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この記事は旧シス戦争の戦いを扱っています。 あなたが探しているのはハイパースペース大戦戦いかもしれません。
「七つの惑星の軌道では、熾烈な戦いが繰り広げられていた。共和国軍とともに到着したウリックとノーミは、ジェダイの技で戦闘を援助したが、アリーマはシス魔術で幻をつくりだし、これに対抗した」
ヴォレン・ナルの歴史書より[出典]

コロス・メジャーの戦いBattle of Koros Major)は、銀河共和国クラースに対して行った、最初の直接的な大規模攻撃のひとつである。クラースの指導者、アリーマサタール・キートエンプレス・テタ星系で軍事的クーデーターを起こした際、星系の7つの惑星のうち、コロス・メジャーだけは最後まで抵抗をつづけた。コロス・メジャーは、ジェダイと共和国の機動部隊が援護に駆け付けるまでの間、サタールとアリーマ率いるクラースの攻撃に耐えきった。しかし、ジェダイと共和国軍の介入をもってしても、クラースを退けることは出来なかった。クラースは星系から連合軍を撃退し、コロス・メジャーを包囲する。共和国とジェダイが撤退したため、コロス・メジャーは間もなくクラース軍の手に落ちた。連合軍の敗北に終わったコロス・メジャーの戦いは、クラース聖戦(より大規模なシス大戦へと繋がる紛争)を引き起こした事件のひとつに数えられることがあった。

背景

エンプレス・テタ星系の貴族アリーマと、そのいとこサタール・キートは、惑星オンダロンへと旅し、シスの知識を手に入れた。故郷惑星エンプレス・テタに戻ったふたりは、ここでフォースのダークサイドの秘密結社クラースを設立し、権力の座を手に入れようと画策した。アリーマとサタールは、エンプレス・テタ星系の軍事勢力を操り、暴力的なクーデターを画策する。彼らはクラースを政府の権力の座に据えることに成功した。

しかし、エンプレス・テタ星系の7つの惑星は非合法なクーデターを受け入れず、新しい支配者に対して反乱を起こした。7つの惑星は、秘密の基地から組織化された抵抗運動を開始し、クラースの指導者たちに対抗した。しかしこれによって、キートたちは彼らの統治の恐ろしさを敵対者に理解させるチャンスを手に入れることになった。新しく手に入れたシスの力を使い、アリーマとサタールは7つのうち6つの惑星で反乱を鎮圧し、星々を自分たちの支配下に置いた。

長期にわたって防戦をつづけることが出来たのは、テタ宙域首都惑星であるコロス・メジャー(別名エンプレス・テタ)だけだった。間もなく、エンプレス・テタ星系における暴動の報せは銀河系の向こう側にも届き、銀河共和国政府やジェダイの指導者たちの知るところとなった。

惑星コロス・メジャーがクラースによって苦しめられているという情報は、老齢のアーカニアンジェダイ・マスターアーカ・ジェスのもとにも届いた。クラースの行為は違法なクーデターだと考えたジェスは、何かしらの対処をしなければならないと判断した。しかし、彼を含むジェダイ・マスターたちは、クーデターにシスが関与しているという報告に懸念を覚えた。シスの影が再び戻ってきたと考えたマスター・ジェスは、ひとまず惑星オンダロンに赴いた。この惑星では、ジェダイ・ナイトウリック・ケル=ドローマノーミ・サンライダーが他数名のジェダイとともに現地政権の平和的移行を手助けしていた。

オンダロンに到着したマスター・ジェスは、集まったジェダイたちに、エンプレス・テタ星系で露見した事件について手早く説明を行った。マスターたちと同様、オンダロンのナイトたちもクラースやシス魔術の情報を知り不安を覚えた。説明を終えたマスター・ジェスは、その場にいたジェダイたちにそれぞれ任務を与えた。ジェダイ・マスターたちは、ケル=ドローマとサンライダーのふたりに救援任務を与え、コロス・メジャーに派遣することに決めていた。彼らふたりによって率いられたジェダイと共和国の連合勢力は、クラースの進撃を止めるためエンプレス・テタ星系へと出発した。

戦闘

ウリック・ケル=ドローマとオーレイ・ヴァニカス艦隊指揮官が共和国=ジェダイ連合艦隊を指揮する一方で、ノーミ・サンライダーは、戦闘瞑想の能力を使って戦いの流れを変えるよう指示されていた。しかし、連合艦隊がハイパースペースを抜け出した際、彼らの目的地である惑星コロス・メジャーは、クラースの大規模な侵略艦隊によってまさに攻撃を受けている最中だった。駆け付けた連合艦隊の目には、コロス・メジャーの戦いは既に決着がついているかのように見えた。

