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この記事は大銀河戦争の戦いを扱っています。 あなたが探しているのは他の戦いかもしれません。
「戦いは何度もわれわれの身近に迫った。シスがコルサントを強奪した悪名高い戦いもそのひとつだ。このときジェダイ聖堂は炎上し、煙をあげる戦場と化した」
レステリー・クイスト[出典]

コルサントの略奪[1](Sacking of Coruscant)は、コルサントの戦い(Battle of Coruscant)としても知られる、大銀河戦争の最後に発生した戦闘である。銀河共和国再建されたシス帝国が争った。旧シス帝国崩壊したと信じられるようになってから数世紀が過ぎた後、実はまだ存続していたシスの派閥が未知領域から姿を現し、共和国に対して大規模戦争を仕掛けた。数十年に渡って争った後、進撃を続ける帝国の陰で、共和国の経済と軍事力は衰退していった。戦争が最高潮に達したと思われたその時、シスは共和国に和平を申し入れて銀河系を驚かせた。帝国の意図を疑いつつも、共和国銀河元老院は願ってもいない休戦を受け入れた。しかし共和国は知らなかったが、シスは戦争を平和的に終わらせるつもりなど毛頭なかった。

協定について話し合うため共和国と帝国の代表団が惑星オルデランに集まる中、帝国が雇ったマンダロリアン戦士シェイ・ヴィズラが共和国の首都コルサントに赴き、この惑星の防衛ネットワークを破った。続いてシス卿ダース・マルガスと50人のシス・ウォリアージェダイ・テンプルになだれ込み、古代からそびえるこの建物を包囲した。戦士たちは、マスターヴェン・ザロウ率いるジェダイの守護者たちと激しい戦いを繰り広げ、勝利を収めた。ジェダイが破られた後、シスダース・アングラル指揮下のシス艦隊が惑星を攻撃し、都市を爆撃して帝国兵士と戦士を地上に展開させた。ジェダイ・オーダー共和国特殊作戦師団の生き残りが首都の防衛を試みたが、シス軍は彼らを圧倒していた。戦いが終わる頃には、ジェダイ・テンプルは瓦礫の山に変り果て、ジェダイ最高評議会のメンバー6名が殺害され、共和国の最高議長ベルーケンもアングラル卿に暗殺されていた。コルサント内部および外部への通信は遮断され、他の銀河市民たちは首都で発生している虐殺を推測するしかなかった。

2間に渡ってコルサントを封鎖した帝国は、この惑星を占領し、戒厳令を敷いた。コルサントの住民は外部へ出ることを禁じられ、惑星間航行は厳しく制限された。ダース・アングラルはコルサントの暫定総督になり、彼の副官であるマルガスは軌道の保安を監督した。シスはこの間に惑星で略奪を行い、共和国元老院議員を処刑して、住民を数名誘拐した。占領2日目、ジェダイ・ナイトアリン・リニーアは、ジェダイ・テンプルの廃墟でマルガスの命を狙った。彼女の活躍によってシス封鎖軍のセキュリティにいくつかの突破口が生じたが、コルサントは依然として帝国の支配下に留まった。シスとジェダイの双方が、この戦いの犠牲者数は数万から十万人に及ぶだろうと見積もった。

共和国の首都を完全に掌握したシス帝国は、オルデランにおける交渉を意のままに進めた。2日に及ぶ占領、そしてギャラクティック・シティのほぼ全体が破壊された後、共和国の代表団はコルサント条約への署名を強いられた。この条約によって大銀河戦争は終結し、コルサントは本来の所有者の手に戻ったが、続く冷戦の時代、共和国は不公平な条文によって衰弱の一途をたどった。そのためコルサントの再建は長引き、惑星の貧困層の住民はシスが残した廃墟の中で生活せざるを得なかった。コルサントの下層レベルはギャングに支配されるようになり、同じ惑星に本拠地を置く共和国政府も、彼らの存在をほとんど無視していた。

歴史

銀河の戦火

Fleeing civilians

シスの侵略軍から逃げる共和国市民

ハイパースペース大戦旧シス帝国敗北した際、銀河共和国シスが全滅したと信じ込んだ。しかし、銀河系の大部分は知らなかったが、正当なシスの派閥が帝国の崩壊を生き延び、未知領域へと逃げ去っていた。彼らはこの未知領域で一世紀を過ごし、共和国やジェダイ・オーダーに復讐を果たすため莫大な戦争兵器を蓄えた。シス皇帝と呼ばれるシスの暗黒卿に率いられた帝国は、3681 BBYになってようやく歴史の表舞台に戻ってくるまでの間に、影の一大勢力になっていた。

