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この記事はシスの黄金時代の帝国を扱っています。 あなたが探しているのは他のシス帝国かもしれません。
「生き残った暗黒卿たちは共和国の外に逃げ、宙図にない領域に達し、そこでシスという種族を発見する。ダーク・ジェダイは、力は強いが従順なこの民に神々として敬われた。限りない資源と従順な奴隷を手に入れた彼らは、シス文明から新たな帝国をつくり、共和国とは広大な宇宙空間を隔てた領域に邪悪の黄金時代をもたらした」
ヴォレン・ナルが編纂した銀河同盟の歴史文書[出典]

シス帝国[1](Sith Empire)は、のちに旧シス帝国(Old Sith Empire)としても知られた、豊かで強力な帝国である。百年の闇コーボスの戦いで敗北し、銀河共和国から追放されたダーク・ジェダイたちによって設立された。

ジェダイの追放者たちは辺境の惑星コリバンへとたどり着きこの星を征服した。彼らはシス錬金術を用いて原住種族シスとのあいだに子孫を残し、長期間の発展を開始した。シス帝国は2,000ものあいだ完全な孤立を保っていたが、やがて共和国によって再発見された。

シスの暗黒卿ナガ・サドウのリーダーシップのもとで、帝国はハイパースペース大戦を引き起こして共和国領へと侵略するが、この戦いは敗北に終わった。第二次コリバンの戦いの末、シス帝国は共和国によって壊滅させられたものと信じられるようになる。

しかし、シス卿ヴィシエイトは破壊を生き延び、多くのシスの生き残りを率いて未知領域シス帝国を再建した。このシス帝国もやがて敗北したが、その後の何千年にもわたる銀河系の歴史の中で、この帝国の例に倣って多くの帝国が誕生・壊滅を繰り返した。

歴史

誕生

い肌を持ち、惑星コリバンで進化したシス種族の文明は、1000,000 BBYに始まった。彼らの生き方は野蛮だったが妙に調和的でもあり、惑星においていくつかに分裂した国々の間で常に戦いを繰り広げていた。産業化以前の時代の30,000 BBY、コリバンの住民はキリックの侵略を退けた。シサリ(究極の存在)を宣言されたアダスによる鉄の支配のもとにおいて、シスは初めて統一された。彼は最初のシス帝国28,000 BBYに形成し、その統治は3世紀の間継続した。しかしこの安定も、27,700 BBYにシス帝国領を訪問したラカタによって乱されることになった。遠く離れた無限帝国に属するこのエイリアンたちは、ホロクロンを作成する知識を提供することで、古代のシスの王の信頼を獲得しようとした。しかし間もなく、彼らの真の目的が征服であることが明らかになった。アダス王はシス帝国の最大限の勢力を率いてラカタをコリバンから撃退するものの、彼自身も戦いの中で命を落とした。

Xoxaan Muur

コリバンにやってきたカーネス・ムーアゾーザーン

敵が残した宇宙船の残骸を使い、原始的だったシスの民は宇宙時代へと突入し、フォースのダークサイドによって武装された。無限帝国から獲得したこれらの新技術を利用し、新しく形成されたシスの帝国は近隣の星々を征服し、シス領域へと併合した。彼らの首都惑星は古代の星コリバンから、近くの惑星ジオストへと再配置された。数名の純血のシスたちは、14,000 BBYに惑星クライス2ライブラリー=テンプルを建造し、そこで眠りについた。彼らのは、その後の10,000年間に渡ってテンプルを荒廃させ続けた。しかしアダス王亡き後、シスはまたしてもより原始的な国々へとばらばらになってしまい、内戦が勃発したために、帝国の統治は短命に終わった。7000 BBYダスカ・グローシュが開始したこの内戦は、コリバンのほとんどの都市を瓦礫の山に変えてしまった。キサイ階級に属するシスの聖職者たちは、アダス王の死をダークサイドの拒絶のサインと解釈してシスを治めていたが、やがて彼らは異教徒と見做され、追放されることになった。これらのシスは惑星タンドに住み着き、やがてタンドの魔術師を形成した。惑星アーカニアもまたシスによって支配され、7000 BBY、シスはこの惑星にヴィーシャス・トゥワンとして知られる図書館を建てた。

6900 BBYごろ、百年の闇の終わりにコーボスの戦いで敗北し、追放されたジェダイたちがコリバンにやってきた。ダーク・ジェダイは、比較的原始的ではあるが、異常なほどのフォース=センシティブ能力を持つこの星の住民たちを征服し、彼らが所有する全ての知識を手に入れた。シスはこれらの秘密を守ろうとしたが、ダーク・ジェダイの優れた訓練とテクノロジーの前に敗北する。フォースの訓練を使うことで、ダークサイドに堕ちたジェダイはシスを驚かし、コリバンにおいて神のような存在として扱われるようになり、シス族の統治者となった。その後の2,000年において、シス錬金術によってダーク・ジェダイとシスの間に子孫が生まれ、「シス」という言葉は本来の意味であるコリバンの原住民だけでなく、そのマスターであるジェダイの主人たちも指すようになった。何百という世代を通してダーク・ジェダイと最高司祭がまじりあい、その間に生まれた混血の子孫たちが、シスの新しい支配階級につくことになった。その結果シス帝国が誕生し、ジオストが首都とされコリバンは神聖な霊廟惑星となった。この新しい帝国の最初のシスは、アジャンタ・ポールだった。

追放されたジェダイたちはシス卿となった。バロン・ドレイパが率いる野心的なグループは、ナビゲーション・コンピューターを使って一度来た道を戻り、シス・スペースから共和国へと帰ることに決めた。アジャンタ・ポールの意義を退け、これらのシスは共和国領への探究に乗りだし、ジェダイと戦う決意だった。大部分のシスは彼らグループのその後の運命を知らなかったが、野心的な探検家たちは目的地にたどり着き、ジェダイ・オーダーと戦った。しかし彼らは敗北し、追放されたジェダイはいまや統治する惑星を持っている、とジェダイに脅しをかけた。シス・スペースの場所を探し当てられなかったジェダイは、発展を遂げるシス帝国を見逃してしまう。

