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この記事のタイトルはあくまで仮の名称です。

正式名称が不明なため、記事名に仮のタイトルが充てられています。

「クレイドはアリーマと組み、ナガ・サドウの戦艦を使ってクラース軍を率い、戦いを仕掛けた。ウリックとキューンが自分たちを犠牲にしようとたくらんでいるとはつゆ知らず、ふたりは戦艦に搭載されていた星を破壊する兵器を使い、クロン星団の太陽を吹き飛ばした」
ヴォレン・ナルの歴史書より[出典]

3996 BBYジェダイシスの軍隊がケンプレクスIX宇宙ステーション戦いを繰り広げた。この戦闘は、シス大戦の大きなターニングポイントのひとつとなった。もともと、シス卿ウリック・ケル=ドローマは、来たるべきコルサントへの攻撃に備え、陽動のためにケンプレクスIXの共和国基地を攻撃する作戦を立てていた。ケル=ドローマがコルサントで敵に捕えられた後、アリーマ・キートはケンプレクスIX攻撃作戦を再び提案した。しかし、キートの計画は他の者たちによって利用されることになる。ケル=ドローマは、コルサントでシスの暗黒卿エグザ・キューンマンダロア・ジ・インドミタブルによって救出された。救出後、ケル=ドローマはオッサスの戦いに備えてケンプレクスIXを攻撃することに決め、キートとクレイドに軍隊の指揮を任せた。シス魔術を使ったキートは、思いがけずクロン星団超新星の連鎖反応を引き起こしてしまう。この爆発は、キートもろとも、その場にいたシスとジェダイの全軍を滅ぼした。クロン超新星は大きな衝撃波を発生させ、最終的にジェダイの惑星オッサスを荒廃させた。

背景

シス卿ウリック・ケル=ドローマコルサント戦いジェダイに捕えられたが、その後行われた裁判の途中で、シスの暗黒卿エグザ・キューンらによって救出された。シスのブラザーフッドの指導者であるキューンは、征服戦争を次の段階に進めるための計画に着手した。ケル=ドローマは、オーリル宙域クロン星団の間に位置する共和国のハイパースペース・ジャンプ=ステーションケンプレクスIXを攻撃する作戦を立てた。

MandaloreandUlic

キートの裏切りをケル=ドローマに報告するマンダロア

当初ケル=ドローマは、首都惑星コルサントから共和国の防衛軍をおびき出すためのフェイントとして、ケンプレクスIXで陽動作戦を実行した。しかし彼はコルサントの戦いでアリーマ・キートに裏切られ、クラース軍の指揮権は彼女の手に移った。新しい最高司令官になったキートは、手始めに、マンダロア・ジ・インドミタブルマンダロリアン戦士団にケンプレクスIXへの攻撃を命じた。ケル=ドローマが陽動作戦に利用したケンプレクスIXを、実際に攻撃しようと考えたのである。部下たちが自分の命令に必ず従うことを知っていたマンダロアは、キートの言う通りに作戦を進めた。しかし、キートによるケル=ドローマへの背信行為を疑っていたマンダロアは、共和国の審問会からケル=ドローマを救出するため、ヤヴィン4へ赴いてシスの暗黒卿エグザ・キューンを説得した。マンダロアやキューンが共和国からケル=ドローマを救出した後、ふたりのシス卿は、ケンプレクスIX攻撃作戦を手始めに、彼ら自身の策略を練った。

