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クローン・トルーパー

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「みな同じ男だが、この仕事にふさわしい男だ!」
―クローン・トルーパーたちのかけ声[出典]

クローン・トルーパー[1](Clone trooper)は、クローン戦争として知られるようになる銀河系規模の戦争において共和国グランド・アーミーに仕える兵士として作られた、遺伝操作をされたクローンの軍団である。彼らは惑星カミーノの研究所や施設で生まれ、育てられた。クローン・トルーパーはその人生の最初の10年間を、銀河系の歴史上最強の軍隊となるべく訓練された。彼らは戦いのためだけに生み出され、銀河共和国と、何よりもその最高司令官たる最高議長への忠誠心をしっかりと叩き込まれていた。

およそ3間にわたり、クローン・トルーパーは銀河共和国の統治権を分離主義勢力の反乱から守るために戦った。この戦争の中で、ジェダイ・オーダーのメンバーがグランド・アーミーの司令官、あるいは将軍の役目を果たし、多くの戦闘においてクローンの兵士とともに前線に立った。しかしシス卿ダース・シディアスが画策した、銀河系の覇権を狙う秘密のシスの計略により、クローン・トルーパーは彼らが命を懸けて防衛する誓いを立てた共和国を、効果的に崩壊へと追いやる手段として利用された。パルパティーン最高議長としての顔を持つシディアスは、クローン・トルーパーにオーダー66を発令してクローン戦争を終結させた。

この緊急指令によって、すべてのジェダイが共和国に対する反逆者とみなされ、クローン・トルーパーは彼らの即時処刑を命じられた。命令を拒否することができないクローンの兵士たちは、ためらうことなく最高議長の指示を実行に移した。命令を無視したクローンもごくわずかに存在したが、大多数のクローンは、彼らを信用して背中を預けるようになっていたジェダイの将校たちを殺害した。

銀河系各地でのクローンの攻撃と、コルサントジェダイ・テンプルで行われた虐殺によってジェダイ・オーダーはほぼ壊滅し、パルパティーンは旧共和国を廃止し、新しく銀河帝国を樹立した。彼は自ら銀河を統治する皇帝の座に就いた。パルパティーンのニュー・オーダーを象徴する多くの改革の中で、共和国のクローン・トルーパーは帝国ストームトルーパーへと再編された。ジェダイの指揮官を必要としなくなった第一世代のストームトルーパーは、間もなく銀河専制政府の無慈悲な法律執行者として知られるようになる。

歴史

遺伝子提供者とクローン発注

「ある意味、永遠の命を手に入れるのだ。君をもとにして軍隊がつくられる。それと、莫大な金も。それでも興味が無いとでも言うのかね?」
ジャンゴ・フェットに対し、ダース・ティラナス[出典]
Kamino Facility.jpg

カミーノの主要施設、ティポカ・シティのクローニング・チャンバー

クローン・トルーパーの起源は、32 BBYナブーの侵略より以前にさかのぼる。当時、ジェダイ・マスターサイフォ=ディアスが、銀河共和国のための軍隊をカミーノアンの科学者に発注したのである。しかしこのプロジェクトは、元ジェダイ・マスタードゥークーによって監督されていた。“ダース・ティラナス”の名でシスの暗黒卿ダース・シディアス弟子になっていたドゥークーは、師の命令に従い、友人のサイフォ=ディアスを秘密裏に始末した。

惑星カミーノクローン研究者は彼らの仕事を開始する前に、クローン軍団の遺伝子提供者となる人物を要求した。シディアスはティラナスに、銀河系で最も強力な傭兵の中から遺伝子提供者の候補を探し出すよう命じる。ティラナスはこの任務と同時に、当時シスの脅威となっていたコマリ・ヴォサという名の元ジェダイを排除する計画を考え出した。ティラナスはバンド・ゴラ・カルトのリーダーとなっていたヴォサの首に、AurebeshSans-Serif credit.png5,000,000の賞金を懸けたのである。賞金は、ヴォサの生死を問わず支払われることになっていた。ティラナスから特別の要請を受けた傭兵たちの中に、かつてマンダロリアンとして活躍し、賞金稼ぎとして名声を獲得していたジャンゴ・フェットがいた。