黄金時代

「広い宇宙と未知のルートで共和国と隔てられていたシス帝国は、シス魔術やダークサイドの魔術を操り、二〇〇〇年のあいだに、力をたくわえていた」
銀河同盟の歴史文書[出典]

やがて、魔術とダークサイドを使うことでテクノロジーを活気づけ、それにより非常に豊かで強力な帝国を形作っていった。その最盛期、シス帝国は少なくとも120もの惑星を統治するようになっていた。彼らが黄金時代に統治するずっと前、シス帝国はカルスナーの戦いとして知られる衝突に参加した。ここではシスの制服に対して長い抵抗を続けていた惑星カルスナーに対して、初めてシルースが使用された。カルスナーが敗北した後、シルース・クリーチャーの軍隊は惑星に残していかれ、長きに渡って生き残った。

その後の数世紀の間に、銀河共和国は追放されたダーク・ジェダイのことを忘れ、共和国の全ての記録からシスの情報は失われていた。これによって共和国とシスというふたつの文明は、互いの存在を知らないままに、それぞれ個別に発展を遂げることになった。シス帝国は極めて豊かで強力な国家となった。彼らはそのダークサイドや魔術によってテクノロジーを活性化し、おそらくその中には彼らに敗北した無限帝国の残骸から得たテクノロジーも含まれていた。シスの領域外部の銀河において、シス帝国は子供が寝る前に親が聞かせる寓話に登場するような存在だった。

領域を囲むスタイジアン・カルデラ星雲によってシス・スペースは制限的なものになっていたが、それは同時に外からやって来るものもほとんどいないことを意味した。ときにはカルデラを何とか通過する宇宙船も存在したが、その乗組員はシスによって捕えられ、帝国の上級貴族たちの奴隷にされてしまった。数世代を経た後、これらの奴隷はやがてその起源を忘れるようになり、彼ら自身もシスであると認識するようになった。タッパニー宙域からの住民の流入によって、シス帝国には高い技術力を持つ奴隷がやって来ることになり、医療及びテクノロジーが発展することになった。また、この時代、シス・ホロクロンによれば多くの人々が伝説的なムーア・タリスマンを見つけ、手に入れようとしていた。シス帝国が力を増していった時代、シスは互いに滅ぼしあうという性質から絶滅の危機にも直面し始めた。何世紀もの貧困の時代を暮らし、シスは征服すべき敵と領域を手に入れるために、拡張と支配を求めて新しい土地を探した。

Sadow vs Kressh

マルカ・ラグノスの死により、クレシュとサドウの間に権力闘争が始まる

このころ、シス帝国はその黄金時代に達し、歴史上、その権力バランスも比較的安定した。当時、シスの暗黒卿の地位はマルカ・ラグノスという名の長生きで極めて強力な人物が握っていた。その熟練したダークサイドと優れた知性により、ラグノスは暗黒卿になるためにシスの階級をのし上がっていったのだった。称号を巡るラグノスの多くのライバルのひとりに、ラグノスに首を切られたシムスがいた。シムスはシス魔術を用いることにより、首だけになりながらも容器の中で生きながらえ、シス帝国にアドバイザーとして仕え続けた。

暗黒卿としての統治の中で、ラグノスはしばしば敵対者を別の敵対者と反目させたり、彼らを操作して公然とした反抗をさせるよう仕向け、ときにはライバルを暗殺することもあった。多くの派閥がシス帝国がオビの遠くの領域で拡大を試みようとしたが、ラグノスは遠い先祖がジェダイ・オーダーによって破られたのを思い出し、これを許さなかった。当時に関する知識を持つラグノスは、ジェダイがいかに強力かも理解しており、シス帝国がこの強敵を倒せるほど強いかどうか、自信を持っていなかった。数世紀に渡りシス帝国を治めたラグノスがぬと、帝国のリーダーシップを巡って権力争いが勃発した。保守的なルド・クレシュと拡張主義のナガ・サドウが、シスの玉座を巡って権力集めに奔走した。

黄金時代のある時点で、シス卿のイールディスクルーシブルとして知られる奴隷組織を立ち上げた。この組織は戦いを逃れてきた難民を捕まえ、彼らをシス帝国のために戦う従属軍に加える役目を与えられていた。

ハイパースペース大戦

InvasionFleet

銀河共和国へと侵攻するナガ・サドウの軍隊

「この戦いは野火のように共和国じゅうに広まった。艦隊と忠実なジェダイ・ナイトたちは、数々の戦いでシス魔術と火器に必死に応戦した」
―銀河同盟の歴史文書[出典]

およそ5000 BBY、シス帝国の孤立はふたりの若きハイパースペース探検家、ゲイヴジョリ・ダラゴン兄妹のコリバンへの突然の到着によって破られた。ふたりは報奨金を得ようと新しいハイパーレーンを開拓していたとき、偶然シス帝国に辿りついたのだった。しかし争いを続けていたシスは共和国との平和な貿易にほとんど関心がなく、訪問者を詰問するため兄妹をスパイとして捕まえ、惑星ジオストに収監した。このころ、シスは離れた領域にある共和国の記憶をほとんど失っていた。ルド・クレシュとその保守的な盟友たちは、ダラゴン兄妹の到着は共和国による侵略の予兆であると主張したが、ライバルのナガ・サドウは、共和国が侵略すべき広大な領域をシスにもたらしてくれたと考えた。サドウは密かに、共和国の征服によって帝国の緊張した派閥が結びつけられ、自国内部で直面している政治問題から民衆の気をそらすことが出来ると考えていた。シスの統治者たちによる裁決機関はダラゴン兄妹の処刑を決定したが、サドウは彼らを救い出し、自身の孤立した要塞にかくまった。サドウは偽の証拠を残し、囚人の救出が共和国の仕業であるかのように見せかけ、シス評議会に衝撃を与え、彼らの恐れと疑問を利用した。ダラゴン兄妹の存在を巧みに使い、サドウは共和国に対して先制攻撃をする必要があると、シスの同胞たちを説得した。

