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キャド・ベイン

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「支配者は俺だ。俺がルールを作る」
―キャド・ベイン[出典]

キャド・ベイン(Cad Bane)は惑星デュロ出身のデュロス男性で、クローン戦争期に活躍した賞金稼ぎである。ジャンゴ・フェットの死後、ベインは銀河一有能な賞金稼ぎという評判をとり、シーズン毎に計上される賞金獲得額で第1位に輝いたこともあった。彼は充分な報酬さえ払われればどんな仕事でもこなし、独立星系連合を率いるドゥークー伯爵や、シスの暗黒卿ダース・シディアスハット大評議会といった銀河の権力者たちを顧客にしていた。クローン戦争中、ベインはシディアスの依頼で惑星コルサントジェダイ・テンプル潜入し、カイバー・メモリー・クリスタルの開錠に必要なジェダイ・ホロクロンを強奪した。続いて彼はデヴァロンジェダイ・マスターボーラ・ロポルからクリスタルを奪いジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカーを脅迫してロックを解除させた。その後、彼はクリスタルに記録されていた情報を頼りに、銀河各地の惑星でフォース感応者の子どもたちを誘拐した。ベインは仕事の途中でスカイウォーカーやパダワンアソーカ・タノ逮捕されたが、ブラック・ストール・ステーションでジェダイをに嵌め、逃亡に成功した。

逃亡後、ベインはハット犯罪王ジャバ・デシリジク・ティウレに雇われ、ズィロの脱獄計画に参加した。ベインは仲間の賞金稼ぎと共に共和国行政ビル襲撃し、銀河元老院の著名な議員たちを人質に取った。最高議長シーヴ・パルパティーンはベインの脅しに屈し、ズィロを共和国司法局中央拘留センターから解放した。ハット大評議会の保護下に置かれたズィロが惑星ナル・ハッタから逃亡すると、ベインは再びハットの仕事を請け負った。ベインは追跡の末テスにたどり着いたが、ズィロは既に暗殺された後だった。ベインは同じくズィロを追って来たオビ=ワン・ケノービクインラン・ヴォスから逃げ去り、ハットの仕事を切り上げた。

犯罪者モラロ・エヴァルの脱獄を手伝った後、ベインはドゥークー伯爵のコンテストに参加することになった。彼はエヴァルが開発したボックスのテストをクリアし、パルパティーン議長誘拐作戦に参加する権利を得た。ベインはエンボデローントワジラコ・ハーディーンを率いて惑星ナブーを訪れ、光の祭典を襲撃した。ベインは議長誘拐に成功したが、ハーディーンに変装していたケノービに追い詰められ、ドゥークー伯爵にも裏切られた。ドゥークーは始めから賞金稼ぎのチームを囮として利用していたのである。ベインは再びジェダイに逮捕されることになった。

経歴

デュロスの賞金稼ぎ

デュロス男性、キャド・ベインは73 BBY種族母星であるデュロに生まれた。[2] 彼はやがて悪名高い賞金稼ぎとなり、銀河共和国時代の末期には銀河系屈指の腕利きとして知られるようになっていた。[1] ジャンゴ・フェットジオノーシスの戦いで死んだあと、ベインは銀河一の賞金稼ぎという評判をとり、自身も賞金首として共和国から2,500,000クレジットの懸賞金をかけられた。[2] 賞金稼ぎとしてのキャリアの中で、ベインはキファー種族のジェダイ・マスタークインラン・ヴォスと対立したことがあった。[4]

シディアスの仕事

ホロクロン強奪

「ホロクロンを手に入れるにはジェダイ・テンプルに忍び込む必要がある。不可能だぜ。命がいくつあっても足りねえ」
「お前の評判も誇張されたものだったようだな」
「ローグ級スターファイターが要る。最新の武器に潜入用の特殊装置も。それと、ギャラも通常の3倍いただくぜ」
「報酬の心配は無用だ。テンプルに潜入する手立てについてもこちらで用意する」
「交渉成立だ」
―キャド・ベインとダース・シディアス[出典]
Sidious hiring Bane.png

