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「俺は銀河に自分の足跡を残したいだけの、単純な男だ」
―ジャンゴ・フェット[出典]

ジャンゴ・フェット[1](Jango Fett)は人間男性で、有名なマンダロリアン賞金稼ぎでかつ、暗殺者傭兵。自らのクローンボバ・フェットを実の息子として育てた。惑星コンコード・ドーン出身のジャンゴ・フェットは、58 BBYマンダロア内戦に巻き込まれ、両親を失って姉のアーラとも生き別れになった。フェットはマンダロアジャスター・メリールに引き取られ、マンダロリアン戦士団に加わる。彼は内戦に参加してデス・ウォッチと戦い、コーダ6で行われた戦いにも参加した。この戦いで、メリールは味方のモントロスに裏切られ、トア・ヴィズラに殺されてしまう。モントロスの裏切りを暴いたフェットは、メリールの跡を継いで新しいマンダロアになった。しかし、フェットが率いた真のマンダロリアンは、ガリドラーンの戦いでデス・ウォッチの罠にはまり、ジェダイに滅ぼされた。唯一の生存者となったフェットは、捕えられて奴隷になったが、やがて奴隷生活から逃げ出し、ヴィズラに対する復讐を果たした。

マンダロア内戦が終わった後、フェットは賞金稼ぎになった。間もなく、彼は銀河系一の賞金稼ぎのひとりとして知られるようになる。クローン軍団の遺伝子提供者を探していたドゥークー伯爵は、フェットに興味を持ち、かつて自分の弟子だったダーク・ジェダイコマリ・ヴォサ討伐任務を彼に依頼した。フェットはこの任務の過程で仇敵のモントロスを殺し、ボグデンコルマでヴォサを倒した。フェットの強さを確認したドゥークーは、彼に遺伝子の提供を依頼する。フェットは、遺伝子操作を行わないクローンを1体つくることを条件に、依頼を受けた。彼はこのクローンをボバと名付け、息子として育てた。22 BBY共和国グランド・アーミーのクローン軍団がつくられている惑星、カミーノで、フェットはジェダイ・マスターオビ=ワン・ケノービと出会った。ケノービに追跡されたフェットは、ドゥークーがいるジオノーシスへと逃れた。間もなく、この惑星でジェダイと独立星系連合の大規模な戦いが始まり、フェットはマスター・メイス・ウィンドゥと対決して敗北し、命を落とした。しかし彼が残したクローン軍団とボバ・フェットは、その後の銀河系の歴史に大きな影響を与えた。

経歴

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少年時代

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少年時代のジャンゴ、コンコード・ドーンにて

ジャンゴ・フェットは惑星コンコード・ドーンに生まれた。農業を営む父と母は、ジャンゴが幼いうちに殺害されてしまった。他に家族としては、がひとりいたことがわかっている。コンコード・ドーンでは当時、真のマンダロリアンデス・ウォッチの対立がつづいていた。ジャンゴの父親は真のマンダロリアンのリーダー、ジャスター・メリールを支持していた。それゆえ敵対組織デス・ウォッチからは敵として狙われることとなる。デス・ウォッチのトア・ヴィズラフェット一族の皆殺しを図った際には、ジャンゴも命を奪われかけたが、メリールらが駆けつけ、救出される。ジャンゴはこのときからマンダロリアンに加わり、メリールの養子となった。マンダロアは、強さと非情さで名を知られた傭兵軍団だ。ジャンゴはマンダロアの戦士たちと放浪生活を送りながら、最新鋭の機器に精通していった。両親の記憶がほとんどないまま育つこととなったジャンゴの心の空白を、メリールの指導とマンダロア社会への忠誠心が埋め合わせてくれたのだ。

マンダロリアン戦士

デス・ウォッチ側とのは熾烈な戦いの中、ジャンゴは部隊の中で高い地位に上っていった。コーダ6の戦いで、真のマンダロリアン側は不利な状況に立たされてた。その中で事件は起こった。仲間の1人、モントロスが危機に陥っていたジャスター・メリールを見捨てて自分だけ逃げ出したのだ。そしてメリールは死に、モントロスはマンダロリアンを追われることになる。その後の真のマンダロリアンを率いるようになったのは、養子のジャンゴ・フェットだった。