ダラゴン兄妹はサドウの要塞惑星に隠されたが、ルド・クレシュはふたりの脱走にサドウが関与していた証拠を見つけた。クレシュはナガ・サドウの裏切りと陰謀を暴くため、自分に忠実な軍隊を集めた。これは同時に、シス帝国のリーダーシップを手中に収めようというクレシュの計画でもあった。クレシュはカー・デルバのサドウの要塞に“奇襲”をかけたが、これはサドウが仕組んだ策略通りの行動だった。サドウは戦いの混乱の中でジョリ・ダラゴンを共和国領へと逃がす。ジョリは共和国にシス帝国の侵略の危険を警告しに向かったが、彼女の乗る<スターブレーカー12>にはホーミング・ビーコンが仕掛けられており、サドウは共和国とシス・スペースを繋ぐハイパーレーンを手に入れる。ルド・クレシュを撃退した後、サドウは来たるべき侵略戦争に備えて血に飢えたマサッシの戦士を軍隊へ集めた。この軍隊には知性が欠如していたものの、シス帝国の大規模な侵略部隊はダラゴン・トレイル航路を通って共和国領へと向かった。シス・アプレンティスにしたゲイヴ・ダラゴンとともに、暗黒卿ナガ・サドウはジョリのビーコンを追跡し、コロス・メジャー星系を侵略する。

この侵略戦争はのちにハイパースペース大戦として知られるようになる。ナガ・サドウは自分の艦隊が共和国宇宙軍と戦うのに不十分であることを理解しており、軍隊を助けるためにシス魔術という手段を用い、しばらくの間それは有効に作用していた。シス帝国の宇宙軍コロス・トランク・ラインに広がってコロス星系を陥落させ、フォーロストの造船所を攻撃した後カイキエリウスメテロスバシリスクショウケン、やがては共和国の首都惑星コルサントへと攻撃の手を広げた。コルサントにおいて、シスの軍隊は立法地区元老院ホールに向けて進軍し、ジェダイの防衛軍と戦いを繰り広げた。コロス・メジャーでは、共和国の領域に関するサドウの知識が限られていたため、シス軍は無慈悲で的に予測が難しい戦術を駆使して戦った。共和国は知らなかったが、サドウは恒星プリマス・ガルード周辺のシス・メディテーション・スフィアに留まり、シス魔術によって幻影を造りだし、シス帝国の軍隊を実際よりも大規模に見せかけていた。

大戦中のある時点で、シス卿ナガ・サドウは共和国とジェダイに対してより先進的なライトセーバーを造って使用するために、リジアン・クリスタルを見つけ出すよう命じて部下を送り出した。<オーメン>を含む宇宙船が派遣されたが、これはのちに原始的な惑星ケシュに墜落し、乗組員たちは最初こそもといた領域に戻ろうとしたものの、やがて原住種族ケシリに混じり惑星での生活に適応した。ハイパースペース大戦中、数名のジェダイが堕落してシス帝国の軍隊に加わった。そのうちのひとり、カリーシュセイス・ロゴンは<ハービンガー>の指揮を執った。大戦の終盤には、タスコラン星雲シス・テンプルを建造するため、訓練されたばかりのシス、ヴァリク・コダンクが資源を輸送した。彼女はのちに支持者の一派と共にシス帝国を去り、別の場所で生き続けた。戦いの中で、ジェダイが惑星オッサスをシスの領域を攻撃するための足掛かりとして利用したことが知られている。

戦いにシス魔術が使われていることを知った共和国は、シス帝国に対する反撃の手を強めた。彼らはアナクセスの宇宙軍基地からの軍隊で補強され、シス艦隊をコロス・メジャーの到着地点まで押し返した。さらに共和国とコロスの共同軍は、シスが集結していたプリマス・ガルードまで帝国軍を撃退する。このとき、ゲイヴ・ダラゴンはシス・マスターであるサドウを裏切ったが、騙されて無人のメディテーション・スフィアに乗せられ、置いてけぼりにされてしまった。サドウから見捨てられたゲイヴ・ダラゴンは、妹のジョリとコロス軍を率いるエンプレステタに、シス帝国が手薄であることを教え、その領域のハイパースペース座標を送った。共和国軍を滅ぼそうと、ナガ・サドウはシスの技術を利用してプリマス・ガルードを超新星に変えて爆発を引き起こし、わずかに生き残った軍隊と共にシス領域へと退却していった。

シス帝国に戻ったナガ・サドウは、ライバルであるルド・クレシュによって迎えられた。クレシュは事前の戦いで死を装い、サドウを倒すために軍隊を集結させていたのである。クレシュの軍隊はハイパースペース大戦で疲弊したサドウの艦隊に容赦なく襲いかかり、彼らが裏切り者であると宣言した。しかし、もはや失うもののないナガ・サドウは、激しい抵抗を見せ、第一次コリバンの戦いの結果、両軍とも大きな被害を出した。サドウの戦艦の1隻がクレシュの旗艦に突撃したため、衝突によってクレシュは命を落とす。しかしサドウは、今度は追撃してきた共和国軍を相手にすることになった。共和国は残っていたシス艦隊を壊滅させ、シス帝国に崩壊をもたらした。共和国艦隊に追跡されながら、サドウはわずかな支持者を集めて、最後の必死の賭けに出た。彼はシス魔術を使ってデナーリ・ノヴァを通過し、太陽フレアを使って追跡者を滅ぼしたのである。

