タトゥイーン
出典: Wookieepedia
- 「もしも銀河に光り輝く中心があるならば、そこから一番離れた場所さ」
- ―ルーク・スカイウォーカー[src]
タトゥイーン(Tatooine)は、アウター・リムに存在する惑星である。
目次 |
[編集] 砂漠の惑星
- 銀河の中心から遠く離れた辺境にあるアーカニス・セクターにある。 タトゥI 、タトゥIIと名付けられた連星の太陽の周りを304日かけて公転している。発見された当初は恒星だと思われていた。
- 太陽から遠く離れているにも関わらず、海ははるか昔に干上がり、ほぼ全域が砂漠に覆われている。都市はモス・アイズリーやモス・エスパなど、数えるほどしかない。
- タトゥイーンは重要なハイパースペース航路の近くにあり、訪れようと思えばたやすい。だが、ここを訪れる商人や入植者はほとんどいない。『乾ききった砂のポール』と例えられるこのタトゥイーンは、まともな人間にとっては価値のない不毛な惑星なのだ。ただし、この惑星を格好の隠れ家として利用する密輸業者やギャングにとっては別だ。
- 何世紀にもわたり、敵対するギャングや密輸聾者が、タトゥイーンの軌道上で数多く小競り合いを練り返してきた。現在、惑星の地表は宇宙船の残骸だらけになっている。
- この惑星に代々住みついていたのが、悪名高い犯罪王ジャバ・ザ・ハットだ。タトゥイーンは、この非公式の「支配者」の最期の地となった。
- タトゥイーンの過酷な気候は、スベクトル型GIおよびG2に相当する1対の二重太陽タトゥⅠとタトゥⅡの放つ熱によってもたらされている。その日照りは想像を絶する。しかし、この双子太陽が惑星の生命活動にひと役買っていることも確かだ。
- 砂嵐は皮膚が肉からはがれるほどに激しい。砂嵐のせいで惑星の地図はいまだまともに作られない。毎年、砂嵐は違うパターンで砂漠地帯から吹き荒れ、景観を変えてしまうのだ。
- 惑星の大部分はこれといって特徴のない、デューン・シー(大砂丘海)が占める。デューン・シーは、古代の海が干上がってできた広大な窪地状のアルカリ性砂漠で、岩だらけのジャンドランド荒野に接している。
- 砂漠に根を生やそうと格闘する入植者もわすかながらいる。彼らは、人里離れた場所に構えたモイスチャー・ファーム(水分採取農場)でかろうじて生計を立てている。モイスチャー・ファームでは、惑星の乾いた大気中から水分を抽出し、供給する。
- 水の供給により、モス・エスパやアンカーヘッド、それにタトゥイーンでも叢大規模の街で宇宙港のあるモス・アイズリーのような、貿易都市が生まれた。しかし、やがてそれらの街は、犯罪組織の温床となったのである。
[編集] タトゥーイーンの発見
- 最初の調査船がアウター・リムのケアニス宙域に位置するタトゥ星域に到着したとき、だれひとりとして、居住可能な惑星が存在するとは夢にも思っていなかった。たとえ生命を育む惑星があったとしても、星系の中心に位置する恒星GI、G2によって無情にも焼き尽くされ、確認のしようがないはすだと考えられていたのである。しかし星系に突入した最初の探検者たちは、この星系におけるライフゾーンの内側ぎりぎりの軌道上に、明るく輝く物体を発見した。
- 第3の太陽かと思ったその物体は、砂漠の惑星であった。珪酸塩の地層とトパーズ色の砂漠が、照りつける太陽の光を強烈に反射し、星のような輝きを放っていたのである。発見者たちはこの惑星を「タトゥイーン」と名づけた。
- この発見の後、タトゥイーンが銀河の採鉱コングロマリットの注目を集めるようになるまで、長くはかからなかった。その乾ききった過酷な気候にもかかわらず、タトゥイーンは生物が繁殖する生態系を持つ居住可能な惑星だったのである。そして何よりも重要なのは、珍しいメタル鉱石がその地表に含まれているらしいということだった。それは探鉱者たちが夢に描く、開発を待つばかりの惑星と思われた。