青年期

ジェダイとの対立

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ガリドラーンで指揮を執るジャンゴ(左)

マンダロア軍の評判が広まると、その非情な行動がコルサントのジェダイ評議会の注意を引いた。噂の成否を調査するために惑星ガリドラーン[に趣たジェダイたちは、マンダロア軍が罪もない民間人を殺害していることを突き止めた。報告を受けた銀河元老院は、マンダロア軍が共和国の脅威になると判断し、ジェダイに平和維持軍としての役目を果たすように依頼する。

44 BBY、ジャンゴたちは惑星ガリドラーンの総督から、政府に対するレジスタンスを始末するように依頼され、これを受諾して、レジスタンスを倒した。だが、ジャンゴたちは総督にいいように利用されていただけだったのだ。総督はデス・ウォッチと手を結んでおり、そのうえ、ジェダイ・オーダーに真のマンダロリアンの始末を要請していた。ジャンゴが総督の企みに気づいたときには時既に遅く、ジェダイ・マスタードゥークーが率いるジェダイの部隊が、マンダロリアンたちの野営地を襲撃していた。戦闘中、ジェダイのコマリ・ヴォサが20人以上のジャンゴの部下を倒し、副司令官マイルズも戦死するという甚大な被害を被る。ジャンゴは果敢にジェダイに挑み、数人を倒した。戦闘は両軍に多くの犠牲者を出したが、最終的にマンダロリアン側が敗北する。ガリドラーンにいたマンダロリアンはほぼ一掃されたのだ。なんとか戦いを生き延びたジャンゴであったが銀河共和国側に捕まった。ガリドラーンに引き渡され、共和国の法が届かない世界に流され、奴隷にされてしまう。

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ヴィズラを追うジャンゴ

ジャンゴはスパイス輸送船で、数年間奴隷生活を送った。奴隷としての生活の中、自分の身を守り、生き抜くことがすべてになていた。いずれ自由にしてやると主人は約束したが、ジャンゴはその前に、ブラスターを使って自由を手に入れた。自由の身を手に入れ、まず欲したのはマンダロリアンの装甲服をだった。再びガリドラーンへと戻ったとき、装甲服は、総督の戦利品として屋敷に飾られていた。ジャンゴは装甲服を奪い、総督からデス・ウォッチのヴィズラの居場所を聞き出す。

ヴィズラとの決着

ジャンゴ・フェットはジェットパックを使い、コレリア上空の宇宙空間でヴィズラの<デス・レートル>を襲撃した。ヴィズラは破壊された<レートル>を脱出したが、ジャンゴもポッドに乗って追跡する。ふたりはコレリアで肉弾戦を繰り広げた。戦闘中、ヴィズラの毒針を腹部に受たジャンゴは倒れ、万事事休すかと思われたそのとき、野生のダイア=キャットがヴィズラを襲い、食い殺してしまう。ヴィズラの毒を食らって動けないジャンゴだったが、野生の動物たちに喰われずにすんだのだ。

冷徹な仕事

悲劇的な幼年期を送ったにもかかわらず、ジャンゴは怨みや怒りを全く表に表さなかった。装甲服なしのトレーニングはもちろん、装甲服をつけてのトレーニングも頻繁に行い、常に最高のコンディションを保つように心がけた。やがて銀河でも名の知れたバウンティー・ハンターとなる。より高い報酬を支払うものに自分の能力を提供し、やがて惑星政府から最高の報酬で難しい仕事を依頼されるようになっていった。そんな中でも皮肉にも人間性を失わず、ユニークとはいえ厳しい道徳観念を保ち、常に冷静に契約を守り、仕事を果たし、報酬を得ていった。ロザッタという情報提供者の相棒を得て、<アウトランド・ステーション>を拠点に活動するようになる。