敗北後

共和国の最高議長パルティモは共和国軍にシス・スペースへの侵略を命じ、何百という宇宙船がスタイジアンの星雲を通過していった。このとき、ルド・クレシュの死後混乱の極みにあったシス帝国は、領域に到着した侵略者の猛攻撃に耐えきることが出来なかった。クレシュが死に、サドウが行方知れずになっていたため、シャー・ダカンが代理の暗黒卿に指名された。残された選択肢が敗北か降伏しかないと理解したダカンは、兵士たちに自殺的な攻撃を共和国軍に仕掛けるよう命令した。共和国が攻撃に耐えきったため、大きな損害を出したシス帝国は結果的に一時的な退却を強いられた。階級の低いシスが儀式的な自殺を遂げた後、共和国は勝利を手にする。シスはもはや脅威ではなくなったが、共和国の最高議長はまだ戦争の結果に満足していなかった。そのため、ジェダイと共和国軍はシス帝国に生き残りがいないことを確認するために、コリバンなどのシスの惑星へと派遣された。数名のシスは追跡の手を逃れるため、ナガ・サドウに代わり暗黒卿となったシスに率いられ、宇宙へ去っていった。亡命艦隊はやがて惑星ドロマンド・カスに落ち着き、何世紀もの間、共和国への復讐の時を待った。共和国に対する最後の抵抗勢力のひとつは、エルコ・クレシュによって率いられた。エルコは出来る限りの軍隊を率い、数年かけてカルデラの外部での反撃計画を温めた。ナガ・サドウが用いた戦術を利用し、海賊団から傭兵部隊やその他種族に至るまでの共和国に反対的なグループを集め、エルコは見事なほどの軍隊をそろえることに成功した。しかし、侵略開始の直前、エルコは深酒によって胃を破裂させて死んでしまった。こうして侵略計画は夢の泡となる。

Tfotse12

ヤヴィン4に逃れたナガ・サドウ

シス帝国は崩壊したが、共和国に知られずサドウは戦いから逃げおおせていた。彼はデリファン級バトルシップ1隻に乗って衛星ヤヴィン4へと逃れ、マサッシたちにテンプルを造らせた。戦争中に命を落としたシス卿のひとり、ガルは、アダス王のホロクロンを持ったまま惑星アーシャス・リーで命を落とし、この古代の記録は何世紀もの間発見されずに残された。ジェダイ・オーダーと銀河共和国はともにシス帝国の残存勢力の拠点を叩こうと試み、かつては栄光に満ちたシスの国家は壊滅する。敗北の後、あるシスの一団は秘密の軍事連隊の拠点である惑星スールへと逃げ延び、軍隊を再編して再び進軍し帝国に帰還するため、特殊部隊と共に機会を待った。しかし誰も軍隊に加わることはなく、スールの軍は復讐のチャンスを待ちながら、闇の中で数世代に渡り残った。惑星ヴジュンなどに現れたシス卿たちもやがては姿を消した。

シス帝国の敗北が迫っていたとき、ジェダイはタリスマンやテンプル、ホロクロンといったシスの遺物の破壊のために動いた。これはダークサイダーやフォースの生徒たちが、シスのダークサイドの知識によって影響されるのを防ごうというジェダイの試みだった。ヴィーシャス・トゥワンとして知られるアーカニアの古代のシス図書館など、多くの施設がジェダイ・マスターのグループによって破壊された。ジェダイ・シャドウアミュレットやタリスマンなどのシスによって造られたあらゆる人工物を破壊した。ジェダイ・シャドウがこうした多くの闇の品々を破壊する中、ホロクロンといった遺物はジェダイ・オーダーの保管室の中に残されるか、あるいはシス卿の墓地の金庫室の中に残されたままになっていた。後世に残った文書や書物はのちにリパブリック・シティ銀河博物館によって回収され、シス・ホールで展示されていた。こうした多くの遺物も、のちにジェダイ盟約として知られるジェダイの秘密グル―プによって回収される。こうした努力があったにもかかわらず、強力なダーク・リーパーといった兵器は未発見のまま忘れ去られてしまっていた。

帝国は崩壊したものの、無数の人々を誘拐して彼らを冷酷な戦士に変えた組織、クルーシブルのように、帝国の遺産はその後も何世紀も残り続けた。古代シスの起源についての洞察を得るため、ジェダイ・オーダーはナガ・サドウのホロクロンを含むシスの遺物を保管し続けた。シスの教えを闇に葬ろうというジェダイの運動は部分的に成功をおさめ、シス帝国の歴史のほとんどはその後の何世紀にもわたり隠されたままになった。

旧シス帝国の遺産

ハイパースペース大戦の破壊的な終結により、シス帝国は崩壊し、長期間の統治も終わった。コリバンといった惑星はシス帝国の痕跡を残す記念碑的な存在になった。未知領域で軍隊を立て直していたシス皇帝率いる、亡命中の帝国は、忘れ去られていたドロマンド・カスなどの惑星を再発見する。このシスの派閥は、他のシスの遺物と共に銀河系の何千年問歴史の中で、様々な出来事に影響を与え続けていた。彼らの存在は、シスという言葉が種族ではなく、シスの訓練を受けた者の称号として使われることになった一因でもあった。古代シスが残した多くの遺産の中に、様々な種類のウォーボットがあったが、これらは帝国の敗北のあと処理された。破壊を免れた数少ないバトル・ドロイドは、シス大戦ジェダイ内戦といった戦いで再利用されるまで隠されていた。また、ごく少数のシスのスターシップがハイパースペース大戦の破壊的な結末を生き延び、そのスターシップ建造方法の知識が巻物やホロクロンの中に残されていると信じられていた。しかし、これらの船は後年に開発されたデザインと比較し、より劣るものだった。

他にも古代シスの遺産は存在した。銀河内戦の時代、ラグノスの門弟たちという組織が形成され、マルカ・ラグノスなど古代のシス卿を操作した。彼らはジェイデン・コアによって破られるまで、古代のマスターを復活させようと試みた。銀河帝国は建国から数十年後に壊滅し、シス帝国の遺産は潰えたかに見えた。しかし9 ABY、ドロマンド・カスに再び暗黒の時代が訪れ、ルーク・スカイウォーカーは発展途上のニュー・ジェダイ・オーダーを保護しようと、このダークサイドの惑星が銀河系にさらなる脅威をもたらさないことを確実にするため、新共和国情報部と協力して闇の惑星の歴史を集めた。しかし、忘れ去られたシス帝国の残党が惑星ケシュで生き残っていたことを知る者はほとんどいなかった。彼らはやがてシスの失われた部族を形成し、祖先の栄光を再び銀河系にもたらそうとした。