BattleEmpressTeta

コロス・メジャーの上空でクラース軍と戦う共和国とジェダイの連合艦隊

クラースに降伏する機会を与えるため、ケル=ドローマは敵方に停戦命令を出すようヴァニカス指揮官に指図した。しかし、ケル=ドローマが思っていた通り、クラースはヴァニカスの命令を無視し、コロス・メジャーに対する攻撃を継続した。クラースの攻撃を止めるには戦いに介入するしかないと判断したケル=ドローマは、共和国艦隊に攻撃配置につくよう指示を出した。このときサタール・キートは、いとこであるアリーマに、シスの力を使ってスペース・グレイザー(何千も前に絶滅したと考えられていた生物)の巨大なフォース・イリュージョンをつくり出すよう命じていた。

サタールの意図を理解したアリーマは、巨大な幻影が敵艦隊に襲い掛かっているように見せかけ、共和国とジェダイの連合部隊を蹴散らした。何が起こっているのか理解できなかったケル=ドローマと共和国軍将校の多くは、スペース・グレイザー(かつては、宇宙船を捕食する生物だと信じられていた)の存在に疑念を抱いた。しかし、サンライダーはフォースを使ってグレイザーを知覚し、それがシスの力によって生み出された幻に過ぎないことを突き止めた。共和国=ジェダイ連合艦隊にとってスペース・グレイザーは危険な存在ではないと判断したサンライダーは、指揮下の宇宙船にクラース艦隊への攻撃を継続するよう命令した。

敵艦隊がスペース・グレイザーから逃げ惑うものだと思い込んでいたサタールとアリーマは、相手をあなどり過ぎていたと気付いた。そこでふたりは、より効果的と思われる新しい作戦を考案した。サタールは、大量のクラース軍CX-133ケイオス・ファイターを司令船から発進させ、共和国=ジェダイ艦隊の個々の船を狙いに定めるよう命じた。サタールはこの作戦でもアリーマのシス魔術をあてにしていた。敵に混乱をもたらすため、アリーマはさらに幻影をつくり出したが、今度はスペース・グレイザーではなく、ケイオス・ファイターの偽物を投影した。

共和国艦隊は迫りくる敵戦闘機を迎え撃つ準備をしたが、サンライダーはこれもまたシスの計略であることをフォースで察知した。サンライダーはフォースを通してアリーマの精神に接触し、魔術師の心を制御して幻影の支配力を失わせた。偽物の戦闘機は姿を消したが、それでもまだ本物のケイオス・ファイターが依然として大軍で共和国軍に突進していた。粒子シールドを起動する余裕がなかった連合艦隊は、ケイオス・ファイターが共和国軍主力艦に突撃したことによって、甚大な被害を被った。

ケイオス・ファイターの1機は、ケル=ドローマが乗り込んでいた共和国司令船、<リライアンスI>のブリッジに衝突した。ケル=ドローマは、飛んできた破片で重傷を負う。この破片には、ジェダイをダークサイドへと仕向けるため、アリーマ・キートによるシスの魔術が染み込んでいた。この事実を知らなかったものの、サンライダーはフォースを使ってケル=ドローマの傷を癒した。一方、もはや連合艦隊に軍事作戦を遂行する能力が残っていないと判断したヴァニカス指揮官は、エンプレス・テタ星系から撤退してハイパースペースにジャンプするよう部隊に命じた。

その後

共和国とジェダイがコロス・メジャー上空の戦いで大敗したことを受け、ジェダイの指導者たちは惑星デネバ集会を開くことに決めた。彼らはこの会議で、クラースが発端となって拡大した紛争について話し合った。しかし、彼らの話し合いはクラース軍による奇襲で中断された。この戦いの後、ウリック・ケル=ドローマはクラースに潜入して敵を内部から滅ぼすことに決めた。

制作の舞台裏

コロス・メジャーの戦いは未邦訳コミック・シリーズ『Star Wars: Tales of the Jedi』の『Dark Lords of the Sith 2: The Quest for the Sith』で描かれた。このコミックの作者はトム・ヴィーチケヴィン・J・アンダースンで、クリス・ゴセットがイラストを担当した。ヴィーチとアンダースンはこの作品をクラース聖戦の導入部分として描写し、より大規模なシス大戦の一部として描いた。

コミックで描かれたコロス・メジャーの戦いには、プレイトリアン級フリゲートハンマーヘッド級クルーザーは登場していない。しかし、2005年(邦訳版は2006年)発表の『スター・ウォーズ 全史』に掲載されたトミー・リー・エドワーズによる挿絵には、これらの軍艦が描かれている。

登場作品

  • Tales of the Jedi: Dark Lords of the Sith (audio)
  • Tales of the Jedi: Dark Lords of the Sith 2: The Quest for the Sith (初登場)
  • Tales of the Jedi: Dark Lords of the Sith 3: Descent to the Dark Side (言及のみ)
  • Tales of the Jedi: The Sith War 2: The Battle of Coruscant (言及のみ)
  • Star Wars: The Old Republic (作中の文書内で言及)

参考資料

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