シャグリアン(Chagrian)は青い肌と角が特徴的な背が高い両生類ヒューマノイド型知覚種族である。惑星シャンパラに起源を持っていた。彼らは頭頂部に2本の巨大な褐色の角があり、顔の両側から肩にかかる触手の先にも角が生えていた。シャグリアンは先がふたつに分かれた黒い舌を持っており、威厳を示すジェスチャーの一環としてちらつかせることがあった。銀河共和国の副議長を務めたマス・アミダはシャグリアンだった。
銀河系におけるシャグリアン
銀河共和国の衰退期、マス・アミダという名のシャグリアンが銀河元老院の副議長を務めていた。彼はフィニス・ヴァローラム最高議長を補佐し、ヴァローラムがナブー危機で失脚した後は、シーヴ・パルパティーン最高議長の副議長になった。分離主義危機のさなか、アミダはパルパティーンに非常時大権を与えるアイデアを提案した。ナブーのジャー・ジャー・ビンクスはアミダの提案を実行に移し、元老院の会議で動議を行った。クローン戦争終結後、アミダは銀河帝国の皇帝となったパルパティーンに仕え続けた。帝国時代、アミダは皇帝の大宰相や帝国ルーリング・カウンシルの長を務めた。
帝国時代、ソリライドの採鉱惑星であるゴースにチャーコという名のシャグリアンが住んでいた。彼は5、6人の悪党から成るギャング・グループ、“サルラックス”を率いていた。チャーコはゴースの工業地域にある“おんぼろ通り”でパイロットのケイナン・ジャラスから金を巻き上げようとしたが、反撃に遭って角をへし折られてしまった。
登場作品
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初登場)
- スター・ウォーズ ジャーニー1/ファントム・メナス
- スター・ウォーズ ジャーニー ビギンズ
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- クローン・ウォーズ – いにしえの巨獣 (回想シーン)
- クローン・ウォーズ – コルサント炎上
- クローン・ウォーズ – 狙われた女公爵
- クローン・ウォーズ – 惑星封鎖を解き放て
- クローン・ウォーズ – 分離主義者の友
- クローン・ウォーズ – 平和を求めて
- クローン・ウォーズ – 議員暗殺
- クローン・ウォーズ – 疑惑の賞金稼ぎ
- クローン・ウォーズ – 狙われた祭典
- クローン・ウォーズ – 歪みゆく惑星
- クローン・ウォーズ – 真実の行方
- クローン・ウォーズ – ジェダイの過ち
- クローン・ウォーズ – 命令
- クローン・ウォーズ – クローヴィスの台頭
- クローン・ウォーズ – はずれた思惑
- クローン・ウォーズ – 失踪 パート1
- ダーク・ディサイプル
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- ターキン
- 新たなる夜明け (表記はチャグリアン)
- スター・ウォーズ:ランド
参考資料
他言語版