FANDOM


ジェイウス・ヨルブ(Jaius Yorub)は銀河同盟防衛艦隊に仕えた男性サラスタンである。127 ABYから130 ABYまで続いたシス=帝国戦争において、宇宙軍将校だったヨルブはサイス級バトル・クルーザーインドミタブル>の艦長を務めていた。<インドミタブル>は銀河同盟コア艦隊旗艦であり、シス=帝国戦争の最後の会戦、カーマスの戦いではガー・スタージ提督の指揮下にあった。戦いの後、スタージはフェル帝国ワン・シスの連合軍に降伏することを拒み、コア艦隊のメンバーとともに抵抗運動を開始する。ヨルブは逃亡しながら戦い続けるスタージ提督に同行した。

その後の7間、コア艦隊は降伏した銀河同盟の理想を貫き続け、ヨルブはスタージの補佐官と側近を務めた。137 ABY、ヨルブとスタージは、惑星ダック軌道にあるモン・カラマリ造船所で建造中のインペリアス級スター・デストロイヤー・ラインの試作機、<インペリアス>を盗み出す計画を立てた。続いて発生した戦いの中で、<インドミタブル>は自由な動きができなくなるほどの損傷を負い、ヨルブも負傷した。スタージは自らの命を犠牲にして<インドミタブル>を造船所にぶつけようとしたが、このデュロスの提督が死んだら銀河同盟軍も滅亡するだろうと考えたヨルブは、ローグ中隊司令官のジョラム・ベイ中尉に、提督を連れて<インドミタブル>から脱出するよう命令した。ウィークウェイの司令官は、脱出を拒むスタージを殴って気絶させ、ヨルブの命令を達成する。ベイ中尉が脱出した後、ヨルブは<インドミタブル>を操縦して造船所へと突撃し、自分の命を犠牲にして爆発を引き起こした。これにより、造船所の3分の1が破壊された。

経歴

銀河同盟

サラスタンの職業軍人、ジェイウス・ヨルブは、シス=帝国戦争勃発までの時代に銀河同盟防衛艦隊に仕えていた。ヨルブは大佐の階級にまで上り詰め、デュロスガー・スタージ提督旗艦であるMC140サイス級メイン・バトル・クルーザー、<インドミタブル>を指揮するようになった。<インドミタブル>は銀河同盟コア艦隊首都惑星コルサントコア・ワールド周辺の警備を任されていた)に所属していた。

カーマスの戦い

ヨルブは、銀河連合自由同盟フェル帝国ワン・シス連合勢力が争ったシス=帝国戦争に参加し、最後まで戦い抜いた。彼はスタージ提督の旗艦を指揮するだけでなく、提督の補佐官としても活躍していた。130 ABY、彼は銀河同盟三頭政治の会議に参加した。会議中、ピアーズ・ペタン少将は惑星カーマス近辺で行われる秘密会合(皇帝ローン・フェルチス・アセンダンシーの代表団、そしてヘイピーズ・コンソーティアムが参加する予定だった)を襲撃してはどうかと提案した。ペタンの戦闘計画には、大規模な攻撃部隊が必要とされた。コア艦隊も攻撃部隊の一部として使われることになったが、それは同時に、コルサントが手薄になることを意味していた。スタージは秘密会合の情報は嘘だと判断し、これは罠に違いないと考えた。しかし三頭政治は、最終的にペタンの作戦を採用した。会議が終わると、スタージとヨルブはスペーサーたちにしか知られていないハイパースペースルートを使い、カーマスへと続く「裏口」の準備を進めた。