フェットはコマリ・ヴォサの追跡に成功し、対決の末彼女を倒した。ティラナスは自らこの賞金稼ぎの祝福に出向き、カミーノに同行してクローンの遺伝子を提供すれば約束の報酬に加えて相当な金額を支払うと申し出た。ティラナスは、通常の人間の2倍の速度で成長し、絶対的な忠誠心をプログラムされた戦士たち、クローン軍団の設立を目的にしていることを明かした。ティラナスはフェット自身もクローン兵士の監督に参加してもよいと語り、クローンは完璧な兵士に成長するだろうと説明した。しばし考え込んだフェットは、自分のために遺伝子操作を行わない純粋なクローンをひとりつくることを条件に、ティラナスの申し出を引き受けた。

カミーノアンは、クローン軍団が忠誠心、攻撃性、自立性、規律を守る精神を持ちつつ、遺伝子提供者であるフェットよりも従順で、独立思考を持たないようにするために、クローン誕生のプロセスを開始するよりも前にフェットのDNAを入手した。特別ユニットのトレーニングを援助するためにカミーノへと連れてこられた元マンダロリアン戦士、カル・スキラータは、トルーパーの遺伝子操作を行うことに関し、カミーノアンの正当性に同意した。遺伝子操作を行わない“純粋な”ジャンゴ・フェットは、理想的な兵士にはならないと考えたのである。

カミーノアンが最初のクローニング・プロセスを開始したとき、ヌル級アドバンスト・レコン・コマンドーと名付けられた12人のプロトタイプが生み出された。生理機能に大幅な修正が行われていたため、この実験体クローンのうち、懐胎プロセスを生き延びたのはたったの半数だった。しかも、フェットのゲノムに対して行われた“強化”によって、生き延びたクローンの行動は不規則的であり、不服従の傾向を持っていた。不安定なクローンたちによる不十分な結果に失望したカミーノアンは、6体のプロトタイプを完全な失敗作と見なし、彼らを処分しようとした。しかしカル・スキラータは彼らに干渉や、フェットの意見もあってプロトタイプは始末を免れた。その結果、スキラータは6人のプロトタイプを諜報ユニットとして訓練することになった。

トレーニング

「想像してみたまえ。君のクローンの軍隊を。むろん、君自ら訓練を監視することもできる。彼らは遺伝子操作により通常の2倍の速度で成長し、服従するようにプログラムされている」
ジャンゴ・フェットに対し、ダース・ティラナス[出典]
Youngclonestraining.jpg

クローン戦争のおよそ5年前につくられたクローン・トルーパーたち

クローン軍団設立のために長期間の計画への参加が要求されたジャンゴ・フェットは、賞金稼ぎとしての仕事からしばらく離れ、彼のクローンの訓練をモニターすることになった。マンダロリアン・アーマーとクローンのフェイズIアーマーの類似や、クローンをエリート兵士に育てる訓練など、フェットの影響はプロジェクトの多くの範囲に現れていた。しかし、クローン計画に対するフェットの最も大きな貢献のひとつは、“ARCトルーパー”として知られたアルファ級アドバンスト・レコン・コマンドーの個人的監督である。ヌル級で失敗したカミーノアンは、反省を生かしこの“第二世代”のARCユニットを生み出したのだった。失敗に終わったプロトタイプとは異なり、アルファ級ARCトルーパーはより確かな共和国に対する忠誠心を持ち、ジェダイの将校のもとで戦う意欲を持っていた。しかし自立精神に操作がなされていなかったために、一般のクローン・トルーパーと比べより優秀で創造的な兵士だった。

クローンの身体的な成長速度を速める技術を駆使して、カミーノアンは人間が成人に達するのに必要な時間の半分で、クローン・トルーパーを成人へと成長するよう設計することに成功した。成長プロセスを強化した遺伝子の組み換えによって、クローン・トルーパーは通常の人間の2倍の速度で歳をとった。10年でクローンの兵士たちは20代前半のジャンゴ・フェットにそっくりになり、戦闘に適した存在になった。カミーノアンは仕事を熱心にこなしたが、クローニング・プロセスの中では少なからず遺伝子に異常を持つクローンが生み出された。遺伝子的な異常を持つ失敗作のひとり、99は、身体能力的に兵士が務まらなかったため、清掃の役割を与えられることになった。他の失敗作の例として、標準を下回る視力を持つクローンたちが挙げられる。クローン施設において、失敗作は夜のうちにどこかへと連れ去られ、不思議なことに二度と姿を現さなかった。

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10歳で成人に達したクローンたち。成人当時のジャンゴ・フェットに似ている