共通の目標に向けて行動しつつ、ケル=ドローマとキューンはケンプレクスIXジャンプ=ステーションを襲撃する真の目的を隠していた。審問会から救出された後、ケル=ドローマは、コルサントの戦いにおけるキートの裏切りをマンダロアから報告されていた。エグザ・キューンもまたケンプレクスIX攻撃を考えていることを知った後、ケル=ドローマは裏切り者に対処するため、キートに攻撃の指揮を任せることにした。キューンがケンプレクスIXを標的に選んだ真の意図を、ケル=ドローマだけは理解していたのである。キューンは、ケンプレクスIXの近くにあるクロン星団でシス魔術による超新星をつくり出すことで、ジェダイの図書館惑星オッサスを衝撃波で荒廃させるつもりだったのである。しかし、キートの野心を見抜き、自分とケル=ドローマが受け継ぐべきシスの遺産を彼女が脅かしていると考えたキューンは、この作戦を遂行すると同時に、彼女を排除することにしたのだった。キューンは古代のシス卿ナガ・サドウが建造した宇宙船コルセア>をキートに指揮させた。この古代の軍艦は、恒星からコアを引き剥がし、超新星をつくり出す能力を有していた。強力な宇宙船を使う機会を手に入れて興奮するキートに対し、キューンは、この兵器を使ってクロン星団の太陽を破壊し、敵の勢力を一網打尽にするよう命令した。しかしキューンは、超新星によって引き起こされる破壊が<コルセア>も巻き添えにしてしまうことを説明しなかった。また彼は、<コルセア>の兵器をつくり変え、超新星が連鎖反応を引き起こすよう改造してあることも黙っていた。作戦の真の標的がケンプレクスIXではなく、超新星の衝撃波が向かう先、惑星オッサスであることを知っていたのは、キューンとケル=ドローマだけだった。

戦闘

BoK9

クロン星団の爆発する星々に囲まれた<コルセア>

シス魔術を思いのままに操りたいと願うアリーマ・キートは、共同司令官のクレイドとともにナガ・サドウの軍艦<コルセア>に乗り込み、オーリル宙域へと針路を設定した。宙域に到着すると同時に、キートとクレイドはケンプレクスIXステーションへの攻撃を開始した。サドウの軍艦に搭載されていた複数の兵器は、周辺に配置されていた共和国の防衛システムと人員をあっという間に一掃した。

しかし、シスがケンプレクスIXを攻撃しているという情報は、オッサスに駐屯していたジェダイたちのもとにも届いていた。そしてジェダイ・マスターソンを含む多くのジェダイは、この情報はジェダイの注意を他に向けるための計略だと考えた。キューンとケル=ドローマの標的はオッサスだと考えたジェダイ・マスターたちは、シスが本当にケンプレクスIXで計画を企んでいる可能性に備え、小規模な艦隊をジャンプ=ステーションに派遣することにした。この部隊は、デイス・ディアスショアネブ・スールカール・トックたち3人のジェダイ・ナイトによって率いられた。ジェダイは現地に到着してすぐに、ケンプレクスIXが既に破壊され、そこにいた共和国の人員も全員死んでしまっていることを知った。シスによる攻撃が陽動作戦などではなく本当だったことに気づいたジェダイは、反撃する機会を逃してしまったと考えた。しかし、デイス・ディアスはスターファイターセンサーを使って敵の主力艦の痕跡を発見した。敵艦の反応は、近隣にある恒星の密集地帯、クロン星団から発せられていた。

センサーに反応した宇宙船がシスの所有物だと確認したジェダイは、艦隊を指揮して敵を攻撃した。しかし戦闘中、ミラルカのジェダイ、ショアネブ・スールは、フォースの中に何か自分たちの知らない奇妙なものを感じ取った。危険が迫っていることに気づいたスールはジェダイと味方の艦隊に警告を発しようとしたが、既に遅すぎた。スールは最善を尽くしたが、キートは<コルセア>に搭載されているシス・テクノロジーを起動し、近くの太陽からコアを引き剥がした。結果として生じた大規模な超新星によって、共和国艦隊の全軍と3人のジェダイは一瞬にして滅ぼされてしまった。しかしキートは知らなかったが、ナガ・サドウの軍艦にはエグザ・キューンによる秘密の改造が施されていた。キートは、兵器を起動したは良いが制御できなくなってしまい、最初の超新星が他の9つの太陽にも連鎖反応を引き起こす恐ろしい光景を目にすることになった。その後の爆発で、アリーマ・キートとクレイドを含む乗組員たちは、<コルセア>とともに完全に葬られてしまった。キートは、死の間際になってようやく、ケル=ドローマが彼女の裏切りに対して報復を行ったのだと気付いた。

