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シゾール

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シゾール[1](Xizor)はファリーンプリンス。プリンス・シゾールという通り名で知られる。犯罪シンジケート、ブラック・サンのリーダーとして暗躍し、銀河帝国の時代に大きな権力を手にしていた。彼は銀河皇帝パルパティーンに取り入り、皇帝の右腕であるダース・ヴェイダーと敵対していた。ホスの戦いのあと、シゾールはルーク・スカイウォーカーを巡ってヴェイダーの怒りを買ってしまい、惑星コルサントの上空で搭乗機<ファリーンズ・フィスト>を攻撃され命を落とす。

経歴

生い立ち

惑星ファリーンの裕福な小国家であるヘイキシム王の長男として誕生し、封建制度の中で育った。ファリーンの一般的な基準と照らし合わせても強固な意志を持ち、自分を誰よりも優れていると思っていた。それは他人を過小評価しているのではない。実際に知力、体力、家柄、経歴、富のすべてにおいて飛び抜けた物を持って生まれていたのだ。

Prince Xizor NEC.jpg

プリンス・シゾール

シゾールの意志により、彼は惑星ファリーン以外の惑星で教育を受けることを選び、人生のほとんどを故郷以外の場所で過ごした。シゾール輸送システムという大企業を自ら起こし、ブラック・サンという犯罪組織の合法的な表の顔として利用した。犯罪組織ブラック・サンは彼が首領となる何世紀も前から存在していたが、彼の元、ダース・ヴェイダーにも匹敵する影響力を持つようになる。

シゾール輸送システムを発展させる時、ブラック・サンに加わった彼は、組織内で迅速に昇進を重ねていた。そして、その当時の首領であったアレクシィ・キャリンと彼のヴィゴが謎のシス卿ダース・シディアスの命を受けたダース・モールに抹殺されたとき、即座に組織内における自分の地位を強化した。

帝国が台頭し始めた頃、思わぬ機会を手にする。コレリアの統治者であったフェラリー・ヴォールが帝国のモフに任命され、彼の統治の元コレリアは犯罪や密輸業者にとって安全な隠れ家となっていった。そしてモフ・ヴォールがいつしか皇帝パルパティーンに代わる皇帝候補として一部から強力な支持を得るようになる。そのときシゾールはモフ・ヴォールをいくつもの罪で告発し、ケッセルの労働鉱山に送らせた。その対価としてコレリアでのブラック・サンの事業をすべて手にしたシゾールが、その勢いを駆ってブラック・サンの首領になるのにそれから数ヶ月しか要さなかった。

ファリーンの惨事

数十年を要しブラック・サンは彼の物となった。しかし、順風満帆にあった彼の人生に思わぬ影が差す。 パルパティーン直属のシス卿ダース・ヴェイダーは帝国の兵器開発プロジェクトをいくつも担当していた。惑星ファリーンの小国家ヘイキシムにある生物兵器研究所もその一つであったが、ある日事故により、即効性のある致死性の病原菌が広まってしまっのだ。ヴェイダーがスター・デストロイヤー、<デヴァステイター>で到着したときには、病原菌は首都全体に広まり、多くのファリーンが感染していた。<デヴァステイター>のボルヴァン艦長はプロジェクトX271実験規定に従い惑星を完全に破壊浄化すべきだと提言したが、ヴェイダーは将来皇帝の役に立つかもしれないファリーンを輸送船に乗せ、軌道上からの砲撃で首都を破壊するように命じた。そのとき死んだファリーンの市民の中にはシゾールの父母、兄弟姉妹の他甥や姪も含まれていた。

その頃ブラック・サンの首領になったばかりのシゾールはファリーンらしく怒りを押し殺し、ヴェイダーへの復讐を誓う。

権力の増加

やがて帝国内での権力の強化は親族の復讐への妄念と結びつき、彼の強固な意志をより一層強固な物としていく。その彼の支配するブラック・サンの前に別の方角から最大のライバルが現れた。巨大なナメクジに似たハットたちである。シゾールは持ち前の知恵で陰謀を巡らせ、ハットの二大勢力であるベサディ一族の後継者ダーガ・ザ・ハットを陥れるべく罠を張り巡らせた。ベサディと対立関係にあるデシリジク一族の長ジリアク・ザ・ハットはベサディの長アラク・ザ・ハットを毒殺した。アラクの息子ダーガは父を殺した犯人を捜したが、シゾールの密偵に阻まれる。ダーガはシゾールの思惑通りブラック・サンに助けを求めた。 シゾールはジリアクに安全を保証する一方、ダーガを喜んで迎え、直属の副官とした。ハットの二大勢力がいわばブラック・サンの配下に入ったも同じとなったのだ。