さらに多くの年月が流れた後、死後シスの霊体となったゾーザーンは、ダークサイドに転向したジェダイ、ダース・クレイトを訓練した。クレイトはワン・シスを立ち上げ、銀河系に再びシスの暗い影が落とされたのだった。クレイトはのちにフェル帝国を乗っ取ることに成功し、自ら新しいシス帝国皇帝になった。

銀河系の歴史の中で、何度も新しいシス帝国が誕生しては、崩壊していった。

エグザ・キューンのシス帝国

Exarkunsithholocron

シス・ホロクロンを発見したエグザ・キューン

およそ4350 BBY、ダークサイドに転向したジェダイ、フリードン・ナッドはジェダイ・シャドウによる破壊を免れたふたつのシスの遺物を発見する。そのひとつはアダスのホロクロンであり、もうひとつはナガ・サドウの霊だった。ナッドはサドウからシスの教えを受け、この古代のシス卿からすべてを学び取った後、彼を破壊した。ナッドは新しく手に入れた力を使い、フリードン・ナッドの反乱を引き起こしたものの、敗北に終わる。しかし、サドウと同様にナッドの精神は惑星オンダロンに残った。敗北したナッドだったが、その教えは新しいシス帝国の誕生をもたらすことになった。

4000 BBYエグザ・キューンという名の若いジェダイは、シスの教えに興味を示し、フリードン・ナッドの霊によってダークサイドに誘惑された。彼の行動は銀河系に混乱をもたらしたシス大戦を引き起こし、ウリック・ケル=ドローマもシスに誘惑された。キューンはケル=ドローマを含む多くのジェダイを自身のブラザーフッド・オブ・シスに引き入れた。キューンとケル=ドローマは新しいシス帝国を率い、その短い治世の中で大規模な破壊を行った。大戦において、シスに影響されて設立されたカルトのひとつにクラースがある。彼らはハイパースペース大戦を生き延びたシスの遺物から多くの力を学んだ。クラースはシス大戦でエグザ・キューンやウリック・ケル=ドローマと手を結んだ。クラースはダーク・リーパーとして知られる恐ろしいシス兵器を発見し、使用した。このシス帝国の統治は3996 BBYにキューンがヤヴィン4で敗北するまで継続した。

レヴァンとマラックのシス帝国

DarthRevan DarthMalak EGF

シスとして未知領域から帰還したレヴァンとマラック

3976 BBY、銀河ではマンダロリアン戦争が勃発し、銀河共和国の崩壊が危ぶまれた。危険を感じたジェダイ最高評議会は戦争に参加しないことを決めたが、彼らに逆らって戦いに加わったジェダイもいた。レヴァンチストとして知られるジェダイがオーダーに属す同士を集め、共和国のマンダロリアンとの戦いを勝利に導いたことで、戦争は3960 BBYに集結した。戦争が終結してから間もなく、レヴァンはシスの惑星マラコアVトライアス・アカデミーを訪れた。そこで彼は、古代のシスの派閥がハイパースペース大戦の暴動を逃れ、未知領域で生き続けているという証拠を発見した。この噂を追い求めたレヴァンは、生き残りのシス卿、シス皇帝と接触し、ダークサイドに誘惑された。レヴァンは追放されたシスの侵略に備えるため共和国に呼び戻されたが、彼とその弟子、マラックは、彼ら自身の目的のために行動を起こした。忘れ去られたラカタンの無限帝国の宝、スター・フォージを見つけるため、レヴァンとマラックはスター・マップを探し求めた。スター・フォージを使って自身のシス帝国を立ち上げたレヴァンは、共和国の侵略を開始した。

シスによる征服は留まるところを知らず、やがて彼らへの恐れから、あるいは共和国の腐敗がその陥落に繋がるだろうという予測から、自発的にシスの侵略艦隊に加わる惑星も出てきた。しかし、共和国の艦隊はバスティラ・シャンという名のジェダイ・パダワンの才能により、壊滅的な敗北を免れた。共和国の敗北が続く中、シャンの戦闘瞑想の能力が彼らに勝利をもたらしたのである。シスの勝利が間近に迫っていたとき、シャンはジェダイの攻撃チームを率いてダース・レヴァンの旗艦に乗り込んだ。野心的なマラックはマスターの旗艦を攻撃し、敵を殺すと同時にシス帝国の支配権を奪おうとたくらんだ。しかし計画はうまくいかず、旗艦は破壊されたものの、重傷を負ったレヴァンとともにジェダイは脱出した。ジェダイ評議会はレヴァンの荒んだ精神を修復し、共和国に忠実な兵士としての個性を与えた。シャンと共にシス帝国と戦っていたとき、レヴァンはシス卿の記憶を取り戻したが、共和国とフォースのライトサイドに忠実であり続けた。彼はラカタ・プライムの戦いでスター・フォージへの攻撃を指揮し、マラックを殺害した。スター・フォージはラカタの太陽によって破壊され、レヴァンとマラックの帝国も崩壊した。

シス三頭政治のシス帝国

Kreia KotORCG

裏切り者のシス卿ダース・トラヤ

Blue Glass Arrow 詳細はシス三頭政治を参照

シス三頭政治は、ダース・レヴァンのシスの生き残りたちによって形成された緩やかな同盟関係だった。ラカタ・プライムの戦いの後、マラコアVのトレイアス・アカデミーで組織された。この組織は、数名の、あるいは数百ものシス・アプレンティスシス・マスター、そして何よりシス・アサシンによって構成されており、強力な3人のシス卿、ダース・トラヤダース・ナイアリスダース・サイオンによって、この新しいシス帝国は率いられていた。ダース・トラヤのフォースの反響というアイデアを用い、彼らはマラコアVから銀河情勢へと微妙に介入し、ジェダイをフォースのダークサイドに誘惑した。しかしサイオンはやがて共和国やジェダイとの戦いを待ちきれなくなり、ナイアリスはフォースの栄養に飢え始めた。