シディアスの依頼を受けるキャド・ベイン

21 BBY、ベインはシスの暗黒卿ダース・シディアスに雇われ、ジェダイ・テンプルに厳重に保管されているホロクロンや、銀河系各地の幼いフォース感応者の個人情報を記録したカイバー・メモリー・クリスタルの入手を依頼された。[5] シス卿メモリー・クリスタルのリストに載っているフォース感応者の子どもを集め、ダークサイドの戦士集団を育成しようと企んでいたのである。[6] コルサント・アンダーワールドホテルの一室でシディアスから連絡を受けたベインは、任務のためにローグ級スターファイターや通常の3倍の報酬を要求する。シスはこの条件を飲み、テンプルへ侵入するのに必要なセキュリティ情報も提供した。[5]

ベインは手下のテクノ=サービス・ドロイドトド360にセキュリティ・チップをインストールし、本人にも秘密で爆弾を仕込んでおいた。また、彼は変身種族クローダイトケイトー・パラシッティ任務の相棒に選び、彼女をジェダイ・ナイトオルド・エニセンスに変装させた。ベインはあらかじめ偽ジェダイをジェダイ・アーカイブに潜入させてイヤー=コムリンクで連絡を取り合い、自分とトド360の侵入を手引きさせようと考えたのである。パラシッティを送り込んだ後、ベインはロケット・ブーツジェダイ・テンプルの上部外壁まで飛び、建物のエネルギー・シールドの弱い箇所を特定した。その後、ベインとトド360はテンプルの換気シャフトを通ってホロクロン保管庫を目指す。途中、彼らは誤ってシャフト内のセキュリティを作動させてしまい、巨大なファンに飲み込まれそうになったが、パラシッティがアーカイブの端末からシステムを停止させたおかげで九死に一生を得た。[5]

BaneHolocronChamber-HH.png

保管庫に侵入したベイン

ベインが保管庫の入り口を破ろうとしていた頃、パラシッティはアーカイブの主任司書であるジェダイ・マスタージョカスタ・ヌーを倒し、彼女の姿に化けたが、ジェダイ・パダワンアソーカ・タノに変装を見破られて捕まってしまった。テンプルは全面的な警戒態勢に入り、オビ=ワン・ケノービアナキン・スカイウォーカーが侵入者を追ってシャフトに入った。追っ手が迫っていることに気づいたベインは、トド360をテンプルの通信センターに向かわせる。通信センターではジェダイの通信コードが管理されているほか、ジェダイ・オーダーの重要人物も集まっており、囮の標的として最適だったのである。目論見通り、ケノービとスカイウォーカーはベインの隠れている場所を素通りし、トド360の後を追って行った。トド360に仕込まれた爆弾が爆発し、ジェダイが対応に追われている隙に、ベインは保管庫に忍び込んでホロクロンを手に入れた。その後、ベインはローブを羽織ってジェダイ・ナイトに化け、何事もなかったかのようにテンプルを後にした。[5]

デヴァロンの戦い

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ズィロの解放

ハットの依頼

「偉大なるジャバ様は、もう一働きを望んでおいでです」
「ってことは、このダンスはまだ終わりじゃねえってか?」
―ジャバの通訳TC-70とキャド・ベイン[出典]
BaneTodoHELIOS-3E.png

コルサントでC-3POを狙うベイン

ダース・シディアスの仕事を終えた後、ベインは最終的に<ザナドゥ・ブラッド>やトド360を取り戻した。間もなく、ベインは惑星タトゥイーンに住むハット犯罪王ジャバ・デシリジク・ティウレに雇われ、共和国共和国行政ビルの見取り図を入手するよう命じられた。ジャバは共和国に逮捕されたズィロ・ザ・ハットを脱獄させようと考えており、オフィス・ビルの見取り図も脱獄作戦に利用される予定だった。タトゥイーンにあるジャバの宮殿で仕事の前金を受け取ったベインは、<ザナドゥ・ブラッド>でコルサントへ赴き、工場区画の建物にアジトを構えた。彼はパドメ・アミダラ議員に仕えるプロトコル・ドロイドC-3POを捕まえれば元老院の見取り図も手に張るだろうと考えた。ベイン、トド360、部下のIG-86歩哨ドロイドはコルサントの街中でC-3POとR2-D2を発見する。2体のドロイドは、アミダラ議員のアパートで開かれるパーティのためにジョーガン・フルーツのお使いを頼まれていた。トド360はR2-D2を騙してドロイド・スパに入店させ、C-3POを独りにした。ベインたちはC-3POをアジトへ連れ去らい、情報を引き出すために制御ボルトを取り付けた。[7]

