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「彼らは星系群を守るために、デェザーン・シールドを購入し、もう引退していた老ダルス自身をひっぱりだした。兵法や戦略面の指揮を執ってもらうためにな」
ノラスの軍隊について説明するレジー[出典]

ダルス[1](Dharus)は共和国再建のための同盟に協力していた男性プライヴァティアである。ほとんど知られていない種族のメンバーだったダルスは、銀河帝国の活動に関する情報や、レジャー・コリダーと呼ばれるハイパーレーンで獲得したスターシップを受け取る代わりに、同盟軍と利益を山分けし、囚人を差し出すという、相互に有益な取り引きをしていた(もっとも、同盟軍から派遣されたオブザーバーは、ダルスの海賊活動に仰天した)。ダルスの襲撃は銀河帝国を悩ませ、彼の首には高額の賞金が懸けられた。とあるバウンティ・ハンターがダルスを捕まえることに成功したが、反乱軍のチームは、同盟にとって価値ある協力者であるこの海賊を救出した。ダルスはその後海賊活動に復帰し、指揮下の艦隊や影響の及ぶ領域を拡大していった。

また、ダルスは『サイナバーのドロイド・データログ』や『ガンダークのギア・データログ』といった違法な出版物に、愛するテクノロジーに関する記事を書いていたことで知られた。カーマス・ドキュメント危機の時代、ダルスは既に引退していたが、ノラスの人々から戦術家としての技術を買われ、再び傭兵団のリーダーとして復帰することになった。

経歴

反乱軍の海賊

ダラスはあまり知られていない知覚種族男性だった。銀河内戦の時代、彼は海賊として活動した。0 BBY以前、共和国再建のための同盟は、相互に有益な取り引きを実現できた場合、独立した海賊とも手を結ぶようになり、ダルスも反乱軍のために働くプライヴァティア(政府の認可を受け海賊活動を行う者)になった。ダルスは取り決めの条件を記した私掠および復仇免許を与えられ、同盟軍の規範に従い、自分のスターシップに連絡役の同盟オブザーバーを乗せることになった。オブザーバーは、ダルスが取り決めを破らないかどうか監視する役割も帯びていた。取り引き上、ダルスは同盟軍のメンバーではなく、あくまで独立した協力者であるため、オブザーバーはダルスの部下に命令をする権限を持っていなかった。

ダルスと部下たちは、最初に割り当てられたオブザーバーを快く扱わず、オブザーバーは同盟軍最高司令部に転属願いを出した。その次と、さらにその次に配属された3人目のオブザーバーでも、同様の状況が発生した。不審に思った同盟軍は、繰り返しダルスの活動を調査したが、私掠および復仇免許を取り消さなければならないような証拠は見つからなかった。しかし、4人目のオブザーバーであるモリス・マルヴァラもまた、任期の3分の1すら過ぎないうちに転属を求めた。同盟軍の司令官ラルレイ・マヴァンクは、十分な理由が無いとして、マルヴァラの要請を拒否した。マヴァンクは、ダルスが行っているいわゆる残虐行為に対し、マルヴァラが責任を負うことはないと保証した。

ダルスは、インペリアル・スペース、特にレジャー・コリダーと呼ばれる交易と観光用のハイパーレーンコア・ワールドコルサントインナー・リムエビワンを繋ぐ)で襲撃活動を行った。この地域には、大型パトロール船を始め、銀河帝国の強力な部隊が存在した。標的の選択や罠の回避のために、ダルスは同盟軍から提供される情報を頼りにしていた。価値のある情報と引き換えに、ダルスは同盟軍が推奨している標的を攻撃するだけでなく、同盟軍にとって重要な囚人や捕虜も差し出すという取り決めをしていた。ダラスは、帝国から亡命したがっている帝国市民を捕まえる(あるいは捕まえるふりをする)ことで知られていた。反乱軍のプライヴァティアとして、ダルスは取り決め通り戦利品を同盟軍と分け合った。