この、帝国は共和国に対して大規模な猛攻撃を開始し、銀河系全域に広まる大銀河戦争が始まった。当初、戦いは共和国の心臓部から遠く離れたアウター・リム・テリトリーで行われていたが、皇帝は迅速に敵を破って新たなる銀河支配政権を樹立するつもりでいた。結局、彼が期待した通りの素早い勝利は実現せず、戦争は30年も続いてシスと共和国の双方を疲弊させた。やがて外縁領域を確保したシス帝国は、マンダロリアン戦士団の助けを借りてギャラクティック・コアへと攻め入った。マンダロア・ザ・レッサーに率いられた戦士団は、戦争の最後の10年にハイディアン・ウェイ封鎖した。これは共和国経済を麻痺させ、銀河元老院の中には帝国への降伏を主張する者が現れた。とある密輸組織の介入によってマンダロリアンの策略は失敗に終わり、戦争は再び手詰まりの状態に戻ったが、基本的に帝国は共和国よりも軍事作戦をうまく進めていた。

封鎖が失敗に終わった後、ジェダイがオルデランレン・ヴァーで勝利を収め、シス帝国がコア・ワールドから押し返されたことで、共和国の首都惑星であるコルサントの住民の多くはジェダイ共和国軍がコルサントの安全を保ってくれるだろうという呑気な期待を抱くようになった。しかし、彼らの願望とは逆に、皇帝のダーク・カウンシルは帝国の敗北を鑑みて戦争の早期終結を求めるようになった。そこで帝国は、3653 BBYに共和国元老院へ和平を申し入れた。帝国は多くの戦場で勝利の目前まで迫っているように見えたため、共和国はこの申し出に驚いた。ジェダイ最高評議会は注意を促したが、シスとマンダロリアンの連合勢力が共和国を屈服させ、経済を崩壊させている現状を受け、元老院は和平を受け入れた。戦争の情勢を理解していたシス帝国は、来るべき交渉で共和国を利用するつもりだった。帝国は、共和国やジェダイの代表団と話し合いを行いつつ、交渉に有利な切り札を手にする必要があった。そのために考案されたのが、共和国の首都コルサントに対する大規模攻撃だった。

決戦に向けた準備

Coruscant Angral Malgus JMGD

作戦会議を行うダース・マルガスとアングラル

コルサントへの侵攻作戦は、およそ3660 BBYリム軍事作戦の頃から既に考え出されていた。シス帝国は薄く引き伸ばされた共和国軍の不意を突くつもりだった。共和国の軍隊は、ランス最高司令官の命令のもと、主に帝国との境界線沿いにある辺境の星系に配備されていたのである。ダーク・カウンシルは攻撃部隊の指揮を傑出したシス卿ダース・アングラルに任せ、より小規模な第二勢力をシス卿ダース・マルガスに指揮させることに決めた。マルガスの部隊は、直接ジェダイ・テンプルに送り込まれることになった。マルガスは自分ひとりで聖堂への襲撃を指揮したいと考えていたが、アングラルは自らの政治的盟友(そしてマルガスにとってはライバルの)アドラスを攻撃の副司令官に据えた。また、シス軍は作戦を遂行するためにコルサントの防衛ネットワークをあらかじめ破っておく必要があった。この任務を任されたマンダロリアンのシェイ・ヴィズラは、シス軍に先立って都市惑星に潜入した。ダース・マルガスもまた、奴隷兼愛人のエリーナ・ダルーを連れ、戦いが始まる前に惑星に到着した。奇襲攻撃の専門知識があったマルガスは、ハイジャックしたNR2ガリー・ジャンパーに50人のシス・ウォリアーを乗せ、ジェダイ・テンプルに突入するという作戦を立てた。マルガス自身は、ジェダイを相手に、ガリー・ジャンパーがテンプル地区の空域に侵入するまでの時間を稼ぐことになっていた。ヴィズラが任務を完了し、戦士たちの準備が整うまで待った後、マルガスはダルーを連れてコルサントに移動し、ついに破滅に直面することになった共和国首都惑星に称賛と批判の言葉を投げかけた。

一方、コア・ワールドのオルデラン(この惑星はかつて大銀河戦争中に戦場にもなった)では和平会議が始まった。パラン・アム=リス元老院議員ジェダイ・マスターダーナラに率いられた共和国代表団は、休戦について話し合うためシス卿ダース・バラス率いる帝国の代表団と対面した。交渉の序盤、バラスは平和を求める外交官を装い、シス軍がマイノス星団戦いから撤退したことで、バラスの見せ掛けにも説得力が増した。しかし会議の最中、共和国に気づかれることなく首都の防衛ネットワークを解除することに成功したヴィズラが、ダース・マルガスに連絡を取っていた。帝国の兵士輸送船が降下の準備を終えると、シスは首都惑星への攻撃に着手した。