- 第1世代の人間の入権者を連れて、採掘船団がタトゥイーンに到着した。この入権者たちは、後世の子孫から「タトゥイーンの古参」と呼ばれるようになる。彼らのほとんどは貧しくて家もなく、裕福な採掘業者に低賃金労働者として雇われて来た。
- 採掘労働者たちが住んだ質実剛健な砂岩の居住区は、雨風を効果的かつ安あがりにしのぐことはできたものの、快適とはほど遠かった。彼らは、数トンもの鉱物や鉱石を載せて砂漠を移動するためにつくられた「サンドクローラー」と呼ばれる巨大な採掘車に乗って作業を進めた。また、惑星を吹き荒れる砂嵐や、原住民のサンド・ピープルの猛攻撃にも耐える必要があった。しかし、彼らの努力は報われなかったのである。
- 採鉱業者にとって無念なことに、タトゥイーンの鉱物採鉱は無駄な努力であるということがまもなく判明した。地中から発掘された磁気を帯びた鉱石は危険な特|佳を持ち、使いものにならなかったのだ。すべての事業はたちまち打ち切られ、採鉱業者とそのスタッフはタトゥイーンを去って、この砂にまみれた惑星のことなどさっさと忘れてしまった。しかし惑星を出ていくための金銭的余裕がない者たちはとり残され、そのまま焼けつく砂に耐えなければならす、タトゥイーンの敵意に満ちた住民のなすがままだった。裏切られたことへの苦い思いと怒りとで、古参たちの心には無関心な共和国に対する積年の恨みがくすぶり続け、彼らの子孫へと受け継がれていったのである。
- タトゥイーンに住みついた人間たちにとって、最初の入植地のひとつであるフォート・タスケンは、生活に奮闘する元採掘労働者や移住者たちの安全な避難場所として建設された。しかしフォート・タスケンは、迂閉にもサンド・ピープルの聖地に建てられたため、この地は血で血を洗う最初の交戦場となってしまったのである。サンド・ピープルはこの居住地を破壊し、その住民をひとり残らす虐殺した。
- その日からサンド・ピープルは、タトゥイーンの住民たちから「タスケン・レイダー(タスケンの山賊)」と呼ばれるようになり、この名は遠い過去に起こった大虐殺の日を永遠に記念するものとなったのだ。
- タトゥイーンに到着した最初の植民船のダワジャー・クイーンは、惑星の採鉱施設で働く労働者を運ぶ途中で墜落した。その残骸の周囲に集落ができ、やがて最古の街のひとつであるモス・アイズリーとなったのである。残骸はいまだに半分砂に埋もれ、最初の入植者たちの苦難のモニュメントとなっている。
[編集] 過酷なる環境
- タトゥイーンの生き物は、ナイフの刃の上を歩くような微妙なバランスの中で生きていた。星系ライフ・ゾーン内側の境界に近い危険な軌道を回り、双子の太陽であるタトゥーIとタトゥーⅡこ接近しているため、タトゥイーンに形成された環境下で生きる望みがあるのは、最も頑強な入植者と拶猛な生き物だけだった。星系の中心に位置する2つの太陽にこれ以上近づけば、惑星の焼けた地表はすべての生命を焼き尽くしてしまうだろう。
- 地理学上の証拠から、有史以前のタトゥイーンは大小さまざまな海が存在する肥沃な惑星であったことがわかっている。この星系のGIおよびG2タイプの双子の太陽から容赦なく放射線を浴び続けた結果、惑星表面に存在していた水分は蒸発し、大気中に閉じ込められてしまう。タトゥイーンの海は一滴残らす干上がり、水分はわすかに地中深くと大気中に含まれるだけになったのだ。
- 大気中に閉じ込められた水分は、奇妙で悪名高い砂嵐のような予測不能な気候パターンをつくり出し、タトゥイーンに雨が降ることはなかった。水は乾いた空から何とかうまく引き出さねばならなかったのである。
- タトゥイーンの地表はとてつもなく熱かったが、吹き荒れる風のパターンにより、場所によっては平均気温が比較的穏やかな43度に抑えられ、特定のエリアでは生命の繁殖が可能となった。こうした地域では豊かな生態系が存在し、ロント、バンサ、デューバック、そして恐ろしいクレイト・ドラゴンなどといった多様な生命が育まれていたのだ。しかしこれらの過ごしやすい地域といえども条件は過酷で、昼夜の気温は息苦しいほどの酷暑から耐えがたい寒さへと激変した。
