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「ジェダイ。貴様らの軍は全滅。ここも包囲された。冥土の土産に私と相まみえるのだ。だがこのグリーヴァス将軍は情けはかけぬ。戦士らしく死なせてやる。覚悟しろ」
―グリーヴァス[出典]

グリーヴァス[1](Grievous)は、クローン大戦中に独立星系連合ドロイド軍団を指揮した、サイボーグ最高司令官である。惑星カリー出身のカリーシュである彼は、もともとキュイメイン・ジャイ・シーラル(Qymaen jai Sheelal)という名の戦士だった。カリーシュとハクの間に戦争が勃発した際、キュイメイン・ジャイ・シーラルは瞬く間に戦いの技術を身に着け、スラグスローアー・ライフルの名手となった。大勢のハクを殺害した彼は、同胞の間で神格化された英雄的存在となった。彼はやがて女性のカリーシュで剣の達人、ロンデル・リジ・カマーと出会った。ふたりは非常に親密な関係になったが、ロンデル・リジ・カマーはハクによって殺されてしまった。悲嘆にくれたキュイメイン・ジャイ・シーラルは、自らの名をグリーヴァスと変え、その悲しみと怒りをハクに向けた。エリート兵士団の助けを借り、グリーヴァスはハクをカリーから追い出し、彼らの故郷である惑星ハクを征服した。しかしハクが銀河共和国に助けを求めたため、カリーシュはジェダイによって故郷に押し返され、苦境に立たされた。

カリーシュの民を救うため、グリーヴァスはインターギャラクティック銀行グループの借金取立人になったが、惑星カリーがハクの攻撃を受けたことを知ると、彼は復讐のために帰途についた。しかし、分離主義勢力の国家主席であるドゥークー伯爵と、銀行グループのサン・ヒル会長の策略により、グリーヴァスのシャトル、<マーティア>には爆弾が仕掛けられていた。グリーヴァスは重傷を負ったが生き残り、ヒルは計画を次の段階に進めた。来たるべき戦争で共和国に対する兵器として利用するため、ヒルはグリーヴァスをサイボーグの体で甦らせ、ドゥークーに差し出したのである。

ドロイド軍の最高司令官になったグリーヴァスは、3年間にわたるクローン大戦で銀河共和国を脅かした。この将軍は、シス卿でもあるドゥークーから直々にライトセーバー戦闘の訓練を受けた。グリーヴァスの剣技の上達は非常に早く、彼はやがて銀河で指折りの剣士のひとりとして知られるようになる。IG-100マグナガードを引き連れ、グリーヴァスは数多くのジェダイを殺害し、連合軍の勝利に貢献した。間もなく彼は情け容赦ない戦士、そして戦術の天才という評判を獲得する。グリーヴァスはイオン砲を装備した旗艦マレヴォランス>や、コア・ワールドを襲ったダージの槍作戦で、多くの敵に恐怖を植え付けた。

19 BBY、グリーヴァスは連合宇宙軍を率い、共和国の首都惑星コルサント急襲した。グリーヴァスは数名のジェダイを殺害し、共和国の指導者であるパルパティーン最高議長を誘拐した。しかし議長はジェダイ・ナイトオビ=ワン・ケノービアナキン・スカイウォーカーによって、グリーヴァスの<インヴィジブル・ハンド>から救出される。また、ドゥークー伯爵は戦いの中でスカイウォーカーに殺された。グリーヴァスはアウター・リムの惑星ウータパウへ逃れて巻き返しを図ったが、ドゥークーを失ったことで分離主義勢力は大きな打撃を被っていた。グリーヴァスはウータパウの戦いでケノービに殺され、連合軍も間もなく戦争に敗北した。グリーヴァスの後、彼のボディを使ってドロイド戦士のN-Kネクロシスがつくり出された。自身がグリーヴァス将軍の生まれ変わりだと信じていたN-Kネクロシスは、数名のスペーサーによって倒された。

経歴

生い立ち

QymaenRonderuHuks

ハクの侵略軍と戦うシーラルとロンデル・リジ・カマー

サイボーグ将軍としてその悪名を轟かせていたグリーヴァスだが、もともとは惑星カリー出身の、キュイメイン・ジャイ・シーラルという名のカリーシュ男性だった。彼の故郷は、戦争と飢餓に苦しんでいた。数世代にわたり、爬虫類種族カリーは、彼らよりも優れた技術を持つ昆虫種族、ヤムリ(カリーシュは彼らを“ハク”、あるいは“魂を持たない虫”と呼んだ)から、絶え間ない襲撃を受けていた。ハクはカリーシュを奴隷にしたがっていた。ふたつの種族の間に起きたこの紛争は、ハク戦争と呼ばれた。

シーラルの父は、息子の怒りのはけ口にするため、彼にスラグスローアーライフルの扱い方を教えた。優れた狙撃手に成長した若きシーラルは、どんな武器も手入れを怠らないように心掛けていた。8歳にして、シーラルは既に40名以上のハクを殺した、熟練のスナイパーになっていた。22歳になった時点で、彼はカリーシュの民から神のように扱われるほど、数えきれないほどのハクを殺していた。

シーラルの最も親しい僚友は、女性のカリーシュ戦士にして傭兵の、ロンデル・リジ・カマーだった。伝説によれば、この獰猛で熟練した女剣士とシーラルの出会いのきっかけ、シーラルが見た夢にあった。夢の中で、シーラルはリグ・ソードを使い、クンバル・ジャングルの野生のムムーを狩っていた。夢に興味を持ったシーラルは、実際にジャングルに向かったが、そこでムムーを狩るロンデル・リジ・カマーと出会った。シーラルは夢の中に登場した狩人が自分自身ではなく、カラバクのマスクを被り、リグ・ソードを手にした目の前の女性だったことを悟った。この逸話から、ふたりは「シーラル」、あるいは「ザ・ドリーマー/ザ・ドリームト・ワン」(夢見る者と夢に現れた者)として知られる、謎めいたカリーシュの寓話の生きた証明と考えられるようになる。