8Dシリーズ製錬ドロイドJ0-N0による調査の結果、3POユニットのメモリー・バンクには有益な情報が何一つ入っていないことが明らかになった。ベインは調査結果に失望したが、C-3POがうっかり漏らした一言のおかげで、R2-D2が必要な情報を持っていることを知った。トド360が捕まえたR2シリーズ・アストロメク・ドロイドから共和国行政ビルの情報をダウンロードした後、ベインは2体のドロイドの記憶を一部分だけ消去させた。共和国やジェダイから無用な疑いをかけられないよう、ベインの部下たちはC-3POとR2-D2をもといた場所に放り捨てた。彼らはキャド・ベインとの遭遇の記憶を失ったままアミダラ議員のもとへ戻った。[7]

BaneHutts.png

自らハットの仕事に名乗りを上げるベイン

ベインはタトゥイーンの宮殿でジャバに情報を渡し、仕事の残金を受け取った。ジャバはベインの働きぶりに満足し、ズィロの脱獄作戦も彼に任せることに決めた。しかし、ハット大評議会のメンバーはズィロを脱獄させるべきか否か、まだ意見がまとまっていなかった。ジャバはベイン以外の従者を謁見の間から退室させ、大評議会メンバー(アロクオルバマーロゴーガ・デシリジク・アーポ)とのホログラム会議を開いた。ハット語のヒアリングに自信が無かったベインは、ジャバのTCシリーズ・プロトコル・ドロイドTC-70に通訳を頼んだ。話し合いの結果、ハットの長老たちはハット・クランの内情を知りすぎているズィロを共和国の刑務所に入れておくのは危険だと考え、評議会の保護下に置いたほうが安全だと結論した[7] (ハット・クランの犯罪を記録したホロダイアリーの隠し場所が分からなかったため、評議会はズィロを殺すことができなかった[4])。ベインはズィロ解放という危険な仕事に自ら名乗りを上げ、見返りとして高額の報酬を求めた。[7]

元老院人質事件

「突然で申し訳ないが最高議長、元老院ビルのイースト・ウイングを占拠し、居合わせた先生方を人質に取らせてもらった。引き換えに、収監中のズィロ・ザ・ハットを釈放していただこうかな」
―パルパティーン最高議長に対し、キャド・ベイン[出典]
Cad Bane's posse.png

元老院襲撃チーム

キャド・ベインはジェダイ・ハンターオーラ・シングウィークウェイシャハン・アラマパトローリアン技術者ロボニーノBXシリーズ・ドロイド・コマンドーヘリオス3Dヘリオス3Eらとチームを組み、共和国行政ビルのイースト・ウイング(東棟)を攻撃した。シングのスナイパー・ライフルに援護されながらハンガー・ベイのセネト・コマンドーを倒した後、ベインは施設内の詰所を爆破して警備兵を皆殺しにした。ロボニーノをパワー制御室に配置した後、残りの賞金稼ぎたちは東棟に集まっていた元老院議員グループを包囲した。[8]

共和国行政ビル東棟ではパドメ・アミダラ、リヨ・チューチーオナコンダ・ファージン・ポールネスファイロダンタム・ルードジャッカー=サンキン・ロブを始めとする元老院議員が集まり、プライバシー侵害強化法案に関する話し合いが行われていた。ベインは命令に従わなかったファイロ議員をブラスター・ピストルで射殺し、残りの人質から通信装置を取り上げた。彼はパルパティーンのオフィスに連絡を取り、人質と引き換えにズィロ・ザ・ハットを解放するよう求めた。その直後、コントロール・ルームにいるロボニーノがオフィス・ビルのセキュリティ・システムを作動させ、建物を完全封鎖した。建物の中には偶然アナキン・スカイウォーカーが居合わせたが、彼はライトセーバーをアミダラに預けていたため応戦する術が無く、ベインの仲間に捕えられて人質に加わった。[8]

