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「メイス・ウィンドゥはリマ・トレード・ルート沿いで、このルートに機雷を敷設しようとする分離主義勢力のたくらみをくじき、スクイブの出身惑星スコアIIからバトル・ドロイド軍を追い払った」
ヴォレン・ナル[出典]

スコアII[1](Skor II)はスクアブ星系惑星で、エイリアン種族スクイブの出身惑星。銀河系アウター・リム・テリトリーに位置し、リマ・トレード・ルートの真西にあった。スコアIIは小型の惑星で、多種多様な地形と気候のおかげで、豊富な天然資源を有していた。メトロビッグ・インタープラネタリー・ブラストポートのある首都メトロビッグ・シティは、スコアIIの主な人口集中地域のひとつだった。

初期のスクイブの部族は、資源を見つけるためにスコアIIを動き回らなければならなかった。いくつかの部族は村をつくり、その他の部族は入植地を渡り歩きながら貿易を行った。そして交渉術は、スクイブの精神に染みついた文化になった。スクイブが貿易によってハイパースペース・テクノロジーを獲得し、故郷を銀河系で傑出した存在にまで押し上げたのも、その交渉の本能が可能にしたことだった。クローン大戦の時代、スコアIIは銀河共和国に留まった。21 BBY独立星系連合がスコアIIを侵略した際、共和国は惑星を奪回するために戦った。スコアIIの戦いは、メイス・ウィンドゥクローン・コマンダーコーディの活躍で惑星と共和国の勝利に終わった。やがてスコアIIの政府は廃棄物の管理契約について銀河帝国と協議したが、ホスの戦い以前に、惑星の共和国再建のための同盟と相互支援を行う契約を宣言した。

特徴

スコアIIは、コア・ワールドから遠く離れたアウター・リム・テリトリーの地殻惑星で、リマ・トレード・ルートの真西に位置した。スクアブ星系に属し、スクアブと呼ばれる赤い小型の恒星軌道を周回した。スコアIIとその星系は、エイラム宙域に属していた。

スコアIIは小さな惑星だったが、その環境は濃密であり、地形は地方ごとに大きく異なっていた。惑星は限りない天然資源に恵まれているようにも見えたが、それは一部地方に限定されたものでもあった。温帯には有り余るほどの材木が存在し、蒸し暑い沿岸の平野では塩が豊富に採れた。また、貴金属類はの多い地域に集中していた。惑星独自の動物相には、緑の体毛や頭部の赤い羽毛、黄色の脚と、黄色の長いくちばしが特徴的な鳥類がいた。気候変動はあったものの、住民の大部分は惑星に満足していた。

歴史

「メイス・ウィンドゥの心意気は永遠にスクイブの詩や歌に詠われていくだろう。そして未来のある時、王の剣を持つ勇敢な騎士がその調べを耳にするのだ」
―エバリーバヴィービーディー[出典]
Mace Windu statue on Skor II

スコアIIの戦いの後、メイス・ウィンドゥを“スクイブのエリートをしのぐ大いなる英雄”と評すスクイブの王、エバリーバヴィービーディー

スクイブとして知られる知覚種族は、惑星スコアIIで進化を遂げた。小柄なスクイブは様々な部族に分かれ、生活に必要なものを手に入れるため、惑星各地に遍在する天然資源を求めて歩き回らなければならなかった。しかし、彼らは生まれ持った好奇心を発展させ、天然資源を集めたがる傾向から、一部の部族は村落を立ち上げることになった。その他の部族は伝統的な遊牧生活を維持し、スコアII各地を動き回って地方の商品を他の地方にもたらす、貿易者としての役目も担った。交渉はスクイブの文化において目に見えない重要性を持ち、やがて芸術といえる領域にまで高められた。スコアIIのテクノロジーは、早期に大量生産の段階にまで発展していた。

およそ5,500 BBYのはじめ、タッパニー宙域からやって来た貿易商が銀河系の南の領域に新しいハイパーレーンを切り開いた。その過程の中で、スコアIIは惑星外部からやって来た最初の訪問者、ドーシンの商船を迎えた。スクイブは彼らとの交渉の末、ハイパースペース・テクノロジーの技術仕様を入手し、ドーシンはその引き換えにスコアIIの北極地域の採掘権を手に入れた。スクイブは星々へと旅し、やがて彼らの故郷は銀河の外部と繋がっていった。リマ・トレード・ルートとして知られるようになるタッパニー商人のハイパーレーンは、銀河系で最も取引量の多い航路のひとつになった。商売の流入と、交渉術に長けたスクイブのおかげで、スコアIIは繁栄した。スクイブは銀河系各地へと広がっていったが、そのうちひとつのグループは惑星ホレイドアに不時着し、仕方なくそこで生活を営むことになった。20 BBY以前に、スコアIIは銀河共和国に加盟した。

