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「フェナーはバロン・フェルが新共和国に亡命した跡を継ぎ、伝説の181帝国スターファイター中隊の隊長となった男である」
ヴォレン・ナルの歴史書[出典]

タール・フェナー[1](Turr Phennir)は人間男性で、銀河帝国第181帝国戦闘機部隊に数間所属したスターファイターエースパイロットである。1 ABY頃にスーンティア・フェル少佐から部隊への勧誘を受けたフェナー大尉は、帝国が反抗勢力反乱同盟軍と繰り広げた銀河内戦に参加し、その後の数年間を軍務に費やした。4 ABYの時点で、彼はこのエリート部隊の副司令官になっていた。フェナーと第181部隊はその年のエンドアの戦い参加したが、この戦いで帝国の第2デス・スターバトルステーションが破壊され、銀河皇帝パルパティーンが死んでしまう。この敗北は帝国に内戦をもたらしたが、第181部隊は玉座への忠誠を保持し、反乱同盟に代わって誕生した新共和国から、惑星ブレンタールIV防衛する任務を割り当てられた。帝国の覇権を引き継いだセイト・ペスタージュを信用していなかったフェナーは、軍将になってブレンタールを乗っ取ってはどうかとフェルに提案した。しかし結局、第181部隊は帝国情報部部長イセイン・アイサードがわざと負けるよう仕組んだ戦いに飛び込んでいった。新共和国がブレンタールIVを征服し、フェルを捕まえると、第181部隊の指揮権はフェナーに与えられた。

崩壊する帝国が11 ABY戦いで形を失った際、様々な軍将たちの戦力を基にインペリアル・レムナントが形成される。12 ABYオリンダ戦役で、フェナーと第181部隊は新しく最高司令官になったギラッド・ペレオンの傘下に併合された。彼らの部隊はエグゼクター級スター・ドレッドノートリーパー>と共にミッド・リムの各地で新共和国防衛艦隊と衝突し、最終的に敵をオリンダ星系から一掃し、レムナントの境界防衛に成功した。1年後、フェナー将軍と第181部隊の3名のパイロットは中立惑星のアダマー外交任務に派遣された。同時に、新共和国からも外交団が派遣されていた。フェナーと彼の部下は、一方が死ぬまで戦う伝統的な空中決闘に参加することで、地元民の忠誠心を獲得した。フェナーたちはカータン民族国家が惑星の他の部分に宣戦布告した際、彼らに尽くすことを誓ったが、対抗勢力アダマリ連合に味方する新共和国パイロットが3人の部下を撃墜した際、TIEインターセプターに乗ってアダマーから逃げた。カータンは戦いに敗れ、アダマーは新共和国に加盟した。

アダマー以降、フェナーはしばらく活動を停止していた。しかし40 ABY銀河連合自由同盟(新共和国の後継政府)から脱退する惑星の同盟、コンフェデレーションに参加し、再台頭を果たした。彼はコンフェデレーション軍の最高司令官として、銀河同盟に対する戦争運動を指揮した。彼はまずはじめに惑星ギラッターVIII機雷を撒き、敵軍をに嵌めた。その後フェナーは、コレリアン星系ファイブ・ワールド総理大臣サドラス・コーヤンと口論になった。ファイブ・ワールドはコンフェデレーションのメンバーだったが、コーヤンはセンターポイント・ステーションを銀河同盟に対して勝手に行使したため、フェナーはデンジャックス・テプラー情報大臣がコーヤンを権力の座から排除するまでの間、コレリアンをコンフェデレーションから除名処分にした。41 ABY、戦争の終盤、銀河同盟がインペリアル・レムナントやジェダイ連合と手を合わせると、コンフェデレーションは降伏した。フェナーはその後もこの独立政府の指導者の地位に留まり、43 ABYコルサントで開かれた統一サミットで政府を代表した。

経歴

帝国軍での昇格

名声と栄光

Forthegloryoftheempire

第181部隊に加わったフェナー

人間男性、タール・フェナーは、銀河帝国銀河系を支配していた時代に生きた。帝国と共和国再建のための同盟銀河内戦で争っていた頃、フェナーと彼の兄弟は、帝国宇宙軍スターファイターパイロットとして仕えていた。しかし、フェナーの兄弟は0 BBYヤヴィンの戦いに参加し、反乱軍パイロットウェッジ・アンティリーズに撃墜され戦してしまった。フェナーはその後も軍に仕え続け、およそ1 ABYまでに大尉の階級に昇格し、顔の左側に傷を負っていた。この頃、フェナーは帝国の首都惑星コルサントで、スーンティア・フェル少佐から第181帝国戦闘機部隊に勧誘された。このときフェルは第181部隊を戦闘機大隊から3つのエリート戦闘機中隊へと編成しなおしたばかりだった。フェルはフェナーの中に、帝国からの名誉を求める本物の願望を感じ取っていた。第181部隊は正式にはエヴィール・デリコート大佐の指揮下にあったが、フェルは隊員たちの訓練を担当し、その後の2年間でパイロットたちに様々な任務の準備をさせた。TIEファイターに乗りながら、フェナーと仲間の隊員たちは多くの戦闘で反乱軍と戦い、敵を撃破した。

