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グレート・マニフェスト時代
ShawkenSpire
18,780 BBYに崩壊したショウケン尖塔
年代

20,000 BBY17,018 BBY

支配政府

銀河共和国

他の暦でのおおよその日付

16,347~13,365 BTC

ルーサンの改革の19,000~16,018年前

19,965~16,983 BrS

できごとや統治者
主なできごと
「共和国は、グレート・マニフェスト時代(二万~一万七〇〇〇BBY)に、スライスのリム側、エクスパンション・リージョンとして知られる領域で活発な活動を行った」
ヴォレン・ナルの歴史書[出典]

グレート・マニフェスト時代[1](Great Manifest Period)は、20,000 BBYから17,018 BBYまで続いた銀河共和国の拡張期である。スライス領域での活動が活発化し、リムワード(リム側)の領域にエクスパンション・リージョンが設立されたことが、この時代の大きな特徴である。共和国はその領域を拡大したが、政府の中では官僚機構も拡大した。ひとつの宙域につき星系は50までという、共和国初期に定められた制限は無視され続け、銀河系の新しい植民区域で成長を続ける宙域は、もはや事実上制御不能になった。また、メテロス・トレード・ルートはこの時代に設立され、コルサントメテロスギャラクティック・センター以西の星々と繋がった。この新しいハイパースペースルートは、接続された星系との通商を増加させた。それからおよそ2,000にわたり、官僚機構は銀河コミュニティ全域の運輸を管理するため設立された宇宙船舶局の中で、拡大を続けた。

同時に、共和国は文化的にも変化を経験した。コア・ワールドの間で発達した宗教、ヴィアニズムは、発祥の星々では姿を消したものの、銀河系の拡張途上の領域に広まり、カンズー宙域に定着した。また、有名なショウケン尖塔はグレート・マニフェスト時代に崩壊し、この出来事は8,000年以上に渡って記憶され続けた。また、共和国領外部の惑星、ネオナカミーノはこの時代に気候変動を経験していた。グレート・マニフェスト時代の気候変動によって、ネオナの固有種は絶滅し、カミーノアンは環境への適応を余儀なくされた。この時代と、それに付随する一連の急成長は、第一次アルサカン紛争と呼ばれる内紛によって突然の終了を迎えた。

前史

Blue Glass Arrow こちらの記事も参照: エクスパンショニスト時代

銀河共和国設立後のエクスパンショニスト時代は安定の期間だったが、20,000 BBYにこの時代が終了した時点で、共和国が達成していた領域拡大は限定的なものだった。当時知られていた銀河コミュニティの大部分は、コア・ワールドや既存のハイパースペースルートパーレミアン・トレード・ルートコレリアン・ラン)沿いにある惑星に限られていたのだ。しかし共和国領の外には、ハット・スペースハーグリック通商帝国タイオン星団を始めとする恒星間同盟が、数々の未知の居住惑星とともに存在していた。

共和国は、年ごとに拡大を続けた。“ワイルド・スペース”の通称で知られる領域の探索や、新しいハイパースペース・ルートの開拓は非常に危険な冒険だと考えられていた。しかしリスクを伴いながらも、共和国はのちに“スライス”と知られるようになる領域へと拡大していった。グレート・マニフェスト時代開始の100年前までに、インナー・リムコロニーの多くの惑星に植民が行われた。またこの頃、いくつかの文化がリムワード(リム側)へと移り始めた。共和国を圧政的かつ専制的な政府だと考えたエティは、迫害から逃れるためにコア・ワールドから逃げ去った。この民衆は惑星エティIVテラフォーミングし、共和国領、そしてコルサント官僚機構の外側に位置するこの星に移住することに決めた。

グレート・マニフェスト時代の銀河系

貿易と政治

初期の拡張と官僚機構の成長

銀河共和国のグレート・マニフェスト時代は、20,000 BBYに始まった。アルサカンコレリア、コルサントといった惑星は、“スライス”のより奥深くへと拡張する傾向を続け、エクスパンション・リージョンに住み着いた。企業や星々が資源と入植地を巡って争ったため、植民地化と拡張はこの時代に制度化されることになった。しかしコレリアとコルサントは、ハイパースペース・ルート沿いにある重要な惑星の権利確保に成功したため、アルサカンの人々の怒りを買った。新しい星系を自分たちの保護下に置こうと、アルサカンとコルサントからやって来た企業や入植者たちはスライス領域で攻撃的な争いを繰り広げたが、コレリアは主にギャラクティック・センター以南の地域の権利主張を行った。

