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ゲリブ・アプ=ルーフ(Gwellib Ap-Llewff)は銀河内戦期のダークサイドの達人で、銀河帝国尋問官である。彼はもともとジェダイだったが、パダワンに選ばれなかったため、代わりにジェダイ・オーダー農業団に加わることになった。シスの暗黒卿パルパティーンは、アプ=ルーフを含む農業団のメンバーや、その他のフォース=センシティブたちを誘拐して惑星ビィスに閉じ込めた。しかし、クローン大戦の直後、アプ=ルーフと他の3名はダース・ヴェイダーによって初代尋問官候補に選出され、解放されることになる。惑星コルサントに連れて行かれたアプ=ルーフは、ライトセーバー戦闘技術ダークサイドの能力をヴェイダーから教わった。しかし、彼はもうひとりの訓練生であるアンティニス・トレメインとの練習対決で頻繁に敗北を喫した。19 BBY、アプ=ルーフたち尋問官はジェダイ・パダワンの逃亡者“ジョド・ソンタ”を捕まえることに失敗したが、この失態をヴェイダーに報告しなかった。

アプ=ルーフはやがて、ダークサイドの達人のひとりとして皇帝パルパティーンに仕えるようになり、サヴード・シムラムとともに惑星ビィスにある皇帝の城の入り口に立った。皇帝が復活した10 ABY当時、アプ=ルーフはいまだビィスにいた。この、彼とシムラムはスカイウォーカーが皇帝の城にやって来た際にその場に居合わせ、このジェダイを嘲った。

経歴

尋問官

フォース=センシティブのゲリブ・アプ=ルーフは、ブタのような鼻を持つヒューマノイド種族男性で、ジェダイ・オーダーのメンバーだった。しかし彼はパダワン見習いに選出されず、ジェダイになる道を断たれた。その代わり、彼はオーダーの農業団に加わることになった。クローン大戦中、シスの暗黒卿ダース・シディアスと彼の補佐官スライ・ムーアは、アプ=ルーフを含む100名以上のフォース=センシティブ(数がかりで拉致された農業団の元メンバーやその他の人々)を惑星ビィスに閉じ込めた。彼らはゆっくりとフォースのダークサイドに転向させられ、シディアスに完全に忠実になるよう育成された。パルパティーンの名で銀河共和国最高議長を務めていたシディアスは、19 BBYに共和国を銀河帝国へとつくり変え、弟子ダース・ヴェイダーに、「意志の拡張者」となり得る候補者を何人か選出するよう命じた。ヴェイダーは、アプ=ルーフを始めとする候補者たちが訓練を受けていたホールを訪れ、ジェダイに成りたいと願う彼らを嘲った。ヴェイダーは数名の生徒の首をフォース締めたが、アプ=ルーフと他の3人(アンティニス・トレメインハルメアラヌ・パシク)はこの攻撃をかわすことができた。彼らは単なる棒を使ってヴェイダーを攻撃し、このシス卿を寄せ付けずに戦い抜いた。感銘を受けたヴェイダーは、彼ら4人をダークサイドのエージェントにすることに決めた。

Inquisitortraining

他の尋問官とともに訓練を受けるアプ=ルーフ

4人のダークサイダーは、ダース・ヴェイダーや皇帝に直接報告を行う新設機関、尋問官に加わることになった。尋問官は、オーダー66を生き延びた数少ないジェダイの生き残りなど、旧共和国の残党を抹殺する任務を課せられていた。彼らは、ニュー・オーダー保護委員会青年グループに向けてスピーチを行うため、ヴェイダーに同伴して惑星コルサントに赴く。アプ=ルーフとラヌ・パシクが見守る中、トレメインは演説を行い、ヴェイダーや帝国を称賛した。スピーチの後、ヴェイダーは4人の尋問官のライトセーバーを使った訓練戦闘を監督した。戦闘中、トレメインはパシクとハルメアからライトセーバーを奪って戦闘不能にし、アプ=ルーフとトレメインの一対一の勝負になった。3つの武器を持つトレメインと戦うのは得策ではないと判断し、アプ=ルーフは降参した。その後、ヴェイダーはその場を去って行った。トレメインはジェダイの逃亡者を狩り出す任務に送り出されたが、他の者たちは訓練をつづけることになった。しかし、アプ=ルーフとハルメア、パシクも、間もなくトレメインを援護するため派遣されることになった。

トレメインは、ジェダイの逃亡者“ジョド・ソンタ”に敗北した。アプ=ルーフたちは、現場となったコルサントの宇宙船へと押し入った。セロニアンのジェダイであるゾンダーと、その他のソンタの仲間たちが3人の尋問官を迎え撃った。ゾンダーを捕まえてヴェイダーに差し出そうと考えた尋問官は、ソンタの仲間たちに船室に戻るよう命令した。アプ=ルーフたちは敵からの攻撃を予想しておらず、ライトセーバーで武装していなかった。そのため彼らは、武器を持たない犯罪者たちの攻撃に敗れてしまい、ひとまとめに縛り上げられてしまった。ジェダイとその仲間たちは、尋問官を宇宙船に置き去りにして逃げ去って行った。最終的にアプ=ルーフたちは解放され、帝国の施設に戻ったが、トレメイン(4人の中で、事実上のリーダーになっていた)はこの失態をヴェイダーに報告することを固く禁じた。その後、トレメインとラヌ・パシクは“ジョド・ソンタ”の討伐任務を与えられ、アプ=ルーフとハルメアは銀河系の他の場所でジェダイを狩ることになった。

ダークサイドの達人

「“自由意志”というのなら、そう思わせておくがよい だが、あやつの命運は尽きたも同然!」
―アプ=ルーフに対し、サヴード・シムラム[出典]
Inquisitorgwellib