ふたりのシス卿は、弱っているところを見計らってダース・トラヤに攻撃を仕掛けた。彼らはトラヤとフォースの繋がりを断ち切るために、知られていないフォース・テクニックを使用し、ジェダイとシスの両方から彼女を追放した。彼女はシスの名前と称号を捨てクレイアを名乗り、自らの怒りをフォースそのものに向け、フォースが悪意に満ちた高い知能の存在だと考えるようになる。クレイアはマンダロリアン戦争後フォースとの繋がりを切っていたジェダイ・エグザイルを操作し、フォースそのものを破壊しようと考えた。サイオンとナイアリスはそれぞれ別の道を進み、サイオンがジェダイ・オーダーの粛清を実行する中、ナイアリスは飢えを利用して文明そのものを破壊した。やがてふたりは、それぞれ同じくらいのシス帝国の派閥を率いて互いに対立するようになった。こうしてシス内戦が始まる。

クレイアのもと、ジェダイ・エグザイルはサイオンとナイアリスのシス帝国と戦うため、ジェダイとして再訓練され、最終的にこのふたりのシス卿を滅ぼした。クレイアは自身の本当の意図を明かし、ジェダイ最高評議会の生き残りを殺してジェダイ・エグザイルをマラコアVのトライアス・アカデミーに誘い込んだ。再び裏切り者のシス卿、ダース・トラヤとなった彼女は、ジェダイ・エグザイルの独特なフォースとの繋がりを利用し、フォースを完全に破壊するため、再訓練されたジェダイと戦った。ジェダイ・エグザイルはトラヤを破り、マラコアVは3951 BBYベイオ=デュアマス・シャドウ・ジェネレーターによって破壊される。3人のシス卿が支配した帝国も終焉した。

復活シス帝国

Sith Emperor

大挙して表舞台に帰還した、謎多きシス皇帝

5000 BBYのハイパースペース大戦の後、初代シス帝国の生き残りは銀河系の未知領域へと逃れ、そこで新しいシス帝国を築き上げた。彼らは“真のシス”のセクトとしても知られ、旧シス帝国の崩壊を生き延びたシス卿、ヴィシエイト卿によって率いられた。彼らは新しい本拠地を求めて当てもなく宇宙を彷徨い続けた。最初の帝国領を離れてから20年後、このシス帝国は忘れ去られていたドロマンド・カスを再発見し、この惑星に入植して再建を開始した。このシス帝国は、マンダロリアン・ネオ=クルセイダーに共通の敵に対して戦うよう働きかけ、マンダロリアン戦争勃発の裏に暗躍していた。

この戦争中、レヴァンはヴィシエイト卿を発見し、ダークサイドに誘惑された。レヴァンは自身のシス帝国を率い、ジェダイ内戦で共和国と戦った。それからおよそ300年後、同じ皇帝(シス魔術によって寿命を延ばしていた)の指揮下にあったこのシス帝国は、大銀河戦争を引き起こして共和国と戦った。3653 BBYコルサント条約によって大銀河戦争は終結し、銀河系はシス帝国と銀河共和国に二分され、冷戦に突入する。

ダース・ルインのシス帝国

DarthRuin-EGF

帝国を再建したシス卿、ダース・ルイン

Blue Glass Arrow 詳細は新シス帝国を参照

第二次大銀河戦争の後も、シス・オーダーの教えは生き残っていた。およそ2000 BBY共和国の暗黒時代の間、ダース・ルインを名乗り始めたアンバランがジェダイ・オーダーを去り、惑星ルーン周辺に本拠地を置く新シス帝国を形成した。これはジェダイ・オーダーの第四次グレート・シズムとして知られる。1,000年もの間、この帝国は新シス戦争として知られる紛争で共和国と戦い続けた。戦争が終わりに近づいていた1006 BBYごろ、シスの内紛からスケア・カーン卿率いるブラザーフッド・オブ・ダークネスが生まれ、帝国を支配するようになった。1000 BBY、カーンの軍はホス率いるアーミー・オブ・ライトダース・ベインによる策略が原因で敗北した。ベインはブラザーフッドを欺き、ソート・ボムとして知られるフォース技術を使わせ、彼らを自滅に追い込んだ。帝国の壊滅の後、シスとそのオーダーは絶滅したと考えられるようになった。しかし、ダース・ベインは2人の掟を確立してシス・オーダーを改革した。同時期に存在が許されるシスは、師と弟子の2人までと定められたのである。

銀河内戦の後、銀河帝国インクィジタージェレクは、この帝国の遺産のひとつ、ルーサンジェダイの谷を探し求めた。彼は谷を見つけるため7人のダーク・ジェダイを組織する。彼はエネルギーの源である伝説の谷を発見し、信じられないほどの力の極みに達した。しかし、彼は未熟なジェダイのカイル・カターンに破られる。カターンは古代の予言を成就し、谷に閉じ込められていたジェダイとシスの精神を解放した。

ダース・シディアスの銀河帝国

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銀河共和国を再編し、銀河帝国をつくり上げたダース・シディアス

Blue Glass Arrow 詳細は銀河帝国を参照

銀河帝国は、シス卿ダース・シディアスという秘密の顔を持つナブー選出元老院議員パルパティーンの計画的な野望によって実現した。32 BBYトレード・フェデレーションナブー封鎖のための駒として使い、パルパティーンは危機を利用してパドメ・アミダラ女王フィニス・ヴァローラム最高議長への不信任案を提出させた。こうして彼は自ら議長の席を獲得する。シディアスの弟子、ダース・モールはナブーでジェダイ・ナイトオビ=ワン・ケノービに破られたが、彼はジェダイのドゥークー伯爵を新しい弟子にした。ドゥークー伯爵はヴァイスロイヌート・ガンレイのトレード・フェデレーションやその他の企業同盟と結託し、独立星系連合を形成した。分離主義勢力として知られるこの一団は、共和国に対してクローン戦争として知られる戦争を仕掛けた。共和国がクローン・トルーパーを使ったことから、戦争にこの名がつけられた。