ヤヴィンの戦いから40年以上前、エバリーバヴィービーディーという名のスクイブがスコアIIを支配するになった。23 BBYの始め、リマ・トレード・ルート沿いの宙域は共和国から離脱し、独立星系連合に加わった。ハイパーレーン沿いにあるリム側の他の星系と同様、スコアIIも共和国との貿易が断ち切られた。しかし、王はスクイブが“何処へ行くこともない”と明言し、論争では共和国側につくと宣言した。惑星サラストが分離主義勢力側に離反したことは、他の分離主義者たちを力づけ、クローン大戦中の21 BBY、連合軍のバトル・ドロイドがスコアIIを侵略した。分離主義勢力は、リマのルートに近接起爆式機雷を敷設する拠点として使うため、スコアIIのメトロビッグ・インタープラネタリー・ブラストポートを占領した。共和国からはクローン・コマンダーコーディジェダイ・マスターメイス・ウィンドゥが率いるクローン・トルーパー部隊が派遣され、宇宙港を奪回し、侵略者たちを惑星から追い払った。共和国は敵を監視するための平和維持部隊を残し、スコアIIを去った。エバリーバヴィービーディー王はメトロビッグ・シティで式典を開き、ウィンドゥのブロンジウム像を民衆に披露して、このジェダイを“スクイブのエリートをしのぐ大いなる英雄”と評した。大戦終結まで、スコアIIが属す領域では両陣営の争いが続いた。

銀河内戦の時代、エバリーバヴィービーディー王は銀河の政治情勢から概ね距離を置いていたが、彼は銀河帝国との契約にサインし、スクイブの労働者が帝国の主力艦に乗り、廃棄物処理のため勤めることを許した。反乱軍エージェントの一団の手助けのもと、スクイブ政府がパラダイス星系(スクイブのライバル、ウーゴアの故郷)の破壊に成功すると、王は共和国再建のための同盟と相互支援を行う契約を結んだ。4 ABYエンドアの戦いで帝国が敗北した後も、スコアIIは中立を保っていた。同じ年、サンダー・デルヴァードスという名の帝国の軍将はリマ・トレード・ルートの星系の支配権を主張したが、新共和国は年内に彼をディープ・コアへと追い出した。9 ABYスローン戦役中、スコアIIは中立領域に留まっていた。137 ABY、スコアIIはダース・クレイトシス帝国の支配圏に入っていた。

住民

Blue Glass Arrow 詳細はスクイブを参照
Databank Squib colored

スコアII出身の種族、スクイブ

スコアIIは、身長およそ1メートルの齧歯類ヒューマノイド種族、スクイブの出身惑星だった。スクイブはその手に負えない活発さと、強い好奇心、そして貿易用のためにあらゆる種類の品々を収集する習性で知られていた。スコアIIの母語には、スクイビアン語とその古代の形、オールド・ハイ・スクイビアン語があった。ほとんどのスクイブはベーシックを知っていたが、流暢に話せるものはあまりいなかった。

ドーシンの貿易商によって発見された後、スコアIIの原住民のテクノロジーは銀河系の標準レベルにまで発展した。リマ・トレード・ルート上に位置したスコアIIは、ニュー・オーダーの時代までに、繁盛した貿易惑星へと成長していた。

銀河系市場と最初の接触を果たして以来、スコアIIは未加工材料を輸出していた。惑星のテクノロジーが発達すると、スコアIIは主に銀河各地から廃品やゴミを輸入するようになった。スクイブの企業は、これらの“ジャンク”を再改造、再包装し、主な交易ルートから離れた人口の少ない惑星で再販売した。スクイブが設計した商品には、極めて効果的なトラクター・ビームや、それらを基にしたテンソル兵器として知られる武器類があった。しかし、その技術的な才能の他にも、スクイブは労働力の輸出者として良く知られていた。スコアIIを離れたスクイブは、銀河系の各地でゴミの収集、廃品労働者として精を出していた。

スコアIIは、自治コミューンの緩やかな連立政権、スクイブ・ポリアナーキーによって支配されていた。国家元首の称号は王であり、王が地方情勢に口出しすることはめったになかった。スコアIIにはスクイブ・マーチャンダイジング協会(銀河系の各地で廃棄物処理サービスを行った国営企業)の本社があった。全てのスクイブは、名目上この協会の従業員だった。協会の社長はジャンクヤードの輝かしい首長として知られた。エバリーバヴィービーディー王は、銀河内戦の時代にこの肩書を保持していた。

地理

メトロビッグ・シティは、スコアIIの主な人口集中地域のひとつだった。スクイブの王エバリーバヴィービーディーは、ぼろぼろな外見で知られたこの街から、多くの公式な宣言を発した。この都市には、メトロビッグ・インタープラネタリー・ブラストポートという主要な宇宙港があった。ここには、スコアIIの戦いで活躍したジェダイ、メイス・ウィンドゥを称えたブロンジウム像があった。

制作の舞台裏

スクイブの故郷の情報は、ウエスト・エンド・ゲームズのアドベンチャー、『Scavenger Hunt』(ブラッド・フリーマン作、1989年、未邦訳)で初めて描写された。同年、トロイ・デニングが『Galaxy Guide 4: Alien Races』(未邦訳)でスクイブの背景設定を掘り下げ、惑星名もここで初めて明かされた。また、パブロ・ヒダルゴーは『Heroes & Rogues』(未邦訳)で人口集中都市メトロビッグ・シティの名称など、いくつかの詳細設定を追加した。ヒダルゴーは、その後もホロネット・ニュースの記事などで惑星の歴史を紹介している。

スター・ウォーズ・エンサイクロペディア』ではスコーアIIの表記が使われている。また、小説『悪の迷宮』の用語一覧、「イラム」の項では、イラムがスコアIIの別名だと説明されている。理由は不明。

登場作品

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。
他の言語

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