顔にはいくつもの古傷が刻まれ、逞しい前腕には珍しいデザインの刺青がいくつも彫られている。戦闘時に体を守るマンダロアの装甲服はその顔や体の古傷も覆い隠した。

コマリ・ヴォサを狩れ

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"ティラナス"の依頼を聞くジャンゴとロザッタ

32 BBY、ジャンゴが賞金首である犯罪者、ミーコ・ギンティを捕まえたその直後、大きな依頼が入る。依頼主はティラナスと名乗る謎の人物。カルト教団バンド・ゴラのリーダー、コマリ・ヴォサを生死を問わず捉え、成功した暁には500万クレジットの報酬を支払うというものだ。バンド・ゴラを追った賞金稼ぎの中に、生きて帰ってきた者はいない。ロザッタは依頼を引き受けるのに反対しながらも、ジャンゴにバンド・ゴラを見つけるアドバイスをした。

この事件は、実は、フォースの暗黒面の使者であるシスが銀河に復活し、その中心人物ダース・シディアスが、企てたものだった。シディアスは、その数年前、ナブーの戦いに付随するジェダイとの争いで、愛弟子ダース・モールを倒され、自らの片腕として使うことができない状態にされ、新たなる片腕というべき強力なシスを探していた。そしてシディアスが掲げた厳しい条件に相応する人物こそが、ドゥークー伯爵だった。ドゥークーが最初に受けた二つの指令は、堕落したジェダイ、コマーリ・ヴォスが率いるダークサイドのカルト集団を潰すこと、そして製造予定のクローン軍に最適な遺伝子提供者を探すことだった。

ロザッタに従い、コルサントギャラクティック・シティウスクル歓楽地区デス・スティックディーラーを探したジャンゴは、グロフ・ホッグの存在に辿り着くが、ホッグは既に別の賞金稼ぎに殺されていた。その賞金稼ぎというのが、かつてジャスター・メルーを見捨て、マンダロリアンを去ったモントロスだった。ジャンゴはバンド・ゴラに繋がる別の道を模索した。

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コルサントで標的を追うジャンゴ

ジャンゴはホッグと繋がりを持っていたコナス・トレル議員から新しい情報を聞き出す。デス・スティックの仕入れ先は惑星マラステアセボルトというダグだという。ジャンゴは、セボルトが賞金を懸けていたベンディクス・ファストを手土産に捕まえることにした。ファストがその時いたのはオーヴォIVの刑務所内だった。ジャンゴは警備兵を倒してファストに近づいていったが、後一歩のところでファストを捉えることはかなわなかった。ファストは、先にザム・ウェセルというクローダイトの賞金稼ぎに捕らえられていたのだ。2人は同じ標的を追ういわば敵同士だったが、オーヴォIVを脱出するために仕方なく共同戦線を張ることになった。ジャンゴはオーヴォIVの警備に使われていた<スレーヴI>を奪い、ウェセルとファストを連れて脱出する。これが二人の出会いで、ウェセルはこれ以降、ジャンゴの相棒として活躍する。<スレーヴI>も死ぬまで乗り続ける愛機となった。

その後も、タトゥイーンでの2丁拳銃のロンゴとの決闘や、ジャバ・デシリジク・ティウレの依頼であるガーデュラ・ベサディ・ジ・エルダーの殺害といった仕事を順調にこなしていく。ついにバンド・ゴラの本拠地ボグデンの月コルマへと行き着く。このときには既に、ジャンゴのよい助言者だったロザッタは、モントロスによって殺されていた。ジャンゴはモントロスを追い、コルマで決闘の末に倒した。ジャンゴはひとたびコマリ・ヴォサに捕まってしまう。ヴォサはダーク・ジェダイだったのだ。ウェセルの助けによって逃れたジャンゴは、2本のライトセーバーを操るヴォサと対峙する。だが、最終的にヴォサを殺したのはジャンゴではなかった。ティラナスが現れ、ヴォサの首をフォースで絞めたのだ。ティラナスと名乗っていたのはかつてガリドラーンでジャンゴたちと戦ったドゥークーだった。

