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ダリク・ラローン

Daric Allegiance.jpg
ダリク・ラローン
人物の情報
出身

コッパーライン[1]

誕生

28 BBY[1]

身体の情報
種族

人間[1]

性別

男性[1]

年代と政治的な情報
時代
所属
「おれたちは帝国に忠誠を誓ったんだ。そして彼らは帝国の市民だ」
ダリク・ラローン[ソース]

ダリク・ラローン[2]Daric LaRone)は惑星コッパーライン出身の人間の男性で、ストームトルーパー。彼にはふたりの弟がいた。<リプライザル>で兵役をしているとき、彼は惑星ティアドロップにおいて一般市民の大虐殺を実行させられた。このとき彼は銀河帝国ニュー・オーダーに納得がいかなくなった。わざと民間人への銃撃を外したことで、ラローンは帝国保安局の少佐、ドレルフィンと対立することになる。その末、自分を守るためやむをえずドレルフィンを殺してしまったラローンは、仲間のストームトルーパー、コーロ・ブライトウォータージョク・クイラータクストロ・グレイヴ、そしてサベラン・マークロスとともにスワンテックTL-1800の<ギリア>を略奪しアウター・リム・テリトリーへと脱走する。

軍から脱走したにもかかわらず、銀河帝国市民に対する自分たちの義務を捨てきれなかったラローンは、ドルノストジャヌサーにおける数回の活動で自警団的なグループを率いた。ラローンはこの組織をハンド・オブ・ジャッジメントと命名する。その後、ラローンと4人の仲間はハン・ソロルーク・スカイウォーカー、そしてチューバッカと出会う。彼らははぐれストームトルーパーと反乱同盟軍という相容れない関係でありながら、お互いの仕事をうまくやり遂げる。彼らは惑星シェルコンワで反逆者の総督、バーシュニス・コアードの始末をしようとするマラ・ジェイドを助け、グループの活動を修了した。皇帝の部下であるジェイドは、ラローンとその仲間たちの意思を知り彼らを見逃すことにした。そしてこの5人のストームトルーパーは他の帝国の市民たちを救うため、銀河のむこうへと去っていったのである。

目次

経歴編集

生い立ち編集

「さあな。だが、おれはこんなことをするために、帝国軍に加わったわけじゃない」
ダリク・ラローン[ソース]

ダリク・ラローンは農民たちが海賊に苦しめられていた惑星コッパーラインで育った。18 BBY、彼が10歳のとき、帝国軍がコッパーラインにあらわれて何十年も惑星を苦しめた海賊の住処を一掃する。そしてその8年後、今度は帝国軍の新兵徴募チームがコッパーラインにやってきた。ラローンはチームの説明を聞き、帝国軍へと加わる。入隊は、彼がちっぽけで退屈に感じていた惑星を出る早くて確実な方法だったのである。この3年後、上官の推薦を受けたラローンにストームトルーパー隊に加わる道が開け、彼はコールサインTKR-330を与えられる。それからの6年間、ラローンはパルパティーンニュー・オーダーに反抗する勢力に対し懸命に戦い、立派な業績を残す。エルリスでは住民の身元を土砂降りの雨の中確認を行い、ボンプリールでは多くの市民を巻き添えに反乱同盟軍と戦った。ラローンは勲章や栄誉には関心がなく、彼にとっては自分が宇宙に小さな違いをもたらしているという事実が大切だったのである。しかしその後惑星オルデランが帝国により破壊される。ラローンの周りにも惑星破壊に関する噂が流れた。0.5 ABY、ラローンが<リプライザル>のストームトルーパーのひとりとして帝国に仕えていたとき、彼らはティアドロップで民間人の殺害を命じられた。ラローンは民間人への発砲をためらい、結果としてもたらされた死に愕然とする。

帝国を去る編集

「ISB将校の気まぐれが法律?それはどういう意味です?」
ドレルフィンに対し、ダリク・ラローン[ソース]