- タトゥーイーンに存在する生命体は気温に苦しめられるだけでなく、猛威をふるう殺人的なダスト・ストームによって手あたりしだいに打ちのめされた。近年の入櫓者たちが「サンドホイール(砂の渦)」というあだ名をつけたこの砂漠の嵐は、肉をも引きちぎる疾風が吹き荒れる。何日も続くこともあり、生き物を窒息させ、目をつぶす砂塵が町中をのみ込む。入植者たちは砂嵐から逃れるために、地下シェルターや砂塵を弾く技術が使用された防護デュラクリートの建物に避難することを学んでいた。
- ダスト・ストームは、ナトリウムをいっぱいに含んだ砂丘が、岩石の大峡谷と交わる所で発生して立ち昇る盲が、吹き荒れる風によって運ぱれた蒸気とまじったときに起きると考えられた。また、ダスト・ストームが引き起こす風食は、奇妙なマッシュルーム形の岩石を形成する要因と見られている。街や都市の多くが集中する、タトゥイーンの居住可能なエリアのほとんどは北半球のある地帯に集中していて、この場所は惑星の他のどの地域よりも生存に適していた。珪酸塩を豊麗に含む地表申の鉱石埋蔵地域か集中しているおかげで、生命の存在を許すこの地帯が形成されたと考えられる。この一帯が磁気を帯ぴでいるという不思議な特性は、双子の太陽から二重に照射される強力な放射線をさえぎる効果を持ていた。
[編集] タトゥイーンの生物
- 比較的過ごしやすい静かなオアシスは、気温を下げる風と共に、植物が生存できる安定した環境をつくり出した。ナキウサギの形をじた植物デブデブ・フルーツ、レーザー苔、ファネル(漏斗)フラワーは、タトゥイーンの広範な食物連鎖の基盤をなし、ハバ瓜は土着の種族にとって安定した食物である.また湿った地域には食用キノコが生えることが知られている。
- 過去にはタトヴイーンに惑屋外植物種を持ち込んで、過酷な世界をもっと緑の多い環境に変えようと試みた何人かの企業家たちがいた。大昔にアイソリアンの入植者が開墾しおかげで、モス・アイズリーの北方の山脈には、サイドドリアン・ドリラー・ツリーの小さな森が存在している。
- 比較的巌しさが緩和された地域でさえも、生命は不安定でもろかった.双子の太陽の活動がほんの少し変化しただけで、惑屋上のわずかな静寂が壊されてしまう。それがタトゥイーンの最終的な運命となる可能性は高かった。なぜなら銀河の為政者たちは、辺境にある砂漠の惑星の環境を改善するために資金を投じることには、何の関心も示さなかったからである。そのためタトゥイーンは、銀河系で僣も過酷な生存環境を持つ惑星のひとつであり続けた。
[編集] 地理
[編集] モス・エスパ
[編集] モス・アイズリー
- 墜落した宇宙船の残骸の周辺に集落が発生し、それが発展してタトゥイーン最大の宇宙港となった・
- モス・アイズリーを参照。
[編集] オビ=ワン・ケノービの住居
- オビ=ワン・ケノービの住居は、人里から離れた、ジェダイでなければ耐えられないほどの過酷な荒野に建ってった。
[編集] カークーンの大穴
デューン・シーには、数万年の寿命を持つ、タトゥイーンで最も恐るべき生物、カークーンの大穴があった。
[編集] 主要都市
[編集] ロケーション
初登場した『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』ではタトゥイーンのロケーションはチュニジアで行われたが、次に登場した『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』ではアメリカのソノラ砂漠等でロケーションが行われた。しかし新三部作では再びチェニジアでロケーションが行われた。チュニジアにはMatmâta等撮影に使われた建物が残っている所がある。また、R2-D2がジャワズに捕まった渓谷はスター・ウォーズ渓谷と呼ばれている。
[編集] 関連項目
