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コーラル・スキッパー

 コーラル(珊瑚)スキッパー。その名の通り船体は岩のような珊瑚状物質から構成されている。
 黒色で、玄武岩を思わせる外殻は、ヨリク・コーラルと呼ばれる物質で出来ている。

目次

概要 編集

生物戦闘機編集

 別の銀河からやってきたユージャン・ヴォングは、機械を忌み嫌う。
 コーラル・スキッパーも「建造」ではなく「育成」した物で、この珊瑚状物質ヨリクは、ユージャン・ヴォングの母星に生息する微生物から生成される副産物と推定される。
 ヨリクで出来た外殻は、中空になっており、巻き貝を思わすその形状と相まって、軽量にして頑丈である。

生体演算装置編集

 ヨリク外板の中空スペースには、ドヴィン・ベイサルという知性を持たない生体メカニズムが「住んで」おり、操縦や戦闘、防御においてパイロットを補助する。ちょうどアストロメク・ドロイドのような役割を担うのであるが、それより遙かに高度である。
 ドヴィン・ベイサルは、パイロットから刺激を与えられると、エネルギーを放出し、重力場をも操作し「ボイド(穴)」と呼ばれる超小型のブラックホールを短時間造り出す。これによりあらゆるビーム兵器、実弾兵器を吸い込み、無力化し、または重力変更フィールドを広範囲に作り出し、ビーム兵器や実弾兵器を偏向させることも出来る。
 ドヴィン・ベイサルは、コーラル・スキッパーの動力にもなっている。その重力場を利用し、推進するのである。

武装編集

 溶岩ミサイルと呼ばれる、高熱の溶岩を連想させる火炎弾を先端のチューブ状ノズルから発射する。これは、中型レーザー砲と同等の破壊力を持つ。
 ヨリクで出来た外装は、レーザー砲の直撃を一度や二度受けたとしても吸収してしまう。レーザーがかすった程度ならば、一瞬溶けて再硬化する。ドヴィン・ベイサルの重力コントロールによる防御能力と相まって、破壊する事は困難を極める。

操縦編集

 一人乗りで、パイロットは「コグニション(認識)フード」というゼラチン状の膜で頭部を包む事により、脳と船体の間に、一種の共生型集合意識が出来、操縦、戦闘、生命維持リンクが形成される。パイロットが脳波で命令すれば、コーラル・スキッパーの勘定や感覚がフィードバックされる。
 コーラル・スキッパーの有機部品は、神経回路に似たフィルム状の細胞構成物を通じてリンクされ、システムを反応させる電気信号を伝えている。これはニューロンが手脚を動かすのに似ている。

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