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「なんとしてもやり遂げる。そうしなければならん」
パルパティーンとの対決に臨むサシー・ティン[出典]

サシー・ティン[1](Saesee Tiin)はイクトッチイ男性であり、銀河共和国の末期のジェダイ・マスターかつジェダイ最高評議会メンバーである。ティンは高い名声を得ていたマスター、オモ・ブーリのもとで訓練を積み、性格は無口で独りでいがちだった。ティンは自分自身のパダワンを決して取らず、クローン大戦では共和国グランド・アーミージェダイ将軍として活躍した。

スターファイターエースパイロットとして有名だったサシー・ティンは、惑星イクトッチョンイクトッチの出身だった。ティンは種族のほかのメンバーたちと同様、イクトッチョンの強風に適応するため、固い皮膚とずんぐりした外見をしていた。生まれながらのテレパスだったティンは、シスの暗黒卿ダース・シディアスとの対決の末命を落とすという自らの運命を予見することが出来なかった。

経歴

初期のキャリア

Master Tiin

サシー・ティン

イクトッチイ男性、サシー・ティンは、惑星イクトッチョンイクトッチに生まれた。若いころに宇宙船の操縦を始めたティンは、生まれながらのパイロットとしての才能を開花させていた。この少年にフォース=センシティブとしての能力を認めたジェダイ・オーダーのスカウトは、彼を訓練してジェダイにするために惑星コルサントアカデミーへと連れて行った。ジェダイ・テンプルで成長していくなか、生まれつきのテレパシー能力を仲間たちにわらわれたティンは、非常に決まり悪さを感じる。ティンの仲間たちは、彼の能力が不当な利点を持っていると考えたのである。ティンはまだ自分の能力を思うままに操れないことが一層やっかいだと感じていた。ティンはライトセーバーのトレーニングの中、相手の戦術を無意識に読み取り、有利に試合を進めてしまうことを認めていた。この独特な能力のせいで、ティンは仲間から避けられるようになり、いっそう孤独になっていった。特定の他人の思考への集中の仕方を学ぶようになったティンは、ウォル・キャバサイトのジェダイ評議員、オモ・ブーリの注意を引いた。

アカデミーを卒業した後、ティンは弟子にならないかというブーリの申し出を受け入れ、彼のパダワンになった。マスター・ブーリはユニークな存在であり、舌でコントロールする磁場の中での規則的な音調や、音素エネルギーの波を使ってコミュニケーションを行った。ブーリの脳はとても発達していたため、ティンは自分が何か完全に新しいもの、すなわち完全に理解することができない脳と出会ったことに気づく。興味をそそられたティンは、常にマスターを理解しようと集中するようになり、フォースを使ってテレパシー能力を驚異的に飛躍させることになった。自分自身の精神をコントロールし、銀河各地からの思考を読み取ることが出来るようになったティンは、オーダーに対する完全な献身ということの意味を教わった。マスターとともに長い間旅をしたティンは、やがてナイト昇格の試練に合格し、正式にジェダイ・ナイトになった。マスター・ボーリが任務の中で不運な死を遂げた後、ティンはジェダイの葬儀の間口を利くことはなく、ここから長い孤独の時代へ入っていった。ティンは独りでジェダイ・ガーディアンとしての道を追求し、ジェダイ・スターファイター部隊のパイロットとして技術を磨いていった。

マスター・ブーリがその重要性を実際に示してくれたにも関わらず、ティンは自分自身のパダワンを取ろうとしなかった。ジェダイ・マスターメイス・ウィンドゥから勧められても、ティンは考えを変えなかった。ティンは一層内向的になり、フォースを通して亡きマスターと語り合う方法を模索した。ティンが成功を収めたかどうかは定かではないが、彼はナイトとしての時期の多くを、この試みにそそいだ。

