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ゼン・ビエン[1](Zenn Bien)はサラスタンの女性で、美容師。共和国再建のための同盟のメンバーだったこともあり、その前は宇宙船泥棒だった。

彼女がクイップ・ファーギルとともに盗み出した宇宙船、<セカンド・チャンス>はのちの<ミレニアム・ファルコン>である。

経歴

彼女の名前は“穏やかな風”を意味していた。冒険心の強かったビエンは、故郷であるサラストを去ったが、背の低いサラスタンである彼女は、体の大きいものが幅を利かせていた世間では無数のヒューマノイドから見下される存在だった。だが、たくさんの惑星での冒険を求めていた彼女は差別のない故郷へと帰ろうとはしなかった。[2]

ビエンはやがて、彼女以外にも何人かのサラスタンを惹きつけてきた惑星、テュエルトに行き着いた。この惑星でも小柄な種族への扱いは低く、まともな職に付くのは難しかった。だが、暗がりでも目が利き、一目見ただけで宙図を記憶できる能力のおかげで、彼女には違法な仕事に就くチャンスがあった。そしてビエンは宇宙船泥棒になる。彼女はたいてい犯罪組織のために働き、盗んだ宇宙船は盗んだきり再び目にすることはほとんどなかった。彼女は友人と見なしていた数少ない人間のひとり、クイップ・ファーギルにこの稼業のコツを教えていた。10 ABY、この無鉄砲な男から、ビエンは仕事の依頼を受ける。内容は、YT-1300軽貨物船<セカンド・チャンス>をニラッシュIII帝国軍押収施設から盗み出すことだった。この貨物船はナー・シャッダ犯罪者から押収されていた。彼はこのYTを分解し、トゥングラ宙域で部品を売り金を作るつもりなのだという。ビエンは彼の誘いに乗り、ともにニラッシュ星系へと向かった。[2]

帝国軍兵士の裏切り者の助けで、彼女たちは無事貨物船を盗み出した。その後、彼女たちはスリルーアでファーギルの知り合いのルーフキンという名のヴァーパインと合流する。彼は貨物船に<ゴーン・トゥ・ピーシズ>(“ばらばらになっちまった”の意)という名前を用意しており、必要なデータも揃えていた。ルーフキンも同乗し、彼女らはヤリス星系を通過する。ビエンはコレリアン・トレード・スパインではなくヤリスを通過することに疑問を抱いたが、ファーギルは貨物船の証明書が通用するかどうかをヤリスで試したいのだと説明した。ビエンはこのときは納得するが、これはファーギルたちの嘘だった。実はファーギルたちは反乱グループのために働いており、ビエンにはそのことを黙ったまま仕事を手伝ってもらっていたのだ。ヤリス星系に到着すると、彼女たちは帝国のインターディクター艦と鉢合わせ、取調べを受けた。ファーギルの秘密が明らかになったのもこのときである。乗り気というわけではなかったが、ビエンは彼らの仕事を結局最後まで手伝い、帝国の戦艦を脱出した。 その後、トゥングラ星系に到着した一行は、<ゴーン・トゥ・ピーシズ>に帝国艦から盗み出した部品を取り付けた。[2]

最初は反乱同盟軍のために働くのは拒否していたゼン・ビエンだが、しだいに状況は変わってきた。銀河帝国はしだいに残虐になり、ザン・コンソーティアム海賊はサラスタンを奴隷にして戦いに使用していた。ビエンの一族がソロスーブ社シン・スーブに反旗を翻すと、ビエン自身も仲間のチームを反乱に加わるよう説得した。やがて彼女はナイン・ナンシアン・テヴを助けて反乱に加わっていた。ヤヴィンの戦い直前には、彼女は既に正式な同盟軍のメンバーとなっており、<インヴィンシブル>の破壊などで活躍した。[2]

破壊工作チームとしての活動が終わったあと、彼女は仲間たちと共に惑星ニュー・バロサーへと住み着き、何人かの夫と暮らした。ビエンは少しでも銀河を美しくする仕事に就きたいと考えた。サラストの理髪協会から理髪師の免許をもらった彼女は、理髪店を開く。彼女の理髪店カインディスト・カットチャドラ=ファンアグノートスクイブウーキー、そしてサラスタンなどでにぎわい、彼女は順調な生活を送るようになったのである。 43 BBY、彼女の理髪店をトーブ・ジャダックフリッチャー・ポステが訪れた。彼らは<セカンド・チャンス>の経歴を追っていたのである。この船が<ミレニアム・ファルコン>と名前を変えたことを知らなかったビエンは、貨物船がビルブリンギ星系でばらばらになったと伝え、当時の所有者ファーギルのことを彼らに教えた。実際、ファーギルはビルブリンギで死んでいなかったが、彼女の情報はジャダックたちの役に立った。[2]

登場作品

脚注

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