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ダック・ラルター[1](Dack Ralter)は、惑星カリストVI出身の人間男性で、共和国再建のための同盟に仕えたスターファイターパイロットである。ローグ中隊砲手を務めていた。彼はホスの戦いルーク・スカイウォーカーが操縦するT-47エアスピーダーに乗り込み、後部の砲手を担当したが、帝国軍AT-ATウォーカーによる攻撃を受け戦死した。

経歴

帝国からの脱出

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ダック・ラルター

ダック・ラルターは、惑星カリストVIにある銀河帝国労働コロニーに収監されていた政治犯の家庭に生まれた。ラルターの両親は、古き良き時代、銀河共和国の平和と繁栄を高く評価していたのである。監禁状態の家庭に生まれたラルターにとって、銀河系は恐ろしく、圧迫的で、銀河帝国という巨大国家が存在している、ただそれだけのものに過ぎなかった。ラルターの両親は、息子に驚きと喜びに満ちた物語を聞かせ、彼の夢を育んでいた。カリストVIの巨大トランスパリスチール内で生活していた期間、ラルターはこの物語を聞いて育っていった。

両親の物語は、若きラルターの中に希望の光を保ち続けた。若きラルターの望みは、彼が17標準歳の時に現実のものとなった。この年、ラルターたちがいたキャンプへ、ブレッグという名の新しい囚人がやってきた。ブレッグはラルターよりやや年上で、ふたりはやがて最良の友となった。ブレッグは、偵察任務中に帝国によって撃墜された、反乱同盟軍パイロットだった。帝国の尋問ドロイドは、ブレッグと反乱同盟の繋がりを探っていた。

ブレッグからカリストVIの外の話を聞いたラルターは、束縛からの解放をより強く願うようになった。ブレッグは、感化されやすいラルターに多大な影響を与えたのである。ふたりは、この流刑惑星からの脱出計画を練った。ラルターはこの時、それまで溜まりに溜まっていたエネルギーと攻撃性を発揮した。この計画を知ったラルターの両親は、ふたりの若者を大いに奨励した。彼らは、流刑惑星からの脱出こそ、息子の人生にとって唯一のチャンスだと考えていたのである。ラルターの両親は、自分たちが一緒に脱出しても、かえって息子の足手まといになってしまうことを理解していた。彼らは息子に、自分たちを置いていくよう告げた。これはラルターにとって困難な選択だったが、彼は両親の願いを受け入れた。

ラルターとブレッグは、帝国の囚人輸送船をハイジャックし、惑星から逃れる計画を立てた。ふたりはキャンプのパワー・フェンスを飛び越え、歩哨兵に気づかれないまま進んでいった。帝国の警備兵のユニフォームを"拝借"した彼らは、比較的容易に発着エリアへ辿りつくことが出来た。原子炉の警報装置を誤作動させたふたりは、囚人輸送船に乗りこむために停電を起こした。しかし、いざ離陸しようとした際、帝国のストームトルーパーたちが事態の真相に気づき、銃撃を始めた。ラルターが反撃を始める前に、ブレッグは被弾し、重傷を負ってコックピットの床に横たわった。

友人が負傷したため、ラルターはひとりで宇宙船を飛ばさなくてはならなかった。しかし彼は、レーザー・ドリルよりも高度なテクノロジーに触れた経験が一度も無かった。まだ会話することができたブレッグは、口頭でラルターに指示を出し、何とか離陸を成功させる。宇宙船を操縦し始めたラルターは、まるで飛ぶために生まれてきたかのような錯覚を覚えた。彼はブレッグに従い、惑星から離れるためにハイパースペース・ジャンプを行った。ブレッグは、同盟軍の基地がある惑星、ティアフォンへ針路をとるよう指示した。

ティアフォンに到着した際、ラルターは友人の助言なしで着陸する必要に迫られた。ブレッグの容態が悪化し、意識が無くなってしまっていたのである。決してスムーズとは言えなかったが、ラルターは多くの点で奇跡的な着陸をこなした。だが、ラルターの精一杯の努力にもかかわらず、ブレッグは着陸直後に命を落としてしまった。大切な友人を亡くしたが、ラルターは亡きブレッグのおかげで同盟軍での新しい人生を歩み始める。

同盟軍での活躍

彼を自由にして命を落とした男に敬意を表すべく、ラルターはティアフォンでの訓練を修了し同盟軍のパイロット部隊に加わった。彼が自らの才能を証明すると、彼はヤヴィンの戦いの後にルーク・スカイウォーカー率いるローグ中隊へと割り当てられる。彼の中隊のポストは、本来ならばビッグズ・ダークライターに割り当てられていたものだった。彼は当時ローグ中隊で活躍していたパイロットの中で、もっとも若いメンバーの1人だった。

彼のローグ中隊での初期の仕事は、帝国の領域を通る輸送船団をエスコートし、危険な状態にあった逃走への支援を行うことだった。ラルターは惑星バーケッシュで帝国勢力から同盟軍の補給部隊を保護し、惑星チョーラックスでは拿捕された同盟軍の宇宙船<ノナ>を奪還した。コレリアでは帝国の襲撃からクリックス・メイディン将軍を避難させ、ジェラードV解放のために戦い、ロロナージェイド・ムーンで帝国の基地を破壊、バルモーラではAT-AT製造施設を破壊、さらにはキルII宇宙港破壊、そしてケッセルの流刑コロニーからウェッジ・アンティリーズを救い出すなど、数々の成果を挙げた。1 ABYには、モフコール・シアドンとの一連の戦闘、タロラーン上空の戦いフェストの戦いシャンドリラの封鎖サラストの襲撃に参加した。

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ホスの戦いにおけるラルター

2 ABY同盟軍最高司令部がその本部を惑星ホスエコー基地へと移したとき、ラルターらローグ中隊もこの寒冷惑星へと配属された。ホスを帝国軍が侵略したとき、ラルターはローグ・リーダーのスカイウォーカーの後部砲手として、T-47エアスピーダーへと乗り込んだ。彼らの任務は基地内の同盟軍のメンバーが避難する時間を稼ぐことだった。ラルターは発進前、スカイウォカーに戦闘へ望む強い意気込みを見せた。彼らが相手をしたのはAT-ATだった。スカイウォーカーはラルターに、AT-ATを転倒させるためのケーブルを用意するように命令する。だが、AT-ATから放たれた強力なレーザー弾が彼らのスピーダーを直撃し、ラルターは命を落としてしまった。このスピーダーはスカイウォーカーが脱出した直後にAT-ATの脚に潰され、ラルターの死体は回収不可能となってしまった。

制作の舞台裏

帝国の逆襲』でダック・ラルターを演じたのはジョン・モートンである。

登場作品

参考資料

脚注

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