侵略

ジェダイ・テンプルへの攻撃

「歴史によると、ダース・マルガスはのちにコルサントの略奪に参加し、ジェダイ聖堂を破壊するところだった。シスは平和を嫌うため、常に他者を傷つけようとする」
ルーク・スカイウォーカー[出典]
SithInvasion-Deceived

ジェダイ・テンプルのホールで激突する両軍

ダース・マルガスとエリーナ・ダルーは徒歩でジェダイ・テンプルへ近づき、プロセッシング・ウェイを通って古代の建築物に到着した。ふたりはテンプルの正面入り口リパブリック・ソルジャーに取り囲まれた。ほとんどのジェダイがシスとの戦いや和平会議に割り当てられていたため、共和国軍の兵士がテンプル警備に回されていたのである。マルガスは行く手を阻む警備兵をあっという間に殺害し、テンプルの内部に入った。一方、シスの戦いを内部から手助けするため、シェイ・ヴィズラも吹きさらしのハッチからテンプルに潜入した。このマンダロリアンはテンプルの上層レベルで共和国警備兵と戦い、下層ではジェダイの一団がマルガスと対峙した。パダワンたちは、マスター・ヴェン・ザロウ率いる6人のジェダイ・ナイトがマルガスと対面する様子を見守るため、中二階に集まった。ザロウたちは、シスがこれ以上内部へ入ることを阻止するため侵入者に迫ったが、その瞬間、シス・ウォリアーを乗せた共和国ドロップシップがテンプル正面入り口の巨大な扉を突破した。

巨大ゲートを破壊したドロップシップは、エントランス・ホールに不時着し、周辺を瓦礫の山に変えた。テンプルのフロアを傾きながら滑走するドロップシップはマルガスとダルーの背後で停止したが、この宇宙船と瓦礫によって数名のジェダイが犠牲になった。停止した宇宙船のハッチが開くと、アドラス卿率いる50名のシス・ウォリアー、そしてインペリアル・ソルジャー数名が姿を現した。船を降りたシス軍は多数のジェダイと戦闘を繰り広げた。ジェダイとシスはフォースライトセーバーを使って激しく戦い、ダルーは戦場を走り回って愛人を補佐した。このトワイレックの奴隷はザブラクのパダワンによって危うく殺されかけたが、戦いに介入したマルガスがジェダイを殺した。一方、アドラスはテレキネシスの力を使って共和国兵士の数少ない生き残りをホールの四方八方へと吹っ飛ばした。マルガスは敵対者にフォース・ライトニングを放ち、ヴィズラもロケット弾や火炎放射器で共和国兵士と戦った。

SaberThrow-Deceived

マルガスとザロウの対決

マルガスはフォースのダークサイドの力に没入しながら多数のテンプル防衛者たちを殺害し、ダルーは彼とその他のシスを補佐した。この乱闘におけるマルガスの大きな目標は、敵の中で唯一注目に値すると考えていた男、ヴェン・ザロウを殺害することだった。一方のザロウは、シス・ウォリアーの中を切り抜け、アドラス卿の攻撃も撃退していた。マルガスが目的のジェダイ・マスターを見つけた際、ダルーは射撃で主人を援護しようとした。しかしザロウはブラスター弾をダルーの体に向けて偏向し、フォースを使って彼女を円柱に叩きつけた。これに怒ったマルガスは、フォース・スクリームで周辺の建造物をなぎ倒した。シス卿とジェダイ・マスターは互いの距離を詰め、その途中で遭遇した敵を殺害した。ふたりは間もなく激しい決闘を開始し、ホールから入り口の近くへと移動していった。数名のジェダイやシスがふたりの戦いに割って入ったが、ザロウとマルガスは介入者を全員倒し、対決に集中した。ザロウはしばらくの間シス卿の攻撃を防御し続けていたが、最後は腹部にライトセーバーを突き立てられ、敗北を喫した。指導者のマスターが命を落としたことで、残りのジェダイもあっという間に破られた。ジェダイ・オーダーの最も有名な決闘者のひとり、マスター・アスマは、ダース・アングラルの弟子プレイヴン卿によって殺害された。また、リパブリック・ソルジャーとしてこの戦いに参加していたファー・メグサン父親もプレイヴンに殺された(のちにメグサンは、父の仇を討つためプレイヴンの首に賞金を懸ける)。トグルータの夫婦でジェダイ・ナイトのローレンドヤニラ・ゼイヴロスもこの戦いの犠牲となった。戦いに勝利したシスは、テンプルを確保して内部の防衛ネットワーク中央処理装置を破壊し、アドラスはダース・アングラルに攻撃が成功した合図を送った。