Grievous original

ハク戦争中のグリーヴァス

シーラルとカマーの関係は非常に密接で、ふたりはパートナーを組んでハクと戦った。カマーはシーラルに剣の扱い方を指導し、シーラルは彼女にクザーカ社アウトランド・ライフルの使い方を教えた。カマーはカラバックの頭蓋骨、シーラルはムムーの頭蓋骨(ハクとの戦いで命を落とした父親から受け継いだもの)をマスクとして使い、ふたりは先祖によって祝福された伝説的な英雄となった。シーラルは彼女と共に無数の戦闘に参加し、容赦なくハクの侵略者を殺した。

しかし、惑星カリーの浜辺で行われた戦いで、ふたりは離れ離れになってしまった。カマーはハクの鋭いハサミで殺され、その死体はジェヌワー海へと消えていった。シーラルは彼女を海から回収することが出来ず、恐ろしい憂鬱と絶望に悩まされた。悲嘆にくれたシーラルは、本土から遠く離れた“アイランド=モノリス”、アベスミを目指し、海を渡る危険な旅に出た。もう一度だけ彼女の姿を見ようと、シーラルは彼女を海の墓場から引き揚げてくれるよう神々に嘆願したが、その願いは叶わなかった。

シーラルは悲しみをまぎらわすために出来ることをした。彼は最終的に10人の妻をとり、30人の子どもをつくった。しかし結局、カマーの死がもたらした空白を埋めることは出来なかった。シーラルは生きている限り、彼女を嘆き続けることが自分の運命なのだと悟った。その後、かつての自分を捨てたキュイメイン・ジャイ・シーラルは、永遠の悲嘆を抱えた者にふさわしく、そしてより恐ろしい名前を自分につけた。彼はその後の人生をグリーヴァスとして生きた。

サイボーグの体に

サン・ヒルの借金取立人

Grievous tank

シャトル事故後のグリーヴァス

グリーヴァスは血に飢えたカリーシュのエリート兵士団、イズヴォシュラを組織し、自らはカガンという称号を使った。大将軍となったグリーヴァスは、惑星カリーからハクを撃退することに成功する。しかし、この勝利がグリーヴァスの苦しみを癒すことはなく、彼は敵を追撃し、ハクの植民惑星を襲撃した。グリーヴァスの攻撃はハクの惑星に大規模な破壊をもたらしたが、ハクは銀河共和国に援護を求めた。共和国から派遣されたジェダイ・ナイトはハクに味方し、カリーシュには重い罰金と、通商停止の処分が下されてしまう。カリーは貧困に苦しみ、何十万というカリーシュが飢えて命を落とした。

インターギャラクティック銀行グループ会長サン・ヒルの到着が、グリーヴァスにチャンスをもたらした。このカリーシュの戦士を銀行グループの「借金取り立て人」として利用できると考えたヒルは、カリーが抱える多額の負債を銀行グループが受け持つことで、カリーシュの民が通商停止処分から立ち直る手助けをすることと引き換えに、グリーヴァスを雇うと申し出た。グリーヴァスは卑劣な企業の雇われ人になるようでは名前負けだと考えたが、カリーシュの民のことを思ってこれに同意する。同時に、生来の戦士であるグリーヴァスには、ハクに限らず、常に何かと戦い続けたいという思いがあった。グリーヴァスはドロイドによって構成される、インターギャラクティック銀行グル―プの私軍の指揮を執ることになった。

銀行グループは約束を守り、カリーシュの負債を軽減し、彼らの取引を復活させた。引き換えに、グリーヴァスは取立人として成果を挙げた。グリーヴァスの助けによって、銀行グループは支払期限の切れたクレジットを惑星オード・マンテルから攻撃的に回収し、義務を怠ったフラット・デザイン・システムズ社を差し押さえた。グリーヴァスはかつてのエリート兵士、イズヴォシュラと共に活動することを望んだが、銀行グループにはグリーヴァス以外にカリーシュを雇う意思がなかった。グリーヴァスはドロイドを使ってやり遂げるしかなかったが、銀行グループの標準的なバトル・ドロイドを信用せず、エリート兵に代わるより知的なモデルを要求した。ドゥークー伯爵の許可を得たヒルは、IG-100マグナガードの製造を開始した。当初、全く意思を持たないこのドロイドに、グリーヴァスは嫌悪感を覚えた。グリーヴァスはすぐに、戦う彼を見ることで、ハク殺しのエリート部隊がどのように戦ったのかを学ぶため、ドロイドを再プログラムするよう要求した。

シャトル事故

「われわれはきみを生かしておくことができる」
バクタ・タンク内のグリーヴァスに対し、サン・ヒル[出典]
San Hill transforming Grievous

重体のグリーヴァスとサン・ヒル

しかしそれから間もなく、グリーヴァスはハクがカリーシュの植民惑星の聖なる埋葬地を破壊し、共和国がそれに何の対応もしなかったという事実を知った。このニュースは、同胞を守るため自ら戦いたいというグリーヴァスの願望を呼び覚まし、彼は銀行グループとの契約を放棄して、ハクに復讐するためカリーへと戻った。サン・ヒルはこれに不満を感じた。ヒルはグリーヴァスの暗殺を命じようかとも考えたが、失敗した場合のグリーヴァスの復讐を恐れ、断念した。ヒルはジオノーシス大公ポグル・ザ・レッサーと、彼ら双方の盟友であるダース・シディアス、ドゥークー伯爵と共謀し、グリーヴァスを永久的に隷属させる計画を立てた。

グリーヴァスとイズヴォシュラの兵士は、カリーで兵員輸送シャトルマーティア>に乗り込んだ。ドゥークーやヒル、ポグルがシャトルにイオン爆弾を仕掛け、グリーヴァスの操縦席が遠隔操作で緊急排出できるよう工作を施したことを知らず、彼らはハク戦争を再開するために出発する。シャトルの爆発によって、<マーティア>はジェヌワー海へと飛び込んだ。ドゥークーの遠隔操作により、グリーヴァスの座るシートはぎりぎりのところで残骸から放出されたが、他のイズヴォシュラ戦士は全員事故死した。ショック状態で大量出血しているグリーヴァスの体を海から回収すると、ドゥークーはジオノーシスまでの道中に彼が心肺停止状態にならないよう、神秘的なシスハート・スタン技術を使った。それからドゥークーは、まずはじめにジェダイがシャトルへの攻撃に関与していたという考えをグリーヴァスの心に植え付けた。マグナガードがグリーヴァスの体を伯爵のシャトルに運び、船内ではFXシリーズ医療アシスタント・ドロイドが移動中の彼の身体状態を安定させた。一方のドゥークーは、彼らの計画にとって重要な別の要素を回収するため、故郷のセレノーへと向かった。

