FANDOM


Atticon

この記事の訳語は公式表記ではない可能性があります。

公式表記が確認された場合、出典の明記や記事名の変更が求まれます。

「クラースの戦力を考えると、戦争はかなり長期化するだろう。ジェダイが数多く死ぬことになる。そんな犠牲を払って何が得られるというのだ? 敵を数千殺したところで、肝心のクラースは勢力を温存したまま生き延びることだろう」
ウリック・ケル=ドローマ[出典]

クラース聖戦(Krath Holy Crusade)は、シス大戦の直前に始まった一連の戦闘で、3997 BBYから3996 BBYまで続いた。クラース聖戦の多くのできごとは、シス大戦と重なっている。この紛争は、シスを信奉する秘密結社クラースの指導者、サタールアリーマ・キートが、エンプレス・テタ星系で軍事的なクーデターを起こしたことに端を発していた。クラースは、聖戦で制圧したいくつかの惑星に寺院を建造した。シス大戦中、クラースはシス帝国の側について銀河共和国と戦ったが、ヤヴィン4シスの暗黒卿エグザ・キューン敗北した際、聖戦も終結した。

背景

ダークサイドの知識

Krath

サタールとアリーマ・キート

3998 BBYエンプレス・テタ星系の後継者であるサタール・キートとそのいとこアリーマが、銀河系首都惑星コルサントを訪れた。このふたりの貴族は、生まれたときから甘やかされ、何不自由ない生活を送っていた。やがてサタールとアリーマはシス魔術に手を出すようになり、5000 BBYハイパースペース大戦で回収されたシスの遺物をおもしろ半分に使った。テタンの後継者たちは、子どもの頃に聞いた伝説にちなみ、“クラース”と呼ばれるフォースのダークサイドの秘密結社を結成した。<クラース・エンチャンター>という名のテタン・ロイヤル・スペース・ヨットでコルサントに到着したサタールとアリーマは、古代シスの知識を求め、銀河博物館へ向かった。

サタールとアリーマが訪問した際、博物館では“シスの暗黒卿”と題された展示場が出来上がりかけていた。テタンの貴族は、まだ未完成の展示場を見学したいと頼み込んだが、博物館の管理者は、適切なセキュリティを講じるまで立ち入り禁止にしておくようジェダイ・オーダーから指示を受けていた。しかし管理者はふたりの懇願に折れ、ホールへの入場を許可した。ホールにはシスにまつわる古代の貴重な工芸品や古書、アミュレットがたくさん展示され、サタールとアリーマはフォースを通してそれらが放つダークサイドのパワーを感じ取った。ふたりは博物館からシスの書物を盗み出したが、この本を解読することが出来るのは、真にシスの教義を学んだ者か、解読のために必要なシスの道具を所有している者だけだった。

ナッドの導きとクーデター

サタールとアリーマは、惑星オンダロンで発生していたフリードン・ナッドの反乱の噂を聞きつけ、城塞都市イジスへと旅した。シスに興味を持つふたりの若者と出会ったオンダロンのオムミンは、古代のシスの書物を翻訳することに同意したばかりか、彼らにシス・アミュレットを含むたくさんのシスの遺物を与えた。作業が完了した後、オムミンはサタールとアリーマを残してナッド教徒の反乱に参加した。しかし、古代シスの暗黒卿フリードン・ナッド霊体は、オムミンがジェダイに敗北するだろうと考えていた。そのため、ナッドはサタールとアリーマに賭けようと決め、ふたりの前に姿を現した。シス復活の鍵はこのふたりの貴族が握っていると信じたナッドは、シスの知識を探求する旅へと従兄妹を導いた。

サタールとアリーマは、新しいシスの知識を携え、オンダロンから故郷の惑星エンプレス・テタへと戻った。ふたりが率いるクラースは、エンプレス・テタ星系の軍隊を率いて軍事クーデーターを起こし、星系政府の支配権を握った。しかし、エンプレス・テタ星系の7つの惑星は、違法かつ残忍なクーデーターを容認しなかった。クラースの指導者たちは、7つの惑星の抵抗勢力と戦うことになったが、サタールとアリーマは新しいシスの力を試すチャンスができたことを喜んだ。彼らは慎重に戦いを進め、7つの惑星のうち6つで反乱を鎮圧した。