Cad Bane in control.png

議長と交渉するキャド・ベイン

ベインは再びパルパティーン議長に連絡を取り、ズィロの釈放許可ディスクを用意してオーン・フリー・ター議員に届けされるよう命じた。議長は止むを得ず要求に屈し、ター議員にディスクを託してベインの部下のもとへ送った。ズィロが共和国司法局中央拘留センターから解放されたことを確認した後、ベインは人質の議員とスカイウォーカーをレーザー・ビームの網で包囲した。ベインはパルパティーンとの交渉で嘘をつき、最初から用済みの人質を殺すつもりだったのである。オフィス・ビルの出入り口はクローン・コマンダーCC-1010率いるクローン・トルーパー部隊とLAAT/iガンシップに固められていたが、彼らは人質の生死を握る賞金稼ぎを黙って見過ごすしかなかった。スピーダーに乗ってオフィス・ビルから逃げ去った後、ベインは人質を殺すため爆弾を起動した。しかし、スカイウォーカーはアミダラからライトセーバーを受け取り、レーザーの網に触れることなく脱出するため、床に穴を開けていた。人質となった議員たちは間一髪のところで爆発を免れた。ズィロは賞金稼ぎの活躍を褒め称えたが、ベインは活躍に見合う賞金を忘れず支払うよう釘を刺した。[8]

ナル・ハッタからテスへ

「手遅れだったのはお互い様よ」
「ズィロを殺ったのはお前じゃないと?」
「ああ。俺の殺しはもっとスマートだ」
―キャド・ベインとオビ=ワン・ケノービ[出典]

ベインはズィロをハット大評議会の本拠地がある惑星ナル・ハッタへ届け、しばらくハットの宮殿に滞在した。ハット評議会がズィロを収監した後、ジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービとクインラン・ヴォスがナル・ハッタにやってきた。ハットはズィロ脱獄に関して白を切り通したが、サイコメトリー能力を持つヴォスは、ズィロがナル・ハッタにいることに気付いていた。しかしその頃、ズィロはパロウィックの愛人サイ・スヌートルズの助けを借りて宮殿から逃亡していた。ベインとトド360はアロク、マーロ、ガーデュラ・ベサディ・ジ・エルダーの話し合いに加わり、適切な報酬を支払えば自分がズィロを連れ戻すと申し出た。ハットが要求を飲むと、ベインはスワンプ・スピーダーで追跡を開始し、ズィロの母親であるママ・ザ・ハットのに押しかけた。ベインはママを脅迫し、ズィロが惑星テスに向かったことを突き止めた。一足遅れてママの家に到着したケノービとヴォスは、ズィロの行き先と、ベインが同じ標的を追っていることを知った。[4]

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惑星テスでジェダイのオビ=ワン・ケノービ、クインラン・ヴォスと戦うキャド・ベイン

ズィロはハット評議会の悪事を記録したホロダイアリーを回収するため、父親の墓を訪れた。しかし、スヌートルズはホロダイアリーを手に入れるとズィロを撃ち殺した。彼女はズィロの愛人だったが、今では賞金稼ぎとしてジャバ・ザ・ハットに雇われていたのである。ベインが墓地に到着した時、スヌートルズは既に姿を消していた。間もなくケノービとヴォスもテスに到着し、ズィロの死体の前でベインと対面した。ベインはハットを殺したのは自分ではないと説明したが、元老院人質事件で共和国のお尋ね者になっていたため、ジェダイ・マスターたちとの戦いは避けられなかった。[4]

ベインはテスの岩山を飛び移りながらジェダイにブラスターを連射し、ボーラをヴォスの脚にからませて時間を稼いだ。ベインはヴォスを追い詰めたが、止めを刺す直前でケノービに邪魔され、ブラスター・ピストルを2丁とも失ってしまった。彼はトド360が奪ってきたヴォスのライトセーバーを使って応戦し、手首に仕込んだ装置でジェダイ・マスターに電流を浴びせた。戦場に戻ってきたヴォスがケノービの窮地を救い、ジェット・ブーツで逃げようとするベインに空中で殴り掛かったが、賞金稼ぎはすぐに体勢を立て直し、火炎放射器でジェダイを追い払った。ベインとトド360は<ザナドゥ・ブラッド>を駐機した場所まで退却し、2人のジェダイを置いてテスから飛び去った。[4]