0 BBYから3 ABYの間のある時、フェナーは宇宙空間でひとりの反乱軍パイロットと遭遇した。ベストを尽くしたフェナーだったが、戦闘機による戦いの末、損傷を負ったTIEファイターで戦場を脱出した。同じ時期、フェナーは帝国と同盟軍の間の複数の宇宙戦に参加した。コレリアンダントゥインカーザックナブータトゥ星系で、フェナーと数名の帝国軍パイロットは反乱軍EF76ネビュロンBエスコート・フリゲートと戦うランサー級フリゲートを援護した。

3 ABY、第181部隊のパイロットたちは惑星デラIVで軍需品を輸送している反乱軍艦隊を攻撃する作戦について、帝国艦隊の最高司令官であるダース・ヴェイダーから説明を受けた。帝国の攻撃部隊はフェナーと隊員たちを目標のもとへと運び、第181部隊は同盟軍の軍需品輸送船団やスターファイターの護衛機への襲撃に参加した。帝国軍が同盟軍を圧倒する中、フェナーは4隻の輸送船を個人で破壊し、重要な軍需品の運搬を不可能にした。コルサントに戻った第181部隊のパイロットは報告を求められ、その後、華やかな式典に参加して銀河皇帝パルパティーンからメダルを与えられた。功績を認められ、フェナーは中佐に昇格し、第181部隊の2番目の戦闘機中隊、2/181隊の指揮権を与えられた。デリコートは将軍になり、パイロット任務から外されたため、男爵の称号を与えられたフェルが大佐に昇格し、第181部隊全体を指揮するようになった。

勝利と敗北

デラIVの直後、第181部隊はヴェイダーの個人的艦隊、デス小艦隊に配属された。帝国が辺境の惑星ホスで反乱軍の秘密基地を発見した際、ヴェイダーは即座に艦隊を敵のもとへ向かわせた。AT-ATウォーカーがホスの地上で基地を攻撃し、反乱軍の輸送船が惑星から脱出しようとする中、デス小艦隊は軌道に留まって敵を迎え撃った。ヴェイダーの命令に従い、第181部隊は輸送船と交戦する。双方とも多大な被害を被った後、反乱軍基地は破壊された。しかし同盟軍は多くの宇宙船を脱出させることに成功していた。4 ABYの時点で、フェナーは少佐に昇格し、第181部隊の副司令官になっていた。部隊のスターファイターはTIEインターセプターに変更され、フェナーはインターセプターセーバー2>に乗り込んで飛行し、第181部隊セーバー中隊の後方支援を行った。DS-181-4コールサインを使うパイロットが、フェナーのウイングマンを務めた。

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エンドアの戦いにおけるフェナー

4 ABY、帝国の第2デス・スターバトルステーションエンドア星系で建造されていたとき、第181部隊はまだデス小艦隊に属していた。巨大ステーション建造の最終段階を自ら監督するため、皇帝が直々にデス・スターを訪れることになった。皇帝は帝国艦隊を衛星エンドアの反対側に配置し、超兵器を破壊しようと試みる反乱同盟軍を罠にかけようとした。実際に同盟軍艦隊攻撃を仕掛け、デス小艦隊は罠を展開した。<セーバー2>に搭乗したフェナーは、戦闘中にインペリアルII級スター・デストロイヤーアヴェンジャー>や<キメラ>、バトルクルーザープライド・オブ・ターランディア>を防衛する任務を割り当てられた。第181部隊の活躍もむなしく、<ターランディア>は圧倒的な数の反乱軍スターファイターによって破壊されてしまった。デス・スターは偏向シールドによって防護されていたが、衛星に降りた反乱軍の特殊部隊プラネタリー・シールド発生装置の破壊に成功する。反乱軍の戦闘機はリアクター・コアを目指し、バトルステーションの内部構造に侵入した。フェナーは他のTIEパイロット数名と共に彼らを追跡したが、反乱軍は最終的にコアの破壊に成功した。フェナーは宇宙空間に脱出するが、リアクター・コアを破壊されたデス・スターは、連鎖反応で全壊してしまった。帝国軍艦隊はその後数時間戦ったが、その後惑星アナージに退却した。

皇帝がエンドアで命を落とし、リーダーシップが失われると、多くの帝国軍将校たちが帝国から脱退し、自ら軍将を名乗った。第181部隊は帝国の玉座に忠誠であり続けたが、その実権を握ったのは大宰相セイト・ペスタージュだった。フェナーは、自分が仕えていたかつての帝国は、既に滅びたのだと信じるようになる。反乱同盟は新共和国へと再編成され、帝国が保持する星系コア・ワールドで追い込んでいった。エンドアの戦いから9か後、第181部隊は惑星ブレンタールIV防衛のために派遣された。この戦い帝国情報部長官イセイン・アイサードに仕組まれたものだった。彼女は政治的敵対者の印象に泥を塗るため、ブレンタールIVを敗北させるつもりだったのである。はじめに派遣されたのは第181部隊の第3中隊だけだったが、新共和国機動部隊が占拠していた惑星の月面基地で敵の一掃に成功すると、フェナーと隊員たちは惑星の防衛任務に回された。