全てのクローン・トルーパーは、武器の扱いや射撃術といった、中心的な軍事技術の訓練を受けていた。ジャンゴ・フェットが個人的にアルファ級ARCトルーパーの訓練を監督する中、クローン・コマンドーの特殊部隊は、一般的なクローン・トルーパーと、独立心の強いARCトルーパーの中間に位置づけられた。コマンドーの育成プロジェクトを完全なものにするため、フェットは訓練を積んだマンダロリアン傭兵とジャーニーマン・プロテクター数名で構成されるクイヴァル・ダーを組織した。このグループのメンバーはそれぞれ独自の訓練方法を持っていたが、全体として彼らはコマンドーを4人組のスクワッドに分け、チームに強い仲間意識を持たせるという手法を採った。CC-2224CT-65/91-6210といった、リーダーとしての才覚を持つクローンは、他の者たちに比べ独立心と創造力が抜きん出ていた。

精神的なトレーニングの一環として、クローン・トルーパーは、クローンの振る舞いと行動を定めたガイドライン、コマンドー・コードを順守することを求められた。彼らはいかなる疑問やためらいも持たず、コードに従わなければならなかった。カミーノアンは、標準的なクローン・ユニットからクローン・コマンドーに至るまで、彼らの“作品”の訓練に対し特定の関心を示していた。

マンダロリアンの遺産

「最高の軍隊だ。俺が保証する」
―ジャンゴ・フェット[出典]
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クローン・キャプテンCT-7567は、オリジナルであるフェットと同様、独立した思考を持つ優れた兵士だった

ジャンゴ・フェットとの遺伝子的な繋がりや、クイヴァル・ダーに属す多数のマンダロリアン訓練官たちの存在により、マンダロリアン文化の社会的側面の多くがクローンたちの心理に溶け込んでいた。マンダロリアンに最も頻繁に触れ合ったクローン・コマンドーは、特に彼らの影響を受けやすかった。同様に、ヌル級のARCトルーパーはマンダロリアンのカル・スキラータによって育てられていた。コマンドーの間ではマンダロリアンの母語であるマンドア語が使われ、これはやがて一般のクローン・トルーパーの間にも広まった。クローン・トルーパーの間に浸透したマンダロリアン文化の顕著な特徴のひとつに、“ジェグ・アイ”がある。これは勇敢な活躍を残した戦士に与えられる名誉のしるしだった。ARCキャプテンのアルファ77クローン・キャプテンCT-7567といったクローン兵がジェグ・アイで称えられていた。

マンダロリアンの影響はクローン・コマンドーに色濃く見られたものの、クローン軍団の大部分は、銀河共和国への忠誠と服従を、何よりも最優先するよう叩き込まれていた。アルファ級ARCトルーパーの変節者、スパーが、銀河共和国を離れ独立星系連合の側に転向し、マンダロリアン・プロテクターを組織したとき、クローン軍団とマンダロリアン伝統の関係に大きな緊張が走った。ニュー・ボーナレックスカミーノの戦いでスパーのマンダロリアン部隊と関わり、クローン・トルーパーに多数の犠牲者が出たことから、クローンはマンダロリアンを共和国の敵とみなし、彼らに対し強い敵意を抱くようになる。第2エアボーン中隊の兵士は、マンダロリアンの“しつけ”を受けたオメガ分隊に対し、同じクローンでありながらあからさまな敵意を持っていた。

共和国による直接の監督のもと、カミーノから離れた場所で訓練される新世代のクローン・トルーパーが誕生したことにより、クローンに対するマンダロリアン文化の影響は弱まっていった。新世代クローンの第一波は、10年を要するカミーノアンの手法と異なり、1年で完全に成熟したクローンをつくることが出来るスパーティ・テクノロジーによって生み出され、やがてオリジナルのクローンに取って代わる存在となった。後の時代、銀河帝国ストームトルーパー部隊が徴募兵や別の遺伝子を使ったクローン兵によって構成されるようになると、マンダロリアンの影響はさらに減退した。フェットの遺伝子を使った兵士は少数派となったのである。

クローン戦争

「その声には聞き覚えが……」
「顔にはもっと見覚えがある」
―大戦中に使い古されたジョークを交わすローン・シュラインクライマー[出典]
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ジオノーシスで初めて実戦投入されたクローン・トルーパー