事態を陰から操作し、パルパティーンは権力が最高議長のオフィスに集中するよう手を加え、戦争では多くのジェダイが命を落とした。ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーはパルパティーンがシス卿であることを知り、その報告を受けたジェダイ・マスター・メイス・ウィンドゥは、他3名のマスターとともに議長の逮捕を試みた。短い対決の末、パルパティーンは敗北したかに見えたが、駆け付けたスカイウォーカーは議長を殺さないよう懇願した。スカイウォーカーはパルパティーンを殺そうとするウィンドゥを妨害し、結果的にウィンドゥが議長に殺されることになった。スカイウォーカーはダークサイドの誘惑に屈し、皇帝の弟子、ダース・ヴェイダーとなる。パルパティーンはジェダイの粛清を開始し、数千ものジェダイほぼ全体が抹殺され、ヴェイダーはヌート・ガンレイ他分離主義勢力の指導者をムスタファー殺害した。こうしてクローン戦争が終結する。権力と地盤を確保したパルパティーンは、“ジェダイの反乱”を利用してニュー・オーダー宣言を出し、19 BBYに自らを皇帝と称した。

銀河帝国はパルパティーンのもとで繁栄したが、コレリア協定で結成され、2 BBY反乱宣言を打ち出した共和国再建のための同盟、通称反乱同盟が彼らの脅威となる。反乱同盟は帝国に対してゲリラ戦を繰り広げ、ヤヴィンの戦いで帝国に大勝利を収めた。この戦いで、ケノービの弟子にしてヴェイダーの息子であるルーク・スカイウォーカー初代デス・スターを破壊し、反乱軍の英雄となった。スカイウォーカーは帝国と戦い続け、ジェダイ・マスター・ヨーダのもとで訓練を続けた。4年後、エンドアの戦いではパルパティーンとヴェイダーが死に、第2デス・スターも破壊された。ベインの掟は崩壊し、銀河帝国もやがて滅びる。反乱同盟は新しく新共和国を設立した。

パルパティーンのシスと銀河帝国の残党は、その後の数十年間、様々な形で復活し、銀河の脅威となった。例えば帝国の軍将たちは内戦を抱えながらも新共和国と戦い、クローンのパルパティーンのもとで再結成した帝国や、スローン大提督による軍事活動が新共和国を脅かし、パルパティーンの皇帝の手ダークサイド・アデプト第二帝政といったかつてのシス・アコライトたちも暗躍した。第二次銀河内戦中、ダーク・レディ・オブ・ザ・シスのルミヤの弟子、ダース・カイダスコンフェデレーションを支配すると、銀河連合自由同盟と名を変えていた新共和国は、再びほぼ完全にシスの支配下に入った。やがてインペリアル・レムナント(銀河帝国の残存勢力)は同盟と一体化し、ジャグド・フェル新皇帝のもとフェル帝国が誕生した。フェル帝国はシスの教えを捨て、127 ABYシス=帝国戦争後にはダース・クレイトワン・シスと対抗した。

ダース・クレイトの銀河帝国

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ダース・クレイトとその副官、ダース・ウィーロック

シスの暗黒卿ダース・クレイトは、130 ABYに皇帝ローン・フェルに対しクーデターを起こし、ダース・クレイトの銀河帝国を形成した。モフ評議会は皇帝フェルの意思に反して127 ABYにアナクセス協定を発動し、シス=帝国戦争を引き起こし、ワン・シスを帝国と結託させていたのである。戦争の結果銀河同盟は敗北し、帝国が銀河の主要政府として返り咲くことになった。同盟の領域と官僚制は帝国に吸収されたが、銀河同盟コア艦隊は降伏を拒否し、復活した帝国と戦い続けた。銀河同盟降伏の直後、フェル皇帝はニュー・ジェダイ・オーダー全体に降伏を要求し、帝国を受け入れるよう求めた。ジェダイの一部はこれに従いインペリアル・ナイトに加わったが、他の者たちはフォースの意思に従うことを選び、オッサスに退却した。そしてオッサスの大虐殺でオーダーが壊滅した後、ダース・クレイトがフェル皇帝を失脚させ、支配権を手にしたのである。大胆なクーデターにおいて、クレイトは玉座の間に座る男を殺害したが、これは皇帝の影武者だった。フェルは7年の間シス勢力から姿を隠し、本拠地だったバスティオン奪回し、第二次帝国内戦で戦うべく軍事力を整えた。

政治

LudoVsSadow

マルカ・ラグノスの霊が見守る中、暗黒卿の座を巡り戦うルド・クレシュとナガ・サドウ

帝国の構造のほとんどは、6900 BBYに追放されたダーク・ジェダイが到着したことによって変化した。彼らの政府はやがて民衆の統治者であるたったひとりの暗黒卿のもとで、シス卿のグループによって率いられることになる。フォースを用いたシス帝国の魔術統治をコントロールしたのは彼らシス卿だった。シス帝国の社会では、国家内部で対立するシス卿どうしの紛争が絶えず、暗黒卿の座を奪うために個人の軍隊がつくられることもしばしばあった。

シスの暗黒卿の称号は、たいていの場合は墓に埋められた後、ダークサイドの亡霊となって現れた亡き前任者によって次の人物に与えられていた。暗黒卿のもとで開かれるシス評議会は諮問機関として仕えていた。評議会は帝国の10名のシス卿によって構成されていた。彼らはそれぞれ、個人的に12の惑星を支配していた。この評議会は、惑星ジオストのシス・シタデルで行われた。古代、シス帝国のシス卿は、惑星を支配するに足る、疑いの余地のない実力者だった。ルド・クレシュの派閥のように、シス帝国の中には特定のシス卿を支持する政治的な派閥が存在していた。

