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「物から…フォースのエコーを感じるんだ」
「ああ、ジェダイでも珍しいスキルね」
カル・ケスティスシア・ジュンダ[出典]

サイコメトリー(Psychometry)[2]、別名センス・エコー(Sense Echo)[3] は物体に触れることで、その物体にまつわる人物やできごとの情報を読み取るフォース能力である。使用者はフォースを通して情報を視覚的、聴覚的および精神的に受け取ることができた。[2]

概要[]

クローン戦争当時、ジェダイ・マスタークインラン・ヴォスはサイコメトリーのプロフェッショナルとして知られ、この能力を追跡に役立てていた。[4] サイコメトリーはジェダイでも珍しい能力であり[3]ジェダイ・オーダーは暴力のための武器として使うことを禁じていた。サイコメトリーは感情を読み取ってしまうことから、オーダーは使用者がフォースのダークサイドに晒されることを危惧していたのである。[2] パダワンカル・ケスティスもサイコメトリーを使うことができ、ゼフォ種族の霊廟を巡る旅で能力を活用した。[3]

サイコメトリーは入念な訓練によって得られる能力ではなく、カル・ケスティスや[3] カー・ナク・シンのように、一部のフォース=センシティブに生まれつきの才能として備わる能力だった。しかし必ずしも生まれてすぐに使えるというわけではなく、ナク・シンの場合は13歳の時から物体を通してヴィジョンが見えるようになった。生まれ持っての才能とはいえ、サイコメトリーを適切に制御するにはある程度の学習と訓練が必要とされた。慣れないうちは物体に触れると激しい頭痛や発作を引き起こすことがあり、こうした現象が続くと、周囲の人々からは希少なフォースの能力というよりは深刻な病気の症状と受け取られることもあった。[5]

制作の舞台裏[]

2019年に発売された小説『フォース・コレクター』とTVゲーム『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』は、どちらもサイコメトリーを物語の重要な要素として扱っており、それぞれ主人公のカー・ナク・シンとカル・ケスティスがこの能力を有している。[3][5] 『フォース・コレクター』の著者であるケヴィン・シニックによると、彼は開発中の別プロジェクトでも同じ能力を持つ主人公が描かれることを知らずに小説の初稿を書き上げ、本の発売の1年前ごろになってようやく知ったという。しかしシニックが既に書き上げていた内容は『フォールン・オーダー』の描写と近かったため、能力の法則や効果について細部に手を加えるだけで、両者のストーリーに整合性を持たせることができた。例えばナク・シンは物体に触れたとき白い光を見るが[6]、これはゲームでカル・ケスティスが“センス・エコー”のパワーを使った時の現象と一致している。[3]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

外部リンク[]

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