ジェダイ・マスター

「われわれの目的は、本物の戦争にならぬうちに争いを鎮め、この危機を解決することだ」
アズメルーの任務において、サシー・ティン[出典]
Saesee face2

ジェダイ・マスター・ティン

やがて、優れたキャリアを積んだサシー・ティンは、ジェダイ最高評議会からマスターの階級を与えられた。評議会は長いあいだ熟考した末、ティンを評議会の長期間メンバーに指名した。それから間もなくスターク・ハイパースペース紛争が勃発したとき、マスター・ティンは惑星コルサントにいた。その場に居合わせた評議員たちとともに、ティンはパダワン・シャー・クーンを通し、戦いの中で罠にはまった銀河共和国兵士やジェダイからの報告を受けた。共和国宇宙軍アイアコ・スタークの軍隊に対する攻撃の準備を中、驚くべき操縦技術とリーダーシップを備えたティンは、当然のごとく戦闘機部隊の指揮官として出動することになった。ティンは共和国のレッドおよびブルー中隊を指揮し、第五次クォーティルの戦いを勝利に導いた。

マスター・ティンの飛行技術は、数々の局面において仲間のジェダイたちの命を救った。インチョリ星系戦争が勃発したとき、3つのジェダイの部隊がインチョリ司令センターの位置を突き止めるために派遣された。パダワンのオビ=ワン・ケノービが副操縦士を務めるコンスラー級クルーザーインチョアへと向かったジェダイの部隊だが、惑星の上空でインチョリ・アタック・シップによる待ち伏せを受けた。惑星の重力井戸へと突入すると、ティンは強化されたフォースの能力を使って極めて危険な手段をとった。彼はハイパードライブを使い、惑星の周囲をハイパー・スピードで飛んだのである。ジャンプに成功したティンは、シャトルを惑星に着陸させた。マスター・クワイ=ガン・ジンとパダワン・ケノービが周辺地域の偵察に向かうあいだ、サシー・ティンはマスター・メイス・ウィンドゥとともにメサで瞑想を行った。それから間もなく彼ら部隊はインチョリの戦士たちとの対決を余儀なくされ、ほかの2部隊が惑星へと終結する中、戦いを繰り広げた。マスター・イース・コスマイカー・ギエットの部隊が敵を引き寄せるために到着すると、マスター・ティンはインチョリの戦車のひとつに進み、それを破壊することに成功した。マスター・ティンは生存者全員が乗り込んだ宇宙船を離陸させ、大気圏を出て宇宙軍と合流する。評議会が部隊と連絡を取ると、ティンは提供された座標へと宇宙船を進め、司令センターのある惑星ウハナイへと向かった。共和国宇宙軍が司令センターを確保すると、ティンと生存者たちは惑星コルサントに帰還した。

Spiralstarfighter

コルサント上空を飛ぶティンの専用スターファイター、<シャープ・スパイラル

最高評議会がジェダイ個人が何かを所有することを禁じていたにも関わらず、ティンはデュロスの外交官グループが敬意のしるしとして彼に送った、専用のスターファイターを所有していた。ティンはこのソロスーブ社カットラス9パトロール・ファイターに<シャープ・スパイラル>という名前を付け、ジェダイ・テンプルドッキング用複合施設に格納し、いくつかの任務でこれを操縦した。彼はいつもそのシステムの全てをアップデートし、データベースから宙図システムと電子センサーは削除した。マスター・ティンのもっとも有名な活躍のひとつは、<シャープ・スパイラル>によって行われた。数年間にわたり、ティンはフリーダムズ・サンズ・アンド・ドウターズとして知られる独立した戦闘組織と緊密な繋がりを持っていた。このグループは自由のために戦うことを目的とし、たいてい共和国と敵対することはなかった。しかし、フリーダムズ・サンズに属する派閥が堕落すると、ティンは彼らの逮捕を試みた。ティンは<シャープ・スパイラル>に乗り込み、3隻のフリーダムズ・サンズの戦艦と圧倒的に不利な戦いに臨んだ。何度かこのイクトッチイを圧倒したにも関わらず、フリーダムズ・サンズの変節者たちは<シャープ・スパイラル>に一撃も攻撃を当てることができなかった。冷静で穏やかなティンは、3隻の戦艦全てのシールド、エンジン、火器システムを破壊してしまう。ティンが足止めした宇宙船は、共和国によって回収された。