コルサントの陥落

最初の地上部隊は、着陸シャトルを使ってコルサント地表へと展開された。このシャトルに乗せられたインペリアル・ソルジャー分隊は、共和国防衛軍が放つ砲弾の弾除けとして派遣されていたに過ぎず、彼らの上位部隊は主要攻撃目標に向けて移動していた。しかし、ヘスカーという名の若き人間の将校は、弾除けとして簡単に殺されることを良しとしなかった。彼は味方の兵士を率いて共和国の最初の防衛線を突破した。ヘスカーのリーダーシップによって戦いの序盤がうまく運び、シスによるコルサントの陥落が早まった。一方、アングラルのバトル・クルーザー艦隊は元老院地区を中に降下を続けていた。アングラルは、自分と攻撃部隊が元老院ビルを外部から襲撃する間、都市への攻撃を継続しておくよう残りのシス軍に命じた。軍艦が元老院地区への爆撃を開始すると、アングラルと彼の兵士たちは元老院の外に着陸し、ジェダイ・マスターのオーガス・ディンや共和国軍のハロン・テイヴァス中尉と対峙した。テイヴァスとコルサント防衛軍の兵士がシス・トルーパーと戦う中、アングラルはディンと対決した。アングラルは、激しいライトセーバー戦闘で優位に立った。敵の武器を奪ったアングラルは、倒れたディンにライトセーバーの切っ先を突き付けた。アングラルはディンをこの最初に殺すジェダイにしようと考えたが、大破したシス軍の宇宙船が近隣の建物に衝突し、爆発が起きたことで、シス卿とジェダイは宙に吹っ飛ばされた。この機に乗じて壊れた橋を跳躍したディンはジェダイ・テンプルを目指したが、ジェダイの本拠地は激しい爆撃にさらされている最中だった。アングラルは、本来の目標である元老院を攻撃するため、逃げたジェダイを追わないよう部下に命じた。

Senate sacked

元老院地区に降下するシスの軍艦

元老院ビルの中では、共和国の指導者であるベルーケン最高議長がオルデランのアム=リス議員と連絡を取ろうとしていた。共和国の議員やオフィスのスタッフたちがビルから逃げ出す中、モン・カラマリの最高議長はその場に留まり、オルデランにいるセレアンの議員にシスの裏切りを警告した。ベルーケンは平和会議から手を引くよう訴えたが、メッセージを言い終える前に、元老院に乗り込んできたアングラルが最高議長を殺害した。本来の侵略計画には無かったベルーケン暗殺は、オルデラン和平会議の参加者たちにも目撃され、共和国と帝国の代表団の間に短い争いが発生した。コルサントの戦いの最中、数多くの元老院議員が侵略軍に殺され、議長の荘厳なエグゼクティブ・クルーザーも破壊された。

シス艦隊が激しい軌道爆撃を続ける中、帝国兵は都市のタワーを襲撃した。シス卿ジェイヴィス・コルダーが指揮するハロワー級ドレッドノート艦隊が、コルサントに特に深刻な被害をもたらした。コルダーの旗艦スクリーム・オブ・ラグノス>は莫大な数の共和国兵士と民間市民を犠牲にし、帝国の軍事力のシンボルとして評判になった。元老院地区も激しいダメージを受け、元老院のドームはシス軍に占領された。ジェダイ・テンプルの地区も同様で、スターファイターによる地上掃射と、シス・ウォー・ドロイドによる攻撃が行われた。まだ空中にいた数少ない民間のエアスピーダーは、帝国の戦闘機によってしつこく追跡され、撃墜された。共和国軍の機体は、戦いに加わることさえできず破壊された。都市の景観には何百という火の手が上がり、帝国の爆撃機が破壊したパワー・ステーションは、半キロメートル上空にまで巨大なプラズマの炎を上げた。戦闘中、ジェダイ最高評議会のメンバーの6名が死亡した。ダース・マルガスと彼の戦士たちは、ハイジャックしたドロップシップによって持ち込んだ爆薬を使い、ジェダイ・テンプルを爆破した。マスター・ディンとテイヴァス中尉は、テンプルが崩壊を開始したちょうどそのとき現場に到着した。何世紀もの歴史を持つ建築物は完全に崩壊し、中にいたジェダイは巻き添えとなって命を落とすか、閉じ込められてしまった。テンプル内の生存者を掃討するため、インペリアル・トルーパーがマルガスの部隊に加わった(その中には、背後からジェダイを射殺することを誇りとするウェストロという名の兵士もいた)。コルサントの他の場所にいた数名のジェダイが帝国宇宙軍の宇宙船に反撃を試みたが、指揮官ライカス・キルランによって撃退された。キルランはこのとき重傷を負ったが戦場に留まり、都市に対して激しい攻撃を加えた。共和国軍のヴァー・サスラ将軍は防衛軍を指揮したが、この日の戦いに勝利したのはダース・ラクリスを始めとする帝国側の軍人だった。共和国側で大きな成功を収めたのは、ジェダイ・マスターのケリアン・ジャーロだった。ジャーロは、シス軍の攻撃に参加していた100人以上のマンダロリアンのベテラン兵を、たったひとりで壊滅させた。ジャーロに殺されたマンダロリアン(ほとんどがスパー氏族のメンバーだった)は、偏向された重ブラスター弾やフォースによる攻撃で装甲服ジェットパックを破壊された。