Stazi and Yorub

カーマスの戦いにおけるヨルブとスタージ

カーマスの戦いが勃発すると、スタージの恐れは現実のものとなった。銀河同盟の軍隊は、モーリッシュ・ヴィード大提督が率いる帝国艦隊と戦うことになったのである。そして同時に、シスはコルサントで陽動攻撃を仕掛け、ニュー・ジェダイ・オーダーの軍隊をそこへ足止めし、カーマスの同盟艦隊に援軍を送れないようにした。ペタン少将はヴィード大提督からの降伏要求を受け入れ、味方に戦いをやめるよう促した。ヨルブは、この知らせをスタージ提督に伝えた。ヨルブは自分たちが敗北したことと、帝国が1も経たないうちに首都を制圧するだろうという意見を口にした。しかしスタージは降伏を拒み、同盟軍全体に向けて通信を開き、自分とともにシスおよび帝国への抵抗を続けたいと願うものは、<インドミタブル>に加わるよう告げた。ヨルブはスタージに、複数の宇宙船と戦闘機が仲間に加わったことを報告する。スタージは、新しく加わった宇宙船のうち、損傷が大きいものを<インドミタブル>で防衛するようヨルブに命じた。ヨルブは命令に従い、また、<プライド・オブ・コレリア>の司令官、ニクト提督からのホログラム通信をつないだ。スタージはニクトに、カーマス脱出の際にスペーサーだけが知っているハイパーレーンを使うつもりであることを教えた。しかし、艦隊がジャンプの準備をしている時、<プライド・オブ・コレリア>は敵から致命的な一撃を食らい、破壊されてしまった。ヨルブがこれを報告すると、スタージは仲間を弔うより脱出が先決だとして、ハイパースペースへジャンプするよう艦隊に指示を出した。

シスへの抵抗

Jaius and Gar

<インペリアス>拿捕について話し合うヨルブとスタージ

カーマスの戦いの後も、スタージ提督は可能な限りかき集めた軍隊でシス帝国への抵抗を続けた。ヨルブも<インドミタブル>の指揮官として残り、スタージのアドバイザー兼側近として仕え続けた。137 ABY、銀河同盟のエリート・スターファイター部隊ローグ中隊のメンバーで、ギアル・ガーン(かつて銀河同盟三頭政治の一角だったモン・カラマリ)の姪でもあるモニア・ガーンがスタージと話し合った時、その場にヨルブも居合わせた。スタージは、水の惑星ダック(ここはモン・カラマリやクオレン種族出身地だった)の造船所で建造されていた、新型インペリアス級スター・デストロイヤー・ラインの最初の1隻、<インペリアス>を盗み出すつもりでいた。スタージはガーンを送り出し、彼女のおじに協力を求めさせた。スタージはシス帝国に新型デストロイヤーを使わせたくないだけでなく、この艦で自分の軍隊の戦闘能力を上げようと考えていた。ガーンは、おじのギアルが、惑星と造船所の防衛ネットワークのセキュリティ・コードを教えることで、彼らを手助けしてくれることを報告する。ヨルブは、銀河同盟が任務を遂行した後、ギアル・ガーンはいったいどうするつもりなのかとモニア・ガーンに尋ねた。彼女は、おじは戦いの責任を負うつもりでいると答えた。

ガーンがその場を去った後、スタージはヨルブに任務全体についての意見を聞いた。このサラスタンは、状況がかつてのカーマスで起こった出来事に似ていると答え、デュロスの提督もそれに同意する。彼らは二人とも、<インペリアス>は帝国のドルー・ヴァラン提督が仕掛けた罠の餌なのではないかと感じていた。ヴァラン提督は、カーマスの戦いでスタージの逃走を阻止できなかった過去があり、彼に個人的な恨みを抱いていたのである。ヨルブは懸念を口にし、銀河同盟の残存勢力は自分たちしか残っていないため、それを危険にさらすべきではないとスタージに意見する。しかし提督はその選択肢を考慮することを拒む。スタージは、銀河同盟が生き残るには、軍事攻撃力を得るため<インペリアス>を手に入れるか、新しく海賊艦隊になる危険を冒すしかないと考えていた。ただしスタージは、罠が仕掛けられた場所をあらかじめ知っていれば、その罠は敵ではなく味方にとって有効なものになり得ると語った。