ダーク・ジェダイの申し出

ドゥークーは、カミーノで製造する共和国クローン・トルーパーの遺伝子提供者にふさわしい人物を探しており、コマリ・ヴォサに感する依頼は、いわば賞金稼ぎ達へのテストだったのだ。唯一合格したジャンゴは、ボグデンのつきの一つでティラナスと名乗るドゥークーと会った。断りきれないほどの莫大なクレジットを提示されたジャンゴは、とある条件を与え、遺伝子提供に応じる。条件とは、遺伝子操作を全く行わない、ジャンゴそのものと言えるクローンの製造だ。ジャンゴはそのクローン、ボバ・フェットを自分の"息子"として育てる事になる。

ティポカ・シティー

ジャンゴは惑星カミーノティポカ・シティーに移り住む。比較的快適に暮らし、手に入れたばかりの富を楽しんでいた。カミーノの住民カミーノアンはジェダイ・マスターサイフォ=ディアスから、ジェダイ騎士団の正式な依頼を受けたと思い込んでいるようであるが、ジャンゴの関知するところではない。

遺伝子提供者として

カミーノのクローン製造技術は銀河屈指であったが、さすがに一つの遺伝子から無限にクローンを作り出せるわけではなかった。追加の兵士にいつでも遺伝子を提供できるようにしておけば、ジャンゴはいつでも自由にカミーノを出入りできるという取り決めだ。しかし、カミーノを出ることは少なかった。息子ボバ・フェットの成長を見守るために仕事を選ぶようになったからだ。ボバという生きがいを見つけたジャンゴは自分の命を危険にさらすことを控え始めていたのだ。仕事によっては変身能力のあるクローダイトザム・ウェセルを雇い、自分は遠くから見守るだけということもあった。ザムの方も、自分より経験を積んだジャンゴの弟子となり、バウンティー・ハンターの仕事を手伝ったり、仕事を任せてもらうことで、名を売って裕福な顧客を得たかったのだ。互の利害が一致したザムとジャンゴは良きパートナーとなった。ザムはすぐにボバとも仲良くなった。二人がともに働いた仕事としては、アノー=ダットのテロリストに神像を渡す仕事があった。その神像が恐るべき兵器だと知った二人は、力を合わせてコルサントに大異変を起こそうとする企みを阻止した。

銀河元老院議員暗殺指令

コルサントのベイ

22 BBYドゥークー伯爵は通商連合の要請で、ジャンゴにパドメ・アミダラ銀河元老院議員の暗殺を依頼した。ジャンゴはザム・ウェセルに声をかけた。ザムには足のつかない方法で素早く暗殺を実行する技術と創意がある。少なくともジャンゴはそう思って、最も危険な仕事を任せた。しかし、これはパドメの警備主任である、グレガー・タイフォという優秀なキャプテンにより阻止される。ウェセルはパドメの乗った宇宙船に爆弾を仕掛たつもりだったが、周到にすり替えられた影武者だったのだ。コルサントの浮遊ベイで起きたこの爆発騒ぎは、噂段階であった銀河元老院議員暗殺計画が実際に遂行中であったことを知らしめてしまい、パドメの警護はより一層強固なものとなっていく。ジェダイが警護に就くことになったのだ。

後なき暗殺計画

パドメ・アミダラ銀河元老院議員の警護は一層厳重なものとなった。切れ者と名高いキャプテン、グレガー・タイフォに加え、ジェダイのオビ=ワン・ケノービアナキン・スカイウォーカーまでもが議員の警護に付いたのだ。ジャンゴはザム・ウェセルに再び命じ、猛毒虫コウハンを使った暗殺を試す。しかしジェダイ二人の活躍により、暗殺は再び阻止される。ジェダイがコルサントの街へザムを追って行くのを見たジャンゴは、つかず離れずそれを追った。手負いのザムがジェダイにつかまり、口を割りそうになった為、ジャンゴは驚くべき正確さで遠距離から毒矢を投げた。ザムは何かをいうこともなく息絶える。直接の実行犯であるザムの口から計画を聞き出すことはできなくなったが、唯一残された物証である毒矢が、オビ=ワンに惑星カミーノの存在を悟らせるきっかけとなってしまった。