手術

「まもなく、前線に多くのドロイドを必要とするような戦いが起こる。それがいつかは知らされていないが、
その日が来たら、銀河全体が巻き込まれるはずだ」
「だれが戦いを起こすのだ?銀行グループか?トレード・フェデレーションか?」
「もっと権力のある人物だ」
―サン・ヒルとグリーヴァス[出典]
Greviousbrainn

グリーヴァスの頭部の断面図

致命傷を負ったグリーヴァスは、百戦錬磨の肉体が役立たずになってしまうことを恐れた。この事故は、共和国による陰謀だという証拠がでっちあげられていた。また、グリーヴァスが優れた回復力を発揮したため、事故によるものと見せかけ、後から余分な傷が彼の体に加えられていた。バクタ・タンク内のグリーヴァスの前に現れたサン・ヒルは、条件付きで彼の体を修復すると申し出る。銀河共和国とハクに対する復讐を求めるグリーヴァスは、手術による新しい体の移植手術を受け入れた。

ジオノーシスへとグリーヴァスを運んだ際、ドゥークーは彼の命を保つため、凍結したジェダイ・マスターサイフォ=ディアスの死体から採取した血液を彼に提供した。その後、ポグル・ザ・レッサーとジオノージアン科学者が、グリーヴァスのと脳をデュラニウム合金のボディへと移植した。彼の新しい体はクラース・ウォー・ドロイドを連想させ、改良されたLX-44脚を完備した。彼の重要臓器は、真空状態にも耐えることが出来るシンススキンの内臓袋に収められた。また、ジオノージアンによって彼の脳からは不都合な記憶が取り除かれ、怒りを司る部分が強化されたほか、身体の動きを司る部分もアップグレードされ、自己学習戦闘プログラムを埋め込まれていた。内部のサイバネティックス移植により、彼の眼は宇宙空間の真空状態から保護され、視力も強化された。ミディ=クロリアンが豊富なサイフォ=ディアスの血液はグリーヴァスの命を維持する上で重要な役割を果たしたが、フォース感応能力は全く得られなかった。そのためグリーヴァスは移植が失敗だったと考えたが、サン・ヒルや共謀者たちにとって、実験は大成功だった。キュイメイン・ジャイ・シーラルは、心身ともにグリーヴァス将軍となったのである。グリーヴァスを修復する際に使われたドロイドとテクニックは、のちにダース・ヴェイダーサイバネティック・スーツの適用にも使われた。

分離主義運動でドゥークー伯爵が強めた政治影響力に対処できる軍事指導者を創造するため、サン・ヒルがグリーヴァスのサイボーグ化プロジェクトに資金を提供していた。ヒルは完成したグリーヴァス将軍をドゥークーに差し出した。この“贈り物”に驚きながらも、グリーヴァスを気に入ったドゥークーは、彼を来たるべき戦争で利用するため、ドロイド軍最高司令官の肩書を与えた。グリーヴァスは、伯爵からかつてサイフォ=ディアスの所有物だった最初のライトセーバーを与えられた。

GrievousTraining-SWI86

IG-109との訓練

グリーヴァスは、その新しいドロイド・ボディと、ドゥークーによってドロイド軍団の最高司令官に指名されたことが気に入らず、これを侮辱同然に受け取っていた。サイフォ=ディアスのライトセーバーを与えられた直後、グリーヴァスは目の前のマグナガードを全て破壊し、自分はドロイドではないと叫んだ。彼は部下のマグナガードや自身のマスク、マントに、カリーシュのものとよく似た装飾を取り入れることで、ドゥークーに公然と反抗したが、ドゥークーはこれがうぬぼれの行為だと考えた。しかし間もなく、グリーヴァスはドゥークーやシディアスが必要とされている政治指導者だと考え直し、彼らを尊敬するようになる。

グリーヴァスは、トレード・フェデレーションヴァイスロイヌート・ガンレイを嫌悪していた。ガンレイを許していたのは、彼が独立星系連合の形成に不可欠だったためである。グリーヴァスはガンレイの臆病さと傲慢さを嫌い、彼の指導力に疑問を差し挟み、彼を意思のないドロイドと同様に扱うガンレイに静かな怒りを抱いていた。

クローン大戦

戦争のはじまり

Grievous crouch

グリーヴァス

「疲れていたのは事実です。しかし、たったひとりで5人のジェダイを相手にし、しかもそれを打ち破るとは、恐るべき強敵です」
―グリーヴァスについて、キ=アディ=ムンディ[出典]

22 BBYジオノーシスの戦いで、グリーヴァスはジオノージアンのカタコンベ(地下墓地)で繰り広げられた戦闘に参加した。彼は分離主義評議会をジェダイとクローン・トルーパー中隊から守るために戦い、相手を皆殺しにした。そのため、このクローン大戦最初の戦いにグリーヴァスも参加していたことが、敵に知られることはなかった。将軍のジオノーシスにおける活躍に感銘を受けたドゥークーは、彼にライトセーバー戦闘の訓練を施し、グリーヴァスは急速に上達していった。

ジェダイの7つの伝統的な戦闘スタイル(あまり使われないマカシジュヨを含む)を学んだグリーヴァスは、一対一の戦闘ならばドゥークーの弟子の中で最強の使い手となった。しかしサイボーグ化に費やした時間と費用、そして将軍の明らかな才能を踏まえながらも、ドゥークーはグリーヴァスがチスの将軍、セヴランス・タンに次ぐ存在だと考えた。グリーヴァスがその真価を発揮し始めるのは、タンの死から1か月が過ぎた後だった。