20,000 BBYごろ、コア・ワールドの惑星メテロスは人口過剰と貿易不足による惑星内問題を抱えていた。メテロス政府は問題への苦しい取り組みをなんとかしようと、新しいハイパースペース・ルートをコルサントの東側に開拓して欲しいと要請した。惑星政府は、パーレミアン・トレード・ルートやコレリアン・ランといったスーパー=ルートのように、新しいルートをコアの西側に拡げ、遠く離れた領域とコアを繋げたいと思っていた。ルートが完成に近づくと、新しいメテロス・トレード・ルートは彼らの望み通りコルサントの東を開拓したが、コア以西のハイパースペース内には変則的な渦巻きが存在したため、このレーンの拡張はオルートゥルーの西までで止まっていた。最終的に、コルサントとの貿易量もわずかに増加したが、新ルート開拓は主にメテロスとオルートゥルー間の行き来を活発化させた。

共和国の急成長に伴い、官僚機構もまた拡大していった。共和国領の成長によって誕生した新しい宙域は、銀河元老院で代表権を獲得し、政治組織の規模を拡張した。ひとつの宙域に属す星系の数を50までと定める共和国の法律、“50の規則”があるにも関わらず、既存の宙域も拡張していった。グレート・マニフェスト時代の成長の中で、ルールは基本的に無視され、いくつかの宙域は制御不能なほど大規模なものになった。

共和国の成長と、加盟惑星間でのハイパースペース旅行や貿易の増加を背景に、宇宙船舶局(BoSS)が創設されることになった。共和国の官僚機構内部に創られたこの組織の業務は、宇宙船と商品の流通経路を辿り、トランスポンダー・コードを割り当て、宇宙船の所有権を追跡することだった。宇宙船舶局はグレート・マニフェスト時代の終わりより1,000年以上前に創設されたと言われていたが、それよりわずかに後に創られたとも言われていた。

紛争への序曲

グレート・マニフェスト時代のさなか、コアで強硬路線を進むコルサントとアルサカンの相違点が浮き彫りになっていった。コア領域における文化と社会政治的な違いは、共和国のリムワードにまで影響を及ぼしていた。アルサカンとその植民惑星の住民は、共和国の業績を評価せず、巨大企業と手を組むこともなかった。彼らはより貴族的な哲学を好み、官僚機構の影響が少ない、より巨大な地方領域、あるいは独立惑星群の形成を求めた。しかし同時期、コルサントとその企業政治の利権関係者は、天然資源の備蓄を確保しようと、スライス領域に出来る限りの拠点を造ろうとしていた。スライス領は、アルサカン優位の北側(パーレミアン・トレード・ルート沿いの惑星含む)と、コルサントに支配された南半分(後に“搾取領域”として知られるようになる)に大きく二分された。

コルサントの企業コングロマリットは、攻撃的にリムワードの星系へと展開し、新発見の惑星を探索するため、アルサカン側の植民活動に対抗した。商人たちに追い立てられた多くの入植者は、パーレミアン沿いのアルサカン同盟惑星へと避難した。コルサントの支配に対する妬みと、共和国が余りに強力で中央集権化されてしまっているという思いが合わさり、アルサカンは植民地化運動をさらに促進させた。アルサカン主導の軍艦は資源の豊富な惑星への植民運動に同行し、いわゆる“グランド・カンパニーズ”の抵抗を受けた。結果として、デュロス商人の武装貨物船がアルサカンの船団と衝突した。コルサントに拠点を置く共和国政府は企業利権を撤退させ、17,018 BBYにアルサカンの植民惑星ヴィルジャンシを攻撃し、紛争の火ぶたを切ったのだった。

文化

グレート・マニフェスト時代の初期、ヴィアニズムの宗教はコア・ワールドで終わりを迎えた。コア・ワールドに起源をもつヴィアニズムは、女神ヴィアとそのふたつの肖像、至福の表情栄光の輝きを信仰する古代の宗教だった。しかしコアで滅びたこの宗教は、アーガズダン文明の祖先の間に生き残った。この民衆はカンズー宙域の各地に宣教師を送り込み、宗教はロールディアンシプスカッドの間で復活する。

