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「銀河中核界から大艦隊が姿を現したという報告も受けています!帝国軍の内部抗争に気を取られている間に何者かが反撃に出てきたのです」
モン・モスマ[出典]

シャドウ・ハンド作戦[1](Operation Shadow Hand)、あるいはシャドウ・ハンド戦略(Shadow Hand Strategy)は、スローン戦役の後に発生した銀河内戦中の一連の戦いで、銀河帝国側が使った作戦名である。クローンの肉体で復活した帝国の皇帝パルパティーンが、銀河系の覇権を取り戻すために展開した軍事作戦の総称。復活皇帝の率いる帝国(“ダーク・エンパイア”)は、拠点である惑星ビィスや、その他ディープ・コアの各地点から、新共和国の領域へ向けて“波状攻撃”を行った。

シャドウ・ハンド作戦当時、銀河帝国はスローン大提督の活躍によって銀河系の半分を支配していた。スローンの死後、帝国は新たに獲得した領域のほとんどを手放したが、復活したパルパティーンの指揮のもとで再びそれらを取り戻すことに成功する。シャドウ・ハンド作戦には、<エクリプス>やシャドウ・ドロイドX-1ヴァイパー、<エクリプスII>、そしてギャラクシー・ガンなど、様々な新型兵器が投入され、銀河の中心を追われた新共和国をさらに苦しめた。新共和国は、反乱同盟軍時代と同じような立場に逆戻りした。

帝国は優勢に立ったが、パルパティーンのクローン体は、裏切り者カノア・ジャックスが行った破壊工作によって、次第に衰弱していった。パルパティーンは、フォースが強いソロ家の赤ん坊、アナキンの肉体を新しい宿主にしようと考えた。しかし、ルーク・スカイウォーカーたち新世代のジェダイや、彼に力を貸した旧共和国ジェダイエンパトジェイオス・ブランドらの活躍により、皇帝の計画は挫かれた。パルパティーンは最終的な破滅を迎え、帝国軍は再びばらばらになった。

背景

皇帝の作戦

「エンドアで皇帝が死んでから六年のあいだに、新共和国は新政府を樹立し、軍事力をたくわえた。しかし、旧共和国の支えとなっていた何千というジェダイ・ナイトなしでは、多くの惑星との政治的同盟は不安定だった。パルパティーンの復活は悪夢のような恐怖と苦難と破壊をもたらし、この欠陥を露呈した」
ヴォレン・ナル[出典]

スローン大提督による軍事作戦が失敗に終わった後、銀河帝国は手に入れた領域を手放し、撤退した。クローンの肉体によって復活した皇帝パルパティーンの秘密の命令に従い、帝国艦隊ディープ・コアへと移動していった。新共和国防衛艦隊は、崩壊した最前線を超えて敵地の奥深くへと突き進み、シウトリック・ヘゲモニーコルヴァ宙域カーレンス・ディセンションと戦うため、多くの宇宙船を辺境領域に配備した。そのため、首都惑星コルサントコア・ワールドは比較的手薄な状態になっていた。

帝国軍艦隊メテロスカイキエリウス星系に押し寄せたため、新共和国は首都コルサントを放棄することになった。銀河帝国は再建され、新共和国は再び反乱同盟と呼ばれる立場に追い込まれてしまった。

帝国内戦

Blue Glass Arrow 詳細は帝国内戦を参照

銀河帝国がコアを確保してから間もなくのこと、彼らに崩壊の兆しが訪れた。統一された帝国は再び崩れ、彼らは完全な内戦状態に突入することになったのである。拿捕したスター・デストロイヤーを使い、新共和国は帝国の無法状態を助長させる。コルサントはぼろぼろになり、艦隊はジンディンアーゴウといった帝国の惑星の周辺に集まった。新しい要塞惑星が誕生し、コルサントは荒地になってしまった。

この動きを見た皇帝パルパティーンは、内紛で弱者と臆病者の集団が削られると主張した。数々のシス内戦を再現したようなこの戦いで、パルパティーンは帝国の兵器が互いを破壊しあい、惑星を荒廃させて一般市民を虐殺するのを見守った。