表舞台へ

「逃げるがいい、ジェダイ。どうせ死を先延ばしにするだけのこと」
―グリーヴァス[出典]
GrievousRevealed

ハイポリでジェダイの前に姿を現したグリーヴァス

ジオノーシスの戦いから4か後、グリーヴァスはハイポリの戦いで始めて、共和国とジェダイ・オーダーの前に公に姿を現した。グリーヴァスはハイポリでバトル・ドロイドの大軍を指揮してジェダイを攻撃し、彼の戦術によって共和国の特別部隊は全滅した。ジェダイ・マスターのダアクマン・バレクは、ムウニリンスト戦っているジェダイ・アナキン・スカイウォーカーオビ=ワン・ケノービに援軍を求めたが、連絡中にグリーヴァスに殺された。他の6名のジェダイ、ター・シアシャア・ギアイラ・セキュラカクルークジェダイ最高評議会メンバーのキ=アディ=ムンディシャアク・ティは、墜落したアクラメイター級トランスポートの残骸に避難した。グリーヴァスは残骸を取り囲むB2スーパー・バトル・ドロイドに手出しをしないよう命じ、自らジェダイとの対決に臨んだ。将軍はジェダイに“戦士らしい死”を与えると告げ、ゆっくりと彼らに迫った。パダワンのギは緊張に耐えきれず、残骸の外に飛び出してしまい、グリーヴァスの標的になった。ギを一瞬で殺したグリーヴァスは、残骸を登り、残り5名のジェダイ・ナイトを上から襲った。

グリーヴァスはまずはじめにキ=アディ=ムンディを標的にし、他のジェダイを相手にしつつ、2本のライトセーバーで彼を攻撃した。しかしキ=アディは高く跳躍して逃れ、グリーヴァスはこのセレアンのマスターが放ったフォース=プッシュを躱した。一度ジェダイから距離を取った後、再び彼らの中へと突進したグリーヴァスは、カクルークを切り倒した。シャアク・ティがフォースを使って投げつける瓦礫を防御しながら、グリーヴァスはター・シアの頭部を足で掴み、アイラ・セキュラとともに投げ飛ばした。残るキ=アディとティはともに将軍に立ち向かったが、彼はキ=アディを蹴り飛ばしてティと一対一の勝負に持ち込んだ。キ=アディが立ち直るころには、ティも将軍に倒されていた。落としたライトセーバーをグリーヴァスに踏みつけられていたキ=アディは、将軍が腰につけていた別のライトセーバーをフォースで奪った。両手と片足で3本のライトセーバーを起動しながら、グリーヴァスは最後に残ったマスターと戦った。

しかし、キャプテンフォードーが率いるアドバンスト・レコン・コマンドー部隊が、ジェダイを救出するためLAAT/iガンシップで駆け付けた。グリーヴァスはキ=アディを追いつめていたが、ARCトルーパーの一斉射撃のため退却を余儀なくされた。グリーヴァスはトルーパーとガンシップの銃撃から逃れ、走り去った。ARCトルーパーはキ=アディとティ、セキュラを回収し、戦場から去っていった。グリーヴァスはカクルークのライトセーバーをコレクションに加え、ハイポリから逃げ去るガンシップを見送った。ジオノーシスの戦いから6か月後、ドゥークーはグリーヴァスをテストするため、宇宙ステーション・トレンチャントで彼を分離主義勢力の司令官アサージ・ヴェントレスダージと戦わせた。ダージとヴェントレスがステーションに到着すると、グリーヴァスはダージの背後を取り、エレクトロスタッフで衝撃を与えて放り投げた。

Durgegrievous

グリーヴァスとダージの戦い

ヴェントレスはグリーヴァスを見つけるため天井から下がっている飾りに飛び乗ったが、グリーヴァスは彼女に忍び寄り、エレクトロスタッフで彼女を叩き落とした。ダージは落ちてきたヴェントレスを捕まえ、グリーヴァスはふたりと向かい合った。将軍はヴェントレスを部屋のガラスケースに投げつけ、ダージの首のあたりを掴む。ヴェントレスは、ダージの装甲を引きはがすグリーヴァスを攻撃し、2本のライトセーバーでサイボーグを切り付けた。ダージはグリーヴァスをパンチし、彼をドゥークー伯爵の像に投げつけた。グリーヴァスはライトセーバーを2本起動してダージを突き刺し、このジェンダイバウンティ・ハンターの首を切った。グリーヴァスはヴェントレスと切り結ぶが、このダーク・アコライトによって格納ケースに叩きつけられてしまう。負傷しながらも、グリーヴァスはヴェントレスの首を絞め、彼の素性を尋ねるダーク・アコライトに、自分は“未来”だと答えた。敗北したヴェントレスは、意識を失った。

サイボーグの将軍は意識を失ったヴェントレスをドゥークー伯爵のもとに運び、ふたりを宇宙船から放り出しても良いかと尋ねた。ドゥークーはグリーヴァスの要望を認めず、忠誠心を示してそれぞれの価値を証明したふたりを、バクタ・タンクに入れるよう命じた。しかし、グリーヴァスはドロイド軍最高司令官の地位にふさわしい人物であることをドゥークーに示し、ふたりの分離主義勢力の司令官に恥をかかせることに成功したのだった。優れた戦闘技術でジェダイと戦うグリーヴァスは、ホロネット・ニュースで“ナイト・スレイヤー”(Knight Slayer)のニックネームで知られるようになる。最高司令官として、グリーヴァスはIG-100マグナガードとともに行動した。これらのボディガードは、ライトセーバーに耐性のある、フリク合金製のエレクトロスタッフを装備していた。グリーヴァスは間もなく独立星系連合の顔となり、共和国に忠実な市民が恐怖する存在になった。

マレボランス

数々の戦勝

ボサウイの戦い

スカイトップ・ステーション

ヴァセックのアジト

ドーリンとサルーカマイ

ティポカ・シティ急襲

ナブーの小戦闘

ダソミアの戦い

フローラム侵攻

勝利に次ぐ勝利

「グリーヴァスは危険な相手ぞ。彼と相対するには、安定した心が必要じゃ」
ヨーダ[出典]
75GeneralGrievousFinal

デュロ征服したグリーヴァス

バンヴハー・ステーションヴァンドスで、グリーヴァスは独立星系連合に勝利をもたらした。パレインII 4の戦いでは、ジェダイ・マスター・サネンが将軍のマグナガードに殺された。また、彼は優れたトゴリアンの戦士に、分離主義勢力に離反するよう説得を行った。トゴリアに駆け付けたウォルダン・ブリッジャー将軍が率いる共和国軍は、分離主義勢力に留まることを望む現地の住民によって攻撃されることになった。グリーヴァスはブリッジャーと対決し、あっという間に彼を殺した。ブリッジャーはモスゴスの餌にされ、トゴリアは共和国から離脱したままとなった。しかしグリーヴァスにも失敗はあった。ヴィダーヴ戦いでは鉱山破壊に失敗し、ナディエムの戦いでも失態を見せている。彼のドロイド軍団はナディエムで都市の侵略を試み、一般市民の脱走を阻止しようとしたが、ジェダイ・パダワンのバリス・オフィーによって起動された爆弾によって峡谷が崩れ、バトル・ドロイドは破壊されてしまった。ジェダイ・マスター・サシー・ティンの指示で実行された軌道封鎖により、分離主義勢力の増援と航空部隊は援護に駆け付けることができなくなった。グリーヴァスはジェダイのブダード・トーンに重傷を負わせ、彼のパダワンを殺した後、スターファイターを使って戦場から離脱した。