ゲリブ・アプ=ルーフ

やがてアプ=ルーフは、皇帝のダークサイドの達人に加わるため、恒久的に惑星ビィスへと異動になった。能力や忠実さを買われてパルパティーンに選びだされた達人たちは、要求されたあらゆる任務をこなしていた。アプ=ルーフは、同じくダークサイドの達人であるサヴード・シムラムとともに、しばしばパルパティーンのインペリアル・シタデルの入り口に配置されていた。ビィスにいた頃、アプ=ルーフは故郷の惑星の式服を身に着け、宝石をちりばめた杖を持ち歩くようになったが、常にライトセーバーを携帯していた。アプ=ルーフを含むパルパティーンの手先たちは、ビィス固有のダークサイドを使って力を強め、コア・ワールドの住民全体の生命力を利用していた。

4 ABYエンドアの戦いで、ダース・ヴェイダーは実の息子でジェダイ・ナイトルーク・スカイウォーカーに諭され、パルパティーンに反逆した。皇帝はこのとき最初のを遂げたが、魂は生き残り、ビィスへと旅してクローンの肉体に乗り移った。数年後、パルパティーンと彼に忠実な帝国組織新共和国に対して攻撃を開始し、皇帝が復活していたことが発覚した。いまやジェダイ・マスターを自称していたルーク・スカイウォーカーは、復活した皇帝を倒すには、直接ビィスに赴いてダークサイドを内部から破壊する以外に方法はないと判断した。アプ=ルーフは、シムラムとともにスカイウォーカーを待ち受けた。

スカイウォーカーは10 ABYに皇帝の城にやって来た。アプ=ルーフとシムラム、その他のダークサイドの達人たちは、このジェダイが城の警備兵を押し退ける様子を静観し、彼の主張を嘲笑った。シムラムは、スカイウォーカーを放っておくようアプ=ルーフたちに指示した。シムラムは、スカイウォーカー本人がどう思っていようが、彼の命運は皇帝側が握っていると考えたのである。アプ=ルーフと仲間たちは、皇帝のもとへと向かうスカイウォーカーを耳障りな笑い声で嘲った。しかし、パルパティーンは最終的に敗北し、ビィスは超兵器ギャラクシー・ガンで粉々にされる結果となった。

個性と特徴

Gwellib side

ゲリブ・アプ=ルーフ

ゲリブ・アプ=ルーフは帝国の思想にきわめて忠実で、人生の大半をヴェイダー、トレメイン、パルパティーン、シムラムといった他者に仕えて生きていた。無口だったアプ=ルーフは、他者からの命令を黙って受け入れていた。彼は戦いにおいて決然としていたが、引き際もわきまえており、最初の訓練戦闘では、トレメインと戦うよりもむしろ降伏を選んだ。アプ=ルーフとシムラムは、ビィスにやって来たルーク・スカイウォーカーの窮境を笑い、皇帝と対峙しようとする彼を嘲笑った。

アプ=ルーフは名称不明のヒューマノイド種族のメンバーだった。彼の巨大な鼻はブタのように突き出ており、歳を取るごとに大きくなっていた。若い頃の彼は細身の体型だったが、10 ABY当時は人間の男性であるサヴード・シムラムよりもかなり高い身長になっていた。帝国の尋問官だった頃、アプ=ルーフは伝統的なローブを身にまとっていたが、惑星ビィスでパルパティーンに仕えていた頃は、しばしば宝石をちりばめた儀礼用の杖を持ち歩き、故郷の伝統的式服を身に着けていた。ダークサイドの達人の中には、アプ=ルーフをはじめ多くの異なる種族が存在し、ビィスではコルサントのように人間至上主義がはびこっていなかった。

力と能力

Gwellib saber

コルサントにて、ライトセーバーを手に持つゲリブ・アプ=ルーフ

ゲリブ・アプ=ルーフはダース・ヴェイダーやパルパティーンからフォースのダークサイドの訓練を受け、ライトセーバー戦闘の技術と、無数のフォース・パワーを授けられていた。しかし、アプ=ルーフのライトセーバーの才能は、アンティニス・トレメインのそれより劣り、帝国に加わって間もない頃の試合で敗北した。19 BBY、ジェダイのゾンダーやその仲間たちと戦った際、アプ=ルーフとラヌ・パシク、ハルメアはライトセーバーの代わりにブラスターを使い、あっさりと敗北してしまった。その後、ダークサイドの達人として皇帝に仕えるようになった後、アプ=ルーフはパルパティーンから教わった多くのフォース能力を使えるようになっていたが、常にライトセーバーも携帯していた。彼はフォースを使って他者を治療したり、攻撃を察知したり、他者の意志を操作することなどが出来た。

制作の舞台裏

ゲリブ・アプ=ルーフは、コミック・ブックダーク・エンパイアI』(トム・ヴィーチ作、キャム・ケネディ画)で初登場を果たした。しかし当時は1ページに登場するだけの無名のキャラクターに過ぎず、マイケル・アレン・ホーン作『Dark Empire Sourcebook』で初めて名前が与えられた。2005年、このキャラクターは未邦訳ウェブコミック『Evasive Action: Recruitment』(ポール・エンズ作、トーマス・ホッジ画)で再登場したが、文中に名前は登場せず、ポール・エンズのブログでアプ=ルーフであることが明かされた。2008年に発売された『The Complete Star Wars Encyclopedia』(未邦訳)では、このキャラクターが農業団のメンバーだったことが明言された。同書の記事は、StarWars.com上のDatabankで再利用された。ただし、どちらの記事も誤って「Ap-Llewf」と表記されている。

登場作品

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ウーキーペディアにはゲリブ・アプ=ルーフに関する5枚の画像があります。

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