そのころシゾールは人間の女性の姿をしたヒューマン・レプリカ・ドロイドを900万クレジットもの大金を出して購入した。そしてグリと名付けたレプリカ・ドロイドをこれ以上生産させないため、「創造主」たる開発者をグリ自身に抹殺させた。これより後グリはブラック・サンの顔となり、シゾールの秘書兼顧問兼殺し屋となる。 また、力をつけすぎていたバウンティー・ハンターズ・ギルドを崩壊させ、勢力をもいだ結果として、皇帝パルパティーンはシゾールを重用するようになっていった。彼がブラック・サンの首領であることを承知しての上でだ。 皇帝の片腕とも言うべきダース・ヴェイダーと真正面から取り組み、昔年の恨みを晴らせる地位に確実に近づいていた。

ホスの戦いの後

ホスの戦いの後、ルーク・スカイウォーカーを追っていたダース・ヴェイダーが皇帝に謁見したとき、謁見室にはシゾールが同席していた。皇帝はルークを生け捕りにする事をヴェイダーに命じた。ヴェイダーはシゾールを、ブラック・サンを信用していなかったにもかかわらず、エンドア計画に必要な膨大な物資を運ぶため、その輸送組織の力を借りるべく交渉をしなければならなかった。 シゾールにとってまたとない機会であった。自分の部下に命じてルークを殺し、その罪をダース・ヴェイダーにきせるべく手配し、同時にヴェイダーに反乱軍秘密基地の偽情報を流し、攻撃させた。攻撃させたヴァーゲッソ小惑星帯にはシゾールのライバルであるテンロス・シンジケートの造船所があり、ヴェイダーの力でそれを壊滅させたのである。

シゾールの最後

プリンセス・レイア・オーガナチューバッカコルサントにあるシゾールのアジトを訪れた時、彼はファリーンのフェロモンを使ってレイアを誘惑した。レイアをおとりにしてルークを誘い出すためである。しかし、それはチューバッカによって阻止された。仕方なくレイアを拘束し、ルークが救出にきたところを捕まえようと企んだが、ルークは彼が想定していたよりも強く、機知にとんでいた。ルークとランド・カルリジアンは、シゾールのアジトに侵入し、レイアを救出し、サーマル・デトネーターを仕掛けて去っていった。アジトを破壊されたシゾールはファリーンの冷静さを失っていた。オープン・チャンネルでブラック・サンの艦隊にルークの乗った<ミレニアム・ファルコン>の位置を知らせ、それを撃墜するように命令したのだ。 オープン・チャンネルの通信は当然ながら帝国艦隊も傍受した。それはヴェイダーに、ルーク・スカイウォーカーを生け捕りにせよという勅命を妨害しているのはシゾールであると言う事を示してしまった事である。スーパー・スターデストロイヤー、<エグゼクター>を旗艦とする帝国艦隊がブラック・サン艦隊の敵に回った。ブラック・サン艦隊は帝国艦隊によりほぼ壊滅し、そのおかげでルーク達の<ミレニアム・ファルコン>は命拾いをする。

ダース・ヴェイダーはシゾールに対し、策略のすべてが暴かれた事を示すホロメッセージを送り、降伏するまでの猶予として二分間だけ待つと伝えた。シゾールはそれを単なる脅しととった。皇帝の許可無く攻撃しては来ないであろうと思っていたのだ。しかし、ヴェイダーは二分が過ぎると攻撃を命じた。エグゼクターの砲撃によりプリンス・シゾールの乗ったスカイフックは破壊され、シゾールはヴェイダーとの戦いに敗れたのである。

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。

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