数か月後、グリーヴァスはコア・ワールドの完全征服を目標にした分離主義勢力の主要な軍事活動、ダージの槍作戦に加わった。コレリアン・トレード・スパイン沿いの何百という惑星が彼の軍団の手に堕ちた。その中のひとつで、重要な惑星であるデュロを陥落させた際、グリーヴァスはフーリダン・ケグルが降伏する様子を銀河系規模のホロネット通信に流した。また、グリーヴァスは銀河共和国の設立メンバーで、人口過密の都市惑星ハンバリン軌道爆撃を行った。旗艦<インヴィジブル・ハンド>が率いる分離主義勢力艦隊は、1時間にわたってハンバリンを爆撃し、惑星の外殻は崩壊してしまった。ロエドーヴィアの戦いの中、グリーヴァスはウィーメル宙域ロエドーヴィアン脳疫病を放ち、惑星のほぼ全ての人間と共和国軍を滅ぼした。こうした理不尽な破壊行為を繰り返し、勝利を繰り返すグリーヴァス将軍は、共和国市民の目に恐怖の権化として映った。

TamborGrievous

ザゴバの戦い当時のグリーヴァスと、ワット・タンバー

20 BBY、グリーヴァスは大使クイエンを誘拐し、共和国軍を惑星ヴァンドスへとおびき寄せた。大使を救出するために派遣されたジェダイ・ナイト、チューカ・ドゥーンジュマーは攻撃の中で命を落としたが、共和国はクイエンを救い出すことに成功した。チューカのパダワン、フリン・カイボはこの出来事に激怒し、グリーヴァスへの復讐を求めた。彼はブダード・トーンコディ・ティを含むジェダイのグループを集め、ジェダイ最高評議会の承認を得ないまま、グリーヴァスを倒そうとした。ジェダイに追われながら、グリーヴァスはモン・カラマリ製宇宙船を拿捕し、ジェダイ・マスター・クワーマルと、船に乗っていたヤングリング数名を殺した。パダワンを何人か生け捕りにしたグリーヴァスは、彼らを人間とドロイドのハイブリッド、すなわち自分と同じサイボーグに改造しようとした。グリーヴァスがジェンティスを征服した後、カイボが率いるジェダイのグループはプローブ・ドロイドを放ち、将軍がベルサスにいることを突き止めた。スライサーリニから、ヤングリングとパダワンがグリーヴァスに捕まっていることを教えられたジェダイたちは、人質を救出することに決めた。プローブ・ドロイドはグリーヴァスを攻撃したが、彼は造作なくこれを破壊した。ドロイドに攻撃されたことで、将軍はジェダイに目をつけられていることを知る。アグノートに助けられた人質のパダワンは脱走したが、グリーヴァスは彼らを追跡した。将軍がパダワンを追いつめたとき、カイボたちが現場に到着した。コディがパダワンを安全な場所に誘導する間、ブダードとカイボはグリーヴァスに挑んだが、ふたりとも敗北して命を落とした。その後、ホノーグルの戦いで生物兵器の破壊力の結果を目にしたグリーヴァスは、アウター・リムにおける分離主義勢力の活動で、生物兵器使用を増やしてはどうかと提案した。彼は戦いの6か月後に撮影されたホノーグルの画像を、ドゥークーのいるヴジュンへ送信する。ヴジュンから離れたドゥークー伯爵は、将軍との会合を持つことにした。それから数か月後、グリーヴァスはボーズ・ピティでドロイド軍団を指揮し、ジェダイが率いる共和国軍と戦った。サイボーグの将軍はジェダイ・マスター・スーン・バイツと戦い、相手にライトセーバーを起動する時間すら与えず、鉤爪でバイツの頭を掴んで押しつぶした。バイツのライトセーバーを奪ったグリーヴァスは、クローン・トルーパーとの戦いにそれを用いた。そのとき、ジェダイ・マスターのメイス・ウィンドゥが現れ、フォースを使ってSTAPをグリーヴァスに叩きつけた。グリーヴァスは気絶したが、ボディガードに救出され、ドゥークー伯爵と共にボーズ・ピティを離れた。

TheDeathofSoonBaytes

ボーズ・ピティでジェダイを殺すグリーヴァス

ザゴバの戦いで、グリーヴァスは最初の任務に臨む若きバウンティ・ハンター、ボバ・フェットと出会った。共和国によるワット・タンバーの要塞への攻撃の後、ボバ・フェットは混乱の隙に乗じ、ジャバ・ザ・ハットがタンバーの首に懸けた賞金を手に入れようとした。フェットは要塞に潜入し、タンバーを攻撃した。タンバーはフェットを撃ち返し、グリーヴァスに助けを求めた。戦場を離れてタンバーのプライベート・ルームにやって来たグリーヴァスは、ホロシュラウドを使ってダージの振りをしているフェットに攻撃された。グリーヴァスは容易くこのクローンの少年を破り、フェットは死んだふりをして何とか生き延びた。共和国のクローン・トルーパーが要塞を突破する前に、グリーヴァスやタンバーやヴェントレスとともにザゴバを離れた。

