- 「わたしたちは略奪者ではない。同盟よ。そして戦争は始まったばかり」
- ―エンフィス・ネスト[出典]
クラウド=ライダーズ(Cloud-Riders)、別名エンフィス・ネストの略奪団(Enfys Nest's marauders)は帝国時代にエンフィス・ネストが率いた盗賊団、反乱組織である。アウター・リム・テリトリーにおいて名高いスウープ・ギャングである彼らは、マスクで素顔を隠して略奪行為を働いた。クラウド=ライダーズの標的は一見すると無作為だが、実際はクリムゾン・ドーンの事業に対して特別な敵意を抱いており、たびたびこの犯罪シンジケートの活動を妨害した。10 BBY、ネストとクラウド=ライダーズは惑星ヴァンドアでトバイアス・ベケットのギャング団と対立し、コアクシウムの強奪作戦を阻止することに成功した。その後、ベケットたちが別の方法で未精製コアクシウムを入手すると、クラウド=ライダーズはビス精製所がある惑星サヴァリーンを訪れ、彼らの説得を試みた。その結果、ベケットの仲間であるハン・ソロがネストたちの味方につき、クリムゾン・ドーンを出し抜くのに力を貸した。クラウド=ライダーズはサヴァリーンにおける戦闘でシンジケートの兵士たちに勝利し、反乱運動に使うコアクシウムを確保することに成功した。
制作の舞台裏
クラウド=ライダーズという名称は、1977年発売の最初期のスピンオフ・コミックに登場するスウープ・ギャングが元ネタになっている。脚本家のジョン・カスダンがTwitter上で明かしたところによると、クリストファー・ミラーとフィル・ロード監督(当時)が映画にスウープ・バイクを登場させることに決めた後、制作陣がWookieepediaをネットサーフィンしていた時にレジェンズのクラウド=ライダーズの記事を発見し、名前を採用することに決めたのだという。映画の初期台本では、エンフィス・ネストの略奪団はスウープではなくバンサIIカーゴ・スキッフに乗ってコンヴェイエクスを攻撃することになっていた。[2]
登場エピソード
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (初登場)
参考資料
- アート・オブ・ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー:テールズ・フロム・ヴァンドア
- Cloud-Riders - 公式データバンク
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 出典:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- ↑ @jonkasdan(Jon Kasdan) - X (旧Twitter). “Not a coincidence at all. In the earliest drafts of the script Enfys Marauders attacked the Conveyex on Bantha II skiffs. When Chris & Phil decided they wanted to do swoop bikes instead, we found the Cloud Riders on Wookieepedia, from above Marvel comic, and it STUCK.”