民間人虐殺後、ラローンは仲間のストームトルーパーであるコーロ・ブライトウォータータクストロ・グレイヴと自分たちのしたことについて意見を交わす。その後、<リプライザル>で仲間たちと共にいるとき、ラローンは帝国保安局、略称ISBのドレルフィン少佐と出くわす。当初ドレルフィンは立ち入り禁止区域にいることなどで彼らを非難していたが、相手がラローンだと知ると話題を変えた。彼はラローンがティアドロップで民間人への銃撃を外したことを、職務怠慢だと指摘する。ラローンと少佐は口論になった。ドレルフィンはISBの権力を口にし、ラローンにブラスターの銃口を押し付けた。だが、鍛えられたラローンの反射神経が少佐の銃を押しやり、相手を本気で怒らせることになる。ドレルフィンが小型ブラスターを構えたのを見て取ったラローンは、撃たれるよりも先に彼を撃ち殺してしまった。現場に居合わせたブライトウォーター、グレイヴ、ジョク・クイラーサベラン・マークロスは話し合いの結果、皆で脱走兵として帝国軍を去る道を選んだ。彼らはISBが改造したスワンテック・システムズ社TL-1800、<ギリア>を奪い、<リプライザル>からの脱出に成功した。脱出のさい、彼らは宇宙船のISBのコードを使用し、戦艦を去るISB職員を装った。このストームトルーパーたちはすぐに<ギリア>に多くの蓄えがあることに気付く。装甲服やブラスター、サーマル・デトネーターに50万クレジット、それに加え、船内にはさらにスピーダー・バイクまであった。

脱走した5人のストームトルーパーはラローンの提案で盗んだ船に乗ってドルノストへ向かうことになった。ドルノストではラローンとグレイヴが食料品などの買出しに出かけた。ふたりが商品を購入し船に戻ろうとしていたとき、彼らの近くを移動していた農民の荷車が、スウープ・ギャングによって襲撃された。ラローンとグレイヴはランドスピーダーで駆けつけたマークロスからE-11ブラスター・ライフルでギャングと応戦し、彼らを撃退すると速やかに去っていった。彼らは知らなかったが、この行動は同盟軍の兵器供給の助けになっていた。その後、ストームトルーパーたちは自分たちの行動の決定権をもつものに付いて話し合った。異論はあったが、最終的に皆がラローンが決定を下すことに同意する。そして彼らは燃料や物質を手に入れるためにランクリングジャヌサーへと向かう。

ジャヌサーに着陸した5人の脱走兵は、地元の保安組織のから法外な着陸料金を吹っかけられた。また、惑星の法律に基づいてスピーダー・バイクを押収されてしまった。大切にしていたスピーダーを没収されたブライトウォーターはとても苛立つ。ラローンは宇宙港で働く労働者から地元のパトロール隊の不正を聞かされた。その男、クリンキンスは、パトロール隊の隊長カヴサランが利益を得て、人々を苦しめているのだと語る。

不正に激怒したラローンは、カヴサランを倒すための手助けを仲間たちに求めた。彼らは作戦を考え、その日の残りは食料品を調達し、パトロール本部をそれとなく偵察した。クリンキンスにパトロール部隊に不満を持つものを集めておくよう言っておいたラローンは、指定した時間に再び本部へ向かう。そこにはラローン予想の3倍以上の人数が集まっていた。ラローンはストームトルーパーの装甲を付けずに、本部の6人の警備員を脅して武器を奪い、中へと入っていった。ラローンはカヴサランに立ち向かい、不正を働いたものに搾取、盗み、職権乱用の裁きを求めた。だが、カヴサランは部下にラローンを始末するよう命令する。ラローンは仲間の4人に合図し、ストームトルーパーたちが部屋へと入ってくる。ラローンもストームトルーパーも、抵抗したものしか殺さなかった。カヴサランはグレイヴが撃ち殺す。パトロール隊員たちは留置場に連れて行かれ、カヴサランに追いやられていたアトミノが保安任務を引き継いだ。アトミノが彼らのユニット名を尋ねてきたとき、とっさに他に何も思いつかなかったラローンは、自分たちの名前を“ハンド・オブ・ジャッジメント”(裁きの手)だと答える。