ブレンタールの災難

フェナーと隊員たちが惑星に到着した後、フェルはロン・アイソート提督から首都ヴールティンを防衛せよという命令を受け取った。戦略的に重要な都市オラディン宇宙港施設を防衛するため、フェルはアイソートを説得し、第181部隊の戦闘機を現地に派遣した。しかしそれでもフェナーは、アイソートのことを役立たずで自分本位の臆病者だと考えていた。第181部隊はオラディンのハンガーに基地を置き、新共和国からの差し迫った攻撃に備えた。出撃する前に、フェナーはフェルを探して話しかけ、もしフェルがアイソートの命令を無視した場合、第181部隊の隊員もフェルに同調すると仄めかした。さらに、フェナーは軍将になってアイソートの実権を奪い、ブレンタールIVを支配してはどうかとフェルに提案する。フェルは彼に同情的だったが、提案を却下し、惑星の市民防衛に専念した。その後、パイロットたちはインターセプターに乗り込んで出撃した。オラディン上空にて、第181大隊は反乱軍アグレッサー・ウイングYウイング・ファイターに抵抗し、フェルがアルファ中隊を率いて彼らを撃墜する中、フェナーは残りの戦闘機グループを率いて敵アサルト・キャリアーに攻撃を仕掛けた。フェナーは独力でキャリアーの1機を撃墜する。アイソートがコムリンクでフェルに連絡を取り、敵が出現したヴールティンに帰還するよう指示してきたとき、フェナーはフェルに命令を無視するよう訴えた。しかしフェルは上官の要請に折れ、首都を守るためにアルファ中隊と共に戻っていった。彼はフェナーに、オラディンを征服する敵に何も与えないよう言い残し、フェナーはバロンの後を追う前に都市に甚大な被害を与えた。しかしヴールティンへの攻撃はフェイントに過ぎず、新共和国軍はフェナーたちの去った無防備なオラディンに戻ってきた。

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ブレンタールIV上空でタイコ・ソークー機を追跡するフェナー

ヴールティンにて、第181部隊のメンバーはアイソートの豪華な宮殿にある玉座の間に招かれた。提督は都市が生き残ったことを祝い、アイソートが特別な時だけにつくるヴールティン・スターバーストをフェナーに与えた。フェルはどんな賞与も拒んだが、他の隊員たちはオラディン・ダイヤモンドの賞を与えられる(アイソートはそれを自分自身にも与えていた)。フェルは謙遜したが、アイソートは彼を称えて“フェルの日”をつくると語り、一同はワインを楽しんだ。その後、フェナーはメダルを外してフェルと話し、戦いは敵を倒すチャンスだったと語った。しかしフェルはアイソートの自惚れがフェナーにも影響を与えていると示唆する。ショックを受けたフェナーに対し、ブレンタールの出来事全体が権力者によって仕組まれたゲームなのだと仄めかした。そのとき、アイソートの妾のひとり、グラニアがふたりに近づき、一緒に楽しまないかともちかけた。フェナーはフェルと同様に礼儀正しく拒否したが、彼が本当は乗り気なことに気づいたフェルは、彼を前に進ませた。その後、フェナーとグラニアはふたりでプライベートな場所に向かった。

それから間もなく、新共和国によるヴールティン攻撃が始まった。ローグ中隊Xウイング・ファイターが都市の防衛網を襲い始めると、第181部隊は彼らに応戦し、戦いはやがて大気圏内から宇宙空間へと場所を写した。インターセプター数機がローグ中隊に撃墜されたが、残りの第181部隊隊員はアグレッサー・ウイングに属すYウイングを攻撃した。フェナーはローグ中隊隊員タイコ・ソークーに接近し、この新共和国指折りのパイロットを殺すつもりで攻撃した。しかしヴールティンは陥落し、戦いは既に敗北に終わっていた。フェルは第181部隊がスター・デストロイヤー<エヴィスクレイター>で再集結する前に、フェナーがソークと交戦するのを許した。ソークーがスロットルを反転させフェナーの背後に回り込むと、フェナーは敵機の手を逃れて<エヴィスクレイター>に退却する。一方、フェルのインターセプターはアグレッサー・ウイングのホートン・ソーム大佐からイオン砲の一撃を受け、行動不能になってしまった。フェルは新共和国に捕らえられた後、そのまま帝国から敵勢力へと亡命してしまった。第181部隊の指揮権はフェナーに引き継がれる。

帝国のエース

再侵攻

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エース・パイロット、フェナー

新共和国はその後の2年間にわたりコアへの進撃をつづけ、コルサントへと迫っていった。6 ABY、フェナーと第181部隊はビルブリンギ造船所に配置され、テレン・ログリス提督の命令に従っていた。新共和国のナモ提督がMC80ホーム・ワン・タイプ・スター・クルーザーディファイアンス>でビルブリンギに攻め入った際、フェナーと第181部隊は敵の撃退の手助けをした。しかし7 ABY、新共和国はコルサントを征服し、帝国のリーダーシップは崩壊する。続く数年間、様々な人物が帝国を支配したが、フェナーと第181部隊は玉座に忠実であり続けた。11 ABY帝国ルーリング・カウンシルの全メンバーが殺害、逮捕され、銀河帝国はもはや存在しなくなった。12 ABY、各地の軍将たちが戦力を統一し、インペリアル・レムナント形成する。フェナー(この頃、帝国で最も偉大なスターファイター・エースという評判を獲得していた)は第181部隊と共にレムナント領域の惑星ボラスクに配置されていた。