帝国軍の主要攻撃目標がジェダイ・テンプルと元老院だったため、コルサント上層部での悲劇を免れたコルサンティ市民にとって、地下に広がるアンダーワールドが侵略からの避難地域となった。多くの住民が安全を求めて下層に逃げたが、こうした都市の深奥部も結局は攻撃標的になり、軌道爆撃にさらされることになった。ジェダイや共和国軍の生存者の防衛があったにも関わらず難民たちは爆撃の被害を受け、多数の民間市民が犠牲になった。負傷した帝国兵士たちが治療のため軌道の医療船に戻される中、シス軍はコルサント爆撃をつづけ、数万もの犠牲者が出た。惑星上空では、共和国のフリーランスの提督ゼイル・バロウズが率いる私掠船団のフリー・スペーサーズ艦隊が帝国宇宙軍と戦った。シスの襲撃者たちは軌道の隊形を守り抜き、私掠船団にとってこの戦いが最後の軍事活動になった。シスは軌道衛星を排除あるいは破壊することで首都と銀河系間の通信を断絶し、コルサントを手中に収めた。本来の戦闘計画では、ギャラクティック・シティを完全に破壊することになっていたが、最終的な爆撃は結局実行されなかった。その代わり、シス皇帝はバラス卿にオルデランにおける交渉を継続するよう指示し、コルサントの現状を有利な交渉材料として利用した。共和国代表団は元老院と連絡を取ることが出来ず、ダーナラもアム=リスも現地の戦いの凄惨さを知らなかった。ジェダイと共和国の外交団たちは、ダース・バラスの説明をそのまま鵜呑みにせざるを得なかった。バラスは、帝国側の要求に少しでも渋った場合、コルサントは更なる損失(特に一般市民の犠牲)を被ることになるだろうと主張した。

占領

戒厳令

コルサントに対する最初の攻撃と制圧から数時間以内に、帝国軍は戦闘プロトコルから占領の手順実行へと移行した。爆撃機は母艦のクルーザーに戻り、スターファイターはパトロール隊系をとって都市の定期的巡回を開始した。コルサントの支配権を握ったダース・アングラル戦術司令官は戒厳令を宣告し、宇宙船が首都惑星を行き来することを禁止した。アングラルは、最低でも2隻のバトルクルーザーを使って惑星の周囲に封鎖網を張り、コルサントの衛星にもクルーザーが配置された。シス・インターセプターは、この間にコルサントにやって来た非帝国の宇宙船に迅速に対応し、クルーザーの中に訪問者を収容した。封鎖艦隊の上級将校のひとりで、ダース・マルガスのクルーザー<ヴァロー>を指揮するジャード大佐は、マルガスが惑星地上で戦う間、この船の活動を監督していた。また、戦いを逃れた民間市民を捜索するため、帝国軍のウォー・ドロイドのパトロール隊がギャラクティック・シティの下層に派遣された。