反乱軍との遭遇編集

「ありうるな。しかし、おれには、あのふたりが海賊だとは思えない」
ソロとスカイウォーカーについて、ダリク・ラローン[ソース]

ラローンはアトミノから、カヴサランが海賊組織ブラッドスカーと関わりを持っていたことを教えられた。そのため彼らはドルノストへと戻ることに決める。彼らは惑星で海賊と繋がる人物の情報を集め始めたが、有力な情報は得られなかった。ドルノストのとあるタップカフェで、彼らは(反乱同盟軍のメンバーだとは気付かなかったが)ハン・ソロルーク・スカイウォーカーチューバッカを目撃する。また、タップカフェにはローディアンを含む犯罪者たちもいた。犯罪者たちの悪巧みを見抜いたラローンは、クイラーに連絡してそれを阻止するよう指示する。だが、それよりも前にことは起こった。反乱軍の3人が犯罪者たちの牽制に回り、暴動が起こったのである。ラローンはブラスターを引き抜いて彼らに加勢する。反乱軍の一人はライトセーバーを使用していた。犯罪者たちを退けたこの3人はすぐに店を出て行ったが、ラローンとグレイヴはスカイウォーカーと少しの間顔を見合った。その後、ラローンたちハンド・オブ・ジャッジメントは相手が反乱軍だとは知らずに、このグループを追跡しパーナム星系へと向かった。

ソロの貨物船、<ミレニアム・ファルコン>は彼らの予想よりも早くパーナム星系へ到着していた。ラローンたちのスワンテック、<ギリア>と<ファルコン>は2隻の海賊船を相手にすることになる。<ファルコン>は<ギリア>が海賊なのか味方なのかを図りかねていたが、お互いの暗黙の協力で最終的に海賊船を拿捕することに成功した。ラローンたちはソロに、乗組員を尋問するために海賊船を生け捕りにするよう要請する。ラローンたちは生き残った海賊バジから話を聞くことが出来た。ソロたちが海賊なのかどうかを知りたがったラローンは、<ファルコン>の乗組員を自分たちの側へ招待する。会話の中で、スカイウォーカーはホロネットを使って海賊の情報を手に入れる方法を提案した。会談後も、ハンド・オブ・ジャッジメントのメンバーは相手が何者なのかをまだ突き止められなかったが、ソロからもらった針路とホロネットの情報から、海賊の隠れ家をゲッパリン星系だと判断する。

<ファルコン>と彼らのスワンテックを連結させ、一同はゲッパリンへと向かった。だが、彼らの到着とほぼ同時に、<リプライザル>が宇宙空間に現れる。<リプライザル>の艦長、ケンダル・オッゼルは自分のキャリアに残る不名誉な汚点、脱走したストームルーパーとの遭遇をチャンスと捕らえ、彼らを捕獲するように命じる。一方、オビ=ワン・ケノービの精神に助けられたスカイウォーカーは、スワンテックの船室の扉のロックを解除し、そこが武器庫であることを突き止めていた。オッゼル艦長はトラクター・ビームを使ってラローンの宇宙船を引きとめようとする。だが、<ファルコン>の乗組員たちが彼らに手を貸した。ソロはスワンテックの操縦桿を握り、チューバッカは<ファルコン>を操縦した。彼らはトラクター・ビームの範囲から逃れるため、2機のTIEファイターを木っ端微塵にする。この爆発がビームを混乱させるぐらいの粒子を生成し、宇宙船は両方ともスター・デストロイヤーから逃れることが出来た。チューバッカはオルデラン星系へ向かうと見せかけ、オッゼルの艦をひきつけ単独ハイパースペース・ジャンプを行う。