モン・カラマリの戦い

CoreFleetOpensFire-SWL21

ヴァランの軍隊を攻撃する銀河同盟コア艦隊

スタージは<インぺリアス>獲得に向けての作戦を説明した。その内容は、ギアル・ガーンが惑星と造船所の防衛力を無効化する間に、銀河同盟コア艦隊コマンドスター・デストロイヤーへと突進し、乗組員たちを制圧するというものだった。スタージは、拿捕が成功した暁には、コア艦隊の宇宙船で艦をエスコートしながら、ハイパースペースへジャンプするつもりでいた。ただしスタージは、この作戦を見越した敵のヴァラン提督が、状況に応じて彼らを待ち伏せし、防衛ネットワークと<インぺリアス>の支配権を奪い返してくるであろうことも予想していた。そのため、スタージは離れた場所から防衛ネットワークにアクセスするため、モニア・ガーンをモン・カラマリ造船所に配置し、適切な頃合いを見てネットワークを銀河同盟側の制御下に置けるようにした。かつて帝国の第407師団に属していた元ストームトルーパーで、ボラスクの戦いの後に銀河同盟側に加わったホンドー・カーが、コマンド部隊の第二波を率いて<インぺリアス>へ向かうことになった。彼らは、スター・デストロイヤーに配置されている帝国側のトルーパー部隊を相手にすることになっていた。作戦が整った後、スタージはコア艦隊をダックへと導いた。ヨルブは彼の隣で<インドミタブル>を指揮し、船がハイパースペースから抜け出した時もブリッジにいた。シス帝国のヴァラン提督は、造船所の防衛システムとアウター・リム第3艦隊によって用意された罠に、銀河同盟艦隊がまんまと引っかかったと思い込んだ。ヨルブは、降伏を求めるヴァラン提督からの呼びかけを耳にした。

スタージはコア艦隊に帝国艦隊を攻撃するよう命じ、<インドミタブル>が突撃を先導した。同盟軍がすでに防衛システムを制御下に置いていることを知らないヴァラン提督は、防衛システムにスタージの艦隊を狙うよう命令した。コア艦隊と造船所は砲撃を交わし、帝国の編隊のうち、いくつかの宇宙船が激しい損傷を被った。ヨルブは展開していく戦いをモニターし、カーのチームが<インぺリアス>を支配下に置いたことや、彼らの宇宙船のシールドが消えてしまったことをスタージに報告した。これに対しスタージは、<インぺリアス>を会合地点へと移動させ、<インドミタブル>と艦隊を造船所の裏側に移し、造船所を盾として利用するよう命じた。ヨルブはどちらの指示にも従った。

Yorub injured

<インドミタブル>ブリッジでの爆発で負傷するヨルブ

造船ドックの裏側に入った後、スタージは惑星ダックの周囲を移動するようヨルブに命じ、ハイパースペースへと逃げ込むまでの間、惑星を盾に使った。艦隊の宇宙船が指示に従う中、<インドミタブル>は撤退する友軍を防衛することになった。スタージが死ねば銀河同盟も滅亡するだろうと考えるヴァラン提督は、「造船所越し」に<インドミタブル>を攻撃するよう部下に指示した。造船所を巻き込んだ攻撃により、<インドミタブル>は前部ブレード部分に致命的な損傷を負い、ヨルブはブリッジで起こった爆発で負傷した。スタージは、指令台座の後方へと投げ飛ばされたヨルブに駆け寄った。

