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この記事に関し、矛盾するふたつの正史設定があります。
ダーク・エンパイアII、ダーク・エンパイアII オーディオドラマ版)

いまのところルーカスフィルムから設定を統合したタイムラインは発表されていません。

Sedriss
セドリス・QL
人物の情報
誕生

20 BBY以降

死亡

10 ABY (45)、オッサス

身体の情報
種族

人間

性別

男性

身長

1.8メートル

髪の色

目の色

茶色

年代と政治的な情報
時代
所属
師匠

パルパティーン

「私のように皇帝側につくんだ そうすれば皇帝は私にしてくれたようにお前を強くしてくれるぞ!」
―ルーク・スカイウォーカーに対し、セドリス[出典]

セドリス・QL[1](Sedriss QL)は、クァーガ・ロック(Qaga Lok)として生まれた人間男性で、ダークサイドの達人10 ABY銀河帝国軍事エグゼクターとして活躍した。フォース=センシティブの若者だったクァーガ・ロックは、傭兵として仕事をはじめ、帝国軍将校を数人殺害した。そのためロックは逮捕され、その罪に対し死刑を言い渡される。だが、彼は帝国の尋問官によって救われ、銀河皇帝パルパティーンの前へと連れられた。ロックに忠誠を誓わせたパルパティーンは、皇帝の戦士にするためロックにフォースの訓練を施し始めた。ロックは自分の新しいマスターに尊敬を表し、古代のシス言葉“セドリス”と、かつての名前のイニシャルを使い、新しい名前を名乗るようになる。

4 ABY、パルパティーンがエンドアの戦いぬと、銀河帝国内の各派閥はお互いに牙をむき始め、内戦が始まった。しかし、セドリスたちダークサイドの達人は、ディープ・コア惑星ビィスへと退却し、パルパティーンが新しいクローンの肉体で復活するのを待った。そして実際にパルパティーンが復活すると、セドリスは忠誠心の報酬として、皇帝から帝国軍のエグゼクターおよびダークサイド・エリートのリーダーの称号を与えられた。また、セドリスは非帝国領に対する一連の攻撃、シャドウ・ハンド作戦の指揮官になった。パルパティーンはピナクル基地の戦いで再び倒されたが、セドリスは皇帝がもう一度復活すると信じていた。セドリスは、パルパティーン不在の間に権力を握ろうとしたダークサイドの達人たちを排除する。セドリスの予想通りパルパティーンは新しいクローンの体で復活し、彼の忠誠は報われることになった。エグゼクターの忠誠に満足したパルパティーンは、ジェダイ・ナイトルーク・スカイウォーカーを捕まえる任務にセドリスを送り出した。だが、惑星オッサスでスカイウォーカーを生け捕りにしようとしたセドリスだったが、ジェダイ・マスターウード・ブナーに身動きを封じられ、ブナーの命がけの攻撃で命を落とした。

経歴

ダークサイドの達人

人間男性、クァーガ・ロックは、20 BBY以降に生まれた。彼の祖先は、数千年前シス大戦で戦ったジェダイ・ナイトシス卿ウリック・ケル=ドローマだった。ロックは銀河帝国時代傭兵になり、フォースを扱う能力を垣間見せた。彼はプロの暗殺者として、帝国情報部のために働いたこともあった。ロックを味方に引き入れるため、銀河帝国内部の組織が何度か彼に働きかけたが、どれも失敗に終わった。あるとき、帝国軍将校のグループを殺害したロックは、捕えられて死刑を言い渡された。しかしこの宣告が終わる前に、帝国の尋問官のメンバーがロックを保護し、皇帝パルパティーンの前へと連れて行った。皇帝は、ロックに決闘を申し込んだ。もしロックが勝てば皇帝を殺せばよい、しかしもし負けた場合、皇帝に服従を誓うか、耐え難い苦痛を与えられたうえで死ぬことになる、という条件だった。

