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クラトゥイニアン[1](Klatooinian)はシクラータ星団に位置する惑星、クラトゥイン出身のヒューマノイド種族。彼らはその歴史上の大部分において、犯罪者の手先、戦士、あるいは奴隷として、ハット族たちと密接な関係を持っていた。しかし銀河内戦の頃には、何人かのクラトゥイニアンがその奴隷状態からの脱走を開始する。

歴史

Chokk

クラトゥイニアン

およそ25,100 BBY、ハットたちは“海賊プリンス”ジム・ザ・デスポと戦っていたとき、シクラータ星団のいくつかの惑星で手助けを探した。ハットの使節は、クラトゥイニアンたちに自分たちの軍隊に加わるよう要請する。クラトゥイニアンたちはこの戦争を聖戦として考え、バラダ・ムベグはクラトゥイニアンが永遠にハットの奴隷となるという内容の条約に調印を行った。第三次ヴォントアの戦いでジムに打ち勝った後も、ヴォントア条約の文言に定められたとおり、クラトゥイニアンはそれからずっとハットに仕え続けたのである。バラダ・ムベグへの敬意を表し、クラトゥイニアンの子供たちの多くはバラダ、あるいはムベグと命名された。ほかのクラトゥイニアンの一般的な名前には、ベクア(Bekure)、ドレック(Drekk)、ジャラカー(Jarakar)、マッサ(Massa)、ロカー(Rokar)、そしてソヴァラ(Sovara)などがあった。

クラトゥイニアンはハットたちを尊敬していた。ハットは生まれながら数世紀にわたる寿命を持っており、神や、おそらくクラトゥイニアンの神話における古代人に近い存在だったといえる。実際、フォウンテン・オブ・エンシェントはフォウンテン・オブ・ハット・エンシェントによって名前を付けられた。ハットの統治の下、クラトゥイニアンの年長者たちがクラトゥイニアンの統治を行っていたが、惑星外における事業、例えばクラトゥイニアン・トレード・ギルドなどは完全にハットの支配下に置かれていた。

社会と文化

クラトゥイニアンの文明は伝統に対する強い深遠と、長老たちの知恵によってよく知られていた。彼らの文明の中心にあったのがフォウンテン・オブ・エンシェントである。これは惑星クラトゥインのデレルクース砂漠にあった、ゆっくりと出来上がっていく自然のガラスの彫刻である。銀河共和国が形成されるよりもずっと昔に、原始のクラトゥイニアンたちはフォウンテンを発見し、忍耐や不屈さ、そして時代が強さをもたらすという考えのシンボルとして、それを崇敬したのである。

クラトゥイニアンの社会は長老評議会によって統治されており、若いクラトゥイニアンにはわずかな権利しか与えられていなかった。クラトゥイニアンは自分たちの民の神話や伝統を、個性を抑圧する傾向が見られた過程において、若い年齢の頃から教えられていた。10歳になったときに、彼らは奴隷として売り飛ばされ、もっとも反抗的な時期に厳しい状況へと送られるのである。

銀河系におけるクラトゥイニアン

Klatoonian roustabout

クラトゥイニアン労働者

ハットの奴隷であったにもかかわらず、何人かのクラトゥイニアンはジェダイ・オーダーのメンバーとして銀河共和国に仕えていた。タラドス・ゴンスター=デン・イーキンガルドス・ストーフの3人のクラトゥイニアンのジェダイは、ジオノーシスにおける戦闘で命を落としている。

他にもハットでない主人に仕えたクラトゥイニアンはいる。30 BBYダーク・サイド・アデプトのプロフェッサー、ライナラは惑星レリトアへと旅をした際に2ダースのクラトゥイニアンの側近たちを連れて行っていた。彼らは戦士、奴隷として彼女に仕えており、地元の住民を誘拐したり、シス宝物を捜し求めるさいに利用されていた。

銀河内戦のあいだ、多くの若いクラトゥイニアンたちが共和国再建のための同盟の自由のメッセージや、あるいはヤヴィンの戦いのような反乱軍の勝利に触発されていた。若いクラトゥイニアンたちの多くは伝統に背を向け、もと主人たちに反逆し、ときには密輸業者海賊、あるいはライバルの犯罪組織のために働いたりするようになる。何人かは自分たちの故郷に残り、荒野の中に隠れ住んだ。科学技術者のロランダ・グロンなどのような数人は、自分たちで何とか反乱同盟軍との接触を図った。ユージャン・ヴォング戦争中、クラトゥイニアンはピース・ブリゲイド中の銀河連合自由同盟のスパイとして働いた。

しかし、ほとんどのクラトゥイニアンはハットの奴隷として残り、クラトゥイニアン・トレード・ギルドやさまざまなハットのカジディクのために働いていた。実際、彼らの隷属状態は新共和国の時代まで続いていた。ジャバ・デシリジク・ティウレバラダや<ケタンナ>の主任整備士、アンパス=ステイ、自身のボディガード、スパイ、ドラム奏者など、数人のクラトゥイニアンの奴隷などを雇っていた。

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。