最高議長誘拐計画

モラロ・エヴァル救出

「ジェダイを狙撃銃で殺すなんてのは、腰抜け野郎のすることよ」
―キャド・ベイン[出典]

クローン戦争中、キャド・ベインはシーズン毎に計算される獲得賞金数でキューゾエンボを抑え第1位になった。[9] この頃、ベインはドゥークー伯爵のために働く犯罪計画者モラロ・エヴァルから、共和国刑務所からの脱出を手伝ってほしいと依頼された。彼は司法局拘留センターの囚人になり、エヴァルの脱獄計画を練った。一方、ジェダイ評議会はエヴァルによるパルパティーン最高誘拐計画が既に動き始めていることを知り、オビ=ワン・ケノービを刑務所に潜入させ、詳細な情報を手に入れようとした。ケノービは表向きにはコンコード・ドーンの狙撃手ラコ・ハーディーンに暗殺されたことになり、彼自身がハーディーンに変装して刑務所に収監された。エヴァルは“ジェダイ殺し”という鳴物入りでやって来たハーディーンを気にったが、ベインは警戒心を緩めなかった。[10]

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共和国拘留センターからの脱獄を試みるエヴァル、ベイン、ハーディーンに変装したケノービ

刑務所の食事時間、ベインは囚人のボバ・フェット少年(彼は同業者ジャンゴ・フェットの息子だった)を利用し、刑務所の暴動を扇動した。ベインとエヴァルは暴動が鎮まるまでコルサント・ガードから身を隠し、成り行き上仕方なく“ハーディーン”を脱獄仲間に受け入れた。ジェダイはあえてエヴァルを脱獄させることで誘拐計画の全貌を知ろうと考えていた。ベインの計画に従い、3人は先ほどの暴動で死んだ囚人の棺に潜り込んで監房区画から脱出した。火葬場のクローン技術者を倒した後、3人はポリス・スピーダーを盗んで脱獄に成功した。彼らは市街地でクオレンの所有者からHCT-2001ドラゴンボート級ルジョー905貨物船を奪い、コルサントを後にした。ケノービ扮するラコ・ハーディーンは脱獄に一役買ったが、ベインは彼がクローンの技術者を殺すのをためらったことに腹を立てた。[10]

共和国の追跡を阻止するため、オビ=ワン・ケノービは貨物船をナル・ハッタの沼地に不時着させた。彼らはビルバウサバザーを訪れ、パブロの質屋で新しい装備(帽子含む)を手に入れた。ベインは軽口を叩いた店の主人パブロを脅しつけ、パブロや彼のトワイレックパートナーに恨まれることになった。その後、ベインはケノービに宇宙船の購入を命じ、エヴァルと共に武器の調達に向かった。“ハーディーン”に対して苛立ちを募らせていたベインは、船を手に入れたら彼をナル・ハッタに置き去りにするつもりだった。ケノービがビスの商人からYV-666軽貨物船を購入した後、パブロのパートナーの通報でハット当局のガモーリアン・ガードが離着陸場に詰め寄せた。ベインとエヴァルはケノービを見捨てて船に乗り込み、ハットの手下から逃げ去った。[11]

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スカイウォーカーとの戦い

しかし、あらかじめ貨物船に発信器を取り付けていたケノービは、追跡に必要な周波数をハット当局に密告した。YV-666を当局のHH-87スターホッパーに撃墜され、止むを得ずビルバウサの街に戻ったベインとエヴァルは、酒場でくつろぐケノービに出迎えられた。ベインはケノービに掴みかかったが、ナル・ハッタから出たければ自分を仲間に入れるしかないという主張をしぶしぶ受け入れた。ベインとエヴァルはケノービが購入したラグジュアリー3000スペース・ヨットに乗り込み、ようやくナル・ハッタから離れることができた。[11]