Elite1

セドリスとダークサイド・エリートたち

ロックは決闘に同意したが、パルパティーンのフォースの力によって、即座に地面にたたきつけられた。敗北を認めたロックは、事前の約束に従おうとした。しかし、パルパティーンは攻撃をやめようとせず、この傭兵を圧迫して、肋骨を折った。ロックは皇帝のしもべになると主張し続けたが、皇帝がようやく攻撃をやめたのは、ロックが命乞いを始めた時だった。力を回復したロックは、皇帝に対して跪き、自分より強力なフォース使用者の存在を認めた。その後、ロックはマスターと同じ力を手に入れることを望みながら、パルパティーンのもとで広範囲にわたるトレーニングを積んだ。新しいマスターに敬意を表するため、ロックは“セドリス・QL”という新しい名前を名乗った。かつての名前をイニシャルに残し、古いシス語から“セドリス”ということばを引用したのである。フォースのダークサイドの訓練中、セドリスは帝国において彼がどういった役割を果たすのかについて教えられず、皇帝がこの話題を口にすることはなかった。訓練中、セドリスはほかのさまざまな技術に加え、ライトセーバーを扱うための訓練を受けた。

4 ABY、パルパティーンがエンドアの戦いで死ぬと、セドリスはほかのほとんどのダークサイドの達人と同様、ディープ・コアにある皇帝の惑星、ビィスへと退却した。国家をまとめていた指導者を失い、帝国内部の異なる組織が互いに争う中、セドリスは個人的にビィスの防衛を監督していた。セドリスは、パルパティーンが戻ってきたときに備え、ビィスの城塞にあるクローン研究室を安全に守っておかなければならないと考えたのである。9 ABY、皇帝はついにクローンの肉体で復活し、セドリスは忠誠心を認められた。パルパティーンは、帝国軍全体の指揮権を手にするエグゼクターの階級を弟子に与えた。

また、皇帝は彼が再び死んだ場合に備え、エグゼクターに任務を課した。皇帝がいなくなれば、見かけ上は忠実なふりをしている帝国の機関が、国家の支配権を握ろうとする可能性があった。パルパティーンは、セドリスにクローン研究室を守る役目を与えたのである。さらに、セドリスは皇帝が死んだ際にはシャドウ・ハンド作戦を指揮するよう命じられた。これは、最新鋭の兵器を使い、非帝国領の星々を征服する一連の軍事作戦だった。この頃、エグゼクター・セドリスはダークサイド・エリート(パルパティーンが自ら公的な権限を与えた、7人のダークサイドの戦士)に任じられていた。パルパティーンはダークサイド・エリートを完全に制御下においていたが、セドリスはほかのエリートに比べわずかに多くの自立性を持っていた。

バルモーラの戦い

「ベルテイン すぐに部隊を派遣する 降伏しろ」
―セドリス・QL[出典]

10 ABY、パルパティーンはピナクル基地の戦いで再び命を落とした。ダークサイド・エリートを率い、セドリスはシャドウ・ハンド作戦を遂行し、コア・ワールドに近接した星々に一連の攻撃を開始した。このエグゼクターは、死んだパルパティーンに忠実で、皇帝が再び復活するだろうと信じていた。亡きシスの暗黒卿ダース・ヴェイダーの本拠地だったヴジュンバスト城で、セドリスはダークサイド・エリートたちにパルパティーンの復活に備えさせた。またセドリスは、この城に巨大なヴェイダーの像を建てさせた。復活への備えが進められる中、ダークサイド・エリートのひとり、カム・ソルサーは、ジェダイルーク・スカイウォーカーと出会って新共和国側へと離反した。しかしセドリスは、この損失にひるまなかった。セドリスは、シャドウ・ハンド作戦の地上部隊を指揮する役目に、マクシミリアン・ヴィアーズ将軍を割り当てた。セドリスはヴィアーズを憎んでいたが、この将軍は否定する余地のないほど優れた戦略的才能を持っていた。ヴィアーズの役目は以前より増えたが、セドリスは彼を大尉へと降格させた。

シャドウ・ハンド作戦中、コア・ワールドの端に位置する惑星、バルモーラが、エグゼクター・セドリスの注意を引いた。バルモーラでは帝国の全地形対応偵察トランスポートが製造されていたが、パルパティーンがピナクル基地で死んだという知らせが届くと、惑星の指導者であるベルテイン総督は新共和国のために兵器製造を開始した。ダークサイド・エリートのヴィル・ゴアクルディス・モーディを補佐官として引き連れ、セドリスはスター・デストロイヤーアヴェンジャー>でバルモーラを訪れた。惑星に到着すると、ゴアは<アヴェンジャー>や艦隊のほかの宇宙船に砲撃を行わないよう指示し、代わりに兵員の配備と攻撃準備をするよう命令した。