クローン・トルーパー計画の開始から10年後の22 BBYジェダイ・ナイトオビ=ワン・ケノービはジャンゴ・フェットを追跡し、アウター・リム・テリトリーの辺境の星、カミーノにたどり着いた。ケノービは、ティポカ・シティのカミーノアン・クローン製造者たちから予想外の歓迎を受ける。カミーノアンの首相ラマ・スーは、クローン軍製造の進捗状況調査のため、ケノービがジェダイ・オーダーから派遣されたと考えたのである。ジェダイ・オーダーがクローン軍製造を関知していないことを、カミーノアンは全く知らなかった。ケノービは、20万ユニットのクローンが配属準備を終え、さらに100万ユニットが間もなく配備可能になるとラマ・スーから説明された。クローン施設を見学し、オーダーに報告を行った後、ケノービはジャンゴ・フェットの逮捕を試み、分離主義勢力の惑星ジオノーシスに潜入した。ケノービはこの星で独立星系連合の会合を目撃し、ドゥークー伯爵によって捕えられてしまう。

ジェダイのアナキン・スカイウォーカーと、ナブー選出のパドメ・アミダラ元老院議員はケノービを救出しようとしたが、捕えられて死刑を宣告された。一方、共和国は分離主義運動が武装蜂起の様相を呈してきたことから、窮地に立たされた。分離主義勢力に力で対処するため、銀河元老院は共和国の行政府非常時大権を与える決議を行った。手に入れた権力を使い、パルパティーンはカミーノのクローン軍団を容認し、共和国グランド・アーミーの設立が決まる。その直後、ジェダイ・マスター・メイス・ウィンドゥは、ケノービ救出のためにジェダイの特別部隊を招集し、グランド・マスターヨーダはクローン軍団を視察するためカミーノに向かった。

Grand army formation.jpg

ジオノーシスの戦い直後、コルサントで整列するクローン兵士

ジオノーシスに赴いたジェダイたちは、分離主義勢力のバトル・ドロイドに圧倒されたが、ヨーダが指揮する192,000人のクローン・トルーパーの到着により、戦況は一転した。クローン・トルーパーはケノービとスカイウォーカー、アミダラ議員、数少ないジェダイの生存者たちを救出し、分離主義勢力を撤退に追い込んだ。ジェダイに率いられたクローン・トルーパーはジオノーシスを制圧したが、ドゥークー伯爵と分離主義評議会のメンバーは脱出に成功した。第一次ジオノーシスの戦いは共和国の勝利に終わったが、これは銀河系規模に発展するクローン戦争のはじまりに過ぎなかった。

ジオノーシスの勝利の後、クローン・トルーパーは銀河系各地の戦場に配備され、分離主義同盟を相手に活躍した。ジェダイ・オーダーのメンバーは、共和国グランド・アーミーの将校に任命された。クローン・トルーパーはジェダイの将軍司令官のもとで、クリストフシステスライロスハイポリジャビーム、そしてカミーノといった様々な戦線で戦った。優れた戦闘能力を持つクローン・トルーパーだったが、戦争の中で彼らの数は減っていった。その原因として、戦死者の増加と、彼らの老化現象が挙げられる。19 BBY、ジオノーシスの戦いからおよそ3年後、生き残っていた第一世代のクローン・トルーパーはわずか3分の2だった。

顔と名

「代わり映えしない顔です。もともとが同じ顔ですから」
「見た目は同じかもしれん。だがフォースはそれぞれに大きく異なっておる」
CC-4477ヨーダ[出典]
Cody-ssnap.jpg

“コーディ”のニックネームを持つCC-2224

しばしば“血と肉を持つバトル・ドロイド”として扱われたクローン・トルーパーだったが、彼らも限られた中での個性を備えていた。クローン・トルーパーは戦闘のためだけに育成されたが、ジェダイの将校のもとで、それぞれの個性を発達させたのだ。ジェダイの独特の能力やリーダーシップの才能は、彼らに仕えるクローン兵から称賛と尊敬を得ていた。クローン・コマンダーCC-5052は、ジェダイが共和国グランド・アーミーの中で最高の兵士だからこそ、彼らが指揮官になっているのだと考えていた。