オビ=ワンとの対決

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オビ=ワン・ケノービと戦うジャンゴ

普段は固く心を閉ざしているジャンゴが、息子ボバ・フェット以外で心を開いていた数少ない一人で、良き仕事仲間だったザム・ウェセルを苦渋の決断で殺害した。ジェダイが乗り出したことで、パドメ・アミダラ銀河元老院議員暗殺契約は、一筋縄では行かなくなった。カミーノティポカ・シティに帰り、この新たな自体のどう対応するか考えている時、オビ=ワン・ケノービが乗ったジェダイ・スターファイターがカミーノにやってきた。ボバは新しい宇宙船に興味津々で、宇宙船の統計を調べている。ほどなくして、ジャンゴはカミーノアントーン・ウィの紹介で、ケノービと引き合わされる。ジャンゴはヘルメットを外した常態でケノービと会話し、その場をやり過ごす。息子のボバは怪しんだが、トーン・ウィはジャンゴとオビ=ワンの交わす意味深な会話を気に止める様子もなかった。息子と二人になると、ジャンゴはすぐに荷造りをするように言った。早急にカミーノを発つことにしたのだ。星図にないはずのカミーノから遠くコルサントジェダイ評議会に指示を仰ぎ、ジャンゴ逮捕の命令を受け取ったオビ=ワンが発着場に着いた時、スレーブⅠに最後の荷物を積み込んだところだった。ジャンゴはオビ=ワンを食い止め、少なくともボバの安全を確保しようとした。シスの暗黒卿ダース・モールを倒した実力者であるオビ=ワンはジャンゴの力をもってしても強敵であり、強い雨の中、一進一退の攻防が繰り広げられた。2丁のブラスターのうち一方を失ったが、ボバの<スレーヴI>による援護射撃に助けられ、カミーノから逃げ去ることに成功する。

ジオノーシスへ

カミーノで一旦ジャンゴを取り逃がしたオビ=ワン・ケノービであったが、ただ逃がすような真似はせず、<スレーヴI>に発信機を仕掛けるのに成功していた。ジャンゴたちフェット親子は、カミーノのクローン製造計画がジェダイに発見されたことをドゥークー伯爵に報告すべく、惑星ジオノーシスに向かっていた。ボバのおかげで、追跡されていることを知ったジャンゴは、息子が力をつけていることを誇り、オビ=ワンを必ず始末することを約束する。発信機を壊すと、わざと危険な小惑星帯に飛び込んだ。予想どうり追ってきたオビ=ワンにサイズミック・チャージを放ち、続けて誘導ミサイルを放つ。敵の反応が消え、残骸を確認したジャンゴはジオノーシスの大気圏内に入った。しかし、オビ=ワンはほとんど無傷で、残骸に見せかけた小物を撒き散らし、ジャンゴを安心させ、まだ執拗に追跡していたのだ。

ドゥークー伯爵との会合

ジオノーシスに到着し、ジャンゴはドゥークー伯爵に顛末を報告した。ドゥークーは驚いた様子もなくただそれを聞いて、ボディーガードを務めることを依頼した。その時、ジオノーシスは独立星系連合が発足する会場となっており、ある意味、銀河の転換期の真っ只中にあった。ジオノーシアンバウンティー・ハンターを信用していなかったが、ドゥークー伯爵のことを信頼していたので、ジャンゴとボバは寛大に扱われた。ただ、到着したジャンゴを見たニモーディアンヌート・ガンレイ総督は、パドメ・アミダラを始末しない限り署名しないと言い張った。