Beltane Sedriss

ベルテインと連絡を取るセドリス

<アヴェンジャー>のビュースクリーンを通し、セドリスはベルテインと連絡を取った。ベルテインは、なぜバルモーラに艦隊を引き連れてきたのか、エグゼクターに答えを求めた。しかしセドリスはベルテインがとぼけていることを見抜き、工場を明け渡して降伏する機会を総督に与えた。セドリスは、この申し出に応じなければバルモーラを攻撃すると宣告した。総督は、バルモーラは帝国に最新鋭の兵器を提供し続けていると主張し、反論する。総督は、バルモーラを破壊すればこれらの兵器も失われるだろうと示唆した。モーディは、バルモーラでは新型ドロイドSD-10が製造されていることを、セドリスに思い出させた。セドリスもそのことは知っていたが、フォースのダークサイドの力によって、ベルテインの抵抗を全てくじくことができるだろうという確信を抱いていた。このエグゼクターは軍隊を展開させ、総督に再び降伏を求めた。ベルテインは拒否し、新型のウォー・ドロイドで帝国の侵略軍に対抗した。

セドリスは、ヴィアーズ大尉指揮下の軍隊を、バルモーラの首都ビン・プライム周辺の平原へと展開させた。総督の軍隊が先制攻撃をするだろうという考えがあったのである。エグゼクターの予想通り、ベルテインはSD-10バトル・ドロイドを配備していた。セドリスのストームトルーパー部隊は何千という犠牲を出し、相手より1年旧式のSD-9バトル・ドロイドは新型モデルにたやすく圧倒された。ベルテイン総督が手の内をすべてさらけ出したと考えたセドリスは、帝国軍を退却させるようモーディに指示した。<アヴェンジャー>は、パルパティーンのトップ・エンジニアであるユマック・レスが設計した新型スターファイターシャドウ・ドロイドを戦場へと運んでいたのだ。セドリスはこのスターファイターをバルモーラへと送り出し、SD-10部隊を壊滅させた。しかしベルテインにも奥の手があった。総督もまた、帝国の知らない新型ウォー・ドロイド、X-1ヴァイパーを新たに戦場に投入した。X-1ヴァイパーはセドリスのシャドウ・ドロイドと戦い、ヴィアーズ大尉は戦闘の中で命を落とした。

セドリスは戦況の変化に驚き、再びベルテインと連絡を取るよう部下に指示した。セドリスにはスター・デストロイヤーを使ってバルモーラを攻撃するという選択肢もあったが、彼は地上戦をベルテインが制したことを認め、X-1を手に入れるために総督と取引をする決断をした。バルモーラに自由を求めるベルテインは、X-1ヴァイパーを手に入れたければ、帝国はバルモーラを独立した惑星として扱い、取り引きを行わなければならないと告げる。セドリスは、皇帝が自由な惑星から武器を買ったことはなかったと言って憤慨した。これに対しベルテインは、皇帝は死んだのだから、もはやどの惑星からも武器を買うことはないだろうと皮肉を言った。総督の主張を認めたセドリスは、休戦協定について交渉するために、バルモーラに代表団を派遣する準備をした。ゴアとモーディは、惑星を制圧するべきだと主張したが、ベルテインの兵器を求めていたセドリスはふたりに取り合わなかった。ふたりのダークサイド・エリートに対し、セドリスは新型ドロイドを手に入れさえしたら、バルモーラを破壊するつもりだと説明した。

皇帝の帰還

「陛下がお戻りになるまで しかと守ってまいりました この者たちが最後の裏切り者です」
「よろしい お前の計画を遂行するがいい」
―セドリスと、再び復活したパルパティーン[出典]
Elite2

皇帝の城に到着したエグゼクター・セドリスとダークサイド・エリートたち

一方、帝国の本拠地である惑星ビィスの皇帝の城では、ダークサイドの達人の間で、パルパティーンがもう二度とクローンの肉体で復活することはないといううわさが広まっていた。うわさを広めた達人は、バルモーラの失態が原因で、セドリスが処刑されるべきだといううわさも流していた。セドリスと他5名のダークサイド・エリートは、I-7ハウルランナーに乗ってビィスへと帰還した。皇帝の城に到着し、皇帝のクローン施設へと足を踏み入れたセドリスは、パルパティーンのクローンがほとんど破壊されていることに気付いた。破壊の犯人、ダークサイドの達人のネフタサ=ディが、まさに施設を荒らしている最中だったのである。ネフタはバルモーラにおける失敗についてセドリスを責め、クローン体の破壊を正当化しようとした。しかしエグゼクターは彼らの言葉を聞き入れず、対決の末ネフタを破った。彼は続けてあっという間にサ=ディも殺害した。