コア・ワールドの惑星ショウケンでは、ショウケン尖塔として知られる巨大な構造物の高さが、低軌道高度にまで達した。この建物の基礎は700年以上前の古代の建材で造られており、銀河中に建物の評判は広まった。18,780 BBY、共和国より古い歴史を持つこの象徴的な建物は崩壊した。また、コア・ワールドでコルサントとアルサカンが対立した結果として、彼らの使う言語も二分された。コルサントで使われたベーシックオーラベッシュの代わりに、アルサカンの民はハイ・ギャラクティック語アルファベットを使い始めた。

ジェダイの情勢

グレート・マニフェスト時代が始まった頃、ロニ・ヴォン・ワサキという名の人間男性が生まれた。彼はのちにジェダイ・ナイトになり、成長を続ける銀河共和国のフロンティア領域で、平和と安定の維持に努めた。強い影響力を持つ彼は、多くの地方犯罪王の注意を引き、その首には賞金が懸けられた。ワサキは多くの追跡者の手をかわしたが、やがてレシー・ドロボXT-8によって捕えられてしまった。ワサキはカーボナイト凍結され、輸送船スターキラー>で運ばれた。しかし運搬中、この船のハイパードライブは故障してしまう。<スターキラー>が再発見されるまでの20,000年間、ワサキはカーボナイトの中で眠り続けた。

19,000 BBY以前、ヒューマットという名の人間のジェダイが正気を失い、ジェダイ・オーダーから去った。オーダーを抜けた後、ヒューマットは彼の最も価値ある宝を手に、コルサントへと逃げ去った。彼は宝を地下深くの金庫室に埋め、そこはやがてイムーの小部屋として知られるようになった。その中に眠る様々なテクノロジーは、フォースのダークサイド魔術で動く骸骨やトラップで保護されていた。ヒューマットのコレクションの目玉は、ソウル・スティーラーとして知られる護符だった。

共和国外部の情勢

グレート・マニフェスト時代の初期、銀河共和国外部のふたつの惑星が大きな気候変動を経験した。19,997 BBY頃、のちにタッパニー宙域と呼ばれる領域に属した惑星ネオナでは巨大なが融け、地表が水没してしまった。これにより、惑星の固有知覚種族は絶滅に追いやられた。当時、タッパニー宙域の星々は、より巨大な共和国には知られていなかったが、ハーグリック通商帝国の支配圏内にあった。

同様に、ワイルド・スペースの惑星カミーノでは19,000 BBY頃に気候変動が始まった。ここでは、氷河の氷が融解を開始した。低地の湿地区域や狭い大洋は氾濫し、原住種族カミーノアンは出身区域を離れなくてはならなくなった。やがてカミーノの陸地は完全に水没し、カミーノアンは水の上で生活せざるを得なくなった。ネオナと同様、これはまだ共和国に知られていない惑星で起きた出来事である。

影響

グレート・マニフェスト時代の拡張と植民地化運動は、17,018 BBY第一次アルサカン紛争が始まったことで、突然の終焉を迎えた。戦いが始まってからおよそ6年後、アルサカンはヴィルジャンシを解放する。紛争ケスポーラス・ヴィーダベラスコといった数々の星を戦場に、その後300年以上にわたって継続した。計17回に渡るアルサカン紛争は、3,017 BBY終結した。この紛争は、長期間に渡ってスライスを孤立させた。戦いは主に、やがてエクスパンション・リージョンと呼ばれるようになる領域の植民惑星で繰り広げられた。そのため、スライスのパーレミアン・トレード・ルートに近い領域は、コレリアが依然領土を拡げていたコレリアン・ラン付近の区域と比較し、人口がまばらなままになっていた。この紛争は銀河史の大事件であると同時に、文化面にも影響をもたらした。アルサカン・モザイクベルゴスのビーコンは、戦いの中で破壊された。激しい戦いを受け、コレリアン銀河憲法コンテンプラニーズ・ヘルミの条項を盛り込んだ。これによって、コレリアはアルサカンの民衆の信条に同調しながらも、アルサカンとコルサント間の紛争を回避することに成功した。紛争中、この条項によって事実上の独立政府が3つ誕生している。その後も、コレリアは銀河政府から脱退するため何度か憲法条項に訴えている。

