シスの秘術[1](Sith alchemy)は、フォースの秘術(Force alchemy)という呼び名でも知られた科学の一種で、主にシスが数多くの分野で用いていたものを指す。フォースのダークサイドの力により、無生物あるいは生物を変化させる術などが存在した。
歴史[]
ジェダイの追放者が惑星コリバンに到達する遥か以前から、シス純血種はシスの秘術を実践し続けていた。百年の闇の後、シス種族と接触した追放者たちはついにその秘術を完成させ、ソーザス・シンは、恐るべき怪物リヴァイアサン創造に関する記述を年代記に残した。
シスの秘術は、おもに武器や装甲服(たとえば有名なシスの剣など)の強化や、エイリアン種族の遺伝子操作及び、能力増進のために使われていた。この遺伝子操作によって凶暴性を増した生物は、シス卿にとってより扱いやすい存在となった。他にも死者を再び甦らせ、シスのしもべとする邪悪な術も存在した。コリバン・ゾンビやシス・アンデッドなどは、おそらくシスの秘術から派生した術によって創り出された。
シスの暗黒卿ナガ・サドウは、シスの秘術に関する多くの記録を残した。これらの知識を学んだセヴィス・ヴァーは独自の研究の結果、ついに世界の下からやってきたベヘモットを誕生させた。また、外来生物学者たちの中には、ヤヴィン8の原住民メロディがシスの秘術によって生み出された種族なのではないかと考える者もいた。
シスの暗黒卿エグザ・キューンは、衛星ヤヴィン4で秘術を用い、フォースのダークサイドの力で歪められたおぞましいクリーチャーを創り出した。またこの頃、タンドの魔術師カーナック・テツもシスの秘術を学んでいる。
かの有名なダース・プレイガスは、暗黒の妙術のマスターであった。その弟子だったダース・シディアスは、『怪物の創造』の表題を付けられたシスの秘術に関する著作を著し、シャドウ・ドロイドやクリザリッド・ビーストなどといった怪物の創造に手を染めた。ダース・シディアスはまた、自身の本来の素顔を隠すためにマスクと呼ばれる秘術を用いていたとも言われている。
ダークサイドの預言者クロナルは、シディアスの“モンスター=メーカー”とも呼ばれており、シスの妙技を駆使してゴークやピカルーン・C・ブードルなどといったシススポーンを数多く創り出していた。またクロナルの創った特別なヘルメットは、フォースの力を遥かに増大させるばかりか、他のフォース=センシティブからの力を引き出すことも可能とさせた。
銀河内戦の最中、シスの亡霊ヴァリク・コダンクは、ダーク・ジェダイのサウム・リストラにシスの秘術の妙義を伝授した。リストラはその知識を使って痛みの聖堂の変化の間を調べ、海賊のブラスコーワやカムティス・ボーネイ、ヴォビン・ソボス、デスヴィン・トーサルらをその実験対象に選んだ。
登場作品[]
|
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 訳語は『スター・ウォーズ シスの書 DXエディション』に従う。
関連項目[]
- シス魔術
ライトセーバー | |
---|---|
ライトセーバーのフォーム | |
フォームI - フォームII - フォームIII - フォームIV - フォームV - フォームVI - フォームVII | |
ライトセーバー・コンバット | |
デュエル · ドゥン・メヒ · ファースト・スタイル · ミディアム・スタイル · ストロング・スタイル フォーム・“ゼロ” · 騎乗戦闘 · ジャーカイ · ソカン · 防御の3つの輪 · トリスプゼスト · トラカタ | |
ライトセーバーの種類 | |
クロスガード・ライトセーバー · カーブド=ヒルト・ライトセーバー · デュアル=フェーズ・ライトセーバー ダブル=ブレード・ライトセーバー · インペリアル・ナイト・ライトセーバー · ライトクラブ · ライトフォイル ライトウィップ · ロング=ハンドル・ライトセーバー · ライトセーバー・パイク · プロトセーバー · セーバーケイン ライトセーバー・ショート / ガード・ショート · トレーニング・ライトセーバー / シス・トレーニング・セーバー | |
[テンプレート] |