サ=ディを倒した瞬間、より若いクローン体で再び復活した皇帝パルパティーンが、施設の戸口に現れた。生まれ変わったマスターと対面したセドリスは、皇帝の前に跪き、ダークサイドの達人の最後の裏切り者を始末したと報告した。パルパティーンは部下の忠誠に満足したが、時間を無駄にしようとはしなかった。皇帝は、第三子を身ごもるジェダイレイア・オーガナ・ソロを捕まえ、連れてくるよう、すぐにセドリスに指示を出した。乗り移るための肉体を求めていたパルパティーンは、彼女の子どもを狙っていたのである。また、皇帝はオーガナ・ソロの兄であるジェダイ・ナイト、ルーク・スカイウォーカーに対し、帝国軍の全戦力をつぎ込むようにも指示した。スカイウォーカーは、長年にわたる皇帝の宿敵だった。皇帝はセドリスに対し、彼が自ら新共和国軍と戦うと語った。

セドリスは、オーガナ・ソロを生け捕りにするためにダークサイド・エリートのザスム・カッスバッドン・ファスを派遣した。しかし彼らは任務に失敗して命を落とし、スター・デストロイヤーの<インヴィンシブル>も失われた。これに不満を持ったパルパティーンは、失態を犯したエグゼクター・セドリスの処刑をほのめかした。セドリスはカッスとファスの損失は大きな問題ではないと答え、スカイウォーカーとその同行者、カム・ソルサー(元ダークサイド・エリート)は自分の手の中にあると語った。皇帝はこの発言を信じようとしなかったが、セドリスはプローブ・ドロイドオッサスに向かうスカイウォーカーとソルサーを発見したことを、パルパティーンに教えた。オッサスは、数千年前にジェダイの本拠地として使われていた惑星だった。パルパティーンは、ジェダイ・オーダーを再建しようとしているスカイウォーカーが、ジェダイの過去を調べるためにオッサスに向かっているのだと推測する。パルパティーンはスカイウォーカーの試みを成功させるわけにはいかないと語ったが、セドリスはオッサスに着き次第スカイウォーカーとソルサーを殺すよう、すでにプローブ・ドロイドに指示していた。しかしパルパティーンはこのやり方に反対し、エグゼクターが直々にオッサスに赴き、スカイウォーカーを捕えなければならないと命じた。皇帝は、任務が成功した暁には富と権力を与えると約束したが、失敗したら“死の向こうの狂気の世界”が待っていると脅した。

オッサスにおける敗北

「畜生、ジェダイめ 百万歳だろうと何だろうと知ったことか!」
―ウード・ブナーに対し、セドリス[出典]

セドリスはプロ―ブ・ドロイドに攻撃を中止するよう命令したが、メッセージはハイパースペースの電波障害で届かなかった。ドロイドはスカイウォーカー、ソルサーと戦ったが、彼らは傷ひとつ負わずこれを破壊した。一方のエグゼクター・セドリスは、オッサスについて、特に数千年前の破壊を生き延びたジェダイの伝説について研究した。調査の結果、セドリスは原始的な生活を送るイサナの部族民について知り、彼らに手下としての協力を求めることができると判断した。その後、エグゼクターはインペリアル・ハンタースクルージ・ワン>に乗り込み、オッサスに向かった。

スカイウォーカーとソルサーは、数名のイサナの部族民とともに、ジェダイの廃墟の近くにいた。セドリスは、イサナと戦わせるために、ダークトルーパーの部隊を展開し、スカイウォーカーとソルサーは彼自身とヴィル・ゴアで倒すことに決めた。セドリスとゴアは、ふたりのジェダイがダークトルーパーと戦う様子を見守った。20の戦いの末、帝国のトルーパーは全員ジェダイに殺された。