その後

ケンプレクスIXが完全に破壊された後、キートのシス魔術によって引き起こされた超新星の衝撃波は、エグザ・キューンの計画通りジェダイの本拠地オッサスへと進んでいった。ケンプレクスIXの事件と衝撃波の情報がオッサスのジェダイの耳に届くと、惑星当局は全ての住民に避難命令を出した。ジェダイは、破壊が訪れる前に全ての遺物を回収しようと試みた。大勢のジェダイが、それぞれの宇宙船にジェダイの遺産や貴重品を積み込み終える中、ノーミ・サンライダーケイ・ケル=ドローマといったジェダイたちは、最後まで出来る限りの物品を救おうと惑星に残った。シス卿キューンとウリック・ケル=ドローマは、この混乱に乗じてオッサスを直接攻撃し、古代ジェダイの知識の宝庫で略奪を行おうと考えた。

制作の舞台裏

ケンプレクスIXの戦いは、コミック・ブック・シリーズ『Star Wars: Tales of the Jedi』の『The Sith War 4: Jedi Holocaust』で初めて描かれた。このコミックの作者はケヴィン・J・アンダースンで、ダリオ・カラスコ・ジュニアがイラストを担当した。アンダースンは、この出来事を『The Sith War』サブ=シリーズの大きなターニングポイントとして描写し、前篇『Dark Lords of the Sith』サブ=シリーズから始まったシス大戦のクライマックスとして描いた。

この戦いのストーリーに関し、アリーマ・キートがマンダロア・ジ・インドミタブルに対して発した台詞に若干の混乱が見られる。『The Sith War 3: The Trial of Ulic Qel-Droma』でキートは、マンダロアにケンプレクスIXへの攻撃を命じている。具体的には、「我々はケンプレクス・ナイン・ジャンプ=ステーションに対して二重のフェイントと攻撃を仕掛ける! 共和国軍はウリックによる陽動作戦だったと思い込んでいるため、いまやあそこは実質的に無防備な状態になっている!」[1] とキートが発言した後、「マンダロアはアリーマの命令を言葉通りに実行に移した。彼は部下の戦士たちが任務を全うしてくれることを知っていた」[2] というナレーションが入る。しかしその後、マンダロリアン戦士団がケンプレクスIXで戦ったという描写は、コミックにもソース・ブックにも見られない。その後コミックでは、破壊されたケンプレクスIXが描写され、ナレーションが「ケンプレクス・ナインは騒々しい宇宙都市だった…クロン星団と呼ばれる、熱く不安定な10の恒星団の中に存在する、唯一の居住ステーションだった。しかし、アリーマによる攻撃の後、もはや居住者はいなくなった」[3] と解説する。マンダロリアンではなくアリーマが攻撃を行ったという解説により、ストーリーには混乱が生じた(同じ場所で異なるふたつの戦闘が発生していた可能性もある)。また、キートから命令を受けた後、マンダロリアンが(マンダロア不在の間に)攻撃を実行したとも考えられる。しかし、ジェダイが到着した時点でキートとクレイドが既にクロン星団にいたため、このふたりがケンプレクスIXを攻撃したのではないかという説もある。現在のところ、キートがマンダロアに与えた最初の命令に関し、ルーカスフィルムによる公式見解は発表されていない。

登場作品

  • Tales of the Jedi: The Sith War 4: Jedi Holocaust (初登場)
  • Tales of the Jedi: Redemption 2: The Search for Peace (間接的に言及)
  • Tales of the Jedi: Redemption 3: Homecoming (間接的に言及)
  • Tales of the Jedi: Redemption 4: The Trials of a Jedi (間接的に言及)
  • Tales of the Jedi: Redemption 5: Master (間接的に言及)
  • Star Wars: The Old Republic (作中の文書内で言及)

参考資料

脚注

  1. 原文:"We will do a double-feint and strike the Kemplex Nine jump-station after all! The Republic forces thought it was a diversion of Ulic's, and now they will have left it virtually unguarded!"
  2. 原文:"Mandalore sets Aleema's orders in motion, following them to the letter. He knows his warriors will see that they are carried out."
  3. 原文:"Kemplex Nine was a bustling city in space…the only inhabited station in a hot, unstable cluster of ten stars known as the Cron Cluster. After Aleema's attack, though, it is no longer inhabited."
シス大戦
3996 BBY
銀河系のタイムライン

前:テタ星系のクーデター
3997 BBY

同時期:マンダロリアン聖戦
(およそ70003996 BBY)

次:マンダロア戦争
39763960 BBY

シス大戦の戦い
クラース聖戦
3996 BBY

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マンダロリアン聖戦
3996 BBY

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共和国の反撃
3996 BBY

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