インペリアル・レムナントの最高司令官、ギラッド・ペレオンは、新政府の境界線を征服活動によって拡張したいと考えていた。彼はエグゼクター級スター・ドレッドノートリーパー>でボラスクを訪れ、フェナーと第181部隊を回収する。彼らはスター・ドレッドノートと共にオリンダ戦役に参加し、ミッド・リムオリンダ星系と、エントラーラ・ルート沿いにある6つの星系をあっという間に征服する。ロナウ星系で最後の勝利を収めた後、ペレオンは新共和国に特使を派遣し、帝国の領域を尊重するのであれば、これ以上の攻撃は行わないと通達した。しかし新共和国はウェッジ・アンティリーズ将軍が率いる艦隊(ローグ中隊やエグゼクター級スター・ドレッドノート<ルサンキア>含む)を前線に派遣することで、帝国の軍事活動に応戦した。アンティリーズがペレオンの艦隊と戦いを始める前に、第181部隊とインペリアル級スター・デストロイヤーから派遣された部隊が無防備なヒューエットタータグリア襲撃し、占領した。アンティリーズがミッド・リムに到着すると、ペレオンの艦隊はダーコン星系トラヴァル=ペイカー星系で<ルサンキア>やローグ中隊と交戦し、フェナーは<リーパー>を援護するため第181部隊を率いた。これらの戦闘はどちらも新共和国が勝利し、星系は敵に確保された。

第181部隊は、オロッコ星系でローグ中隊と戦うが、勝負は引き分けに終わった。その後、第181部隊と<ルサンキア>はティアン星系の覇権を巡って戦い、フェナーたちが勝利を収めた。このとき、フリート・キャリアーエンデュアランス>が援軍として新共和国軍に加わり、<リーパー>と第181部隊はオブリダーン星系で彼らに敗北した。ペレオンの艦隊はオリンダへと退却し、フェナー率いる第181部隊は<リーパー>と共にアンティリーズの全軍から惑星を防衛した。ペレオンは用意していた罠を展開し、6隻のインターディクター艦とスター・ドレッドノート<ドミニオン>をハイパースペースから呼び寄せた。<エンデュアランス>は撃墜され、ローグ中隊と<ルサンキア>は戦場から逃げ去った。オリンダはインペリアル・レムナント領域の端として確立されたが、間もなく新共和国との国境紛争が日常茶飯事になった。13 ABY、両陣営は中立の惑星アダマーに注意を向けた。

アダマーへの特使

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正装に身を包んだフェナー

ワイルド・スペースに位置し、銀河系全体に発見されたばかりの惑星アダマーには、軍需品を製造するための資源が豊富に存在した。この惑星の市民は、戦闘機のパイロットを高く評価していた。帝国の最高のパイロットとしか交渉しないと言って譲らないアダマーに対し、インペリアル・レムナントはタール・フェナー(当時将軍になっていた)と3名の第181部隊隊員を特使として派遣する。ログリス提督のスター・デストロイヤー<アゴナイザー>でアダマーに運ばれ、民族国家カータンに着陸したパイロットたちは、この国の政府に壮麗な儀式で迎えられた。その晩、フェナーたちはカータンのペレイターペケイリク・ケ・テルダンの宮殿でレセプションに参加した。ドアでブラスターを外した後、フェナーと隊員たちは宮殿の外部ホールで大勢の官僚やパイロットに迎え入れられる。フェナーは会場でウェッジ・アンティリーズとの遭遇に驚かされた。ブラスターを手に取ろうとし、武器を預けてきていたことを思い出した後、フェナーは新共和国の最高のパイロットたち(アンティリーズ、ソークー、ウェス・ジャンセンデレク・クリヴィアン)もまたアダマーに招かれていたことを知った。アダマーは帝国と新共和国をはかりにかけていたのである。緊張がよぎったが、フェナーとアンティリーズは握手を交わし互いの任務を承認して別れた。夜が明ける前に、パイロットたちは原住民チェリス・ケ・ハナディデパード・ケ・ファナックスが繰り広げた、アダマー特有のブラストソード兵器を使う文化的に重要な決闘を観戦した。

フェナーとアンティリーズが互いの存在を知ると、カータン政府はもし新共和国側に味方することを選んだとしても、帝国軍は平和的に星系を離れるようログリスに誓わせた。その後の数、フェナーと部下たちはアダマーの空でブレード32スペリオリティ・ファイターを頻繁にテストした。カータン・ブレーデッドローム軍事基地から発進すると、彼らは決まって地元のパイロットから対決を挑まれた。彼らはアダマーの慣習に従い、フェナーらを殺すことで名誉を獲得しようとしていたのだ。フェナーたちは挑戦を受け入れて勝利を収め、敵を殺してアダマーからの名声を獲得する。アンティリーズたちローグ中隊隊員は空中戦でシミュレーション用兵器しか使わなかったため、フェナーは彼らよりも高い人気を得る。フェナーとその部下は、カータンの貴族からしばしばディナーに招待された。貴族たちは敵の命を救おうとするアンティリーズよりも、地元の慣習に従うフェナーを好み、フェナーたちは日が経つにつれてより高貴な貴族から招かれるようになった。ある日、第181部隊隊員は経験豊かなパイロットから成る2半中隊の挑戦を受け、勝利する。基地から都市に戻った際、彼らが乗る輸送車は地元民に囲まれ、称賛の声が浴びせられ贈り物が渡された。この行列はアンティリーズの輸送車を失速させ、フェナーは敵対者をあざわらった。