セドリスは、スカイウォーカーがこの小競り合いで疲弊したはずだと口にし、ゴアとともにふたりのジェダイの方へと歩いて行った。ふたりのダークサイド・エリートは、ジェダイに対してフォース・チョークを使った。ソルサーこの能力の影響を受けたが、スカイウォーカーは容易に攻撃を妨げた。首を絞めることしかできないのかとスカイウォーカーに挑発されたセドリスは、ライトセーバーを起動し、スカイウォーカーとソルサーを生け捕りにするため彼らの腕を狙うようゴアに指示した。ふたりのダークサイダーは、ふたりのジェダイとライトセーバーで切り結んだ。ゴアはソルサーによって真っ二つに切り裂かれ、セドリスはスカイウォーカーのフォース・プッシュで押し飛ばされた。

Ood's Sacrifice

セドリスとブナーの消滅

武器を失ったセドリスは、樹木を背にし、イサナのメンバーであるジェムを人質にとった。セドリスは、スカイウォーカーとソルサーに対し、一歩でも近づいたらダークサイドの力でジェムを殺すと脅迫した。しかしこのイサナの女性は、フォースを使ってセドリスに抵抗しようとした。スカイウォーカーがこのフォース使用者の女性をジェダイにしようとしているのだと感づいたセドリスは、ジェムをビィスに連れ帰り、ダークサイドに転向させてやると口にする。また、エグゼクターはソルサーを再びダークサイドに誘惑しようとしたが、ダークサイド・エリートの裏切り者は、彼のことばに取り合わなかった。

その次の瞬間、セドリスが背にしていた木(実は木ではなく、シス大戦以来冬眠状態に入っていたネティジェダイ・マスターウード・ブナーだった)が動き出し、樹木の腕でセドリスをつかんだ。ブナーはジェダイたちの存在を感じ、長い眠りから目を覚ましたのだった。セドリスは、自身が最後の戦いに臨んでいることを理解した。彼はすべての力を使い、惑星を満たす大気からエネルギーを引き出し、それを使ってブナーを攻撃した。ブナーはセドリスの挑戦を受けて立ち、大地から強力なエネルギーを引き出した。互いの力が衝突した結果、セドリスとブナーはふたりとも跡形もなく消滅する。セドリスは瀬戸際までジェムの腕をつかんでいたが、最後の瞬間にスカイウォーカーが彼女を救出した。オッサスでセドリスが死んだ後、パルパティーンはゼクル・ニストを新しいエグゼクターに任命した。

個性と特徴

「敵を倒すために敵の持ち物を利用するのも巧妙な戦術だ」
―セドリス・QL[出典]
Sedriss NEGTC

セドリス

帝国当局は、若きクァーガ・ロックが横柄かつ反抗的、そして明らかに暴力的であることに気付いた。ロックに会った皇帝パルパティーンは、ロックがたやすく殺せる相手を尊敬することのない性格であると推論した。パルパティーンはロックを打ち負かし、確実な忠誠心を約束させた。パルパティーンに敬意を払って「セドリス・QL」という新しい名前を名乗るほど、このダークサイダーは新しいマスターを尊敬した。パルパティーンに献身的だったセドリスは、皇帝を目にすると即座に跪いた。パルパティーンはエグゼクターとしてのセドリスの働きに必ずしも満足していなかったが、セドリスは皇帝に成功を約束することで、処罰を免れていた。パルパティーンが死んだ後も、セドリスは皇帝に対する大いなる忠誠心を示し、皇帝を何度も死に追いやった者への復讐を誓った。また、セドリスは他人に強大な力を与えるパルパティーンの能力のことを称賛していた。

セドリスは、バルモーラのような利用価値のある惑星を、敵対者であるという理由だけで破壊しない程度には、実際的な考え方を持っていた。セドリスはバルモーラのベルテイン総督を嫌っていたが、重要な工場施設を数多く破壊してしまう軌道爆撃という手段は実際的ではないと判断したのである。セドリスは最初の戦いでベルテインが勝ったことに激怒したが、ルーク・スカイウォーカーをはじめとするほかの敵と比べ、総督はとるに足らない相手だと判断した。軍司令官として、セドリスは先見的だと判断した指示を下し、バルモーラとその施設のような重要な場所を占領するためであれば、部下の命を犠牲にする作戦も使った。彼はバルモーラの戦いで予想外の新兵器を相手にしたが、怒りにまかせて報復せず、ベルテイン総督と交渉する決断をした。

