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「もうお終いだ。私たちを溶かす気だろうか?」
C-3PO[出典]

サンドクローラー(Sandcrawler)は砂漠惑星タトゥイーンに住むジャワが使用した巨大輸送車。ジャワの住居であると同時に、作業場やシェルターとしての役目も果たす移動拠点だった。ジャワの廃品回収業者は砂漠でドロイドやスクラップを回収し、磁力チューブを使ってサンドクローラーに積み込んだ。サンドクローラーはジャワの部族を丸ごと収容することができ、1,500体のドロイドを積載することが可能だった。

特徴[]

サンドクローラーはもともと鉱山コロニーの労働者が持ちこんだ鉱物運搬・製錬用輸送車だった。サンドクローラーは全長1,500メートルで、大きな音を立てるキャタピラを使って移動した。この砂漠用移動基地はおおむね直方体の箱のような形をしており、コックピット部分が前方に突き出していた。惑星タトゥイーンジャワはサンドクローラーを使って廃品やドロイドを運び、砂嵐タスケン・レイダーから身を守るためのシェルターとしても役立てた。サンドクローラーはジャワの部族や1,500体のドロイドを積載することができ、スクラップやドロイドを積み込む磁気チューブを備えていた。サンドクローラーには加工済みのを溶かすための反応炉があり、ジャワはこの装置でメタルやドロイドを溶かした。

歴史[]

Swapmeet

ジャワの野営地

サンドクローラーは鉱山労働者の鉱石運搬・製錬用ビークルとしてタトゥイーンに持ち込まれた。この惑星に有益な鉱石が無いことが判明した後、サンドクローラーは用済みとなり、廃棄された。タトゥイーンの原住民であるジャワはこの乗り物を回収し、砂漠の苛酷な環境を生き抜くための移動拠点として利用し始めた。サンドクローラーは砂漠の廃品回収業者であるジャワの文化にとって重要な存在となった。彼らは大量のスクラップやドロイドをサンドクローラーの貨物室に積み込んだ。

ジオノーシスの戦いの直前、母親シミを救うため故郷のタトゥイーンに戻ってきたジェダイ・パダワンアナキン・スカイウォーカーは、複数のサンドクローラーが並ぶジャワの野営地を訪れ、タスケン・レイダーのキャンプの場所を尋ねた。

ヤヴィンの戦いの直前、デス・スター設計図を運んでいたアストロメク・ドロイドR2-D2プロトコル・ドロイドC-3POがジャワの部族に捕えられ、サンドクローラーに乗せられた。ジャワの部族はラーズ家が所有する農場を訪れ、水分農夫オーウェン・ラーズとその甥ルーク・スカイウォーカーの前で商品のドロイドを並べた。彼らは当初C-3POとR5-D4を購入しようとしたが、R5が不良品であることが分かると、代わりにR2-D2を選んだ。

Sandcrawler Obiwan

サンドクローラーに向かって歩く隠遁生活中のオビ=ワン・ケノービ

翌日、ドロイドの後を追ってやってきた銀河帝国ストームトルーパー部隊がジャワのサンドクローラーにたどり着いた。ドロイドがオーウェン・ラーズに売却されたことを突き止めると、ストームトルーパーはタスケン・レイダーがサンドクローラーを襲撃したように見せかけ、ジャワの部族を皆殺しにした。その後、スカイウォーカーと共にジャワの虐殺現場を発見したジェダイ・マスターオビ=ワン・ケノービは、サンドクローラーに残された射撃の後を調べ、ジャワを殺したのはタスケンではなく帝国軍の兵士だと気付いた。その後、ケノービはジャワの死体を集めて火葬した。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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