ダック(Duck)は銀河系のクリーチャー。人やモノが敵の攻撃に対して無防備な状態を指して、“座ったダック”(sitting duck)という慣用表現が使われることがあった。[1]
制作の舞台裏[]
- 「しかしアヒルとて泳ぎ方は学ばねばならぬ」
「アヒルってなんですか?」
「そんなことはどうでもよい」 - ―小説版『新たなる希望』より、オビ=ワン・ケノービとルーク・スカイウォーカーの会話[出典]
注:英単語の duck にはアヒルとカモの両方の意味があるため、本稿ではダックと表記している。
ダックに言及した最初のスター・ウォーズ作品は、現在ではレジェンズとして扱われている小説版『スター・ウォーズ 新たなる希望』(アラン・ディーン・フォスター著、1977年発売)である。オビ=ワン・ケノービがルーク・スカイウォーカーとの会話でダックについて言及し、ダックが何かを知らないルークが聞き返す場面がある。
正史媒体で最初にダックに言及した作品は、1999年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』であり、キャプテン・パナカが「座ったダック」(sitting ducks)という表現を使用している。ただしこれはスター・ウォーズ世界独自の表現ではなく、“格好の標的”を意味する英語の慣用表現であるため、翻訳媒体で“ダック”という部分が訳出されることはまずない。
また初期の設定では、『ファントム・メナス』で惑星ナブーの川辺に登場する鳥類クリーチャーが公式にダックと名付けられ、当時の公式データバンク・サイトにも「duck」というページが存在した。[2] しかしのちにこのクリーチャーはペリッキと名前を変更され[3]、正史でもその設定が引き継がれている。[4]
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初言及)
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- アソーカ (言及のみ)
- スローン:アライアンス (言及のみ)
- スター・ウォーズ:ドクター・アフラ 立場逆転 (言及のみ)
- スター・ウォーズ:ベイダー ダーク・ヴィジョンズ (言及のみ)