オンダロンの任務の前、マスター・ティンはジェダイ・テンプルでオビ=ワン・ケノービと対決した。このとき、オビ=ワンが勝利を収めた。

ティンは最高評議会に留まり続けたが、自身の立場について、いつも謙遜的な態度を示していた。彼はたいてい口を閉ざしていたが、彼が提供するアドバイスはその直接性と先見の明の素晴らしさから高く評価されていた。しかしそれでも、評議会にティンが在籍する意味に疑問を持つ者は何人かいた。32 BBY銀河元老院最高議長フィニス・ヴァローラムの暗殺未遂事件について調査するため、ティンはジェダイのチームを率いてアズメルーへと向かった。宇宙港管理組織と交渉中、彼らのシャトルはテロリスト・グループ、ネビュラ・フロントの戦闘機によって攻撃され、ティンと仲間たちは湖に不時着することになった。ティンとジェダイたちは岸まで泳ぎ、島の廃墟でキャンプを行い、攻撃者を待ち受けることにしたが、ヴァンドロン家奴隷に案内され、テンプルの秘密の抜け道を通ってネビュラ・フロントの民兵が選挙する小さな都市へと移動した。ジェダイたちは彼らを取り囲むテロリストと一時的な休戦に同意するが、警備兵がジェダイを案内した奴隷に発砲すると、ティンと他のマスターたちは休戦を撤回して兵士たちと戦うことになった。一度退却し、再び敵と戦ったティンと仲間たちは、エリアドゥからの援軍が到着しテロリストを蹴散らすと、スターファイターを探すために異動した。ジェダイたちにコルサントに戻るよう命令したマスター・ティンは、命令に逆らって挑発した<ホーク=バット>にのり、惑星カーフェディオンへと向かったクワイ=ガン・ジンを非難した。その後ティンは、最高議長をネビュラ・フロントの暗殺計画から守るため、貿易サミットが開催される惑星エリアドゥへと派遣された。トレード・フェデレーション代表団のドロイドが、暗殺計画を実行するよう工作されていたことが発覚すると、ティンはパダワン・ケノービやキ=アディ=ムンディとともにフェデレーションのメンバーを護衛した。しかし、フェデレーションの取締役たちは罠にはまり、フォース=フィールドを起動してドロイドの攻撃を受けることになってしまった。ティンたちがなすすべもなく見守る中、彼らは命を落とした。

ティンはヴァローラム議長の政治生命の終わりを予測していたが、エインリー・ティームベイル・アンティリーズが新議長になるだろうという誤った予測もしていた。しかし、惑星ナブー代表の元老院議員パルパティーンが選挙の結果最高議長に当選する。パルパティーンの出身惑星はこのときまさに、トレード・フェデレーショによって封鎖されている最中だった。ナブーの危機の中、マスター・ジンはシス卿と思われるザブラク暗殺者に襲撃されたことを評議会に報告し、ティンもそのときコルサントのテンプルに居合わせた。長らく全滅したと思われていたシス復活の説に評議会は慎重だった。さらに、アナキン・スカイウォーカーという少年をフォースの集中が取り囲んでいるという、ジンのもうひとつの報告に評議会は驚かされる。評議会は少年が歳を取りすぎていると判断し、ジェダイの訓練を許さなかった。しかしティンは、マスター・イース・コス(コスもまた平均より高い年齢でオーダーに入ったジェダイだった)とともにスカイウォーカーの訓練を支持した少数派だった。その後、マスター・ジンがシスによって殺されると、評議会は決定を考え直す。新しくナイトに昇格したケノービが、パダワンとしてスカイウォーカーを訓練することになり、ティンはナブーで評議員たちとともにジンの葬儀に参加した。

ナブーに滞在中、ティンはシスの暗殺者の専用宇宙船を調査することになった。既に共和国司法省の役員が船に入ろうとして、命を落としていた。<シミター>に近づいたティンはシスの遺物を発見し、すぐに研究を行うためオーダーの専門家に引き渡すよう勧めた。さらなる研究が行われる前に、この宇宙船は惑星クワットへの輸送中に行方不明になってしまった。