Capital Bombarded

ギャラクティック・シティ上空のシス・バトルクルーザー

亡き最高議長のオフィスを接収したアングラルは、ここを自らの指令本部とし、大使としてルーン・ニール将校を配置した。シス卿はこのオフィスから銀河元老院を解散させ、生き残っていた多くの元老院議員たちを処刑するよう指示を出した。敵政府に対しては残酷な処置をとったアングラルだが、最初の侵攻の際に負傷および戦死した味方を回収するため、捜索救助隊の活動開始を許可した。同時に彼は、コルサントの病院施設を占拠するよう帝国軍に命じた。負傷した帝国軍トルーパーやシス・ウォリアーを<ステッドファスト>といった医療船に運ぶ前に、彼らを怪我の度合いで分類するためである。ダース・マルガスは、愛人のダルーをすぐに<ステッドファスト>に運ぶよう命令したが、アドラス卿はこれを無視し、彼女を病院に送り戻した。ダルーは医療船へと運ばれる他の帝国軍兵士から取り残される。一方、アングラルはマルガスをコムリンクで呼びだそうとしたが応答が得られなかったため、アドラスに連絡を取り、マルガスへの伝言を頼んだ。アドラスがジェダイ・テンプルへの襲撃について報告を行っていた頃、マルガスは占領活動が始まったとは知らずこの建物で待機していた。彼は、爆撃によって都市惑星を完全に破壊するものだと信じていたのである。計画の変更に気づいたマルガスは、占領活動に移行したことに抗議するため、アングラルの拠点がある元老院ビルへと急いだ。

アングラルと対面した際、マルガスはいくつもの政治的過失を犯してしまい、コルサント侵略軍および占領軍の中で階級を下げられることになってしまった。元老院ビルを離れたマルガスは、愛人のダルーを<ヴァロー>にある医療施設に連れて行くため、彼女が収容されている病院に向かった。既に帝国の占拠下から外されていた病院は、都市中から集まって来た負傷者でいっぱいになっていた。施設の外で悲嘆に暮れていたコルサント市民の負傷者たちは、そこへやって来たマルガスがシス卿だと分かると、悲惨な戦いに参加した彼を罵った。彼らから大量のデュラクリートを投げつけられたマルガスは、フォースのテレキネシスで民衆を蹴散らさなければならなかった。民衆を何人か殺し、病院へ入る道を開いたマルガスは、共和国の医師の治療を受けていたエリーナ・ダルーを引き取った。その後、アングラルは宇宙軍によるコルサント封鎖の監督任務をマルガスに与え、ハイパースペース航路を使った領域への行き来を見張らせた。

セキュリティー突破

帝国軍艦隊を指揮したマルガスは、供給品を運ぶスーパーフレイター船団とその護衛フリゲート艦の到着を監督した。コルサントが制圧された最初の日、シス軍では登録されていないドラゴンフライ級ドロップ・シップが封鎖線に到着した。セキュリティー手順に従い、このマークVIIアドバンスト・インターセプターによって包囲され電磁フィールドで<ヴァロー>へと牽引された。逮捕されたドラゴンフライ級貨物船のパイロットバウンティ・ハンターヴラス・シーゾー(元スナイパー)、<ヴァロー>で尋問を受けることになった。帝国軍の軍人と打ち解けたシーゾーは、ダース・マルガスとの対面を許可された。このバウンティ・ハンターは、ジーリッド・コアという名のスパイス密輸業者が、ジェダイ・ナイトの変節者アリン・リニーアをコルサントに運ぶため、封鎖を破ろうとしているという情報をマルガスに漏らした。ヴェン・ザロウのパダワンだったリニーアは、亡き師匠の復讐を果たすため、オルデランの交渉現場を離れてコルサントを目指していたのである。

Deceived

コルサント地上へ落下するアリン・リニーアとジーリッド・コア

シーゾーの言うとおり、<ファットマン>という名のXSストック軽貨物船に乗ったコアとリニーアは、スーパー・フレイター船団のハイパースペース・ジャンプに紛れて密かにコルサントにやって来た。スーパー・フレイター<ドローモ>の船体に張り付くことでしばらくの間は発見を免れた<ファットマン>だったが、船団に紛れ込んだ侵入者を捜索していた帝国のシャトルによって見つけられてしまった。コルサント大気圏への穏便な降下はもはや実現不可能だと判断したコアは、シス軍からの砲撃を妨げるために<ファットマン>を貨物船の1隻に近づけた。ダース・マルガスの命令のもと、貨物船団とその護衛フリゲート艦は散り散りになり、<ヴァロー>と<ファットマン>の間の射線を通した。しかし、リニーアに興味をそそられたシス卿は、彼女が乗るXS軽貨物船を破壊する代わりに捕獲することに決めた。コルサントの大気圏に逃れようとした<ファットマン>は<ヴァロー>のトラクター・ビームに捕捉されたが、なんとか牽引を振り切ることが出来た。マルガス指揮下の砲術士官、マック中尉は、敵が大気圏に入った直後に砲撃を開始し、<ファットマン>を破壊することに成功する。

