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「甲板士官!甲板士官!」
―タミザンダー・レイを呼ぶハン・ソロ[出典]

タミザンダー・レイ[1](Tamizander Rey)は人間男性で、銀河内戦共和国再建のための同盟に仕えた中佐である。ギャラクティック・コア惑星エッセルズ出身のレイは、ヤヴィンの戦いの直前、帝国元老院解散された際にエッセリアン防衛軍を退役した。反乱軍に加わった後、レイはアウター・リム・テリトリーの惑星ホスに設置された秘密基地、エコー基地で活動した。3 ABYの時点で、レイは基地の上級甲板士官の役目を与えられ、ドッキング・ベイの管理を担当していた。レイの提案で、カーリスト・ライカン将軍はエコー基地のエネルギー・シールドが作動するまでの間、スターシップがホスの地表から飛び立つことを禁じた。このため、レイは非反乱軍のパイロットたちから恨まれることになる。ホスの戦いで、レイは基地に格納された様々な輸送船の撤退活動を調整した。

経歴

エコー基地の甲板士官

人間男性、タミザンダー・レイは、豊かな文明と有名な博物館、先進技術の研究施設で知られたコア・ワールド惑星エッセルズで生まれた。レイは地元の軍隊であるエッセリアン防衛軍に所属していた。しかし0 BBYヤヴィンの戦いの直前に銀河皇帝パルパティーン帝国元老院解散させたとき、レイは防衛軍を去った。

その後、レイは高い技術を持つスターシップパイロットとして共和国再建のための同盟に加わる。3 ABYの時点で、レイはアウター・リム・テリトリーの惑星ホスに設置された同盟軍最高司令部秘密基地、エコー基地に配属され、中佐に昇格していた。の星の秘密基地において、レイは上級甲板士官を務め、基地の主要格納庫にあるドッキング・ベイの管理を担当していた。司令センターから反乱軍の宇宙船に命令を中継していたローマズ・ナヴァンダー中尉は、レイと密接に作業をしていた。レイはエコー基地に出入りする宇宙船を全て把握していた。

ルーク・スカイウォーカー中佐と共に、日課として行われていたエコー基地周辺の偵察任務に出ていたハン・ソロが基地に戻ってきたとき、レイもドッキング・ベイに居合わせ、格納されているT-47エアスピーダー(通称“スノースピーダー”)のメンテナンス監督に手を貸していた。エコー基地では、氷点下になる夜間のホスでもスピーダーを運用するために改造に取り組んでいる最中で、レイも修理ドロイドの一団にこの試みを援助するよう指示していた。エコー基地の指揮官であるカーリスト・ライカン将軍プリンセスレイア・オーガナは、スカイウォーカーとソロが戻ったらすぐに司令センターに報告するよう、レイに指示していた。レイはソロを司令センターに向かわせようとしたが、この密輸業者は自分の貨物船、<ミレニアム・ファルコン>のコンディションの方に興味を持っていた。基地にいる技術者たちが<ファルコン>を離れ、緊急の必要に応じてスノースピーダーの改造に取り組んでいることをレイから聞き、ソロはうろたえた。

スカイウォーカー捜索とホスの戦い

「スカイウォーカー中佐を見かけたか?」
「見ておりません。おそらく南出口から戻られたのでは」
「おそらくだと?行ってすぐ確かめてこい。外はすぐ暗くなるぞ」
―ハン・ソロとタミザンダー・レイ[出典]
Rey

ソロとタミザンダー・レイ

ホスの氷原に墜落した隕石らしき物体の調査に向かったスカイウォーカーが、まだ偵察任務から基地に戻って来ていないことを知ったソロは、レイにスカイウォーカーを見たかどうか質問した。レイは少しうろたえながら、スカイウォーカーは基地の南の出口から戻って来ているのかもしれいなと答えた。ソロは正式には命令できる立場ではなかったが、スカイウォーカーを探してくるようレイに指示した。しかし結局、ソロはスカイウォーカーが行方不明になっていることを自分で突き止めた。