Saesee Infiltrator

シミター>を調査するティン

その後の10年間評議会に留まり続けたティンだが、ほとんど議論に貢献していなかったため、彼の役割は絶えず疑問視されていた。ティンはジェダイ・クインラン・ヴォスキフェックスでの任務について、マスター・オブ・ジ・オーダーのウィンドゥから質問された。ティンはヴォスの支持者ではあったものの、フォースのダークサイドにあまりに接近するこの任務があまりいい考えではないと思っていた。マスター・ウィンドゥはこの意見を考慮したが、最終的にはティンの発言は不採用となった。危険な軍事指導者エイシャー・コーダの経歴を熟知していたティンは、評議員たちにこのアノー=ダット将軍の背景を知らせるという役目を果たしたこともあった。しかし残念なことに、コーダによるヤレアル=プーフの殺害を未然に防ぐことは出来なかった。ティンはこのケルミアンのマスターの葬儀に参列した。

分離主義危機のあいだ、マスター・ティンは仲間のマスター、アディ・ガリアデルタ7イーサスプライト級軽インターセプター・プロトタイプの飛行テストをする手助けをした。このテストのおかげで、サシー・ティンは戦闘機がテンプルのスターファイター部隊に導入される前に、いくつか修正を加えてパフォーマンスを増加することができた。ジェダイのケノービが、惑星ジオノーシス独立星系連合に捕らえられたとき、ティンは200人超のジェダイとともに救出に向かった。砂漠の惑星に到着すると、ケノービ、パダワン・スカイウォーカー、パドメ・アミダラ議員を解放するため、ティンはペトラナキ・アリーナバトル・ドロイドの大軍と戦った。ジェダイたちはドロイド軍に包囲されたが、新設されたばかりの共和国グランド・アーミーを率いたグランド・マスターヨーダがタイミングよく参戦し、ティンは数少ない生き残りとなった。ティンはマスター・ルミナーラ・アンドゥリロース=デル・マソナシャアク・ティらとともにリパブリック・ガンシップに乗り込み、処刑アリーナの外の平原で戦いを繰り広げた。ティンは地上戦から離脱し、<シャープ・スパイラル>でジオノーシス空中戦に参加しマスター・ガリアに加勢した。ティンが戦死したとの誤報が流れたが、彼は戦いを生き延び、すぐにコルサントに報告を返した。

クローン大戦

ジェダイの将軍

「フォースと共にあれ」
「あなたも」
クローン大戦中、メイス・ウィンドゥとティン[出典]

クローン大戦が勃発すると、ジェダイ・マスターであるティンはジェダイ将軍としての責任を負うことになった。大戦の序盤、マスター・ティンは<シャープ・スパイラル>で低空飛行の脱出を強いられた。彼は命に別条のないけがを幾つか追ってしまい、頭蓋骨とつながっている角のひとつを折ってしまう。ティンはジェダイ・オーダーのスターファイター艦隊に恒常的にアップグレードを行っていた、ナイト・スカイウォーカーの主要な支援者だった。ティンはこの青年が行うスターファイター部隊の全ての調整を許すよう、評議会に働きかけていた。ティンはイータ2アクティス級軽インターセプター(彼自身やスカイウォーカーが加えた改良によって誕生した)の最初の機体を与えられたパイロットのひとりだった。

Battle of Iktotch2

ウィンドゥとともに戦うティン

クローン大戦の戦火が故郷にまで及ぶと、ティンはマスター・ウィンドゥとともに惑星を制圧した分離主義勢力ドロイド・アーミーを追い払うために派遣された。ウィンドゥは計画的な攻撃を好んだが、ティンは敵のB3ウルトラ・バトル・ドロイドのプロトタイプに対する積極的なアプローチをより好んだ。ふたりは協力し、独立星系連合の軍隊を惑星から撃退することに成功する。グウォリの戦いでは、ティンは評議員プロ・クーンやパダワン・アソーカ・タノとともに戦いに参加し、その後氷の惑星ディアド配置されることになった。