いくつかの事件の後、グリーヴァスのヌート・ガンレイに対する嫌悪感は強まった。ガンレイは、貴重な物品を回収するためケイト・ニモーディアに戻ると言って聞かず、グリーヴァスはこのニモーディアンヴァイスロイを守るためクローン・パイロットを殺さなくてはならなかった。その後、ガンレイはグリーヴァスやシディアスとの通信に使うメクノ=チェアを失くすという失態を犯した。メクノ=チェアを手に入れた共和国は、ベルドロンへのグリーヴァスの攻撃を事前に察知した。独立星系連合艦隊を率いたグリーヴァスは、共和国の待ち伏せに遭って撤退することになった。この戦いで27名のジェダイを殺したものの、グリーヴァスは攻撃の情報が漏れていたことに激怒した。グリーヴァスに追い詰められたガンレイは、メクノ=チェアをケイト・ニモーディアに忘れてきてしまったことを白状した。グリーヴァスは彼を脅したが、実際に傷つけることはなかった。

大詰め

コルサント急襲

「ここまでだ。よく戦ったが、すべては無駄なあがきだったのだ」
シャアク・ティに対し、グリーヴァス[出典]
Grievoussoru

コルサントに現れたグリーヴァス

ダース・シディアス(グリーヴァスは知らなかったが、その正体はパルパティーン最高議長だった)は、ジェダイがメクノ=チェアを手掛かりに彼の素性を調査していることを知り、グリーヴァスに特別任務を与えた。惑星コルサントを侵略し、最高議長を誘拐するよう指示されたとき、グリーヴァスはウーキーホームワールドキャッシークで分離主義勢力を指揮していたが、任務を遂行するため首都惑星へと発った。シディアスから教えられた秘密のハイパースペース・ルートを使い、グリーヴァスは連合軍の艦隊を率いてコルサントを急襲した。ヴァルチャー・ドロイドの部隊を首都に墜落させるなど、グリーヴァスは一般市民を脅かす陽動戦術を使い、コルサントに混乱を引き起こした。連合軍と共和国軍が大規模な戦闘を繰り広げる中、グリーヴァスはダース・シディアスから与えられた情報をもとに、500リパブリカへの攻撃を指揮する。地上でパルパティーンを捜索していたグリーヴァスは、共和国に仕えるフォース=センシティブX2と遭遇した。ふたりは戦ったが決着はつかず、グリーヴァスは任務の続行を優先した。

シャアク・ティが率いるジェダイたちは、マグ=レヴ列車に乗ってパルパティーンを秘密のバンカーに連れて行こうとした。しかし、グリーヴァスとマグナガードは彼女たちに追いつき、列車の上でジェダイ・メイス・ウィンドゥやキット・フィストーと戦った。ジェダイたちはグリーヴァスを列車から追い払ったが、このサイボーグは乗っ取ったLAAT/iガンシップに回収されていた。6体のマグナガードとともにバンカーにたどり着いたグリーヴァスは、ダース・シディアスが提供したコードを使い、内部にアクセスした。グリーヴァスは最高議長を護衛していたロロン・コロブファル・ムダーマロース=デル・マソナビンク・ウトリラ、そして複数名のクローン・トルーパーなど、邪魔者たちを排除した。グリーヴァスは最後にシャアク・ティを倒すが、議長を誘拐したことをジェダイに報せるため、彼女にとどめを刺さなかった。マスター・メイス・ウィンドゥは、議長を連れて逃げようとするグリーヴァスにフォース・クラッシュを使い、サイボーグの内臓袋を守るプレートを破壊した。もともとグリーヴァスは、サイボーグ移植物との不調和のため咳に悩まされていたが、この攻撃で症状はさらに悪化した。その後の短い余生を、グリーヴァスは頻繁に咳をしながら過ごすことになる。

Grievous on Invisible Hand

インヴィジブル・ハンド>において、グリーヴァス将軍

惑星タイスで勝利を収めたアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービは、パルパティーンの誘拐を聞きコルサントの戦場に駆け付けた。激しい宇宙戦を切り抜け、ふたりはグリーヴァスの<インヴィジブル・ハンド>に乗り込み、ドゥークー伯爵を殺害して議長を連れ出した。しかしレイ・シールドに捕らえられた彼らは、バトル・ドロイドに包囲され、グリーヴァスのいる<インヴィジブル・ハンド>のブリッジへと連行される。グリーヴァスはジェダイを捕まえたことを喜んだが、彼らはR2-D2の助けで拘束を外し、周囲のドロイドやグリーヴァスのIG-100マグナガードを破壊した。グリーヴァスはジェダイを殺して壊れつつある<インヴィジブル・ハンド>を脱出しようと、IG-102エレクトロスタッフクルーザーのフロント・ウィンドウを破壊した。グリーヴァスは宇宙空間に飛び出したが、ケノービ、スカイウォーカーは、議長と共に何とかブリッジに留まった。真空状態に耐えることが出来る将軍は、船体にグラップリング・フックを放った。

船に戻り、脱出ポッドに乗り込んだグリーヴァスは、味方のルクレハルク級バトルシップに回収された。任務に失敗したグリーヴァスと彼の艦隊は、コルサントから撤退した。シーシピード級トランスポート・シャトルに乗り込んだグリーヴァスは、分離主義評議会のメンバーが姿を隠すアウター・リム・テリトリーの惑星、ウータパウに赴いた。21 BBYという早い段階から、将軍はウータパウを基地として利用していたが、クローン情報部によってその情報は掴まれてしまっていた。グリーヴァスがウータパウに戻ると、ヌル級アドバンスト・レコン・コマンドN-6N-10は共和国に報告を行った。将軍の居場所は、共和国とジェダイの知るところとなる。

ドゥークー伯爵が死んだため、グリーヴァスは分離主義勢力の元首となった。ドゥークーの師、ダース・シディアスの直々の命令に従い、グリーヴァスは分離主義評議会に惑星ムスタファーへ移動するよう指示した。グリーヴァス自身はウータパウに残り、シディアスが事前に警告したケノービの到着を待った。ヌート・ガンレイを始めとする評議会のメンバーはグリーヴァスの指導能力を疑ったが、命令には従い、ケノービが到着する直前にウータパウを離れた。

その死

「下がれ!このジェダイ野郎はわしの手で倒す!」
―グリーヴァス[出典]
GrievousHeartburn

胸部を撃たれたグリーヴァス

グリーヴァスの隠れ場所がクローン情報部によって報告された後、彼を倒すためにケノービ将軍が派遣された。ケノービと一対一の対決に臨んだグリーヴァスは、まだウィンドゥの攻撃による負傷から回復しておらず、最初から4本の腕全てにライトセーバーを持ち、ジェダイと戦った。しかし彼はケノービのフォームIIIの戦闘スタイルを破ることが出来ず、攻撃はずさんになっていった。ケノービはこれをうまく利用し、攻撃を受け流してグリーヴァスの手首を切断する。グリーヴァスとケノービが戦っているとき、クローン・マーシャル・コマンダーコーディが率いる第212突撃大隊が到着し、ドロイド軍団を襲撃した。ここから、パウ・シティ全体で、戦いの火ぶたが切って落とされる。