その後、ソロは自ら夜の氷原へと繰り出し、スカイウォーカーと同様に消息を絶った。翌朝、ローグ・グループのパイロットたちはスノースピーダーを使った2名の捜索活動のため、準備を始めた。レイは基地外部の気温が活動が何とか可能なところまで来ていることを、ライカン将軍に熱心に報告し、エコー基地のシールド・ドアを開け放つ準備が始まった。レイはローグ・グループの隊員たちに、それぞれハンガーを発つ指示を与え始めた。

ホスの戦いの直前、レイはライカンの副司令官を務めるファール・マクウォーリー将軍に、基地のシールド発生装置が作動するまでの間、宇宙船をホスから発進させるべきではないと提案した。ライカンがこの予防措置に同意したため、エコー基地に供給品を運んでいた非反乱軍パイロットたちの多くが、宇宙船の運航を禁じられることになった。彼らはその怒りをレイに向ける。その後、反乱軍が敗北したホスの戦いで、様々な同盟軍輸送船の出発を調整している最中にレイは重傷を負った。しかし彼はそれでも責務を尽くし、撤退活動の監督をつづけた。この戦いは反乱軍にとって大きな痛手となったが、エコー基地の人員や器材の大部分(30隻あったGR-75中型輸送船のうちの、13隻を含め)は帝国の攻撃から逃れることに成功した。

個性と特徴

銀河内戦の中で推し進められた帝国領土拡張化の波は、やがて0 BBYに帝国元老院の解散にまで至り、これをきっかけにタミザンダー・レイは反乱同盟軍に加わった。優れたスターシップ・パイロットだったレイは、エコー基地で上級甲板士官を務めた。レイは、シールド発生装置が起動するまでの間、ホスから宇宙船を出発させるべきではないと司令スタッフに提案し、結果として無所属のパイロットたちの怒りを買うことになった。帝国によるホス侵略のさなか、レイは重傷を負いながらも、撤退する輸送船の出発を監督した。

無作法な性格のハン・ソロは、上級甲板士官としての責任感を持つレイと特に騒々しい関係にあった。基地の手順に従って欲しいというレイの要望に対し、ソロはトレードマークである皮肉を交えながら応え、結局、司令センターに報告をせよという命令もしっかりと遂行していなかった。ルーク・スカイウォーカーの姿が見当たらなくなった際、ソロは指示を出す権限を持っていないにも関わらず、スカイウォーカーを探すようレイに命令した。ホスの極寒の夜が来る前にスカイウォーカーを探し出すよう、ソロから鋭い口調で言われたとき、レイはホスの日没には十分注意していると言い返し、自分は生まれつき注意力があるから反乱軍に加わったのだと皮肉を言った。

制作の舞台裏

タミザンダー・レイは、ドナルド・F・グルートによる『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の小説版で初めて登場した。映画ではノーマン・チャンサーがレイを演じ、役名は「Other Officers(その他の将校)」でクレジットされていた。キャラクターの名前が初めて明かされたのは、1996年に発売されたスター・ウォーズ カスタマイザブルカードゲームの『Hoth Limited』拡張セットである。

小説版『帝国の逆襲』で、レイは部下たちを引き連れて登場し、階級は軍曹とされている。劇場版と同様、スカイウォーカーは南口から戻って来ているのではないか、と発言した後、小説版のレイは南口の出入りを確認し、その結果をソロに報告している。その後、小説版のレイはトーントーンで基地の外に出ようとするソロに、吹雪の危険を訴えて引き留めようとしたが、“そのときは地獄で会おう”と告げられた。劇場版では、この場面のソロの会話の相手はレイ・ハセット演じるティグラン・ジャミロに変わっている。また、『帝国の逆襲』のラジオドラマ版に登場するレイは、より多くの役目を与えられている。彼のキャラクターはレイとジャミロ、ブレン・ダーリンカル・エルダーをひとりにまとめたものになり、ロン・フレイジャーが声優を担当した。

登場作品

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ・エンサイクロペディア』に基づく。

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