戦争

コロス・メジャーの抵抗

BattleEmpressTeta

コロス・メジャーの戦い

テタ宙域の首都、惑星エンプレス・テタ(別名コロス・メジャー)は、クラースのクーデターに最後まで抵抗した。やがて、エンプレス・テタ星系における暴動の報せは、ジェダイ・オーダー銀河共和国のもとにも届いた。年老いたアーカニアンジェダイ・マスターアーカ・ジェスは、ジェダイ・ナイトウリック・ケル=ドローマノーミ・サンライダーをエンプレス・テタに派遣することに決めた。ケル=ドローマは、共和国宇宙軍オーレイ・ヴァニカス艦隊指揮官とともに連合艦隊を指揮し、戦いの最中だったエンプレス・テタに到着する。

共和国艦隊は、アリーマ・キートがシス魔術でつくり出したスペース・グレイザーに苦しめられた。サンライダーは、この伝説の巨大生物がシスの幻に過ぎないことを見破ったが、アリーマは続けてCX-133ケイオス・ファイターの大軍を魔術で投影し、共和国軍を攻撃させた。戦闘機の幻の中には本物も多数混じりこんでおり、ケイオス・ファイターは粒子シールドを起動する余裕すらなかった共和国の軍艦に特攻攻撃を仕掛けた。そのうちの1機は、共和国司令船リライアンスI>のブリッジに衝突した。艦内にいたケル=ドローマは、飛んできた破片で重傷を負う。この破片には、ジェダイをダークサイドへと仕向けるため、アリーマによるシスの魔術が染み込んでいた。勝利の見込みがないと判断したヴァニカスは、部隊に撤退を命じた。

デネバ襲撃

Blue Glass Arrow 詳細はデネバの戦いを参照
「本件には特別な対応が必要である。私の知るかぎり、暗黒面がこれほどまでに勢力を伸ばしたのは初めてのことだ。これ以上拡大させてはならぬ。なんとしても根絶せねば。唯一有効な対策は、ジェダイの代表がクラースに忍び込み、暗黒面の秘密を探り出すことだ」
―デネバの会議で意見を述べるウリック・ケル=ドローマ[出典]

コロス・メジャーの敗戦を受け、ジェダイはミッド・リムの惑星デネバに集まり、大規模な集会を行った。これを知ったサタール・キートは、大量のクラース・ウォー・ドロイドをデネバに送り込んだ。クラースのテタン・コルセアは、ジェダイ集会のために集まった大量の宇宙船に紛れ込み、デネバの軌道に到着した。サタールの命令に従い、テタン・コルセアからウォー・ドロイドの大軍が放たれ、ジェダイの集まるメルー山に雨のように降り注いだ。また、クラース・ウォー・ドロイドによる攻撃と同時に、クラースによって細工されていたジェダイの使用人ドロイドも主人に対して攻撃を開始した。引き続いて発生した戦いで、数多くのジェダイが命を落とした。しかし一方で、激しい防衛戦を繰り広げ、クラースの攻撃を退けることに成功したジェダイも多くいた。アーカ・ジェスは、かつて大ドロイド革命4015 BBY)で磨き上げた、ドロイドの機能を無効化する技術をこの戦いでも発揮した。しかし、ジェスはかつての弟子ウリック・ケル=ドローマを守ろうとしてドロイドの銃撃を受け、重傷を負った。ウリックに抱きかかえられながら、アーカ・ジェスは命を落としフォースとひとつになった。

ウリック・ケル=ドローマは、クラースにスパイとして潜り込み、この秘密結社を内部から滅ぼす作戦を立てていた。ウリックはこの作戦をデネバの会議で提案し、多くのジェダイから反対されていた。しかし、デネバの戦いでマスター・ジェスを失ったウリックは、何としてもクラースを打倒するという決意を固めた。

ジェダイのスパイ

UlicVsSatal1

サタールとウリックの対決

アリーマ・キートは、ダークサイドに“堕ちた”ジェダイを装ってやって来たウリック・ケル=ドローマを信用した。しかしサタールは、彼がジェダイのスパイなのではないかと疑った。サタールは、鉄の砦の地下でウリックを厳しい拷問にかけ、シスの毒を注射した。この毒物は、ウリックがダークサイドへ堕落するきっかけとなった。しかし、拷問を生き延びたウリックは、自分はクラースに忠実だとサタールを納得させた。最終的に、彼はクラース軍の軍将になった。