銀河系コミュニティに加わる見通しが現実に近づくと、カータン政府は惑星の統一政府設立について議論するため、アダマーの各国の代表者をカータン・シティに招いた。ペレイターの宮殿でレセプションが催され、フェナーと部下たちもアダマリのドレスを着て出席した。貴族たちが第181部隊のパイロットの逸話に感服する間も、フェナーは新共和国の通常礼装に身を包んだアンティリーズの部下たちから注意を逸らさなかった。ペレイターがスピーチを行う前に、ケ・ハナディはブラストソードの決闘者たちからの挑戦を受け、2連続で勝利を収めた。その後、ペレイター・ケ・テルダンがフラットカムの前で行ったスピーチは、アダマー全土に放送された。彼は、自身の率いるアダマリ政府において、カータンは中心をなす存在になると断言し、フラットスクリーンが消えると、出席していた高官たちにこの事実を公式に黙認するよう告げた。さらに2度の決闘がその夜に行われ、翌日の夕方、帝国の公式な衣装に身を包んだフェナーと部下たちは、新共和国パイロットの後に続いてペレイターの宮殿を訪れた。ケ・テルダンはイェダゴン連合ハルベガーディアの国々が統一国家に反抗する声明を発表した旨をフェナーたちに伝えた。彼は8人のパイロットに、敵対勢力と戦うためカータンに味方するかどうかを尋ねた。フェナーはペレイターのために戦うことをすぐに部下に誓わせたが、アンティリーズは拒否し、新共和国のパイロットはカータンから追放された。

カータンのための戦い

Saber 2

タール・フェナーが操縦するTIEインターセプター

第181部隊のパイロットたちは、戦争に備えるペレイター・ケ・テルダンを手助けした。2日後の夜明け直前、カータンに対する奇襲が行われ、アンティリーズと彼の部下たちはイェダゴンに味方して戦いに参加した。フェナーと部下たちもインターセプターで出撃し、国の首都を守るためにブレード・ファイターに加勢した。カータン・シティから数のところにある森の々の上で、彼らはアダマリ連合と戦った。フェナーの部下のひとりは、アンティリーズとローグ中隊隊員がブレードのレーザー砲火をインターセプターに集中させたとき、戦死してしまった。残った3人の帝国軍パイロットはソークーの機を故障させたが、ミーティア級エアリアル・フォートの砲撃を交わすため散開しなければならなかった。連合軍の前進は続いたが、フェナーと彼の部下は多数の敵ブレード戦闘機を破壊し、大規模な部隊がやって来るたび、予測不可能な角度で飛んで素早く撤退した。やがて戦いは都市にまで及び、新共和国パイロットはペレイターの宮殿に捕らわれていたXウイング・スターファイターを奪回する。都市の西の果ての上空で帝国軍パイロットたちが敵を狙い撃ちしていたところ、アンティリーズがXウイングに乗って到着し、フェナーの部下をまたひとり撃墜した。フェナーと最後の部下はクリヴィアンの戦闘機に損傷を与え、アンティリーズとソークー機を追撃したが、アンティリーズによる一斉射撃によってフェナーは最後の生き残りになってしまった。圧倒されたフェナーは、<アゴナイザー>へと撤退する。帝国による援助を失ったカータンの防衛網は崩壊し、降伏することになった。

帝国に対する信頼を失ったログリス提督は、中立を保つという約束を破り、アダマリを制裁するため新共和国に加わった。彼は地上戦でアンティリーズに味方する。<アゴナイザー>が星系を去り、ログリスがホロコムをロックしたため、艦のクルーはインペリアル・レムナントに連絡を取れなくなった。帝国の領域に戻った後、フェナーは残りの第181部隊隊員を集め、アダマー襲撃のために派遣された機動部隊に加わった。偽造された地元のニュース放送では、アダマーはいまだに戦争状態にあると伝えられていた。しかし機動部隊は、既に統一された惑星の軌道に浮かぶ、新共和国の主力艦数隻を目にすることになる。フェナーはスター・デストロイヤーのハンガー・ベイから発進する第181部隊の戦闘機を指揮し、多数のTIEボマー中隊を伴ってカータンの空域へと突入した。フェナーと数名のパイロットは、最新鋭機のTIEディフェンダーに搭乗した。新共和国とアダマリの戦闘機中隊が帝国軍に応戦し、一連の空中戦が勃発する。フェナーは接近戦でアンティリーズと遭遇し、相手のXウイングに一撃を与えることに成功した。しかし次の接近でアンティリーズは優位に立ち、フェナーのディフェンダーのソーラー・ウイング・アレイのひとつを破壊する。フェナーは煙を吹くディフェンダーで<アゴナイザー>に撤退したが、この艦もひどい損傷を負っていた。それから間もなく、機動部隊はアダマーを新共和国に明け渡し、星系から撤退した。