アリーナでの見物

小惑星帯でジャンゴの乗ったスレーブⅠに撃墜されたふりをしたオビ=ワン・ケノービは、コルサントジェダイ評議会に伝言を送り、ジオノーシス地表にジャンゴたちを追ったが、連合によって捕らわれてしまった。 ドゥークー伯爵は大方の経緯をあらかじめ予想していた様であった。オビ=ワンの救出に来たパダワンアナキン・スカイウォーカーパドメ・アミダラ銀河元老院議員がドロイド製造工場で捕らえられら時、ジャンゴはしっかりと傍らでドゥークー伯爵の身を守っていた。一連の事件を政治的に利用するドゥークーのやり方を、感心しながら見守り、有罪判決を受けたオビ=ワン、アナキン、パドメの三人が処刑アリーナに連行されてくるのを、ジャンゴとボバは貴賓席で見守っていた。ボバは猛獣アクレイを見るのを楽しみにしていた。それは極上の娯楽だったが、長続きはしなかった。

ジャンゴの最後

ドゥークー伯爵を守る契約を交わしたジャンゴとボバは、ポグル・ザ・レッサーヌート・ガンレイ、らと共に、ペトラナキ・アリーナでの処刑を貴賓客として見守っていた。銀河元老院議員であるパドメ・アミダラの処刑は、独立星系連合誕生に花を添えるに充分だった。しかし、貴賓席にいつの間にか入り込んできた招かざる客メイス・ウィンドゥが、現れるや否やジャンゴの喉元に紫色の光剣を突き立てて、ドゥークー伯爵に降伏を迫ってきたのだ。いつの間にや、200余名のジェダイが救出に駆けつけ、アリーナはドロイド軍団とジェダイの死闘へと移っていた。火炎放射器でメイスを貴賓席からアリーナに追いやったその腕で、ドゥークー伯爵に挑んできた一人のジェダイを倒したジャンゴは、ジェダイ・マスターメイス・ウィンドゥに勝負を挑む。つかみきれないほどのジェダイとドロイド軍団がが戦闘を繰り広げ、その上処刑用の見世物である巨大な猛獣が暴れまわるアリーナに降り立ったジャンゴはメイスを追った。ビーム、ブラスター、弾丸、荒れ狂う猛獣を避けながら、互を狙い合う。処刑用の猛獣リークは、まずメイスに突進した。巨大な猛獣の突進をいなし、ライトセーバーでリークの右の牙を叩き折ったメイスに、ジャンゴはブラスターの狙いを付ける。しかし、今度はジャンゴに向かって突っ込んできたリークに突き飛ばされ、踏みつけられる。装甲服に守られ無事だったジャンゴは、ブラスターの正確な射撃でリークを倒し、メイスを見つけ、ブラスターで連射する。しかし、ジャンゴのブラスターはすべてライトセーベーではじかれ、メイスの踏み込みを阻止することはできない。一瞬の隙に、間合いに入ったメイスのライトセーバーが装甲服とヘルメットの合間を切り裂いた。

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ジャンゴはメイス・ウィンドゥに殺された

ボバ・フェットは父を探してアリーナを走ったが、心の中で父の運命を察していた。ついに埃の舞い上がるアリーナで見慣れたマンダロア戦士のヘルメットを見つけると、それを拾い上げた。

ボバはジャンゴを埋葬すると、その父が暗号化していた「ブラック・ブック」を頼りにドゥークー伯爵を探し出し、ジャンゴが受け取るはずだった報酬を回収した。

その後

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"父"の死を悲しむボバ

ジャンゴの遺伝子から作られたクローン・トルーパーは、ジオノーシスでの戦い発端とするクローン戦争の要といえるものとなったる。そして結果的にジェダイ・オーダーの壊滅の大きな要因となる。自分たちの遺伝子のホストであるジャンゴが死んでも、クローンたちの行動に異常は全くなかった。

ジャンゴの"息子"、ボバは、ジオノーシスのアリーナに残されたジャンゴの形見の装甲服を回収して大切に保管した。それはジャンゴの完全なクローンであるボバが成人したとき、その体にぴったりと一致することとなる。やがて、クローン戦争の終結間近、銀河に名を馳せる賞金稼ぎとしなっていく。ボバの名声はやがてジャンゴ・フェットを越し、新しいマンダロリアンたちを率いるリーダー、"マンダロア"となった。