クローン・トルーパーには、文字と数字から成る公式の識別番号が与えられていた。全ての兵士の手首には識別コードが組み込まれ、スキャンすることで名称や階級、戦歴を読み取ることが出来た。クローン戦争がはじまって1年も経たないうちに、多くのクローンはジェダイの承認を得て識別番号の代わりにニックネームを使うようになっていた。キャプテンCT-7567は、個体レベルで遺伝的に同一の兵士を識別するのが困難なため、効率性のためにクローンが「名前」を使うことが許されたのではないかと推測していた。ジェダイがクローン・トルーパーの個性を促進させた例は他にもあった。ジェダイを尊敬するクローンの中には、彼らのリーダーシップ・スタイルを模倣する者もいたのである。CT-7567は、アナキン・スカイウォーカーのもとに仕えたときに衝動的な感覚を発達させた。一方、オビ=ワン・ケノービに仕えたCC-2224は、手順を厳格に守った。アイラ・セキュラとCC-5052やプロ・クーンウルフパックの兵士たちなど、ジェダイとクローンの間に友情が発達する例もいくつか見られた。CC-4477や“シンカー”といったクローン兵は、同一遺伝子のクローンから成る軍隊には個性がないと感じていたが、グランド・マスター・ヨーダは、フォースを通してみれば彼らもそれぞれに大きな違いがあると考えていた。

カミーノアンは全てのクローン・トルーパーが銀河共和国に忠実な兵士になるよう手を尽くしていたが、失敗例もいくつか確認されている。通常、クローン・トルーパーは完全服従をプログラムされていたが、個性が忠誠心よりも優先されるほど発達したクローンも少数ながら存在したのである。クローン・サージェントの“スリック”やカット・ロクウェインがそれに含まれる。スリックは自由と富に誘惑され分離主義勢力のスパイとなり、クリストフシスで共和国に対する背信行為を働いた。彼はクローンが奴隷として使われていると考え、自分の裏切りが“兄弟”たちの死を招いてもかまわないと考えていた。カット・ロクウェインは他のクローンと同様にカミーノに生まれたが、第一次ジオノーシスの戦いで逃亡者となり、サルーカマイで家族と共に生活を営んだ。

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パルパティーンの計画

オーダー66

「オーダー66を遂行せよ」
パルパティーン[出典]

銀河帝国の誕生

フェットのクローン・プログラムの終わり

プログラム

「パダワンにも言ったが、良き兵士は正しいと思えば行動をためらわない」
「いい兵士の定義がお前とおれでは違うようだ…」
ファロ・アーガイアスCC-1004[出典]
Kamino Tipoca City.jpg

ティポカ・シティのクローン施設

カミーノアンは自分たちの創造物に感情移入することがなく、徹底した滅菌手順と訓練手法を実施する理的なクローン製造業者であった。分析に基づいた客観的な効率性を得るために数世紀をかけて完成されたこれらの手法は、依頼者が意図するどのような目的にも適合する、高品質の「製品」を製造することができたのである。クローン・トルーパー計画において完成した見本は、遺伝子操作により、命令に従順で、良心や道義的なジレンマに陥ることなく、厳しい訓練の成果を充分に発揮するよう製造された理想的な兵士だった。

主任研究員のコ・サイは、クローンの成長を早める遺伝子コードの組み替えに加え、標本(クローン)の知能形成も監視していた。微妙な設計変更によって独自の思考力を持ちならがも命令には服従するように仕込まれていた。そうした生物学的改良を90パーセント以上の成功率で実施できる科学者は、銀河でも数えるほどしかいなかった。これらはカミーノアンがプロジェクトの各段階で完璧を追求した結果である。最高のクローンを製造するには、クローンが情緒的に安定している必要があり、クローン・トルーパー・プログラムにおいて、このことは特に重要だった。短期間で成長するクローンには、肉体的、精神的、情緒的なストレスがかかるため、精神に重大な悪影響がもたらされる可能性があったのだ。そこで、精神的にバランスのとれた成人に成長させるために、人間の心理を研究していたトーン・ウィーは、開発の各段階でクローンのアイデンティティーを形成する総合的な研修教育プログラムをつくりあげる。これはクローンたちの情緒を安定させるために追加され、擬似共同体を維持できるような学習環境と慎重に一体化された。

ティポカ・シティのクローン・センターにおいて、カミーノアンはさまざまな最新の心理学的手法を使い、軍隊に配属する完璧なクローンを生産していた。カミーノアンのエッグ・ラボ(孵化場)で人工的に大量生産された胚から誕生したクローンは、短期間で命令に従う兵士見習いに成長した。クローンは新しい情報を吸収する能力を持ってはいたが、遺伝子操作によってあまりにも急激に成長させられたため、そうした情報を消化して理解する時間も通常の半分しかなかった。同様に人生体験も大幅に短縮され、実地の戦闘訓練を受ける時間もほとんどなかったのである。

