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登録
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Grand Moff Zellos
ゼロス
身体の情報
種族

人間

性別

男性

肌の色

明色

年代と政治的な情報
時代

旧共和国時代

所属

シス帝国

ゼロス(Zellos)はシス帝国に仕えた人間男性で、帝国と銀河共和国が繰り広げた大銀河戦争グランドモフとして貢献した。ゼロスはミッド・リム惑星ボサウイに対する帝国軍の2度目の侵攻を指揮し、ジェダイ・マスターベルス・アルシスが率いるリパブリック・ソルジャージェダイ・ナイトのゲリラ部隊に対し、長期間にわたる地上攻撃を行った。帝国軍は一見有利に見えたにも関わらず、ボサウイの共和国防衛軍はゼロスの攻撃部隊にかなりの損失を与えることに成功していた。最終的にゼロスの部下たちは共和国軍の大部分を破り、グランドモフは降伏すれば命は保証するとアルシスに持ちかけた。申し出を拒絶したジェダイ・マスターの軍隊は完敗したが、彼らは全滅する前にゼロスの軍隊の大部分を道連れにした。ボサウイの戦いはゼロスにとって大きな問題の種となり、帝国に戻った後の彼の消息は完全に途絶えている。

経歴[]

人間男性、ゼロスは、大銀河戦争銀河共和国と戦いを繰り広げる再建されたシス帝国に、帝国グランドモフとして仕えていた。大銀河戦争の初期段階で、シス皇帝アウター・リム・テリトリーを標的にし、軍事活動で広範囲の成功を収めた。帝国がセスウェナ宙域確保した後、皇帝はその目をミッド・リムに向けた。最初の目標となったのはボサン宙域だったが、ボサンスペースに対する最初の帝国の侵攻は大失敗に終わる。敵の動きを予測していた共和国は、惑星ボサウイの上空に全艦隊を配置していたのである。

Bothawui imperials

シールド発生装置破壊の計画を練るゼロス

最初の戦いで共和国が収めた大勝利は、損失を埋め合わせようとする帝国に2度目の軍事活動を開始させる結果となり、グランドモフ・ゼロスがこのボサウイ侵攻を指揮することになった。グランドモフ指揮下の帝国の軍艦は、銀河系を横切って移動しボサン・スペースへの2度目の攻撃を始めた。このとき、彼らは軌道からボサウイを爆撃するつもりだったが、ボサウイ表面を守る強力な惑星間シールドシス艦船の攻撃を阻んでいた。ゼロスの軍隊に属す5万強の帝国地上軍兵は、シールド発生装置を破壊するため地上に降下し、共和国防衛軍と戦った。第一次ボサウイの戦い以来この惑星に残っていたジェダイと兵士から成る小規模な共和国軍は、ジェダイ・マスターベルス・アルシスによって率いられていた。ジェダイ最高評議会の評議員でもあるアルシスは、ボサンの森林で帝国兵と戦うために新しい戦術と戦闘プランを作成していた。

ゼロスと彼のアドバイザーは帝国が迅速な勝利を手にすることが出来ると信じ、兵士を直接攻撃に送り出した。しかしアルシスの戦術と決断力によってジェダイと共和国兵は帝国軍を押し返し、ゼロスたちの予想は裏切られた。リパブリック・ソルジャーをひとり殺すごとに、帝国の兵士は10人戦していった。最後のひとりまで抵抗しようとアルシスのもとに集結する共和国の兵士たちを圧倒するため、ゼロスは援軍の要請を余儀なくされた。しかし、部下たちが敵を敗北に追い込む前に、ゼロスはアルシスに和平の申し出を行った。グランドモフは降伏すれば命は保証すると持ちかけたが、アルシスは申し出を拒否し、彼と彼の部下は最後まで戦い抜いた。彼らは全滅する前に、ボサウイから撤退せざるを得ないほどの損害を帝国軍に与えた。ゼロスの侵略は失敗に終わり、この戦いは消耗していた共和国の士気を上げる結果になってしまう。ボサウイにおけるこのグランドモフの失敗は、のちにケル・ドアのジェダイ・マスター、グノスト=デュラルが大銀河戦争後に編集したホロレコードで取り上げられた。この記録は、マスター・デュラルが大銀河戦争中に残した日誌とともに、惑星タイソンジェダイ・アーカイブに保存されていた。日誌のほうでもグランドモフ・ゼロスについて言及しており、シスの上官から罰せられたゼロスの姿がその後確認されることはなかったと仮定されている。

個性と特徴[]

グランドモフ・ゼロスは知名度は低かったもののシス帝国の高位将官であり、帝国の銀河系征服活動に参加していた。指揮官としてボサウイの戦いに加わったゼロスは、数的に有利な軍隊を使って共和国の抵抗勢力を撃破しようと考えていた。しかし、ゼロスとその司令官たちは彼らの利点を過大評価し、ボサウイで単純な直接攻撃を行ってしまった。この自惚れは大失態を導き、ゼロスは増援を要請しなければならなくなる。ゼロスはアルシスとその部下に慈悲をかけ、降伏すれば殺しはしないとジェダイ・マスターに持ちかけた。申し出が拒絶されると、ゼロスはアルシスと共和国軍の生き残りを殺すよう部下に指示し、ボサウイの防衛軍を迫害した。

制作の舞台裏[]

このキャラクターは『Galactic Timeline』シリーズの第5部に登場する。

登場作品[]

  • Timeline 5: The Battle of Bothawui (初登場)
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