逮捕と解放

ダルスは有名なプライヴァティアになり、一部の人々の間で悪名を轟かせた。帝国は、国家の宇宙船に複数回にわたって襲撃を繰り返した罪を非難し、彼の首にAurebeshSans-Serif credit40,000の賞金を懸けた。同盟軍はダルスをプロパガンダに利用し、彼の海賊活動によって帝国を悩ませた。0 BBY頃、ザードラという名のフリーランスのバウンティ・ハンターがダルスの賞金を狙った。彼女は、ダルスの標的に選ばれやすそうなジェソーニ級ライナーカルルーン・ミンストレル>に乗り込み、海賊の襲撃を待った。ザードラが帝国所属のエージェントではなく、また、帝国の貴族のような出で立ちだったため、同盟軍はダルスを狙う彼女の存在を見落としていた。ダルスと部下たちはまんまと罠にかかり、<ミンストレル>に乗り込んでしまった。ザードラは海賊たちを倒し、ダルスを捕まえ、帝国に引き渡した。ザードラとダラスの戦いのおかげで<ミンストレル>の評判は上がり、スリルを求める愛好家たちがこのクルーザーを利用するようになった。

反乱同盟は、自分たちにとって重要な存在であるダルスを救うため、秘密の救出作戦を開始した。逮捕から6か月後、ダルスの裁判が行われるより先に、反乱軍は無防備な帝国からこのプライヴァティアを救い出した。恥をかかされた帝国は、ダルスの賞金をAurebeshSans-Serif credit90,000に増額した。

レジャー・コリダーの移動拠点を維持しつつ、ダルスはパーメル宙域セイリン宙域ポートモーク宙域でも海賊行為を開始した。当初、パーメルとセイリンに出現したプライヴァティアは、ダルス本人ではなく、模倣犯だと思われていた。

ダルス・バッカニア

ある時期、ダルスは96種の知覚種族から成る部下たちをひとつのグループにまとめ、公式にダルス・バッカニアと名づけた。彼は3隻の宇宙船、重度の改造が施されたソロスーブ社コルセア級クルーザーの<レッド・ランサー>と<ブルー・クイーン>、違法な改造を行ったコレリアン・エンジニアリング社DP20フリゲートダーク・リヴェンジ>によって構成される艦隊を指揮した。ダルスは、<レッド・レンサー>と<ブルー・クイーン>に武器を追加する代わりに、貨物積載量やスピード、乗組員のスペース、ナビゲーション・コンピューターの保安基準を犠牲にしなければならなかった。ただし、ダルスは特別設計のハイパードライブ・スレッドを搭載することで、保安の問題を解決していた。

各クルーザーは乗組員2名と砲手1名、フリゲート艦は乗組員45名と砲手46名によって運用されていた。優れた司令技術を持つダルスは、短い間に忠実な船員たちを育て上げ、彼らをチームで活動させた。彼の指揮したクルーザーはハイパスペースの離脱ポイントで敵を待ち受け、そこに現れるあらゆる標的を脅かした。彼らは、もし標的が貨物を放棄すればそれを回収したが、そうでない場合は、標的の航行を不能にするためにイオン砲を使用し、動かなくなった船のエアロックを破壊して乗り込んだ。ダルスは無慈悲だったが、必要以上に攻撃的なわけではなく、海賊行為を働く際も暴力を最低限に保っていた。

ダルスは、自ら旗艦操縦し、帝国のTIEファイターの大軍と戦ったことで知られた。また、彼は2 ABY以前に帝国のスター・ガレオン級フリゲートと戦って勝利したこともあった。ある時期、彼の組織のクルーザーがクエンス宙域エルシャンドルー・ピカ付近で目撃された。こうした新しい活動を受け、帝国は、それまで海賊と窃盗だけだったダルスの罪状に、反逆、陰謀、逃亡および攻撃、スターファイターの違法操業の罪を加え、賞金を増額した。

その後の活動

現役の海賊だった頃、ダルスは『サイナバーのドロイド・データログ』に記事を書き、メドテック社FXシリーズ医療アシスタンス・ドロイドが気に入っていると語った。すると、カーマンという人物がこの記事に反応した。ダルスが海賊であることを知ったカーマンは、ダルスが活動している宙域の情報を公開し、世の中の密輸業者たちに対し、FXドロイド用の高価なパーツを彼に売ってあげようと呼びかけた。