エグゼクター・セドリスは、フォースのダークサイドの力が戦いの助けになり、自分やダークサイド・エリートの仲間が遭遇した最新鋭の敵兵器も、この力によって打ち負かすことができるだろうと確信していた。ダークサイドの達人のネフタと対決した際も、セドリスはダークサイドの力と自分の戦闘能力に自信を持っていた。戦闘において、セドリスは身を守る準備ができていない相手でも容赦なく攻撃した。しかしその一方で、スカイウォーカーに敗北して必死になったセドリスは、罪のない傍観者を人質に利用した。

力と能力

Sedriss QL JATM

セドリス

「どうしたネフタ 暗黒面の戦士相手じゃお前の魔法も役立たずか?」
―セドリス[出典]

ダース・ヴェイダーの死後、エグゼクター・セドリスは皇帝パルパティーンの弟子たちの中でもっとも強力な戦士のひとりだと考えられていた。これにも関わらず、パルパティーンはフォースを使う能力に関し、セドリスには並外れたものは備わっていないと考え、このエグゼクターをシス・アプレンティスとして訓練しなかった。セドリスはライトセーバーの使用に熟練しており、実際にあっという間にネフタを倒し、続けて手際よくサ=ディを殺害した。セドリスはフォース・チョークの能力も使うことができたが、彼の力はより強力なジェダイ、ルーク・スカイウォーカーには通用しなかった。スカイウォーカーは戦闘中にフォース・プッシュを効果的に使い、エグゼクター・セドリスを打ち負かした。その最後の瞬間に、セドリスはフォースのダークサイドの奥深くに心を放ち、ウード・ブナーを破るために惑星オッサスの大気に宿っているエネルギーを引き出した。

制作の舞台裏

SedrissQagaLok-GermanFF

ドイツ語版週刊スター・ウォーズ ファクトファイルで明かされたセドリスの旧名

エグゼクター・セドリスは、コミック・ブックダーク・エンパイアII』(トム・ヴィーチ作、キャム・ケネディ画)に登場したキャラクターである。セドリスが初登場した回は1994年に出版され、邦訳版は1996年12月小学館プロダクションから発売された。このキャラクターはもともと、『Lightsider』で初登場するはずだったが、この作品は未発表に終わっている。『ダーク・エンパイアII』のオーディオドラマ版では、ジム・ウォードがセドリスの吹き替えを担当した。多くのスター・ウォーズのソースブックで言及されてはいるが、セドリスは『ダーク・エンパイアII』以外の作品には登場していない。未発表の『Lightsider』ではセドリスの旧名が“Qaga Lok”であることが語られ、この設定はドイツ語版の週刊スター・ウォーズ ファクトファイルの第85号で紹介された(英語版ではこの設定について触れていなかった)。これ以前に、“セドリス・QL”の名前は、ヒーロー・マガジンから出版された『ダーク・エンパイアII』のスペシャル=エディション1号に登場していた。この名前は、『Jedi Academy Training Manual』(未邦訳)でも使用された。

オーディオ版との矛盾

セドリスのストーリーに関し、『ダーク・エンパイアII』のオーディオドラマ版とコミック版とではいくつかの相違点がある。オーディオドラマ版では、ベルテイン総督が惑星防衛網を使ってセドリスの艦隊に砲撃を行い、エグゼクターはこれに応じる形で地上兵を展開した。また、パルパティーンの復活の場面では、セドリスはサ=ディと遭遇して戦いはしたものの、皇帝のクローン体が破壊される様子を目撃する様子は描かれなかった。また、オッサスの戦いの場面では、ルーク・スカイウォーカーにライトセーバーの戦いで敗北した(コミックではフォースで押し飛ばされている)。当記事ではコミック版の内容を扱っているが、オーディオドラマ版が正史である可能性もある。

登場作品

  • ダーク・エンパイアII (初登場)
  • Dark Empire II オーディオドラマ版
  • Empire's End (言及のみ)
  • Empire's End オーディオドラマ版 (言及のみ)

非正史作品

  • Lightsider (発売中止作品)

参考資料

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはセドリス・QLに関する10枚の画像があります。

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。
銀河帝国最高司令官
ダース・ヴェイダー · スローン · ルーク・スカイウォーカー
セドリス・QL · ゼクル・ニスト · レッド・ウェッセル · イモーデット
[edit]

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