潜在的な反対者であるリカー=ドゥの妻を殺害させている。クルールは出しゃばりで横柄であり、自分がローン・フェルよりも優れた戦士だと信じていたが、実際はフェルのほうが優れていた。才能があったものの、彼はダース・マラディによって使い捨てにされた。彼女はダース・クレイトに、クルールが任務に失敗するだろうという意見を語っていた。

力と能力

KruhlUppercut

ローン・フェルと肉弾戦を行うダース・クルール

クルールは刃が一つの赤いライトセーバーで戦っていた。ほとんどのワン・シスの同胞たちが持ち歩いていたサンゴのようなヒルト(柄)のライトセーバーと違い、クルールのセーバー・ヒルトは滑らかで真っすぐしており、金属質だった。このヒルトはさらに、彼のタトゥーのパターンとも似た黒いマーキングの装飾を施されていた。彼は両手で武器を扱うスタイルで攻撃的に戦う、熟練した決闘者だった。もっとも、彼は片手でライトセーバーを扱った場合にも同様に攻撃的ではあった。クルールはまた、武器を使わない戦い、接近戦にも長けており、ライトセーバーを使った戦いの中でしばしば身体的テクニックも使っていた。また、彼はダース・クレイトのワン・シスの別のメンバーたちも使う技術、フォース・ライトニングやテレキネシスにも熟練していた。

クルールは暗殺の技術に関し優れた才能を有しており、標的を倒すために、気づかれることなく敵の領域へと侵入することができた。しかしクルールはフェルに近づいた際、自分の存在を隠すことができず、フォースを通してその存在をフェルに感じ取られてしまっていた。彼のライトセーバーの技術は、フェルのようなよく訓練されたインペリアル・ナイトと少なくとも互角であったが、彼はフェルと対決したときこの皇帝を倒すことができなかった。フェルはコートシスのアーマーを身につけており、クルールのライトセーバーを無効化したうえで、このシス卿を殺害したのである。

制作の舞台裏

このキャラクターについて初めて言及したのは、ルーカスフィルム社員のリーランド・チー(Leland Chee)のブログである。このブログでは、キャラクターの名前が「cruel」(冷酷な、非情な、の意)という単語に基づいている、と説明された。このキャラクターがはじめて登場した作品は、ジョン・オストランダーによる『Star Wars: Legacy 9: Trust Issues, Part 1』である。ただし、彼が完全に姿を現し、その正体が知られたのは、4集あとの『Star Wars: Legacy 13: Ready to Die』でのことであった。これは、ジョン・オストランダーとジャン・ダーシーマが描いた作品である。このキャラクターが登場する『Star Wars: Legacy』シリーズは、いずれも邦訳されていない。

登場作品

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ウーキーペディアにはダース・クルールに関する5枚の画像があります。
  • Star Wars: Legacy 9: Trust Issues, Part 1 (初登場)
  • Star Wars: Legacy 13: Ready to Die

参考資料

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