シス卿(Sith Lord)は、フォースのダークサイドの知識に精通した強力なシスに与えられる称号である。
ダース・ベインがシスの2人の掟を定めるより以前の時代、ブラザーフッド・オブ・ダークネスはメンバーのフォース=センシティブに訓練を施したあと、彼らに自分達が平等であると信じ込ませるために、その全員をシスとした。シスには互いを殺し合うと云うフォースのダークサイド特有の傾向が本来備わっていた為、ブラザーフッド・オブ・ダークネスはこの方法で殺戮を食い止めようとしたのである。これを見たダース・ベインは、シス・オーダーに属する全ての人物を殺害し、新しく2人の掟を定めた。即ち、同時期に存在するシスは2人までであり、一方は師、もう一方は師の力を渇望する弟子という内容の掟である。
“シス卿”という言葉は一般的に性別に関わらず用いられていたが、数人の女性のシス、例えばルミヤやタヒーリ・ヴェイラ、オラリス・レアはシス・レディ(Sith Lady)と呼ばれていた。
もともと、“シス卿”とはシス種の社会に於ける高位のメンバーを指す言葉であった。シスの文明が発達し、多くの人々が称号を獲得し、シサリと呼ばれるシス・オーバーロードの称号を得る為、互いに戦い合った。アダスやダスカ・グローシュはこうしたオーバーロードである。
登場エピソード
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (言及のみ)
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 (言及のみ)
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
参考資料
関連項目
- ジェダイ卿
- 卿
- シス・オーダー