このような問題を補うため、カミーノアンは軍事知識に重点を置く学習プログラムを開発した。クローンの脳波を調整する特殊な訓練装置をつくり、簡単に命令を覚えられるようにしたのだ。戦士としての能力は遺伝子と実際の戦闘体験との両方に基づくものだと信じていたジャンゴ・フェットは、このような教育方法で優秀な兵士が製造できるのか懐疑的だった。とはいえ、自分の遺伝子を受け継いでいるクローンを訓練する方法については、カミーノアンよりもよく知っていたのである。彼は永年にわたる戦闘経験をクローン・トルーパーの訓練に生かした。白兵戦から射撃、宇宙船の操縦から、特徴的な白い装甲服をフル活用する方法までを伝授した。

クローン製造時の各製造グループが完全に均質になるように、カミーノアンはあらゆる努力を払ってはいたが、特定クローンにわずかな生化学的特長の変化が起こり、調整プロセスで生じた異常を処理しなければならいこともあった。コ・サイが実施する科学検査の元にクローンたちは成長の過程において精密検査を受け、統制された訓練プログラムから逸脱していないかを判定される。企画から外れたクローンは調整処理を施されて、標準仕様に修正されるのである。再調整が出来なかったクローンは、適切に処置された。不良品が発見される確率は200体に7体だった。

装備

74: 「装備の世話をしろよ、83」
83: 「装備がわれわれの世話をしてくれるようにな、74」
―クローン・トルーパー、CT-6/774CT-014/783[出典]

アーマー

Clone Troopers Phase I.jpg

フェイズIアーマーを身に着けたクローン・トルーパー

クローンの第一世代をつくり出した際、カミーノアンアーマー職人はクローン・トルーパー用の戦闘スーツ、フェイズIバトル・アーマーを開発した。このアーマーは、ジャンゴ・フェットマンダロリアンショックトルーパーアーマーとやや類似していた。このアーマーにみられるマンダロリアンの影響で最も顕著なものは、ヘルメットのT型バイザーだった。フル装備は20枚のプラストイド製アーマー・プレートから成り、黒いボディ・グローブを身に着けた。クローンのアーマーには、他にもヘルメットの呼吸フィルターやユーティリティ・ベルト、高静止摩擦ブーツなどがあった。

クローン戦争開始当初、フェイズIアーマーのカラー・マーキングは、クローンの将校と兵卒を区別するために使われていた。コマンダー(司令官)は黄色のストライプ、キャプテン(大尉)、ルテナント(少尉)、サージェント(軍曹)はそれぞれ赤、青、オリーブグリーンで色分けされていた。しかしこの識別システムは戦争の序盤に緩和され、カラー・マーキングは階級ではなく所属部隊を示すものとして使われるようになった。多くのクローン・トルーパーは従来の白いアーマーを使ったが、将校を始めとするその他のクローンの中には、アーマーの色とデザインに改造を施す者もいた。優れた業績を残したクローンは、マンダロリアンの名誉のしるしである“ジェグ・アイ”といった特殊なデザインをアーマーに施すことがあった。

歩兵以外の特別な役割の訓練を受けたクローン・トルーパーは、特殊なフェイズIバトル・アーマーを装着した。クローン・パイロットの場合、通常のトルーパーと同じアーマーだったが、専用のフル=フェイス・ヘルメットを身に着け、黄色のマーキングで区別されていた。クローン・フレーム・トルーパーは、彼らの役割によって生じる潜在的危険から身を守るため、冷却装置を備えた絶縁ボディ・グローブとスーツを身に着けていた。クローン軍医官宇宙軍将校といった非戦闘任務に割り当てられるクローンの場合、共和国宇宙軍の人間の将校が使うものと似たデザインの軍服を身に着けた。

Clone Troopers Phase II.png

フェイズIIアーマーのバリエーション

フェイズIアーマーは、重くて不快という欠点があった。そのため、この装甲服は「ボディ・バケツ」と陰口をたたかれていた。フェイズIの欠点は、大戦中に開発されたフェイズIIクローン・トルーパー・アーマーで取り除かれることになる。