社会と文化

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軍事

Massassi at the funeral of Marka Ragnos

シス帝国のマサッシの戦士たち

シス帝国の宇宙軍には、多くの全く異なるタイプのスターシップが属していた。例えばデリファン級バトルシップといったフリゲート艦や、ブレード級スターファイターのような小規模なアタック・クラフト、そしてシス・ドロップ・シップシス・エスコート・ガンシップシス・スターファイター、さらにシス兵員輸送機シス・シャトルといった非戦闘用宇宙船などがあった。また、シスはシス・メディテーション・スフィアと呼ばれた半知覚的宇宙船も使用していた。これは弟子たちの訓練や、独立した活動を行うことが可能だった。

シス帝国の地上軍は、主にマサッシの戦士たちによって構成されていた。彼らは戦場において、ときにショック・トルーパー、ときに恐怖をもたらす残酷な武器として使用され、上位のシス卿たちによって指揮されていた。マサッシの戦士はウォー・ソードランヴァロックといったシス・ソードを装備し、戦いにおいてはシスの歩兵としてだけでなく、帝国の軍艦にパイロットとして乗り込むこともあった。戦闘において、マサッシは怒りの感情だけを胸に抱き、献身的に敵にとびかかって戦っていた。その歴史の初期において、シス帝国はオートメーション化し、戦闘能力を強化したドロイドを軍隊に利用する可能性を現実のものにした。エリート・ウォーボットスレイヤー・ドロイドセントリーといったドロイドは、しばしば錬金術を用いて構成物質に改善が施され、戦闘能力をより高められた。単純なセキュリティー・ドロイドからエリート・ウォーボット、完全に自立したウォー・ドロイドに至るまで、いくつかの異なる形態のドロイドが製造されていた。

さらに、シスは多くのクリーチャーを生み出していた。クリサリドシス・ウォー・ビヒモスシス・ウォーバードシス・ウォー・ライノウシス・ウォー・マウンティニーアシス・ウォー・ワームシルースなど、これらの怪物はシスの軍隊の力を強力なものにしていた。飼いならされたクリーチャーは大型兵器あるいは砲台として使用する、騎乗用動物として扱われていた。これらの獣はしばしばシス錬金術によって操作され、簡単な訓練によって特定の命令に反応するよう、何世紀もの長いプログラムを経て造りだされていた。これらのクリーチャーをコントロールするために、シスは戦いの中で飼いならせるよう、暗号化された標準的な指令をよく使った。こうした指令と数世代にもわたる飼育によって、誰でも訓練を積むことでシスのウォー・ビーストをコントロールすることが可能だった。戦争の準備が整うと、クリーチャーはシスの軍隊に同伴し、回転式砲台やその他の兵器で武装することで、戦場における恐ろしい能力を底上げしていた。

領域

SithSpace

旧シス帝国の惑星

シス帝国によって支配されていた銀河系の一部分はシス・スペースとして知られ、スタイジアン・カルデラという星雲によって囲まれていた。この領域の中には120の居住惑星が所属しており、その中にはアーバマラコアVタンドアーカニアといった、シス・スペース外部の、初期のシスのコロニーも含まれた。シス・スペースに属する特筆すべき惑星として、首都であるジオストや、霊廟惑星のコリバンが挙げられ、これらはダラゴン・トレイルハイパーレーンによってディープ・コアへと繋がっていた。シスは互いに戦いあっていたり、あるいは恒星間で近隣の文明を脅かしていたため、シス・スペースと共和国を繋ぐ航路が使われることは稀だった。

カマット・クロートと呼ばれる航路に沿って、ボスザーダドロマンド・カスジャグアダといった惑星が並んでいた。また、ジャグアダはベジェレンカルスナーアーシャス・リーカー・デルバと言った惑星とともに、カマット・エイギットにも属していた。ニクト・カ星系ネイク・ベルフィア・ルートによってコリバンやジオストと繋がっており、ゾーフィー・トリート・ルートはクオドスをアーシャス・リーと繋いでいた。デスクリ・ウリス・ルートはコリズアシスバーゲッバフォルガイを繋いでいた。クライス2レルグはネイク・ベルフィアと逆の側に位置し、ニクト・カから遠い位置にあった。スールイリアバスコーボスはスタイジアン・カルデラ星雲の外側にあった。

シス帝国が敗北したとき、難民たちはアンブリアやケシュ、スール、タンド、ヴジュン、ヤヴィン4、そして未知領域へと逃れた。

シンボル

登場エピソード

  • Tales of the Jedi シリーズ
  • Lost Tribe of the Sith シリーズ
  • Star Wars: Knights of the Old Republic シリーズ
  • Timeline シリーズ
  • Star Wars: The Old Republic シリーズ
  • Knight Errant (言及のみ)
  • Darth Bane: Rule of Two (言及のみ)
  • Star Wars: Darth Plagueis (間接的に言及)
  • 暗黒卿ダース・ヴェイダー (言及のみ)
  • Omen
  • Abyss
  • Ascension (言及のみ)
  • Star Wars: Legacy 30: Vector, Part 11 (回想シーン)

参考資料

脚注

  1. 訳語は『スター・ウォーズ 全史』による。
シスの歴史
古代シス帝国 · 百年の闇 · シス帝国 · ハイパースペース大戦
旧シス戦争 (シス大戦 · ジェダイ内戦 · 暗黒戦争 · シス内戦)
再建シス帝国 · 大銀河戦争 · 冷戦 · 銀河戦争 · 第四の分裂
新シス戦争 (第二次シス内戦 · 共和国の暗黒時代)
シス卿のオーダー · ルミヤのシス
シスの失われた部族 · シスの失われた部族の台頭
ワン・シス · シス=帝国戦争 · 第二次帝国内戦
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