共和国に影響を及ぼしたのは戦争だけではなかった。宇宙船舶局の創設は、銀河各地の運送と商業に恒久的な影響をもたらした。この巨大組織は多数の惑星に支部を持つようになり、ほぼ全ての船舶活動の記録を取るようになった。宇宙船舶局は、共和国の惑星間の取引も監理した。余りに大規模だったため、宇宙船舶局内では独自の文化と言葉遣いが発達した。商人傭兵は同局を煙たがり、彼らの規則や監督を回避しようとした。銀河内戦近くの時代、共和国や銀河帝国でさえ、この巨大惑星間組織との対立は避けていた。宇宙船舶局はハイパースペース・ビーコン・システムも監理していた。16,700 BBY、同局はこれを第一次アルサカン紛争の鎮圧に利用している。

グレート・マニフェスト時代の初期、発祥地のコアで滅びたヴィアニズムの宗教は、カンズー宙域で生き残った。アーガズダン民族の祖先によってこの領域にもたらされたヴィアニズムは、新しい場所で全盛期を迎え、銀河内戦の時代にもそこに留まっていた。栄光の輝きのシスターフッドミリアライツは、ヴィアニズムの支部組織のひとつだった。宗教の変革によって宙域内の惑星間で民族闘争が始まり、カンズーの乱が勃発する。また、言語にも文化的変化が訪れた。銀河標準ベーシックと、そのアルファベットであるオーラベッシュは、銀河の共通言語になった。しかし少数派となったアルサカンの言語、ハイ・ギャラクティック語は、貴族や聖職者の間で使われ続け、彼らのアルファベットは銀河内戦の時代にも残っていた。

ショウケン尖塔が崩壊した後、その再建作業が始まった。新しい建造物は、かつての優雅なものと違い、より近代的な建材を使用していた。この象徴的な建物は、長きにわたって記憶された。共和国の設立記念式典で、歴史家のヴィセンディ銀河の20の不思議のリストを完成させる役目を与えられる。10,000 BBYに出版された彼の著作、『アートゥラム・ギャラクティナム』の中で、ショウケン尖塔は不思議のひとつに数えられた。

グレート・マニフェスト時代に大規模な気候変動を経験したカミーノアンは、文明を変化した環境に適応させた。惑星の地表が水没したため、カミーノアンはデレム・シティを始めとする従来の都市を放棄した。ハライ・ノヴァの時計塔といった優れた建築物も水に沈んだが、カミーノアンはテクノロジーを駆使して水上に都市をつくり上げた。また、彼らは惑星規模の氾濫で沈んだ動植物を保護するため、遺伝子工学に目を向けた。遺伝子学とクローニングはやがてカミーノアンのテクノロジーの大きな特徴になった。

グレート・マニフェスト時代の年表

  • 20,000 BBY頃
    • 銀河共和国のグレート・マニフェスト時代が始まる。
    • メテロスによってメテロス・トレード・ルートが開拓される。その結果、コルサントとの小規模な貿易とオルートゥルーとの大規模な貿易が始まる。
  • 古代のジェダイ・ナイト、ロニ・ヴォン・ワサキ誕生。
  • 20,000 BBY以降
    • ヴィアニズムがコア・ワールドで滅び、カンズー宙域に広まる。
  • 19,997 BBY頃
    • ネオナで気候変動が起こり、地表が水に沈む。
    • ネオナの原住種族が気候変動で絶滅する。
  • 19,000 BBY以前
    • 正気を失ったヒューマットという名のジェダイがジェダイ・オーダーを去る。彼はコルサントに宝を運び、イムーの小部屋として知られる地下深くの金庫室にそれらを埋める。
  • 19,000 BBY頃
    • カミーノの氷河が気候変動で融ける。
  • 18,780 BBY
    • ショウケンの長大な建築物、ショウケン尖塔が低軌道高度に達するが、崩壊する。
  • 18,000 BBY時点
    • 宇宙船舶局設立。18,000 BBY直後に設立されたともいわれる。
  • 17,018 BBY
    • 共和国がヴィルジャンシを攻撃し、第一次アルサカン紛争が始まる。
    • グレート・マニフェスト時代が終わり、インデクタ時代が始まる。
    • オーラベッシュの書記体系が銀河各地に広まる。

登場作品

  • HyperspaceIconThe Written Word (言及のみ)

参考資料

脚注

  1. 訳語は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。
グレート・マニフェスト時代
20,000 BBY17,018 BBY
ギャラクティック・タイムライン

前:エクスパンショニスト時代

次:インデクタ時代

グレート・マニフェスト時代の年
20,000 BBY · 19,997 BBY · 19,990 BBY · 19,000 BBY · 18,780 BBY · 17,018 BBY
  [Source]

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