装備品

マンダロアの装備

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ジャンゴの胸部装甲

幼い頃から戦闘とサバイバル技術を教え込まれたジャンゴは、マンダロア戦士としてめきめきと頭角を現していった。その装備と卓越した戦闘技術を持つジャンゴは、銀河中いたるところから依頼を受け、仕事をこなしたが、どこに行っても畏敬の念を持って迎えられた。ジャンゴが使用していた装甲服と装備はマンダロア戦士のオリジナルに改良を加えたものである。

装甲服~第二の皮膚~

マンダロアの装甲服は、軽量で体の動きを妨げることなく、ブラスターや軽レーザーの攻撃、爆発などから身を守るように造られている。また、胸や肩、前腕部、膝、腿、脛、足の甲といった重要な、かつ傷つきやすい部分は、十分な装甲が施されている。脛当てをはじめとするこれら装甲板は、白兵戦の時の武器にもなりうるのである。ユーティリティー・ベルトはマンダロアの工芸品で、ガントレットに取り付けたユニット用の装備や他の武器のスペア・パーツなどが収められている。そしてユーティリティーベルトに取り付けられたホルスターはブラスターを素早く抜くのに役立った。装甲服は常に身近において置かれ、どんな場合でも緊急時に備えることができる様準備されていた。規律と訓練の重要さを知るジャンゴは、装備一式を一分以内で着用することができた。

ヘルメット

マンダロアの特徴を明示する銀色のヘルメットは、暗い色のトランスパリスチール(透明鋼)でできたT型のバイザーを備えており、水平、垂直方向に良好な視野を提供する。内部には背中に装着することができるジェットパックの音声入力式のコントロール装備や、後方視界をを提供する視覚センサーといった各種装備も内蔵されている。ヘルメット側面に装備されているのは、照準用レンジファインダーで、使用する際には右目の前に降ろす構造になっている。

ブーツ

仕事の種類とその場所に合わせてブーツは選択される。濡れた場所、寒冷地、灼熱の地といった環境によってブーツを変更したのだ。標準的なブーツはデュラスティール(耐久鋼)で補強された頑丈な戦闘用モデルだ。マグナトミック吸着靴底は安定した姿勢の維持を可能にし、ジェットパックを使用した時の安全な着地を保証した。

ジェットパック

ジャンゴ・フェットの武装は数多いが、その中で最も特徴的かつ重要なものがこのジェットパックである。このジェットパックにはロケット噴射装置がついており、短時間であるがかなりの高速で空中を移動することができる。いくつかの異なるモデルを所有し、損傷したり無くしてしまった時にはすぐに交換することができるようになっていた。種類は違えども同じような性能であるため、ジェットパックを交換してもそれに合わせて戦術を帰る必要はなかった。

飛行戦術

ジェットパックはジャンゴの装甲服に簡単に装着することができるようになっていたので、瞬時の脱着が可能だった。ジェットパックを使用することにより、空間を立体的に移動することができたが、ジャンゴは通常、短い、戦術的な跳躍に留め、長時間の飛行は避けるようにしていた、燃料が約20回分しかなく、また、燃焼時間が長くなると故障が起こりやすくなるからである。噴射のメインコントロールは前腕部のパネル上に位置しているが、マンダロア製ヘルメットの内部には、音声入力式のコントロール装置が装備されている。これらを複合的に使用することで、両手に武器を持って、飛びながら敵を攻撃することが可能だったのである。

実際的な能力

ジェットパックは3秒間の噴射で、ジャンゴを水平距離にして100メートル、垂直高度で70メートル移動させるパワーがあった。噴射のパワーは方向と同様に自由に制御できるので、ホバリングから高速での飛行まで自在にコントロール可能だ。だが、ジェットパックの操作は決して簡単ではなく、特に着地は最も難しかった。この着地に要する複雑な操作にかかる負担を低減させ、戦闘に神経を集中させるため、ジャイロスタビライザー・システムが組み込まれていた。この装置は噴射の微調整を自動的に行って、なめらかで安全な着地を可能にする。