戦闘

侵攻

「早急に行動を起こさねばカラマリ星だけでなく反乱軍側の星系は全滅だ!」
ギアル・アクバー[出典]
WorldDev

モン・カラマリ都市を粉砕するワールド・デヴァステイター

ジェダイルーク・スカイウォーカーをとらえた直後、パルパティーンは表舞台に姿を現し、自ら帝国の実権を握った。彼は帝国宇宙軍と新型兵器ワールド・デヴァステイターの艦隊をボーダーランド・リージョン攻撃のために派遣し、反乱同盟軍の領域を半分に分割するため、惑星モン・カラマリへ侵攻した。カラマリの戦いに現れた帝国の新型超兵器は、反乱軍を圧倒した。スカイウォーカーは、フォースのダークサイドに打ち勝つにはダークサイドを知る必要があると考え、皇帝の弟子になることに同意していた。しかしダ・スーチャVピナクル基地上空で繰り広げられた戦いで、スカイウォーカーは妹のレイア・オーガナ・ソロとともにパルパティーンに立ち向かう。皇帝がスーパー・スター・デストロイヤーエクリプス>とともに葬れると、スカイウォーカーは皇帝のダークサイドの達人を倒すため、ニュー・ジェダイ・オーダーの設立に着手した。

パルパティーンを失った帝国だが、軍事作戦はエグゼクターセドリス・QLによって引き継がれた。セドリスはコア・ワールドコロニーで抵抗する星々を攻撃し、スライス領域の多数の惑星と、バルモーラの兵器工場を襲った。バルモーラの戦いで地上部隊が撃退され、マクシミリアン・ヴィアーズ大尉が戦死すると、戦闘は長引いた。バルモーラと帝国の両軍はどちらもユマック・レス設計の新型ドロイドを戦いに投入したが、セドリスはバルモーラのX-1ヴァイパーを手に入れるため、一時休戦を申し出た。一方、皇帝は再び復活を果たしたが、彼のクローンの肉体には、帝国ルーリング・カウンシルの裏切り者やソヴァリン・プロテクターカノア・ジャックスによって遺伝子的な破壊工作が施されていた。まだ力を失ってはいない帝国は、再び莫大な資産を投じてギャラクシー・ガンと呼ばれる超兵器を建造する。ハイパースペースの向こうを射程に収めるこの巨大砲は、皇帝によって惑星の破壊のために使用され、戦いの流れを変えた。

終盤

「我々は生き残った だが同盟軍はちりぢりになり隠れることを余儀なくされた」
―ギアル・アクバー[出典]
NespisVIIIcitydestroyed

ネスピスVIII宇宙都市の破壊

ダ・スーチャとネスピスVIII宇宙都市にあった反乱軍基地がギャラクシー・ガンによって破壊されたことで、反乱同盟軍は散り散りになり、銀河各地に姿を隠すことを余儀なくされた。帝国は完全な勝利を収め、同盟軍は身をひそめることになる。

しかし軍事的な勝利とは対照的に、皇帝パルパティーンの健康状態は悪化していった。彼はハン・ソロレイア・オーガナの息子で、まだ赤ん坊のアナキン・ソロの肉体に乗り移ろうと考え、軍隊の攻撃目標をジェダイに設定した。パルパティーンはエクリプス級スター・ドレッドノートエクリプスII>を惑星オンダロンに向かわせ、反乱同盟やジェダイと戦った。激しい戦いの末、皇帝は最終的な破滅を迎え、<エクリプスII>はアストロメク・ドロイドR2-D2の破壊工作によって惑星ビィスへと飛ばされた。この巨大艦はギャラクシー・ガンと衝突し、ビィスへとミサイルが発射され、帝都と周囲の帝国艦隊を破壊した。これにより、帝国の心臓部は政治的にも軍事的にも崩壊した。