ウリックから連絡がないことを心配したノーミ・サンライダーは、トット・ドニータケイ・ケル=ドローマとともに、エンプレス・テタにやって来た。サンライダーはウリックと接触するため、わざとクラースの兵士に捕えられた。しかし、捕えられた仲間を目にしたケル=ドローマは、困難な選択を迫られることになる。彼はサンライダーを逃がそうとしたが、そのせいでサタールにスパイであることが知られてしまった。サタールは、自らウリックとサンライダーを処刑しようと考えた。一方のウリックも、デネバ襲撃の首謀者がサタールだったことを知り、このクラースの指導者に対し怒りを募らせていた。ふたりは、サンライダーたちが見守る中で決闘を繰り広げた。怒りの力を利用し、ウリックは決闘に勝利を収め、サタールを殺害した。ジェダイの仲間たちは、ダークサイドに危険なほど近づきすぎているウリックを連れ戻そうとした。しかし、ウリックは仲間に向けてダークサイドの衝撃波を放ち、潜入任務を続行した。彼は、サタールに代わるクラースの新しい指導者になった。

シス大戦

Blue Glass Arrow 詳細はシス大戦を参照
Exarulicsithlords b

エグザ・キューンとウリック・ケル=ドローマをシス卿に任命するマルカ・ラグノス

一方、衛星ヤヴィン4では、エグザ・キューンという名のジェダイがダークサイドの力を身に着けていた。彼は、エンプレス・テタ星系にもシス魔術を使う者がいると知り、ライバルを始末するためヤヴィン4を発った。キューンは、シナガーの鉄の砦でウリック・ケル=ドローマと対決する。しかし戦闘中、ふたりの前に古代シスの暗黒卿マルカ・ラグノスの霊体が姿を現した。ラグノスは、キューンを新しい暗黒卿に、ウリックをそのシス・アプレンティスに任命し、シスの栄光を復活させる役割をふたりに与えた。味方として固い握手を交わしたキューンとケル=ドローマは、シス大戦を引き起こして共和国に挑戦した。

クラースは、ウリック・ケル=ドローマの指揮のもと、シス大戦でも戦った。ウリックは、クワーマンダロリアン戦士団のマンダロア・ジ・インドミタブル対決して勝利を収め、マンダロリアン・クルセイダーを味方に付けた。その後、クラースは戦士団とともにフォーロスト造船所襲撃し、共和国宇宙軍軍艦を盗み出す。ウリック率いるクラース軍と戦士団は、共和国の首都コルサントを攻撃したが、これは失敗に終わる。アリーマ・キートはウリックを裏切り、彼を置き去りにしてコルサントから撤退した。エグザ・キューンは裁判が行われている元老院ホールに押し入り、ウリックを救出した。ウリックとキューンは、アリーマの裏切りを裁くため、ケンプレクスIXの戦いで彼女が死ぬように仕向けた。クラースの本来の指導者がふたりとも死んだ後、ウリックはオッサス敗北し、サンライダーによってフォースの力を奪われた。エグザ・キューンもヤヴィン4で追い詰められ、ジェダイは総力をあげてこの暗黒卿を破った。

シス帝国が敗北した後、共和国はクラース軍を追い散らし、エンプレス・テタ星系の支配権を奪回した。

登場作品

参考資料

シス大戦
3996 BBY
銀河系のタイムライン

前:テタ星系のクーデター
3997 BBY

同時期:マンダロリアン聖戦
(およそ70003996 BBY)

次:マンダロリアン戦争
39763960 BBY

シス大戦の戦い
クラース聖戦
3996 BBY

ダーク・リーパー戦役 · マケム · ラクサス・プライム
チャズワ · タナブ · ガイザー · ナズリ · ニュー・アプソロン
サーカパス · アタホックス · ランドン · ニクサー · ダーラング
ラニック · ボサウイ · チュアバ · マンダ · レリター
アンドー · アルハー · クワー · フォーロスト · コルサント
ウリック・ケル=ドローマの裁判 · ジェダイ虐殺
元老院 · ヤブラリ · ケンプレクスIX · クロン · オッサス

マンダロリアン聖戦
3996 BBY

イリドニア · アブロン · シスピアス · コントラム · オンダロン

共和国の反撃
3996 BBY

ジンディン · デノン · ガモール · コ・ヴァリ · トプラワ
アンシャリ洞窟 · ヤヴィン4 · 第四次エンプレス・テタ · スール

関連記事

ビースト大戦 · シスのブラザーフッド · クラース聖戦 · エグザ・キューン
マンダロア・ジ・インドミタブル · フリードン・ナッド · フリードン・ナッドの反乱
ノーミ・サンライダー · ウリック・ケル=ドローマ · シス帝国 · 銀河共和国 · ジェダイ・オーダー

  [Source]

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。