ティンは別の秘密任務で再びウィンドゥとともに行動した。このときはマスター・キット・フィストーエージェン・コーラーもチームに加わり、リグと呼ばれるクリムゾン・ノヴァの基地に潜入することになった。この犯罪組織は当時多発していたジェダイの連続殺人や、ジェダイの首に懸賞金をかけるといった行為への関与が疑われており、評議会は真相を究明するためティンたちを派遣したのだった。密輸業者に扮装したティンは、リグに乗り込んでカンティーナでウィンドゥと落ち合い、他のメンバーはディテンション・レベルで騒動を引き起こした。彼の想像通り、ドック労働者は彼に知らせることなく貨物をリグの貯蔵施設へと移動させた。ティンはこれを予想しており、荷物の中に爆弾を混ぜていた。ティンがリグ宇宙ステーションで引き起こした爆発によって、ハンガーが破壊された。ステーションの司令デッキで仲間と合流すると、ティンたちはクリムゾン・ノヴァのリーダー、ミカと対峙した。彼女が降伏を拒否したため、マスターたちはこのキャサーの女性を守るバウンティ・ハンターたちと戦うことになった。ウィンドゥとフィストーがミカを追跡する中、ティンとコーラーはコントロール・ルームを制圧し、ジェダイに賞金を懸けた者たちを発見する。カリス・フェンを追跡して惑星ライロスに赴いたジェダイは、このトワイレッククインラン・ヴォスによって殺されたことを知る。ティンがフォースのダークサイドに転向したことは疑いの余地がなく、ティンは彼を指示していたことを後悔するようになった。

その後の数週間の中で、マスター・ティンはレンディリドレッドノート・クルーザー艦隊が独立星系連合の手に渡るのを阻止するよう命じられた。マスター・クーンやジェダイ・スカイウォーカーとともにティンは共和国艦隊を監督し、クーンは<マーセル・ケビア>でジェイス・ダリン艦隊指揮官と交渉を行った。レンディリ独立暫定政府メラー・ヤーゴ中尉はダリンとクーンを裏切り者として逮捕したため、マスター・ティンの命令は共和国軍に加わらないならばレンディリ艦隊を破壊せよという明白なものだった。スカイウォーカーが選択肢を考えていたところ、マスター・ケノービとクインラン・ヴォスの到着によって戦略会議は中断された。ティンはライトセーバーを起動し、ヴォスを拘束するよう要求する。分離主義勢力艦隊が戦いを始めると、ティンは仲間のジェダイとともにスターファイターに乗って非正統的な救出作戦を指揮した。その結果、マスター・クーンの救出に成功する。分離主義勢力を撃退すると、ティンはヴォスに対処するため旗艦に戻った。ヴォスをコルサントに連れ帰ることに決めたティンは、ヴォスの犯罪を裁く調停の評議会の席に座った。ティンは自らの決定権をマスター・オポー・ランシセスに譲渡し、ヴォスはオーダーに留まることを許された。

Saesee Tiin's Starfighter-CR

ローラ・サユーでスターファイターに乗るティン

評議員のイーヴン・ピールが分離主義勢力の捕まり、惑星ローラ・サユーに連れられたとき、ティンはマスター・ウィンドゥやヨーダとともにコルサントにいた。連合軍の司令官オシ・ソベックの監督のもと、ピールと共和国軍の大佐ウィルハフ・ターキンは古代の要塞シタデルに閉じ込められた。彼らはコルサントと分離主義勢力の惑星を直接つなぐ主要ハイパースペースルート座標を守る唯一の存在だった。ピール救出のために評議委員オビ=ワン・ケノービとジェダイ・スカイウォーカーが派遣されると、ティンも結局ジェダイをソベックのドロイド軍から救出するためチームに同伴することになった。マスター・プロ・クーンの指揮のもと、ティンはインターセプターでマスター・アディ・ガリアやキット・フィストーを指揮し、クーンのガンシップをエスコートして惑星の地表に向かった。地上で部隊と合流すると、生存者たちは惑星から回収されジェダイ・テンプルに送り返された。ティンはアンバラの戦いに加わり、空中支援を提供s知恵評議員オビ=ワン・ケノービやポング・クレル、アナキン・スカイウォーカーとともに薄暗いアンバラで戦った。彼らは共和国を勝利に導いた。

グリーヴァス将軍ドゥークー伯爵アサージ・ヴェントレスが惑星ボーズ・ピティにいるという情報を掴んだ評議会は、彼らを一度に倒すために大規模な攻撃部隊を派遣した。ティンは艦隊に同伴し、その後の戦いゴールド中隊を指揮して戦ったが、分離主義勢力の重要人物たちは逃げ去った。

コルサントの戦い

「ためらってチャンスを逃すことはできん。“もしも”を考えるな、マスター・フィストー、この仕事はわれわれに与えられたのだ。われわれがやり遂げる」
―サシー・ティン[出典]
SaeseeTiin

