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ジャワ
ジャワ[1](Jawa)は惑星タトゥイーン原住の小さな種族。全身を覆う茶褐色の衣、フードに覆われた顔は伺い知ることは出来ないが、黄色い二つの目が輝いていた。タトゥイーンの砂漠の至る所で見かけることが出来、身長1メートルほどと小型だった。
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外見と生態
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保湿効果のため着ているので滅多に脱がないが、分厚い衣を脱ぐとその体は驚くほど細い。しなびたような外観だ。軽い骨格、ひ弱な手足。それらはやはり2足歩行に進化したことの顕れとも言える。宇宙生物学者によると鼠の一種から進化したと推測している。2足歩行に進化したのは、かつては水のあった洞窟の中に育つ植物を収穫するためであったという意見が有力である。

by Tomeitoかつてタトゥイーンは豊かな水と、それを母とする多様な生物の生息する惑星であった。しかし海が蒸発して行くにつれ、ほとんど多数の生命が姿を消していった。最後に生き残ったのは恐ろしく強靱か順応性に長けたものだけだった。頻発する砂嵐、獰猛な肉食獣、二重太陽の猛烈な暑さ。生存に適しているとは言い難い星で生き残ることだけが全てと言って良かった。しかしながら生き延びた種族の一つであるジャワにとっては故郷であり、彼等はこの惑星に住み続けることに強烈な執着心を抱いている。数世紀にわたりジャワは困難に対する数々の知恵を身につけていった。他の惑星から移住者がやってくるようになってからは惑星の限られた資源、特に水の獲得は一層困難なものとなった。ジャワが編み出したテクニックの一つで、最も効果的と言って良い物はファンネル・フラワーの蓄えている水を吸い上げる為に、細長いホースをその茎に差し込む技術だろう。また、ジャワは粘りけのある黒い液体である「ガンノの汁」も飲む。とても苦く他の生物はまず飲むことはない液体だ。ジャワの主食はハッバ・ゴードという穀物で、ジャワの言葉で命の糧と言う意味だ。人間種はこの植物を消化しづらいのはジャワにとって幸いだろう。
ジャワは廃品で作られた風邪に囲まれた山の砦に住み、四六時中歩哨が周囲を見張っている。廃品といっても墜落したり廃棄されたりした宇宙船の機体を利用したりしているから、不安定な外観だが、見た目よりずっと丈夫だ。生まれつき用心深く、争いを避ける性質で、普段は大した争いをする事は無い。武器も原始的な武器とドロイドを麻痺させる程度の低性能のブラスターを持っている程度だ。しかし砦には一族の大事な遺物など貴重な品が有り、シャーマンがいるため、一族の大事に際しては驚くほど巧妙に、多勢と敏捷さを生かして行動する。弱々しいジャワであるが、タスケン・レイダーやクレイト・ドラゴンをはじめとする脅威から、身を守る術は持ち合わせているのだ。要塞には一般のジャワの居住区の他に、シャーマンのための特別区が存在する。普段は臆病なジャワだが、タスケン・レイダーの襲撃を受けた際には特別区に集結して最後までシャーマンを守るのだ。それは、数千年間タトゥイーンで生き延びる事を可能にした内に秘めた断固たる意志の現れである。シイドの上級人類学者マモン・フールが二度目のタトゥイーン訪問をなしたとき、ジャワの要塞に滞在した。そのときタスケン・レイダーによって城壁が破られた。フールはシャーマンの居住区で14人のジャワと共にタスケンと戦った事を記録している。彼等は一丸となって金属製の鋭い槍や散弾砲、旧式のブラスターで対抗し、見事要塞とシャーマンを死守したのだ。また、サンドクローラーで出かけるとき、要塞内に半数かそれ以上の人数を残していくのは、襲撃にあってどちらかが全滅しても片方が生き残り、氏族を絶やさないようにするためだ。
社会と文化
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by Tomeitoこそ泥を働き、時に粗悪品を売りつけ、臆することなく何処にでも現れ、悪臭を放つジャワ族だが、それはタトゥイーンの入植者達の見方である。彼等はおそらくは鼠から進化したと思われるエイリアン種。倫理や考え方が異なっているだけなのだ。ジャワの考え方では、公の場に置いている物なら何でも自由に持って行って、使用してもかまわない。ジャワ以外のよそ者がちょっと置いただけの物にもその論理は通用する。その場に置かれている物を何でも持って行ってしまううえに、不要と目される物は散らかし放題に散らかして行ってしまう。他の入植者が眉をしかめる行為だが、ジャワにとってはごくあたりまあえの行為に過ぎない。