その後

「ジェダイ1人の力で銀河を救うことはできない……志を同じくする者が結束せぬかぎり戦いには勝てないのだ!」
ルーク・スカイウォーカー[出典]

9 ABYの終わり、帝国が銀河系の半分を支配している状態から始まったこの軍事作戦で、帝国はスローン大提督の死後数週間で新しく手に入れた領域の大半を失ったが、クローンの皇帝のもとで再び銀河系の半分を併合した。さらなる拡張を遂げる前に皇帝パルパティーンは敗北し、帝国はコルサントとコア・ワールドを放棄することになった。しかしそれでもまだ彼らは銀河の3分の1を固めており、スローン大提督が帰還する以前の帝国よりは広い領域を確保できていた。

シャドウ・ハンド作戦の後、帝国艦隊の大半はディープ・コアへと退却し、ブリッツァー・ハースクトルーテン・テラドクが主力な軍将になった。また、アウター・リムではペンタスター連合が大きな権力基盤として力を保ち、要塞惑星や小規模な戦力が帝国領の各地で持ちこたえていた。帝国の本体は、皇帝カノア・ジャックスのもとで帝国ルーリング・カウンシルによって支配されたが、彼らの政権はビィスの破壊以降長続きしなかった。

Last Clone Body

戦いの最後に、アナキン・ソロの肉体を奪おうとした皇帝

しかしその後、帝国の艦隊は壊滅状態になり、最も強力な軍将、テラドクですら70隻のヴィクトリー級スター・デストロイヤーを確保するのみとなってしまう。ナタシ・ダーラ提督によるディープ・コアの統一によって、大部分の帝国艦隊が併合され、200隻未満のスター・デストロイヤーが彼女のもとに集まった。

新共和国の艦隊も同様に壊滅し、16 ABY当時にかろうじて11,000の加盟惑星を残すのみとなっており、何百という宙域艦隊を有する敵とは対照的に4つの艦隊しか持っていなかった。シャドウ・ハンド作戦の間、新共和国はアウター・リムへと退却し、銀河主流の領域内や、そこから接近しやすい場所ではなく、ハット・スペースクロン・ドリフトコーポレート・セクターなどの中に主要基地を置いた。アンクス・マイナーの戦いで帝国を打ち破った新共和国は、ようやく大規模なメンバー惑星を獲得し、帝国に残されたのは8つの宙域だけになった。

シャドウ・ハンド作戦は、シスが率いた帝国による最後の大規模な軍事作戦だった。その後の帝国はしばらくシスとは関係の薄いものとなる。帝国の一部はシス・アプレンティスのカノア・ジャックスが支配したが、彼の死後、帝国再生ラグノスの門弟といったシスやダーク・ジェダイ主導による孤立した派閥が台頭するようになる。やがてシスと帝国の関係は悪化し、ダーク・レディのルミヤユージャン・ヴォング戦争中にヤガ・マイナーの戦いインペリアル・レムナントを攻撃する。やがてフェル王家が支配する銀河帝国が、130 ABYワン・シスと手を組んで戦争を戦った。

登場作品

参考資料

脚注

  1. 表記、訳語は『ダーク・エンパイアII』や『スター・ウォーズ 全史』に基づく。
  [Source]


銀河内戦の主な戦役
フリージアン戦役 · ネムバス宙域戦役 · クウィマー鎮圧 · ストライク・フィア作戦 · スカイフック作戦
シアドン戦役 · サーカパス危機 · ホス戦役 · 反乱の拡張 · エンドア戦役 · イヤープラグ作戦
ナガイ=トフ戦争 · ヘヴロル宙域戦役 · ステナックスの虐殺 · シャドウスポーン戦役
コルサント戦役 · バクタ大戦 · スローン戦役 · シャドウ・ハンド作戦 · ダーラ戦役
帝国再生戦役 · オリンダ戦役 · ラグノスの使徒の危機 · ブラック・フリート・クライシス · 最後の帝国侵攻
カーマス・ドキュメント危機 · ハンド・オブ・スローン危機
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