ベインたちはスペース・ヨットの燃料補給のために惑星オロンディアステーションに立ち寄ったが、そこでアナキン・スカイウォーカーとアソーカ・タノの乗るT-6シャトルに追いつかれた。ジェダイ評議会の陰謀を知らないスカイウォーカーとタノは、“ラコ・ハーディーン”がケノービを殺した犯人だと思い込んでいた。スカイウォーカーがヨットの上に飛び乗ると、ベインはコックピットから出てジェダイ・ナイトを迎え撃った。ケノービはヨットをT-1シャトルに衝突させ、両機を地上に不時着させた後、ベインやエヴァルを欺き通すためスカイウォーカーをノックアウトした。3人はタノとスカイウォーカーを残して再びヨットに乗り込み、オロンディアを後にした。[11]

ボックスのコンテスト

「請け負った仕事は片づけた。さらにとなりゃ、3倍もらうぜ」
「保障しよう。生き残ればそれにふさわしいものが得られると」
―キャド・ベインとドゥークー伯爵[出典]
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ボックスへ向かう賞金稼ぎたち

ベイン、ケノービ、エヴァルは惑星セレノーにあるドゥークー伯爵の宮殿に到着した。ベインはドゥークーにエヴァル救出の報酬を求めたが、伯爵は追加の頼みを引き受ければ3倍の報酬を支払うと申し出た。ドゥークー伯爵はエヴァルが設計した巨大施設「ボックス」を使い、パルパティーン最高議長誘拐計画に参加する腕利きの賞金稼ぎを選別しようとしていた。伯爵はベインと“ラコ・ハーディーン”(飛び入り参加)の他に、計10名の賞金稼ぎを集めていた。ドゥークーのテストが始まる直前、ベインはアイソリアンの賞金稼ぎバルドゥーガに撃ち合いをふっかけて勝利し、彼の帽子を奪った。その後、ベイン、ケノービ、エンボ、ウィークウェイ海賊キーラ・スワン[12]パーワンの“エクスターミネイター”ことデローン、“辺境の処刑人”ことシクスタット、ローディアンのジャコーリ、バルドゥーガの兄オンカ、女フレンクトワジ、ホログラム変装の発明者シンリッチセルカスマントゥは、ドゥークー伯爵とエヴァルからボックスに関する説明を受けた。賞金稼ぎたちは武器をボックスの外に残し、ボックス内に仕掛けられた罠を生き残るよう命じられた。[9]

ボックスのファースト・ステージは、毒ガスが蔓延した部屋からの脱出だった。ケノービが脱出口を発見したおかげで、賞金稼ぎは全員最初のステージをクリアすることができた。次のステージでは、四方の壁から突き出すレーザーの刃が賞金稼ぎたちを襲った。オンカ、キーラ・スワン、シンリッチがこのステージで命を落としたが、ベインたちはケノービの後を追って天井のシャフトにたどり着いた。次の部屋では、レイ・シールドの壁がゆっくりとベインたちを取り囲んだ。シールド解除に必要な電解血清はひとつしかなく、ベインはそれを使おうとしたデローンを止めたが、ケノービはパーワン種族ならば血清に耐性があると保証した。彼の言葉は正しく、ジャコーリとマントゥを除く全員が次のステージへ進むことができた。[9]

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ハーディーンに扮したケノービを救うベイン

最終ステージに到着した賞金稼ぎたちは、スナイパー・ライフルを1丁与えられ、的を正確に撃ちぬくよう命じられた。最初にライフルを手にしたシクスタットは、3発目を外して眼下のの海に落とされた。2人目の挑戦者であるケノービは全ての弾を命中させたが、エヴァルはケノービがドゥークー伯爵に気に入られ始めたことに腹を立て、彼を無理やり火の中に落とそうとした。しかし、ベインはエヴァルの卑怯なやり方を嫌い、ウィップ・コードでケノービの命を救った。その後、ケノービは一対一の肉弾戦でエヴァルを破ったが、止めを刺さなかったことでドゥークーに失望された。ドゥークーは最終ステージまで生き残ったベイン、ケノービ、エンボ、トワジ、デローンを議長誘拐計画に参加させることに決め、エヴァルではなくベインをチームのリーダーに指名した。賞金稼ぎたちは翌日に行われるナブーの光の祭典でパルパティーン議長を誘拐するよう言い渡された。[9]