土と埃にまみれた茶色の薄汚いぼろを纏い、砂漠の廃棄所で回収してきたくず鉄やぼろを売るジャワ族は、タトゥイーンの人々にあまり良い感情を持たれていない。意味不明のジャンクを売っているだけならばいいが、こそ泥をはたらき、何食わぬ顔で売りさばいている事が知られているからだ。それに、悪臭が酷い。着替えることなく灼熱の砂漠で分厚い衣を着込んでいるから悪臭がすると思われがちだが、第一の原因は別にある。砂漠にあっては水は貴重品で、節約しなければいけないので特別な薬品の溶剤に衣服を浸して湿り気を保っているのだが、この薬品がとてつもなく臭いのだ。しかも、もちろんジャワは入浴しない。これらのことからジャワは嗅覚が鈍いと思われがちだが、互いの健康状態を臭いで感知するほか、血縁者を臭いでかぎ分ける。
無知で粗野な種族と誤解されているが、定住者や訪問者がタトゥイーンにもたらした先端技術を修理し、中古品として販売できる程度に仕上げられる意外な能力が有る。手に入れた機械に使われている先端技術の全てを理解しているとはとうてい考えられないが、どう考えても正規のマニュアルの無い状況でかなり損傷した部品から、まだ使用可能な部分を選りすぐり、機械を組み立てているのだ。ただ、当然ながら修理のスキルに個人差がある。ジャワどうしで機械の修理に関する知識の交換も行っているが、ほとんどの者は余り高い技術を持っておらず、入植者に売りつけるのは、ごく表面的な修理しかされていない。遥か地平線の彼方をサンドクローラーが通った振動だけでジャワから買った品物が壊れてしまう事すら有る。ジャワの本拠地である要塞に、数ヶ月に一度サンドクローラーが帰還したとき、長い旅の努力の結晶といえる水、食料、廃品が満載されているが、その中にはサンドクローラーのクルーでは修理できない物も有る。それらは要塞にいる熟練した修理の専門家にゆだねられる。スキルの高い職人は要塞に永住し、外に出る事はまず無いのだ。
行動
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by Tomeitoジャワの一族を代表する物が一年に一度デューン・シーに集まる。タトゥイーンの人間はそれをスワップ・ミート(不要品交換会)と呼んでいるが、デューン・シーはジャワにとって砂漠の聖なる地だ。この会合では情報や貴重品を交換し、場合によっては子供を交換することもある。また、この集会がきっかけで他の氏族との結婚が成立し、氏族間の交流がなされるため、ジャワにとって政治的、社会的、生物学的に重要なものとなっているのだ。機械技術の情報交換も行われる。かつてはこの会合にデューバックやロント、イオピーに乗って出かけていたが、現在はタトゥイーンの鉱山採掘業者が乗り捨てて、あるいは破産して格安で売りに出されたサンドクローラー(砂上車)を利用している。サンドクローラーは一台で300人ほどのジャワを運ぶことが出来るが、一族の大多数は広い砦に残る。特にシャーマンは絶対に移動せず、デューン・シーの集まりにも出席しない。
タトゥイーンに惑星外からの移住者が入植してきたとき、はじめは新参者を怖れていたが、次第に好奇心の方が上回ってくるようになった。入植者が最初に接触する原生種となり、差し出された新しい食べ物や見た事も無い半端な装置と引き替えに、砂漠の惑星タトゥイーンでのサバイバル術を教えた。入植者がサバイバル術を覚えるのと同じくして、ジャワは手に入れた機械装置の動かし方、分解、修理の方法を覚えていったのだ。
氏族
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ジャワには多数の氏族が存在し、それぞれが縄張りを持っている。デューン・シーでの会合中に話し合いがなされ、各氏族の縄張りは再区分され、調整される。縄張りの広さだけではない。ファンネル・フラワーやハバ瓜の収穫権、廃品回収に加え、水利権までも調整されるのだ。周囲の環境との均衡を保ち、ある特定の氏族の力が強大にならないようにするためだ。ジャワ族は大家族で暮らす。一族が数百の構成員を抱えるようになることもしばしばだ。族長や長老のような年超の指導者もいるが、一族を率いるのは女性のシャーマンで、往々にして他の指導者の指導力を上回る。シャーマンは一人の弟子をたえず伴っている。シャーマンが死亡などでいなくなると弟子がその後を継ぐ。