再びの戦争

再台頭

Battle of Gilatter VIII

ギラッターVIIIのリゾート衛星にて、ライトセーバー戦を見守るタール・フェナーのホログラム

アダマーの一件以降、フェナーは長年活動をしなかった。19 ABY、インペリアル・レムナントは新共和国との平和協定にサインし、銀河内戦は終結を迎える。新共和国は28 ABY銀河連合自由同盟へとつくり変えられた。それから12年後、銀河同盟政府と惑星コレリアの間に緊張が走る。銀河同盟は加盟惑星の軍事力に規制をかけており、独立志向の強いコレリアンは、ひそかに艦隊を製造しながら、この制限に抵抗しようとした。コレリアン星系のファイブ・ワールドの指導者たちと銀河同盟との間に第二次銀河内戦が勃発すると、コメナーボサウイフォンドアベスピンアダマーアトゼリーといった惑星政府もコレリアンの大義に加わった。彼らによって新しく形成されたコンフェデレーションは、戦時中の指導者を必要としていたため、再び表舞台に姿を現したタール・フェナーはその将軍となり、組織の最高位であるコンフェデレーション軍最高司令官の階級を得た。フェナーは新しいオフィスで銀河同盟防衛艦隊を罠にかける作戦を練り、ガス巨星ギラッターVIIIに敵をおびき寄せる計画が立てられた。

フェナーが最高司令官になったことは極秘扱いにされていた。その代わり、ギラッターVIIIの軌道に浮かぶ廃棄されたリゾート衛星でコンフェデレーション代表者たちの会合が開かれ、銀河同盟軍に対する艦隊活動を指揮する最高司令官が選出される予定だという嘘の情報が、銀河同盟情報部にリークされた。コンフェデレーション軍が数日間にわたり銀河同盟の各地造船所に小規模な襲撃を仕掛けていたため、銀河同盟情報部は会合の後には大規模な造船所攻撃が行われるに違いないと結論した。しかし実際にリゾート衛星に派遣されていたのは政府官僚に扮した役者だった。会合場所周囲の宇宙空間には、機雷がばらまかれた。コンフェデレーションの主力艦は近くの宇宙で待機し、偽の会合が開催される日が来ると、フェナーは自身のホログラム人工衛星の会場に投影させた。官僚に化けた役者の視線をビューポートの外に向けさせ、フェナーは銀河同盟軍が到着したことを知る。また、フェナーは銀河同盟のジェイセン・ソロ大佐の存在を認め、彼が会合に潜入したことを知った。フェナーはソロを罠に引き込むために彼のことを嘲ったが、このフォース=センシティブの大佐はテレパシー能力を使い、人工衛星を脱出する前に仲間たちに機雷敷設フィールドについて警告を放った。続いて発生した混沌の中で、ジェダイグランド・マスタールーク・スカイウォーカーと彼の妹レイア・オーガナ・ソロは、リゾート衛星でシス・レディルミヤダーク・ジェダイアリーマ・ラーライトセーバー戦を繰り広げ、フェナーはホログラム越しにその様子を見守った。この対決は引き分けに終わる。同時に進行していた銀河同盟とコンフェデレーションの宇宙戦闘は激しい撃ち合いになり、両陣営ともある程度の損失を出した末に退却した。

コンフェデレーションはフェナーによってもたらされた勝利を祝い、彼らの組織はハット・スペースからの加盟者を含む新しい政府によって強化された。その後まもなく、コンフェデレーション軍は敵の首都惑星コルサントに向けて進撃を開始した。ハットやコメナーの艦隊がバルモーラ征服し、コレリアンとボサンの連合軍はクワットで銀河同盟と1間にも及ぶ長期間の戦闘を繰り広げた。しかし銀河同盟の国家元首になっていたジェイセン・ソロが中立惑星キャッシーク爆撃すると、コンフェデレーションはこの星を援護するためにクワットを放棄した(ソロは、自身の残忍なやり方に反対して銀河同盟を去ったジェダイの一団をかくまったことについて、キャッシークの原住民ウーキーを糾弾していた)。ソロの銀河同盟第5艦隊は、コンフェデレーション軍とウーキー艦隊ニュー・ジェダイ・オーダー、そしてヘイピーズ・コンソーティアムの連合軍を前に逃走した。戦いの後、ウーキーとジェダイ、ヘイピーズは、ソロに抵抗するためにジェダイ連合を形成し、コンフェデレーションは彼らの問題に干渉しないことに同意した。しかし、フェナーのコア方面への進軍は停止した。