後日、カーマンが同じデータログに記事を載せ、サイボット・ギャラクティカ社CLL-8バイナリー・ロード・リフター・ドロイドを戦闘用に改造するための部品セットがお気に入りだと述べた(この部品を使えば、CLL-8を税関の保安軍とも戦わせることができた)。エルシャンドルー・ピカでこの記事を読んだダルスは、CLL-8を帝国軍税関兵と戦わせるためには高火力の武器が必要だが、このドロイドは非常に愚かなので、船体に傷を付けるばかりか、周辺にいる人物を皆殺しにしてしまうという返答を書いた。ダルスは、CLL-8のようなドロイドを戦闘用に使うのは馬鹿げたアイデアだと考えていた。

3 ABY以前のある時期、エルシャンドルー・ピカに滞在していたダルスは、テヴ・ドリスカルという名のコレリアンの運送業者から、GX-1ショート・ホーラーノヴァ・ウィスパー>を奪った。ダルスはこの宇宙船の兵器を改良し、センサーステルス装置を追加した。数か月後、<ノヴァ・ウィスパー>はコレリアン保安局のエージェントによって捕えられる。

やがてダルスは海賊活動から引退した。しかし、ノラスという種族19 ABYにダルスに復帰を促した。ノラスはクレイターという種族との間に長い紛争の歴史を抱えていたが、当時新共和国が地方政府の争いに介入できるほど余裕がなかったため、この紛争が再燃していた。クレイターよりも軍事面で劣っていたノラスは、傭兵を雇い入れることに決めた。彼らは、1日AurebeshSans-Serif credit30,000を支払うので、兵法と戦略面の指揮を執ってほしいとダルスに申し出た。ダルスはこの依頼を引き受け、傭兵部隊デェザーン・シールドを指揮してノラスの星系を防衛した。

個性と特徴

DharusBuccaneers-PP

ダルスの紋章

ダルスは、見てわかるらしき器官を持たず、鼻が平らなヒューマノイド種族のメンバーだった。彼の目は赤く、オレンジ色がかった茶色の皮膚を持ち、長く茶色い髪は後頭部と首の前で三つ編みになっていた。彼はこれを「儀礼用の三つ編み」と呼んでいた。ダルスは何色かの明るいチュニックを好んだが、ズボンはいつも黒いものを着ていた。また、彼はユーティリティー・ブーツを履いていた。

長身で立派な体格をしていたダルスは、気ままで騒がしい性格で、美食家だった。彼は帝国を嫌っており、逮捕された後はその傾向が一層強くなった。ただ単に帝国の宇宙船を襲撃するだけでなく、襲撃することで彼らを嘲笑うために、彼は反乱同盟と手を結ぶことに決めた。

ダルスはブラスター戦でも格闘戦でも優れた戦士として知られ、常に選りすぐりの武器(ホールド=アウト・ブラスターバイブロブレードカリバン社モデルX重ブラスター・ピストル)を携帯していた。また、彼はコムリンクデータパッドメドパックを持ち歩いた。ボラリス・メタルワーキング&マテリアルズ社PCW-880フュージョンカッターの大ファンだったダルスは、標的の宇宙船のエアロックをこのツールで溶断するのを楽しんでいた。また、彼はFXシリーズ医療ドロイド、特にFX-7医療アシスタント・ドロイドを好んでおり、より効率的な新型が出た後も、旧型を支持した。

制作の舞台裏

ダルスは1993年発売の『Galaxy Guide 9: Fragments from the Rim』で初めて紹介された。これはウエスト・エンド・ゲームズから出版された『Star Wars: The Roleplaying Game』の関連書籍で、作者はサイモン・スミスエリック・トラウトマンである。同書には、マイク・ヴィラーディによるダルスのイラストが掲載された。その後も、ダルスはロールプレイング・ゲーム関連書籍や、ティモシイ・ザーンによる小説過去の亡霊』で言及された。

登場作品

脚注

  1. カタカナ表記は『過去の亡霊』に基づく。

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