by Tomeito通常は各氏族のシャーマン、年長者が決めたことに従い、他の氏族と争いを起こすことは滅多にない。しかし、例外的に二つの氏族の間で争いが起こりそうになった事も有る。カリットと彼の妻であるシャーマンのアヴェッド・ルーンに率いられた一族が、様々な中傷誹謗を受けた。相手はウィティンとシャーマンのヘラットが率いる一族だ。カリットが他のジャワを攻撃する準備をし、回収した廃品や水を奪う企みをでっち上げたのだ。へラットに命令されたウィティンがいやがるネビットをりようしていて、ジャワの長老達はカリットが無実だと解っていたが、非難や襲撃を止めさせることは出来なかった。カリットは仲裁をジャバ・ザ・ハットに依頼した。しかしヘラットも裏でジャバと通じていたのだ。カリットとジャワの社会全体にかなり深刻な事態が起きようとしていたが、運命か、へラットとウィティンはジャバ・ザ・ハットと一緒にセール・バージに乗り、ルーク・スカイウォーカーという人間種とその仲間の処刑を見物するためにカークーンの大穴に行った。しかし予想外にも、ルークとその仲間達の反撃にあい、事も有ろうにジャバ・ザ・ハットは殺され、セールバージは爆発し、ヘラットとウィティンも命を落としたのだ。突如指導者を失ったウィティンの一族は、次のデューン・シーの会合で他の氏族に吸収されてしまった。
夢
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総じて臆病な性格のジャワ達は、他のタトゥイーンの種族に対して自分たちの権利を主張してこなかった。他の住人から侮蔑的な扱いを受けることに慣れ、自分たちの順序を受け入れている。この小柄な生き物は自分たちの地位を受け入れ、時折死骸の静かな場所でシエスタ(昼寝)を楽しみながら、ジャンクあさりを続けているのだ。しかし、中にはそれにだんことして異を唱えるものもいた。ジャワの一人、ヘット・ニックは、自分たちの種族はもっと強い態度をとるべきだとことあるごとに主張していた。友人達のサンドクローラーが、ドロイドを追ってきたと思われる帝国軍のストームトルーパーの襲撃を受け、サンドピープルの仕業に見せかけて破壊されたとき初めて、行動を起こすために立ち上がった。年に一度日空かれるスワップミートでブラスティックDL-44ブラスター・ライフルを手に入れ、モス・アイズリーでストームトルーパーを襲撃し、自分も義エイとなるつもりだった。そうすることで他のジャワが立ち上がる、そう思ったのだ。しかし、襲撃を起こしたとき、ブラスターのパワーパックはなく、死を掛けた行為は虚しく失敗に終わった。酒場にいるときにエネルギーパックを盗まれていたのだ。そうしているうちに武器を持った不審なジャワはストームトルーパーによってあっさりと射殺されてしまった。ジャワ達を鼓舞するというヘット・ニックの夢は無念にも破れたのだ。
しかし、彼の他にも争いや憎しみに終焉を打ちたいと願うジャワはいた。ヤヴィンの戦いのころ、理想を抱いた農夫、アリク・ジョンソンは、タスケン、ジャワ、移住者達が共に平和に暮らせる可能性を模索していた。近隣のジャワ・コミュニティーと話し合いをした結果、アリクはウィマティーカという族長と協定を結ぶことに成功する。 しかし、そうしたアリクの努力はそうすぐには実ってはくれなかった。ジャワよりもっと交渉しにくい相手であるタスケン・レイダーとは何の合意も得られず、そうこうしているうちにタスケンが水分抽出農場の一つを襲撃したのだ。これにはアリクも心を痛めたが帝国側はタトゥイーンをコントロールしやすくするためコミュニティーを分断する事を望んでいる事を察していたアリクは後悔はしなかった。たとえ道のりは険しくとも種族間に和平と共存をもたらすことが出来ると信じていたのである。そのような世界が来れば、ジャワ達は今よりもっと楽に、幸せに生きていけるはずである。
参考
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- 全史
jawa - Databank(データバンク)
Jawas ‐ Wookieepedia 『ウーキーペディア』
- スター・ウォーズ キャラクター&クリーチャー完全保存版