終戦

キャッシークの爆撃の後、コンフェデレーションの宇宙船は惑星に残り、山火事の消火を手伝った。その頃、フェナーはコレリアンがソロとの密会を手配していることを知った。彼らに意図を尋ねたフェナーは、ソロを数日間多忙にさせておきたいのだという返答を得た。実際、ファイブ・ワールド総理大臣サドラス・コーヤンは、センターポイント・ステーション(コレリアン星系に存在する古代の超兵器)を起動させ、ソロがディープ=スペースの会合地点に到着すると、彼の艦隊をセンターポイントの強力なリパルサー兵器で攻撃した。ソロの旗艦は無傷で脱出し、フェナーはコーヤンが勝手にコンフェデレーションの戦力を使用したことや、センターポイントが再度使用可能だと言う脅しを銀河同盟に放ったことについて糾弾するため、彼と連絡を取った。コーヤンが好戦的な姿勢を崩さなかったため、フェナーは医療や供給品、情報、連合艦隊などのコンフェデレーションの全ての援助の対象から、コレリアを除外した。

Phennirprofile

タール・フェナー

間もなく、コレリアの情報大臣デンジャックス・テプラーはフェナーに連絡を取り、コレリアに対する制裁を止めるよう将軍に訴えた。フェナーはコーヤンをに例え、コレリアというを切断しない限り、毒はコンフェデレーションという体の全体に広まってしまうのだと説明する。彼は毒を取り除きさえすれば、テプラーの要求を飲むと語った。その後、センターポイント・ステーションが銀河同盟とジェダイ連合の双方に攻撃された際、フェナーは再びテプラーからコンタクトを受け、コーヤンの問題を直ちに排除するので、コンフェデレーションから援軍を送るよう求められた。コーヤンが権力を失ったことについて確証を得た後、フェナーは軍艦を派遣して苦しめられていたコレリアン艦隊を援護した。戦闘中、ジェダイの攻撃チームはセンターポイント・ステーションに乗り込んで破壊工作を施したが、この超兵器が放った攻撃によって、星系内にいたコンフェデレーションと同盟軍のほとんどの宇宙船が、センターポイントそのものとともに破壊された。

41 ABY、戦争が続く中、銀河同盟はフォンドア造船所攻撃して戦いの流れを変えた。インペリアル・レムナントは銀河同盟の側について戦争に参加したが、ソロの副元首シャー・ニアサルは政府から離脱してアライアンス=イン=エグザイルを形成し、やがてジェダイ連合に加わった。ジェダイ連合には、マンダロリアンナタシ・ダーラ軍将のモー不正規艦隊も味方していた。ローシュ星系で発生した軍事衝突で、コレリアンとボサンの艦隊は銀河同盟のネク・ブウァトゥ提督の罠にかけられ、コンフェデレーションは甚大な損失を出すことになった。戦争の最後の戦いで、ソロは双子の姉ジェイナ・ソロ対決し、殺害された。ソロという圧政者がいなくなったことで、ジェダイ連合全体が銀河同盟やインペリアル・レムナントとの協力関係を回復し、コンフェデレーションとの交渉に全力を注ぐことになった。コンフェデレーションは力を結集させた敵に降伏し、戦争は終結する。しかし彼らは銀河同盟からの独立を保ち、フェナーは戦争の余波の時期も組織のトップに立ち続けた。

43 ABYのなかば、フェナーは統一サミットに参加するためコルサントに招かれた。銀河同盟が主催したことサミットは、銀河同盟、コンフェデレーション、インペリアル・レムナントの関係を開拓し、最終的に強力な惑星間連合を形成することを目標にしていた。銀河系の首都惑星にある元老院ビルの中の巨大な一室で、フェナーは銀河同盟元首のナタシ・ダーラや、帝国の国家元首ジャグド・フェルらと顔を合わせた。元老院統一準備委員会ティアーグ・ドレイリェ元老院議員がサミットの議長を務め、様々な派閥によるスピーチが行われた。最初の議会以降、サミットは数週間続いたが、44 ABY、ダーラは権力の座から降ろされて逮捕され、フェルは帝国の情勢に対処するためコルサントを去ってしまった。

個性と特徴

Conspiringpilots

スーンティア・フェルにアイソートへの反逆を求めるフェナー

帝国に仕え始めた頃、タール・フェナーは帝国からの名誉を熱心に追い求めていた。しかしエンドアの戦いで皇帝が死んだと思われて以来、帝国の指導部に対するフェナーの信頼は失われた。フェナーはロン・アイソート提督の才能を疑い、ブレンタールIVではアイソートの命令を無視するよう、スーンティア・フェルに何度も要求していた。彼は役立たずの上官の命令を無視することは、反逆行為には当たらないと考えていたのである。フェナーはバロン・フェルが軍将になり、アイソートに代わって惑星の支配権を握ってはどうかと提案した。野心的なフェナーは、フェルの副官として仕えることを望んでいた。しかしフェルはあくまでアイソートの命令に従い、フェナーも彼の決定のもとでブレンタールIVの市民を防衛した。帝国に信頼を失いながらも、フェナーはその後も9年間、この組織に仕え続けた。