ラローンはオッゼルが海賊退治をしていたことについて、帝国の上層部に海賊とつながりのある人物が存在し、彼らはその証拠隠滅を図っていたのだとソロに話す。ふたつのグループは流れのまま共に活動することになり、海賊グループの中心へと近づいていく。だが、やがて彼らはお互いの正体を知ることになる。ラローンたちは自分達と同じく帝国を去った経歴を持つソロの話を聞き、結局ともにシェルコンワへと向かうことになった。だが、彼らとはシェルコンワから別行動になる。ソロたちはこの惑星でレイア・オーガナを助ける必要があったのだ。

皇帝の手マラ・ジェイド編集

「そうだ、もうひとつ。“ハンド・オブ・ジャッジメント”という名前だけど」
「はい?」
「あれはやめなさい。帝国の“手”はひとりだけ。それはあたしよ」
マラ・ジェイドとラローン、最後の会話[ソース]
ラローンたちはマラ・ジェイドに救われる

シェルシャ宙域の首都、シェルコンワに到着したラローンたちの目の前にあったのは、スーパー級スター・デストロイヤーエグゼクター>だった。これはダース・ヴェイダーの新しい旗艦だった。彼らは驚くが、惑星への着陸は問題なくすることが出来た。ラローンはヴェイダーのストームトルーパーにまぎれて自分たちの活動が出来ると言ったが、ヴェイダーの501部隊の噂を知っているクイラーは乗り気というわけではなかった。彼らは反乱軍たちをエスコートするストームトルーパーを装い、都市を歩きはじめる。そんな中、1隻の宇宙船が彼らの近くに墜落し、ラローンと4人のストームトルーパーはその調査に向かった。

そこにいたのは赤毛の娘だった。この若い娘、マラ・ジェイドはラローンたちに対して彼女の階級を示す認識コードを口にする。ラローンはこのコードに驚くが、通常のストームトルーパーとしてその命令を遂行することにする。彼女はカールドラが乗るAT-STの標的にされていた。ラローンたちはライトセーバーで戦うジェイドの援護をした。彼女は皇帝の手だったのだ。スワンテックに乗ったチューバッカの助けもあり、彼らはなんとかAT-STを倒すことが出来た。

カールドラが逃げ去った後、ラローンは501部隊の将校から質問を受けることになった。ラローンはユニット名を報告するよう指示されたが、彼らを守ったのはマラ・ジェイドだった。ジェイドはラローンたちが自分の特別な任務に就くユニットだと説明したのである。彼らは盗まれたAT-STへの対処をし、黒幕である総督の宮殿へと向かうことになる。その途中、ジェイドから説明を求められたラローンは、再びハンド・オブ・ジャッジメントの名を口にした。彼女はそれ以上詮索せず、彼らは名前を紹介しあい、宮殿に到着する。彼らの目標は海賊と手を組んで帝国の輸送船を襲うという大逆を犯した、バーシュニス・コアードである。ジェイドがカールドラを相手にしている間、ラローンたちはコアードの元にたどり着く。だが、マークロスはコアードではなくラローンたちに銃を向けた。マークロスはコアードの甥だったのだ。

だが、コアードの反逆は確実なものであり、マークロスもラローンたちの側に戻る。彼らにはジェイドからコアードを処刑する権限が与えられていたが、ラローンはこの総督にE-11を向けるグレイヴとクイラーを制止する。一件落着したとき、ラローンはジェイドが自分たちの正体を知ったことを悟る。さらに、ヴェイダーが現場に到着した。ダース・ヴェイダーはラローンたちへの質問をしたが、それをさえぎったのはまたしてもジェイドだった。彼女はハンド・オブ・ジャッジメントが自分のトルーパーだと説明したのだった。その後、ジェイドは彼らがシェルコンワを去るはずを整えた。そしてジェイドと分かれたラローンたちは、帝国の人々を守るという誓いを果たすため、次なる任務へと臨んだのである。

登場作品 編集

  • 忠誠 (初登場)
  • Hand of Judgment

参考編集

脚注 編集

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 出典:忠誠
  2. カタカナ表記は『忠誠』に基づく。

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