ナブーの祭典

「ケノービか。気づくべきだったぜ。最初からどこかうさん臭え奴だと思てったんだ」
「ああ、ベイン。お前と一緒にいても息が詰まるだけだった」
「なんだと、このジェダイ野郎! 今度会う時は覚悟してな」
「なかなか楽しい男だ」
―キャド・ベインとオビ=ワン・ケノービ[出典]
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議長暗殺計画の作戦会議

ベインたちには知らされていなかったが、賞金稼ぎによる光の祭典襲撃計画は、ドゥークーが自ら行う誘拐作戦の陽動でしかなかった。ドゥークーは賞金稼ぎを囮にしてジェダイ・オーダーを油断させ、警戒が緩んだ隙に議長を連れ去るつもりだったのである。伯爵の意図を知らないまま、賞金稼ぎはナブーの首都シードで倉庫を制圧し、作戦開始に向けた会議を行った。チームのリーダーであるベインは全員が果たすべき役割を説明し、シャドウ・ホログラムを起動してメンバーをセネト・ガードに変装させた。[13]

その夜、シード宮殿の屋外で光の祭典が始まり、パルパティーン議長はシールドに保護された演壇でスピーチを行った。ベインは偽造ホログラムでニモーディアンの代表団メンバーに化け、ニーユートニー女王シオ・ビブル首相、パドメ・アミダラ議員、ジン・ポールネス議員らと共に議長の演説を見守った。最初の花火が打ち上げられた直後、デローンがシールド発生装置を爆破し、壇上は混乱に陥った。セネト・ガードに化けた賞金稼ぎたちは、シャドウ・ホログラムの映像を変更することでして気絶した最高議長と入れ替わった。スカイウォーカーやメイス・ウィンドゥが囮役のエンボやトワジと戦っている隙に、ベインは本物のパルパティーン議長をモラロ・エヴァルのスピーダーに乗せて連れ去った。スナイパー・ライフルのスコープで全体の成り行きを見守っていたケノービは、議長の行き先をウィンドゥに報告し、一足先にベインのスピーダーを追った。[13]

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ジェダイに捕えられたエヴァルとベイン

ベインとエヴァルは合流地点でハーディーンに変装したケノービと落ち合ったが、ドゥークー伯爵は一向に姿を現さなかった。ベインはドゥークーの裏切りに気付き、自分たちだけでパルパティーンの身代金を手に入れようと考えた。ベインとエヴァルは最高議長の処遇を巡ってケノービと争いになり、短い対決の末、敗北した。間もなくスカイウォーカーとウィンドゥが現場に駆けつけ、エヴァルとベインを拘束した。ラコ・ハーディーンの正体がケノービだったことを知ったベインは、クローン・トルーパーに連行されながら悪態を吐いた。ベインたちが逮捕された後、ドゥークー伯爵は本当の誘拐計画を開始したが、スカイウォーカーとケノービの妨害に遭って失敗に終わった。[13]

個性と特徴

キャド・ベインはデュロス種族の男性で、肌は青く、目は赤かった。全盛期のベインは銀河系で最も有能な賞金稼ぎとして評価され、シス卿ダース・シディアスやドゥークー伯爵といった大物を顧客にしていた。[3] ベインは冷酷な性格で、適切な報酬が支払われさえすればどんな獲物でも相手にした。ベインは多様な武器と仲間を携え、必要とあれば文字通り銀河の端まで標的を追い詰めた。[14]

装備

キャド・ベインは賞金稼ぎの仕事用に様々な武器や装備を身に着けていた。彼は自分用に改造を加えたブラステック・インダストリーズ社LL-30ブラスター・ピストル2丁を使いこなし[3]、手首には火炎放射器やケーブル・ランチャー、コンタクト・スタン装置、コントロール機器を内蔵した特注のガントレットを着けていた。[3][14] また、彼は敵の体に絡ませる投擲武器ボーラを携帯していた。[4] ベインはあらゆる状況を想定して酸素供給用チューブやロケット・ブーツを身に着けていた。[14]

登場作品

参考資料

脚注

他の言語

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