リニーアとコアは宇宙船が完全に破壊される直前にコックピットから飛び降りた。彼らは高層大気から地上へと自由落下したが、リニーアがフォースを使って落下を遅らせたため、生き残ることが出来た。彼女たちが現在位置を確認して目的達成のために準備を始める中、マルガスはシーゾーを占領中のコルサント内にとどめておいた。また、マルガスはこの都市惑星で捕まえた人々とテクノロジーのリストをダルーに手渡した。捕えられた市民は戦争の捕虜となり、テクノロジーは侵略の戦利品としてシス帝国が持ち帰ることになっていた。カース大佐とその中隊に配属されたダルーは、3機のインペリアル・シャトルのうちのひとつに乗ってシスが占拠したリストン宇宙港へと移動した。同じ頃、リニーアとコアはヴェン・ザロウを殺害した人物を突き止めるため破壊されたジェダイ・テンプルに向かっていた。リニーアは師匠を殺したのはシスに違いないと確信していたが、それがマルガスであることは知らなかった。ザ・ワークス経由でテンプルの無傷な下層レベルにアクセスしたリニーアは、シスによる襲撃中に記録されていた保安ホログラムを目にし、マルガスの罪を知る。また、彼女はマルガスの愛人であるダルーも戦いに参加していたことを知った。彼女とコアは、テンプル襲撃の唯一の生存者であるT7-O1(ザロウが所有したアストロメク・ドロイドとともに現地を離れ、マルガスと対峙するため<ヴァロー>に潜入する計画を立てた。

占領最終日

<ヴァロー>に乗り込むために必要な宇宙船を見つけるため、コアがリストン宇宙港を偵察する間、リニーアは爆撃されたアパートメントに居残った。偵察中、コアはマルガスとともにテンプル襲撃に参加したトワイレックの愛人がリストンにいることを知った。彼はリニーアに報告するためアパートメントに戻ったが、彼女は既に出発した後だった。リニーアは、マスターの死について熟考するためテンプルの廃墟に戻っていたのである。しかし、そこではマルガスが彼女を待ち受けていた。マルガスはリニーアの過去を調査し、彼女がコルサントにやって来た意図を推測していたのである。激しい戦いが始まったが、リニーアはコアが操縦するアーミン・スピーダーでテンプルから逃げ出し、勝敗は決まらなかった。この幕切れに怒りを覚えたリニーアは、次に対決するまでの間に、マルガスに精神的な苦しみを与えることを決断した。そのため、彼女はシス卿との対決の前にエリーナ・ダルーを殺すことに決めた。

Leneer vs Malgus JMGD

ジェダイ・テンプルの廃墟の中で戦うダース・マルガスとアリン・リニーア

リニーアとコアはリストン宇宙港の離着陸ベイに侵入し、マルガスはダルーを守るためふたりを追った。リニーアとコアはT7-O1を使って帝国軍の占領兵たちを欺き、燃料ガスが漏れたという嘘で彼らを宇宙港から撤退させた。しかし、ダルーと数名の帝国軍コマンド兵士は、略奪した品々をシャトルに積み込む作業を続けるため呼吸マスクを装着して宇宙港に留まっていた。リニーアはシャトルの中でダルーを発見したが、結局ジェダイの教えに背くことはできず、このトワイレックを殺すことはなかった。その代わり、リニーアは彼女を気絶させて離着陸ベイのフロアに運んだ。一方、コアはヴラス・シーゾーのドロップ・シップをハイジャックしようとしていた。彼は宇宙船に乗り込んで離陸することに成功するが、その過程で止むを得ずシーゾーを殺害した。コアが脱出する中、リニーアと意識のないダルーを発見したマルガスは、再びジェダイとの決闘に臨んだ。リニーアは、コアを無事にコルサント星系から立ち去らせるため、ダルーの命を盾にとってマルガスを脅した。要求通りコアをコルサントから脱出させた直後、マルガスはリニーアを対決で破った。リニーアはフォース・ライトニングの攻撃で意識を失ったが、命まではとられなかった。マルガスは、リニーアがダルーを殺さなかったことに感謝し、彼女を無傷のままコルサントから逃がすことに決めたのだった。しかしその後、マルガスは自らの手でダルーを殺した。彼は、愛人の存在が自分を弱めていると判断したのである。

