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「二丁拳銃のロンゴは、街の反対側にあるポッドレーサーのハンガーにたむろしてる。気を付けて。その一帯はあいつらの縄張りだよ。ジャバの殺し屋たちは皆そこでやられたらしいわ」
「心配し過ぎだぞ、ロズ」
ロザッタジャンゴ・フェット[出典]

クランターニ[1](Clantaani)、あるいはクランターニス(Clantaanis)は、乾燥した惑星クランターノIII出身の、長い耳を持つヒューマノイド型の知覚種族である。クランターニは略奪を行う遊牧民族の中で生活し、故郷の限られた資源をめぐって常に戦いを続けていた。銀河系において、クランターニはクランターノIIIと類似した環境の星に住むことを好んだ。そういった惑星のひとつ、タトゥイーンは、環境の他に、数多く存在したクランターニの犯罪者を惹きつける要素を持っていた。クランターニの海賊や盗賊は定期的にハットなどの犯罪王に対して盗みを働き、略奪品を手にして去っていった。ロンゴ・ツー=ガンズとして知られたクランターニは、タトゥイーンに本拠地を置くギャング団を率いていた。彼らの行いはジャバ・デシリジク・ティウレの怒りを買い、このハットは32 BBYにツー=ガンズの首に生死を問わず賞金を懸けた。賞金稼ぎジャンゴ・フェットは、ツー=ガンズや彼の手下のクランターニのギャングたちに懸けられた賞金を獲得した。

生態と特徴

クランターニ、あるいはクランターニスは、痩せた体型のヒューマノイド知覚種族だった。彼らの肌は青色からオレンジ色までのの範囲があり、ピンクや白いまだらになった部分があった。クランターニは4本指のを持っていた。クランターニには男性と女性というふたつの性別があった。クランターニの顔は、どっしりとしていたが表現力の豊かな表情、突き出たふたつの小さなが特徴的だった。クランターニは豚のようなを持ち、口はピンクと白い色をして、釘のようなが生えていた。彼らの長く、やわらかく尖ったふたつのは、頭の両側から伸びていた。クランターニの中には、白い口髭をのばすものもいた。

社会と文化

Yellow Clantaani

ロンゴのギャング団には多くのクランターニの犯罪者が属した

「てめえの噂は聞いてる、フェット。いい腕だったなあ。だがどんな賞金稼ぎも失敗したぜ。やろうっていうんなら俺たち全員が相手だ」
「こりゃあ難しいな」
「おい聞いたか、びびってやがる」
「どいつを殺さないか決めるのは難しい」
―ロンゴとジャンゴ・フェット[出典]

クランターニは遊牧民の部族の中で生活し、彼らの故郷の惑星の乏しい資源をめぐって戦い、略奪と戦争の中で生きた。クランターニは銀河系社会で一般的なヒューマノイドの衣服を身にまとっていた。例えば、クランターニのロンゴ・ツー=ガンズはリングをはめ、のベストとチャップス、ズボンブーツ、そしてふたつのブラスター・ピストルホルスターを身に着けていた。一般的なクランターニは、頭の後ろに垂れる革製の防具を装備していた。クランターニはベーシック言語を学び、話すことができた。クランターニが話すとき、その耳は引きつり、彼らは楽しいことがあったときに笑顔を見せた。

歴史

乾燥した惑星、クランターノIII出身の種族、クランターニは、乾いた環境の中で進化を遂げた。彼らの出身惑星はクランターノ星系に位置した。この領域は、1,000 BBYから25 BBYの間のある時点で銀河社会と接触して溶け込んだ。この惑星はやがてトレイエリウス・トレード・ルートを通してアウター・リム・テリトリーオルバニン宙域へと編入され、おそらくはスライス領域の一部だった。20 BBYの時点で、クランターノIIIはハットが支配する領域に属していたが、ハットの影響力は14 BBYに無くなった。およそ25 ABY、クランターニの領域の星系には、平均的にそれぞれ1000万から1億の人口があった。137 ABY、クランターノIIIはハット保護領として知られる領域の内部にあった。

銀河系におけるクランターニ

「ジャバはいつ分かるんだ?俺を捕まえられる奴なんかいねえ。この銀河にはな」
「だから俺が来たんだ」
―ロンゴとジャンゴ・フェット[出典]
GivePoppaLongoAHug (cropped)

フェットと対峙するロンゴとその一味

クランターニの間では、故郷の惑星を離れることは一般的な慣習だった。彼らはスペースレーンを行き来し、銀河系の犯罪者の貯蔵品を略奪し、戦利品と共に帰還した、クランターノIIIから離れたクランターニは、故郷と似た、乾いた環境の惑星に住み着くことを好んだ。また同様に、略奪しながら生活する生まれながらの特性を持っていたクランターニは、犯罪活動がよく行われていた惑星にも惹きつけられた。環境と犯罪というふたつの要素を兼ね備えていた惑星タトゥイーンは、彼らの間では人気の目的地となっていた。32 BBY当時、クランターニの海賊は銀河系において活発に活動していた。