コルサントの戦いにおいて、クローン兵を指揮するサシー・ティン

クローン大戦末期、パルパティーン最高議長がコルサント防衛艦隊アウター・リム・テリトリーに移動させることを発表したため、サシー・ティンはコルサントに留まることになった。仲間のマスターたちが、この移動についてベイル・オーガナ元老院議員と話し合う中、ティンは座ったまま沈黙を守っていた。数日後、コルサントは分離主義勢力による奇襲を受け、惑星の上空はブラスターファイアの応酬で埋め尽くされた。ティンは専用の緑色のイータ2インターセプターに乗り込み、ARC-170スターファイター中隊を指揮して軌道で繰り広げられていた戦闘に加わった。共和国軍のオープン・サークル艦隊は、ドロイド軍最高司令官グリーヴァス将軍が率いる連合宇宙軍と交戦していた。共和国のヴェネター級スター・デストロイヤー、<インペイヴィッド>がハイパースペースから出現した敵のプロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤーと衝突したとき、ティンはこの損傷を負ったスター・デストロイヤーに乗り込む。彼は敵艦<プラスペラス>を奪うため、この艦からクローン・ジェット・トルーパーを率いて宇宙空間に飛び出した。専用の宇宙服を着込んだティンは、クローン・トルーパーとともに後部ハンガーに飛び移り、ライトセーバーで船体に穴をあけて部下たちの潜入を可能にした。ティンは<プラスペラス>の数少ないクルーを排除し、艦を制圧する。

首都の防衛線の後、ティンは継続中の戦争を調整するためにテンプルへと戻った。しかしそれから間もなく、ケノービが惑星ウータパウでグリーヴァスを殺したという報告が入る。ドゥークーも死んだばかりとあって、評議会は権力の座に座り続けるパルパティーンを辞任させる口実ができた考えた。マスター・メイス・ウィンドゥはパルパティーンに穏便に非常時大権を手放させようと、ティンやエージェン・コーラー、キット・フィストーらとともに議長のスイートへと向かった。しかしテンプルを出発しようとしていたとき、ジェダイ・スカイウォーカーがマスターたちに近づき、パルパティーンの正体がシスの暗黒卿ダース・シディアスであることを知らせた。自分たちの任務を確認したマスターたちは、パルパティーン逮捕のためにオフィスに向かった。

The Death of Saesee Tiin

パルパティーンに殺されるティン

テンプルを離れる前、マスター・フィストーは、マスター・ケノービやヨーダが彼らと一緒にいてくれれば心強いと漏らした。この言葉を聞いたティンは、パルパティーン逮捕は彼らに与えられた役目であり、彼らでやり遂げなければならないと語り、マスター・フィストーをたしなめた。

4人のジェダイ・マスターがオフィスに入ると、ウィンドゥはパルパティーンを逮捕する宣言した。マスターたちが彼らのライトセーバーを起動した次の瞬間、シス卿は彼らの行為は反逆だと口にし、突然跳躍して彼のライトセーバーでエージェン・コーラーを突き殺した。シスの動きに対応できなかったコーラーが倒れる中、ティンはパルパティーンを倒す機会を掴もうとしたが、彼と直面した瞬間に半分に切り殺されてしまった。ほかのマスターたちもティンの後に殺され、ジェダイの粛清が始まることになった。ジェダイ・オーダーは壊滅し、シスが銀河系を統治する時代が始まる。

その死後

銀河系のために果たしたティンの活躍の記録は、ジェダイの粛清の際にほとんど銀河帝国によって抹消されてしまった。しかし、ティンの記憶が完全に失われたわけではなかった。彼の死の直後、オーガナ元老院議員は彼のジェダイ・ビーコン・トランシーバーを<シャープ・スパイラル>から回収し、粛清が始まってから数時間の間にマスター・ヨーダとケノービを救出することに成功した。また、ジェダイ・オーダーを再建したルーク・スカイウォーカーは、テンプルでのティンの長い講演を記録したホロクロンを発見する。