一方オルデランでは、交渉が最終的な局面に達していた。数日にわたる議論の末、バラス卿は共和国の代表団にコルサント条約を提示した。これは、来たるべき数十年の銀河史をシスに有利な方向へと形作る協定だった。代表団の反応は様々だったが、アム=リス元老院議員とマスター・ダーナラは条約に合意した。大銀河戦争は終結し、シス帝国はコルサントから撤退を開始した。帝国軍がコルサントに残していった唯一の痕跡は、下層レベルに散らばるウォー・ドロイドの残骸だった。また、共和国軍兵士とともに下層レベルで民間市民を防衛していたマスター・オーガス・ディンは、パトロール・ドロイドの一隊と遭遇して戦闘になった。ドロイドを破壊したディンとハロン・テイヴァス中尉は、調査のために地上に戻った。惑星の上層レベルに関する情報を全く持っていなかったふたりは、荒廃した都市と、シス軍が既に撤退していることに驚いた。

その後

銀河の変化

「2600年以上もまえ、シスは和平交渉のさなかにコルサントを強奪し、不利なコルサント条約の締結を共和国に強要して、ジェダイ・オーダーを弱体化させた」
―『ジェダイの書 フォースを学ぶ者への手引き』より、レステリー・クイスト[出典]
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登場作品

  • SWInsider small "The Old Republic: The Third Lesson"—Star Wars Insider 124 (画像やイラストのみ)
  • Deceived
  • The Old Republic: Deceived
  • Star Wars: The Old Republic, Threat of Peace Act 1: Treaty of Coruscant
  • Red Harvest (言及のみ)
  • The Old Republic: Fatal Alliance (言及のみ)
  • Star Wars: The Old Republic—The Lost Suns 2 (回想シーン)
  • Timeline 1: Treaty of Coruscant (初登場)
  • Timeline 2: The Mandalorian Blockade is Broken
  • Star Wars: The Old Republic (言及のみ)
  • Star Wars: The Old Republic: Rise of the Hutt Cartel (言及のみ)
  • テンプレート:TORweb (言及のみ)

参考資料

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはコルサントの略奪に関する9枚の画像があります。

脚注

  1. 訳語は『スター・ウォーズ シスの書 DXエディション』50ページに基づく。
大銀河戦争
36813653 BBY
銀河系のタイムライン

前:暗黒戦争
39553951 BBY

同時期:カンズーの乱
39703670 BBY

次:冷戦
36533642 BBY

大銀河戦争の戦い
シスの急襲
36813671 BBY
ティングル・アーム · アパーロ宙域 · ティングル・アーム戦役
第一次コリバン · スルイス・ヴァン
マイノス星団戦役:
コルサント暴動 · エリアド · カリデフ
リマ・トレード・ルートの封鎖: 第一次セスウェナ宙域 · 第二次セスウェナ
ラタタッキ暴動 · タレイ · 第一次レニコIV · ミッド・リム · ベジェレン
エクサル・クレシュ討伐:
レニコ・コロニー・ブルー · 第二次コリバン
ボモドン · 第三次セスウェナ · 第一次ボサウイ
第二次ボサウイ · バルモラ
共和国の抵抗
36713660 BBY
ドレッド・マスターズ · ベルサヴィス · オルデラン
ゲル・マッター · バラスvs.ジェダイ · スターウィアード・クイーン
ホス · フェリッドの略奪 · 共和国使節
ハイディアン・ウェイの封鎖:

デヴァロン · コルサント暴動 · 密輸業者の攻撃
リム軍事作戦:
第一次オード・ラダマ · 第三次コリバン · ジオスト
アーシャス・リー · セレノー · 第二次オード・ラダマ
帝国の勝利
36603653 BBY
レン・ヴァー · ダース・アザミンの暗殺 · ダントゥイン
帝国第七艦隊の敗北 · ドラックンウェル
ハルウン・コル · フォース・クラッシュ作戦
オルデラン和平会議 · コルサント
その他の戦いと戦役 アガマー · アマダー · ファリットとスランズの暗殺未遂事件 · ダソミア
ダントゥインの対決 · エデューサ · フェスト · 暴君ゲルポッグの小惑星群
ジェナリウス · ジオノーシス · イラム · 帝国軍の旗艦
帝国軍前哨基地 · イスカロン · カイキエリウス · ラン・バレル
第二次レニコIV · ロロナー · マーナン
ヌガニ・ジョーの戦い · アフェリオン作戦 · フリーフォール作戦
ハイタワー作戦 · アンダートウ作戦 · オード・イバナ
オーテッグの戦い · ラルティア · ローダック · SIS奴隷作戦
サラスト · ウータパウ · ヴェルマー · ウォーハンマー · ヤヴィン4
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