スタージは、<インドミタブル>を造船所の心臓部にぶつけて爆発させ、敵の軍艦製造計画を頓挫させるつもりでいた。そのため彼は、全ての指令および制御機能をブリッジに移した後で、宇宙船を脱出するよう乗組員に命令した。しかし、ローグ中隊の隊長ジョラム・ベイは、提督との通信が途絶えた後、<インドミタブル>に戻ってきた。最後まで<インドミタブル>に残り、自らを犠牲にして造船所を破壊するつもりでいたスタージは、ヨルブを連れてCF9クロスファイア・スターファイターで脱出するようベイに命じた。しかしヨルブは、銀河同盟が存続するためには、シンボル的存在であるスタージが必要不可欠だと考えた。ヨルブは<インドミタブル>に残る役目を引き受けようとしたが、最高司令官が残るべきだと考えたスタージは、彼の提案を受け入れなかった。そこでヨルブは、ベイに「自らの義務を果たせ」と命令した。ベイはスタージを殴り、最高司令官を気絶させた。ベイが意識のないスタージをスターファイターへと運ぶ中、ヨルブは<インドミタブル>を動かした。ヨルブは通信上で自らが下した決断について説明し、宇宙船を造船所へとぶつけた。衝突によって生じた爆発は、ヨルブもろとも<インドミタブル>を破壊した。

その死後

Moncaldocksdestruction

<インドミタブル>によって破壊された造船所

ヨルブの犠牲により、モン・カラマリ造船所の3分の1が破壊され、さらに4分の1が深刻なダメージを負った。スタージ提督は、帝国が造船所の生産能力を回復するには、3年を必要とするだろうと評価した。また、反乱運動の中心人物だと考えられていたスタージ提督が戦いを生き延びたことは、銀河同盟にとって最も重要なことだった。ヨルブが死んだため、スタージには新しい副司令官が必要となった。そのため、新しくジョラム・ベイが(最高司令官を殴った“罰”の意味も含め)そのポストに昇進することになった。<インぺリアス>獲得成功の後、インペリアル・ナイトシゲル・デアトレイス・シンドのおかげで、ダックの帝国拘留センターから同盟軍兵士が解放された。この一連の出来事は、コア艦隊と皇帝ローン・フェル率いる亡命帝国間の同盟関係成立につながった。しかし、ヨルブの犠牲は、銀河同盟にとって喜ばしくない影響ももたらした。ダース・クレイトは、<インぺリアス>拿捕の裏側でモン・カラマリが銀河同盟の手助けをしたことに着目する。ギアル・ガーンは、手助けは自分ひとりが行ったことだと主張したが、クレイトは殲滅計画の手始めとして、モン・カラマリという種族全体を罰することに決めたのである。

個性と特徴

ジェイウス・ヨルブは銀河連合自由同盟が掲げる理想に自らを捧げていた。シス=帝国戦争中、彼は献身的に軍に仕え、カーマスの戦いの後は、銀河同盟の残存勢力を率いるガー・スタージに付き従い、帝国から逃亡した。軍隊において階級の差はあれど、ヨルブとスタージは近しい間柄で、お互いにファーストネームで呼び合う仲だった。ヨルブはスタージの主任アドバイザーとして働き、生まれつきの用心深さで、デュロスの提督の大胆な振る舞いを埋め合わせていた。ヨルブはスタージのことを、単なる銀河同盟の指導者ではなく、他者から頼られるシンボル的存在、銀河同盟の精神そのものだと考えていた。ヨルブは、スタージが死ぬことで銀河同盟残存勢力に破滅が訪れることを恐れていた。モン・カラマリの戦いにおいて、ヨルブは生き残る機会があったにも関わらず、スタージを救うために自らを犠牲にした。

技術と能力

有能な司令官だったヨルブは、自らが置かれた状況に、どの戦略・戦術が最も有効かという判断力に優れていた。彼はまた複数の言語にも精通しており、ベーシックバイナリーボッチ語ボサン語デュロス語モン・カラマリ語、そしてサラスタン語を話すことができた。

制作の舞台裏

このキャラクターはスター・ウォーズコミック・ブック・シリーズ『Legacy』(未邦訳)に登場した。このキャラクターが登場する作品の作者はジョン・オストランダーで、作画担当はオマー・フランシアである。

登場作品

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはジェイウス・ヨルブに関する4枚の画像があります。
  • Star Wars: Legacy 20: Indomitable, Part 1 (初登場)
  • Star Wars: Legacy 21: Indomitable, Part 2

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。

FANDOMでも見てみる

おまかせWiki