そのまでに、クランターニのロンゴ・ツー=ガンズ、“二丁拳銃のロンゴ”は、超一流のガンマンとしての評判を獲得していた。彼自身、自分のことを“銀河系で一番の早撃ち”であると主張していた。その名前の通り、このクランターニは両手にブラスター・ピストルを握った。ロンゴは惑星タトゥイーンに本拠地を置き、大部分がクランターニからなるギャング団をそこから指揮していた。この組織には、ロンゴの長年の仲間であるラッド・ハードウィック“死の視線”クリンティー、そしてニクトトランドーシャンウィークウェイといった非クランターニ種族の構成員が属していた。彼らギャング団はモス・エスパモス・ガモス、そしてナル・ハッタなど、アウター・リム・テリトリーの各地で活動を行っていた。ロンゴ・ツー=ガンズと彼の手下たちは他の犯罪シンジケートを襲撃し、利益を横取りしていた。また、彼らは定期的にガーデュラ・ザ・ハットから与えられた仕事をこなしていた。

32 BBY、ロンゴ・ツー=ガンズはジャバ・デシリジク・ティウレの犯罪帝国に狙いを定め、ガーデュラがジャバの支配下にあるを奪うためにこのクランターニを雇い入れたという噂が広まった。これに対し、ジャバ・ザ・ハットはロンゴ・ツー=ガンズの首に生を問わずAurebeshSans-Serif credit50,000の賞金を懸けることで応えた。同時に、ロンゴのギャング団に属した犯罪者たちの中にも賞金を懸けられたものがいた。ジャバはトワイレック奴隷を誘拐した“黒き目”カフーン、ハットの個人的な奴隷を3名殺害したクリンティー、タトゥイーンの保護機関から利益を横領した“死に損ない”レンゴ、債務の60パーセントを返済しなかったクレム・“トリガー”、モス・エスパの保護機関から利益を横領した“方向音痴”ウィントを賞金首として手配した。また、モス・アイズリー治安維持隊は、爆発するチューバを使ってモス・アイズリーポッドレースで暴動を引き起こしたり、密輸や違法な通信機器の販売を行っていたラッド・ハードウィックに賞金を懸けていた。賞金稼ぎジャンゴ・フェットは、バンド・ゴラ・カルトの情報をジャバから得るために、ロンゴ・ツー=ガンズやその手下の首にかかっていた賞金を獲得した。

フェットはクランターニの犯罪者たちをタトゥイーンの小さな街で追跡した。フェットはロンゴ・ツー=ガンズの手下の賞金首にひとりずつ対処していった。彼はドッキング・ベイにおいてウィントを、アリーナでハードウィックを、クレムとカフーンを中庭で、クリンティーをカンティーナで発見する。彼らの追跡の中で、フェットは賞金首ではないクランターニの犯罪者やほかの種族の敵も相手にすることになった。

このマンダロリアンの賞金稼ぎは、最終的にロンゴがいるポッドレーサーのハンガーにたどり着いた。続いて行われた戦いの中で、フェットはクランターニのガンマンを倒し、ジャバ・ザ・ハットがその首に懸けた賞金を獲得した。

制作の舞台裏

Sidshow Lomrokk vs Longo

非正史作品で描かれたロンゴの最期

クランターニは、ビデオゲーム『スター・ウォーズ ジャンゴ・フェット』で初めて登場した種族である。この種族は、ロンゴ・ツー=ガンズの画像が2002年4月にゲームのプレビュー記事のひとつに載ったときに初めて公開された。ゲームの英語版は2002年の12月に発売された。クランターニが登場するのはゲームの第5章「ハットの依頼」の最初のステージである。ここでプレイヤーの操作するジャンゴ・フェットは、惑星タトゥイーンで“二丁拳銃のロンゴ”のギャング団と戦う。ステージのボスキャラクターはロンゴであり、プレイヤーは彼の手下のクランターニ数名に懸けられた賞金を獲得することができる。そのひとり、“死の視線”クリンティーの名は、ゲーム制作に関わったエフェクト・アーティストから名づけられている。2008年の12月に発売された『The Complete Star Wars Encyclopedia』(未邦訳)には種族の記事だけでなく、ハードウィックやクリンティー、ロンゴの項目も載せられているが、彼らが生け捕りにされたのか殺されたのかは明記されていない。ハードウィックの場合、殺害するよりも生け捕りにした方が獲得できる金額が高く、記事でも生け捕りにされたと推測されている。その他のクランターニの賞金首については、『スター・ウォーズ ジャンゴ・フェット』のシナリオから末路を予測するしかない。ウィントとレンゴ、カフーン、クリンティーは殺害するより生け捕りにした方が賞金が高い。ただしクレムとロンゴは生け捕りと殺害の金額が同じである。

非正史設定のプロジェクト、『Star Wars Mythos』では、ロンゴ・ツー=ガンズのその後が描かれた。この中で、ロンゴはジャバのガモーリアン・ガードのひとり、ロムロックによって処刑された。

登場作品

参考資料

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはクランターニに関する8枚の画像があります。

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ ジャンゴ・フェット』に基づく。
他の言語

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