銀河帝国の時代、正気を失ったジェダイ・マスター、カズダン・パラトゥスは、ガラクタの惑星ラクサス・プライムにジェダイ・テンプルのレプリカを建造した。パラトゥスは寄せ集めで作った評議会チャンバーに、マスター・ティンを含む評議会メンバーの人形をつくった。このアリーナのジェダイは、まるで人形が生きているかのように扱っていた。シスの暗殺者スターキラーの出現によって、パラトゥスの幻想は破壊される。彼はテンプルとティンたちの人形を破壊し、パラトゥスを殺害する。

個性と特徴

「ティン将軍!船をやられました」
「代わりを手に入れるぞ」
クローン・コマンダーとサシー・ティン[出典]

若いころ、サシー・ティンは生まれ持ったテレパシー能力のせいで、仲間たちから避けられていた。そして彼は、ジェダイ・テンプルの他の生徒たちとほとんど接触を執らないようになってしまう。その後のトレーニングの間もずっと孤独だったティンは、無口で、自分ではなく他人にしゃべらせておくことを好むようになった。ただし、彼は危機の際に相手に交渉を強制することが出来た。実際的な考えを持つマスター・ティンは、自身の特徴と最大の強みは戦場でこそ価値のある道具だと主張していた。彼のマスター、オモ・ブーリは、彼の関心をオーダーへの強い献身へ向けた。ティンの忠誠心がなかば強迫観念的な信念だと考える者も大勢いた。

ティンはダークサイドの信奉者とオーダーの背信者をののしり、クローン大戦中にジェダイのクインラン・ヴォスがダークサイドに転向すると、彼のことを名前で呼ぶことすら拒否していた。ティンはヴォスのことを“変節者”としか呼ばず、ヴォスが調停の評議会の前へと連れてこられたとき、自身に矛盾があると感じて投票をしなかった。

力と能力

「休戦は撤回する」
―サシー・ティン[出典]
Tiin saber

サシー・ティンのライトセーバー

ジェダイ・ガーディアンとして訓練を受けたサシー・ティンは、ライトセーバーに特別な才能を示し、それを長いキャリアの中で何度も発揮していた。ティンはライトセーバーの柄にスミレ色、コバルト、エメラルドのライトセーバー・クリスタルを使用していた。マスター・ティンは攻撃とカウンターの技術を使うことで、ほとんどの対戦相手を退けることが出来た。

戦闘だけでなく、ティンにはパイロットとしての優れた技術があり、ジェダイ・スターファイター部隊でエースとして活躍していた。ティンはオーダーの多くの宇宙船をアップグレードし、彼の生まれながらの操縦技術に対抗できるのは、ジェダイ・アナキン・スカイウォーカーだけだと言われていた。ティンは生まれながらのテレパシー能力によって、他人の意思を読むことだけでなく、ナビゲーション・コンピューター無しでハイパースペースを航行する本能的宇宙航行能力を強めることが出来た。

制作の舞台裏

SaeseeTiinConceptArt

サシー・ティンの初期コンセプト・アート

映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の中で、ティンはエージェン・コーラーの次にパルパティーンによって殺された。しかし映画の小説版では、殺される順番が違い、ティンが最初の犠牲者となっている。パルパティーンはティンに、「マスター・ティン、きみはテレパスだ。わたしの気持ちがわかるはずだぞ」と語りかけ、言われた通り気持ちを読もうとしたティンは、パルパティーンの投げたライトセーバーによって首を切り落とされた。

役者

サシー・ティンを演じた俳優はひとりではない。『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』と『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』のジェダイ評議会の場面でティンを演じたのは、カーン・ボンフィルスである。『クローンの攻撃』のほかの場面では、ザカリア・ジェンセンがティンを演じる予定だったが、特殊メイクのサイズが合わなかったため彼の弟のジェシー・ジェンセンがティンを演じることになった。ザカリアは代わりに、キット・フィストーを演じることになる。『シスの復讐』でティンを演じたのはケンジ・オーティスであり、ビデオゲーム『Star Wars: Obi-Wan』や『スター・ウォーズ ジェダイ・スターファイター』でティンの声を担当したのはテレンス・カーソンである。カーソンはスター・ウォーズ クローン大戦シリーズでメイス・ウィンドゥの声優も担当している。

登場作品

参考資料

Tiin fighter

サシー・ティンのイータ2アクティス級軽インターセプター

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ キャラクター事典』に基づく。

関連項目

外部リンク

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