噴射ノズル

ジェットパックの両側に、装甲板の層で覆われた燃料タンクが設置されている。噴射ノズルは、ミリセカンド単位の時間で点火が可能で、瞬時に飛行することが可能だ。また、ノズルは高温の噴射ガスをジャンゴの足から遠ざける役目も果たす。

ミサイル

ジェットパックの上部中心には、アンチ・ビークル・ミサイルを装着することができる。クローム・フィニッシュ仕上げが施されたこの、ジャンゴの武器の中で最も強力なミサイル弾頭は、ミトリノモンZ-6とマー=ソンJT-12双方に装填できる。このミサイルは通常、ハンドブラスターでは効果を与えにくい、スピーダーや小型の輸送機、あるいは軽い装甲を施したビークルに対して使うものだ。だが、生け捕りにすることが要求されていないような場合は、生物相手にも使用することがある。ミサイルを発射する際には、弾頭の軸線を目標に向ける必要がある。即ち、ジェットパックを背負ったジャンゴの、脊髄から頭部に至るラインを向けるのだ。

さらなる仕掛け

マンダロアの装甲服は、接近戦で有効な武器を多く有している。ヘルメットに付いているピネアル視覚センサーは頭の後ろにある目となり、前腕には伸縮自在のナイフと射出コードが隠されている。短時間しか持たないものの威力のあるビームを発するカスタム仕様のウェスター34ブラスター・ピストルZX小型火炎放射器ヴェロシティ7ダート・シューターカミーノ・セーバーダート1126ロケットなど、多彩な兵器を使った。常にマンダロリアンの装甲服を身に着け、背中には空を飛ぶことのできるマー=ソン社JT-12ジェットパック、またはミトリノモンZ6ジェットパックを背負っていた。ジェットパックにはミサイルとコンバーチブルで30mのケーブルを装着した磁気フックを装填することも可能だ。左前腕部には捕獲用ロープ発射装置を装備している。これは慎重に狙えば20メートル以上離れた場所から獲物を捉えることができるのである。このロープはジェットパックが使えない時に、障害物を超えて建物の上に体を引き上げるのにも使用された。この他にも、銀河中のほとんどの鍵を開けることができる開錠装置や、ほとんどの保安システムを自由に操作できる保安攪乱機を携帯していた。従って錠前と警報器でジャンゴを防ぐことはほとんど不可能だったのだ。

宇宙船

彼の命の恩人であり教師であるジャスター・メリールの死後、ジャンゴは彼が<ジャスターズ・レガシー>と呼ぶ宇宙船に乗っていた。これはメリールの残した船である。だが、<レガシー>はコマリ・ヴォサを追う途中、オーヴォIVで破壊されてしまう。彼はそれ以降、オーヴォIVの警備に使われていた<スレーヴI>に乗り続けていた。<スレーヴI>はジャンゴの死後ボバの愛機となった。

登場作品

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。

外部リンク

マンダロア
歴代マンダロア
1世 (7000 BBY頃) · ザ・コンクェラー (7000 BBY以降~3996 BBY以前)
ジ・インドミタブル (~3996 BBY) · ジ・アルティメット (39963960 BBY) · 名称不明 (3957 BBY頃)
ザ・プリザーヴァー (3954 BBY~) · ザ・レッサー (3667 BBY~) · ザ・ヴィンディケイテッド (~3653 BBY)
アング・カスプ (1500 BBY頃) · ザ・ユナイター (1051 BBY) · 名称不明 (~132 BBY頃)
ジャスター・メリール (6052 BBY) · ジャンゴ・フェット (5222 BBY)
ザ・リザレクター (~19 BBY) · フェン・シサ (19 BBY21 ABY) · ボバ・フェット (23 ABY~)
チャーナン・オルド (~127 ABY) · ヤガ・オークス (127 ABY~)
年代不明
ザ・デストロイヤー · ザ・バインダー · ザ・ハンマーボーン
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