ケノービの戦闘能力に驚き、怒り、グリーヴァスはホイール・バイクに乗って逃げ出した。ケノービはボーガと名付けたヴァラクティルに乗ってサイボーグを追跡し、走行しながら決闘をつづけた。ふたりは、改造型スターファイターソウルレス・ワン>が停泊している、将軍の個人用プラットフォームで一対一の対決を再開する。ケノービがライトセーバーを失っていたため、グリーヴァスは機械の身体という利点を生かし、ジェダイ・マスターを圧倒した。しかしケノービも、グリーヴァスの胸部プレートにダメージを与え、彼の器官を保護する内臓袋をあらわにした。怒ったグリーヴァスはケノービを放り投げたが、このジェダイはプラットフォームの端に掴まって落下を逃れた。

ケノービと同様、手元にライトセーバーのないグリーヴァスは、エレクトロスタッフを拾い上げてケノービに迫った。プラットフォームに捕まりながら、ケノービはグリーヴァスとの距離が縮まる前に、フォースで将軍のブラスターを手元に引き寄せた。ケノービはグリーヴァスの胸部プレートの隙間を狙い、5発のブラスターを放った。内臓を保護するオイルの発火は、グリーヴァスに残っていた他の有機体部分を焼き尽くし、悪名高いサイボーグの将軍は命を落とした。

N-Kプロジェクト

Blue Glass Arrow 詳細はN-Kネクロシスを参照
Necrosis1

N-Kネクロシス

ニュー・オーダー宣言の後、クローン・トルーパーはグリーヴァスの死体を発見し、彼のスターファイターとともにそれをウータパウにあった皇帝パルパティーンの秘密の拠点のひとつに運び込んだ。しばらくの間、それは手を付けられずにいた。しかしやがて、サイバネティックス技術者のニコライ・キネスウォーシーは、N-Kプロジェクトにグリーヴァスのボディを使い、非常に先進的なドロイド、N-Kネクロシスを造りだした。

キャッシークのミードリル大洞窟で短期間活動したこのウォー・ドロイドは、間もなくスペーサーのグループによって破壊された。彼らはドロイドの残骸から、兵器類などの利用可能な部品を回収した。

その遺産

N-Kネクロシスが破壊された後、インヴィジブル・マーケットに流れたグリーヴァス将軍のフェイス・マスクは、その芸術性を評価され、高階級にある銀河帝国提督(他ならぬスローン大提督と噂されている)によって購入された。ユージャン・ヴォング戦争が始まった25 ABY当時、グリーヴァスはカリーシュの宗教で神々のひとりとして崇拝され、彼の名誉を称える寺院が建造されていた。銀河系の市民は、グリーヴァス将軍を無慈悲で才能のある司令官として記憶した。

テラー・トルーパーテラー・バイオドロイドと名付けられたサイボーグ・モデルの外見には、グリーヴァスと似た特徴がみられた。

個性と特徴

「アナキン・スカイウォーカー。評判からいってもっと年配かと思っていたら、まだガキだな」
「グリーヴァス将軍、思っていたよりチビだな」
―グリーヴァスとアナキン・スカイウォーカー[出典]
Kaleesh Holyman

グリーヴァスとカリーシュの聖人

グリーヴァスは、冷血で情け容赦ない男だった。カリーシュの司令官だった時代も、彼は敵に対して情けをかけなかった。カリーを征服しようとしたハクに対する、残忍な反撃がその分かりやすい例として挙げられる。グリーヴァスは大胆に戦って敵を撃退し、自身が犯した大量虐殺に、後悔を微塵も示さなかった。グリーヴァスはハク戦争に介入したジェダイと銀河共和国に憎しみを抱いた。シャトルの墜落の後、肉体を失ったグリーヴァスは陰謀に欺かれた。肉体の弱さを思い知ったグリーヴァスは、サイボーグ手術の申し出を受け入れる。しかし同時に、彼はサイボーグの体で復活したことをひそかに恥じていた。グリーヴァス自身は知らなかったが、サイボーグ手術中、彼の脳にはジオノージアンによる改造が施され、怒りと憎しみを司る器官が強化されていた。また、事故後のグリーヴァスは自分とジェダイを比較し始め、彼らと対等になることを決心した。この目的のため、グリーヴァスは自身を強める改良を甘んじて受け入れた。当初、グリーヴァスはドロイド軍最高司令官の肩書をドゥークーから与えられたことを侮辱と考えていたが、やがてドゥークーとシディアスを尊敬するようになり、彼らが分離主義勢力に必要な、唯一の政治指導者だと考えるようになった。

戦場におけるグリーヴァスは、優れた指揮官で、独創的な戦術家だった。グリーヴァスは、自身の生存を確実にするため一般市民を巻き添えにしたり、クローン・トルーパーに対するジェダイの同情心を利用することに何のためらいもなく、実際にそうした戦術をカリーダ・ショールズ医療センター攻撃の際に使用した。また、彼は惑星ドランとそこに住む共和国支持者の市民を攻撃した際、彼らが共和国に忠実なために苦しむことになったのだと考え、攻撃を楽しんでいた。戦争における彼の理不尽な破壊行為は、共和国の市民の目に恐怖の象徴として映った。しかしこうした才能を持っていながら(あるいはそのために)、彼には尊大なところがあった。結局、その傲慢さは、オビ=ワン・ケノービとの戦いで彼の死を招くことになった。それに加え、グリーヴァスは不利な立場に置かれたときしばしば逃走したため、臆病者と責められることがあった。<インヴィジブル・ハンド>において、彼は物理的に戦えない状態にあったため、ジェダイから逃げた。