クローン戦争中、クローン・トルーパーは装甲服をフェイズIIに切り替え、フェイズIはやがて時代遅れになった。新しいアーマーはあらゆる面でフェイズIより優れており、より軽く、より強固で、より柔軟性があった。この先進的な装甲服には、クローン・スカウト・トルーパー用やパラトルーパー用、AT-RTドライバー用など、さまざまな特別バリエーションが存在した。クローン戦争が激化する中、新しいアーマーにも、かつてのフェイズIよりも多くの傷がつき、泥がこびりつくようになった。カラー・デザインや装甲服の改造といった習慣は、新しいフェイズIIでも行われた。19 BBYコルサントの戦いの時期には、クローンの部隊は、それぞれ色ではっきりと区別されるようになっていた。

キット

CloneTrooperTypes.jpg

特殊アーマーを装備したクローン

共和国のクローン・トルーパーの主要兵器は、DC-15Aブラスター・ライフルや、小型版であるDC-15Sブラスター・カービンだった。これらに加え、クローン・トルーパーはマー=ソン社V-1サーマル・デトネーターLXR-6震盪グレネードV-6ハイワイヤー・グレネードエレクトロ・マグネティック・パルス・グレネードといった各種グレネードのうち、ひとつ、あるいは複数を携帯していた。クローンの高機能のユーティリティ・ベルトのポーチやコンパートメントには、グラッピング・フックや予備の弾薬、割り当ての供給品や医療キットが収納されていた。医療キットにはシンスフレッシュバクタが含まれ、医療兵が到着するまでの間、負傷者を治療できた。クローン・トルーパーはグランド・アーミーのトループ・センターで装備を補給できた。

特別ユニット

Clone troopers trevas.png

さまざまなクローン・トルーパー

特殊なクローン・トルーパー

クローン軍団の大半を占める標準的な歩兵トルーパーの他に、操縦指揮といった、特別な役割のために選び出され、訓練されるクローンがいた。クローン戦争が展開する中で、ジェット・トルーパーフレーム・トルーパーアドバンスト・レコン・コマンドーコヴァート・オプス・クローン・トルーパーなど、クローン・トルーパーの種類も増えていった。また、標準的なクローン・トルーパーも大型兵器や強化アーマーを装備し、ヘビー・クローン・トルーパー、あるいはリピーター・クローン・トルーパーとして活動することもあった。

戦闘特化型

ColtFull-SWI125.jpg

フェイズIIアーマーを装着したARCコマンダー・コルト

環境特化型型

装備特化型

Odd Ball.jpg

クローン・パイロット

その他

反乱軍のクローン

階級

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フェイズIのコマンダー

クローン戦争当初、クローン・トルーパーのヘルメットや装甲服のは階級を表していた。しかしやがて、クローンの将校(コマンダーCC-1010キャプテンCT-7567などが挙げられる)は装甲服のデザインやカスタマイズを許されるようになり、色と階級は結びつかなくなった。

フェイズIIクローン・トルーパー・アーマーの開発と普及により、クローン・トルーパーは階級を示すカラー・マーキングを使わなくなった。フェイズII以降、装甲服のカラー・パターンは所属する部隊や地位を示すものとなった。コマンダーCC-2224といったフェイズIIアーマーを使用する兵士の中には、参加した戦闘の数を示すストライプ模様をマーキングする者もいた。

識別番号

Captain Ordo.png

リパブリック・コマンドー(左)とARCトルーパーのヌル11(右)

クローン・トルーパー・コマンダーは「CC-」から始まる識別番号を与えられていた(クローン連隊コマンダーの場合は「CRC-」)。ヌル級アドバンスト・レコン・コマンドーの場合「N-」や「ヌル」、アルファ級アドバンスト・レコン・コマンドーの場合は「A-」や「アルファ」から始まる識別番号だった。また、クローン・コマンドーはリパブリック・コマンドーの頭文字である「RC-」だった。同様に、クローン・トルーパー・キャプテンクローン・トルーパー・フテナントは、それぞれ「CC-」、「CL-」となった。標準のクローン・トルーパーとクローン・トルーパー・サージェントに与えられる識別番号は「CT-」から始まった。

登場作品

参考資料

Wiki-shrinkable.png
ウーキーペディアにはクローン・トルーパー/レジェンズに関する82枚の画像があります。
Clonetrooper LSW3.png

『LEGO Star Wars III』版のクローン・トルーパー

脚注

外部リンク

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