名誉を追い求めるフェナーは、ブレンタールIVの戦いで一時的に任務で予定されていた行動から外れ、新共和国の腕利きのパイロットのひとり、タイコ・ソークーに戦いを挑んだ。野心家でありながら、フェナーはアイソートから与えられたメダルに関心を持っていなかった。フェナーは敵を殺すことに道徳的な迷いを持たず、アダマーの任務では、相手が死ぬまで続く伝統的なカータンの対決を熱心に観察し、参加した。彼の行動と、アダマリの伝統を尊重する姿勢は、地元民からの人気を獲得した。フェナーは悦に入り、敵から派遣されていたウェッジ・アンティリーズにこのことを誇示した。フェナーは新共和国軍を低く評価しており、アンティリーズがアダマリのホストの前で彼を出し抜いた際は激怒した。アダマーを帝国に加えるため、カータンが惑星の他の派閥と戦うことを宣言した際、フェナーは部下と共に彼らを手助けすることをすぐに約束した。銀河帝国の時代、フェナーは戦闘中の凶暴さや陰険な政治攻撃で知られていたが、43 ABY当時、彼は尊敬すべき奉仕姿勢を持つ実用主義の男として知られるようになっていた。

フェナーは政治家を軽蔑し、コンフェデレーション軍に最高司令官として仕えていた頃、サドラス・コーヤンやデンジャックス・テプラーを面と向かって公然と侮辱した。彼は許可なく勝手にセンターポイント・ステーションを使ったコーヤンを叱りつけ、コーヤンの勢力が著しく組織に不適格だと判断し、全コレリアン星系をコンフェデレーションから除名させた。しかしテプラーは、通商停止の解除を求めて率直な姿勢を見せたため、フェナーからの謝罪と尊敬を獲得することになった。フェナーはコーヤンが持つコレリアン特有の自由の精神は、自身の“精神的な不利要素”になると考え、コンフェデレーションの崩壊を防ぐには、コーヤンを権力の座から追い払わなければならないと主張した。

パイロット時代、フェナーは誉れ高い自身のキャリアを満喫していた。彼はデラIVで自ら反乱軍輸送船を4隻撃墜し、ブレンタールIVでは独力で新共和国のアサルト・キャリアーを破壊した。オリンダ戦役の際には、フェナーはエグゼクター級スター・ドレッドノート<ルサンキア>との戦いで第181部隊を勝利に導いた。しかしこの年、フェナーはアダマーにおける激しい戦闘でウェッジ・アンティリーズに敗北してしまった。フェナーは数年間にわたって第181部隊の副司令官を務め、部隊の後方支援を担当した。彼は戦術家としての才能を持ち合わせており、ギラッターVIIIでは銀河同盟を罠に嵌めることに成功した。

フェナーの身長は平均よりも低く、は軍隊式にカットされていたが、ばさばさで自然な髪型になっていた。彼は鋭い知性を感じさせるダークブルーの眼をしており、肌の色は明るく、頬骨は高く、貴族的で引き締まった外見をしていた。彼はハンサムだったが、左の頬全体にカーブした傷跡が残っていた。40 ABY、彼は初期の帝国を思い起こさせる軍服を着用し続けており、彼の全体的な外見からは温厚さが欠けていた。

制作の舞台裏

TurrPhennirSWG

『Star Wars: Galaxies』版のフェナー

タール・フェナーはコミック・シリーズ『X-wing Rogue Squadron』のためにマイケル・A・スタックポールがつくり出したキャラクターである。フェナーは1997年9月発売の、ジョン・ナドーが下絵を担当した『X-wing Rogue Squadron 22: In the Empire's Service, Part 2』で初登場を果たした。この作品以降も同シリーズの3作に登場し、最後の1作はスティーヴ・クレスポが、その他はナドーが下絵を担当した。これら4作はいずれもスタックポールと編集者ピート・ジェーンズによってストーリーが作成され、『Rise of Isard』(直訳:アイサードの台頭)と呼ばれる作品群に属している。

作家アーロン・オールストン1999年小説『X-Wing: Solo Command』でフェナーの存在について言及し、同じ年に発売された『X-wing: Starfighters of Adumar』ではフェナーに重要な役割を担わせている。のちに、フェナーはレガシー時代を描くオールストンの小説作品3作(2007年2009年に発売)や、オンラインMMORPGゲーム『スター・ウォーズ・ギャラクシーズ』にも登場した。2011年にゲーム中に追加されたタール・フェナーは、プレイヤーが操作するキャラクターと戦わせることが出来る。フェナーのキャラクターについて、他にも複数のソースブックやカードゲームで情報が更新された。カードゲームでは、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場するTIEパイロットをフェナーの画像として使用しているが、このパイロットは映画作中でTIEファイターで飛行しており、フェナーがTIEインターセプターで戦闘に参加したという設定と矛盾する。邦訳作品では、『スター・ウォーズ クロノロジー』や『スター・ウォーズ 全史』などがフェナーについて言及している。

登場作品

  • Gal-icon スター・ウォーズ ギャラクシーズ
  • X-wing Rogue Squadron 22: In the Empire's Service, Part 2 (初登場)
  • X-wing Rogue Squadron 23: In the Empire's Service, Part 3
  • X-wing Rogue Squadron 24: In the Empire's Service, Part 4
  • X-wing Rogue Squadron 25: The Making of Baron Fel (回想シーン)
  • X-wing: Solo Command (言及のみ)
  • X-wing: Starfighters of Adumar
  • Exile ホログラムでの登場)
  • Fury ホログラムでの登場)
  • Outcast

参考資料

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはタール・フェナーに関する11枚の画像があります。

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。