Grievous Nielsen

グリーヴァス将軍

グリーヴァスは驚くべき残忍性と、敵に対する容赦なさを証明していたが、彼に感情らしきものが全くないというわけではなかった。グリーヴァスは同胞のカリーシュ、特にロンデル・リジ・カマーを大切に思っていた。ふたりの関係はとても密接で、グリーヴァスは彼女の死に取り乱し、深く悲しんだ。怒りに駆られたグリーヴァスは、その悲しみをハクとの戦いにぶつけた。その後グリーヴァスは妻をとったが、カマーの代わりになる者はいなかった。手術によってサイボーグになった後も、グリーヴァスは感情を表に出すことがあった。ビンク・ウトリラと戦った際、グリーヴァスは怯えながらも果敢に向かってきた彼女を評価し、彼女のライトセーバーが前腕と肩をかすめるのをあえて許した。ウトリラをゆっくり殺すことが残酷だと考えたグリーヴァスは、一撃で彼女の心臓を貫いた。また、彼はペットのログウォート、ゴアにある程度の愛着を見せていた。彼はヴァセック第3衛星の城でゴアを飼っていたが、この猛獣はキット・フィストーによって殺されてしまう。これはグリーヴァスがジェダイの死を求める動機のひとつとなった。

グリーヴァスはヌート・ガンレイを嫌悪していたが、ガンレイもまた彼を嫌っていた。使い捨てが出来る取るに足らないドロイドを扱うことに慣れていたガンレイは、グリーヴァスもそれと同列に見做したため、ふたりの関係の悪化が始まった。サイボーグの姿で復活したことを屈辱に思っていたグリーヴァスは、ドロイドと呼ばれるとしばしば激しい怒りにとらわれた。グリーヴァスはガンレイが弱く、愚かで、尊大な人物と考え、ドゥークーかシディアスがこのニモーディアンを殺すよう命令しないかと、ひそかに期待していた。ガンレイはグリーヴァスがドロイドに過ぎないという考えを捨てず、堂々と将軍に反対意見を口にすることもあったが、グリーヴァスに脅迫され死を示唆されると引き下がった。また、グリーヴァスはガンレイの長年の補佐官であるルーン・ハーコや、その他の分離主義勢力の指導者たちのことも、貪欲で情けない者たちと考え、嫌っていた。

ドゥークー伯爵の弟子という点で、グリーヴァスはアサージ・ヴェントレスと自然なライバル関係にあった。指揮下のドロイドを軽視していたグリーヴァスには、ヴェントレスと似たところがあった。ドロイドのことを役立たずと呼ぶほど軽視していたグリーヴァスは、しばしばドロイドに八つ当たりし、ドゥークーに非難された。しかしIG-100マグナガードは珍しい例外であり、グリーヴァスはこれらを直接訓練し、カリーシュの模様が入ったマントを彼らに着せていた。

力と能力

「さあジェダイよ準備はいいか。あの世へ旅立ってもらおう」
―グリーヴァス[出典]
Aayla and Ki-Adi vs. Grievous

アイラ・セキュラキ=アディ=ムンディシャアク・ティカクルークター・シアを一度に相手にするグリーヴァス将軍

冷血かつ狡猾なグリーヴァス将軍は、優れた戦略家で、強力な戦士だった。彼は最も活躍したジェダイ・ハンターのひとりとして知られ、殺したジェダイのライトセーバーをコレクションし、それを実戦でも使用した。

グリーヴァスはジェダイ狩りをスポーツとして楽しみ、最も強力な相手から奪った4本のライトセーバーを、勝利のトロフィーとしてマントの中に持ち歩いた。ドゥークー伯爵からライトセーバーの主要な7つの戦闘フォームを教わった彼は、敵を圧倒する超高速の同時攻撃と、強力な動きから成る非正統的な改良型の戦闘フォームを自ら編み出していた。しかし、ドゥークーは彼に技巧が掛けていることに失望していた。グリーヴァスの6本指の両手はそれぞれふたつに分割し、4本の腕に1本ずつライトセーバーを持つことが出来た。その腕の回転によって生み出されるライトセーバーの旋風に耐えることができたジェダイは、ごくわずかだった。彼は胴体と手首も360度回転させることが出来、連続的な高速回転によって、ライトセーバーを丸鋸のように扱った。さらにグリーヴァスは、脚部にリパルサーリフトを仕込んでおり、足を手と同様に使うこともできた。このため彼は一度に6本のライトセーバーを使うこともできた。機械による強化により至近距離戦闘に特化したグリーヴァスは、一度に複数のジェダイを相手にし、勝利することが可能だった。

ロロン・コロブやアディ・ガリア、ファル・ムダーマ、パブロ=ジル、ナダール・ヴェブを含め、グリーヴァスはパダワンからマスターに至るまでの何十人というジェダイを殺害し、彼らのライトセーバーを奪った。自ら倒したジェダイのものを除くと、グリーヴァスのコレクションの中には少なくとも5本の、彼が殺したわけではない人物のライトセーバーが含まれていた(その中にはカクルーク、サイフォ=ディアス、ダース・ザナのライトセーバーが含まれる)。また、グリーヴァスはライトセーバー・デュエルの中で正統的でない戦い方をすることがあった。例えばナダール・ヴェブと戦った際、グリーヴァスは相手のライトセーバーを受け止めながら、空いている手でブラスターを使って彼を殺した。また、イース・コスと戦って不利になったときには、マグナガードにこのジェダイ・マスターを攻撃させた。

グリーヴァスはでたらめに見える雑然とした戦略を使ったが、実際のところ、彼は相手が誤解するよう慎重に計算していた。グリーヴァスは民間人も標的にし、敵に戦いに勝利するか、民間人の命を救うか、どちらかの選択を迫った。これはシスが長年使用した戦術だった。しかし尊大なグリーヴァスは、しばしば相手を過小評価することもあった。繊細さが不足していると指摘する者もあったが、多くはこのサイボーグを戦略の天才と評価していた。また、彼は頭の中に埋め込まれたふたつのアンテナを使い、直接ドロイド軍団を監督することが出来る利点があった。

グリーヴァスはその機械の肉体によって宇宙の真空状態を耐え抜くことが出来、また、熟練したパイロットとしても知られていた。メイス・ウィンドゥは、グリーヴァスがライトセーバーの扱いと同じぐらい、宇宙船操縦にも長けていると考えていた。

登場作品

非正史作品

LegoGrievous

レゴで描かれたグリーヴァス

参考資料

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはグリーヴァス/レジェンズに関する29枚の画像があります。

脚注

外部リンク

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